2004年02月20日
XML
カテゴリ: 旅行生活
しばらくまた働き詰めだったので、代休を取って、家族で和歌山の白浜に1泊旅行に出かけた。
「三段壁」 という飛び降り自殺の名所があり、かつて高校時代の同級生が受験に失敗して傷心の一人旅に出かけ、この三段壁に立ち寄った結果、なんと自殺した若い女性の自縛霊にとりつかれてエライ目にあったというのを聞いていたので、なかなか足が向かなかったのだ。

今回の旅行は、白浜にある「 アドベンチャーワールド (陸と海の動物を集めたテーマパーク)」に行き、生まれたばかりのパンダの赤ちゃんを見て、妻の念願の温泉に入る、というのが主旨である。(もちろん、三段壁には行かない)
西宮の自宅を出て、ほぼ3時間で白浜に到着し、ホテルのチェックインまでにはまだ時間があったので、早速「アドベンチャーワールド」へ突入する。
大人1名3,500円。結構取るのね、と思いながら入園すると、中は予想以上にスケールがデカくて、これじゃあしょうがないなと妙に納得する。野生動物が半放し飼い状態にされている広い敷地の中を、サファリカーに乗って巡るツアーに出かけ、シマウマだのライオンだのトラだのクマだのを初めて至近距離で見たムスメは、恐怖におののきながらも興味津々で、たいそうご満悦の様子であった。

サファリツアーを終え、いよいよパンダの親子を見に行く。パンダ一家の住まいである「パンダランド」に足を踏み入れると、やはりパンダ親子の前は人だかりがしている。よし我々も近づこう、と思って進んでいくと、「ん?」入り口の横にさりげなく置かれた透明なケースが展示されているのに気付いた。よく見ると、ちょうどサツマイモぐらいのサイズの「パンダの糞」がその透明ケースに入っていて、『パンダのうんちです。臭ってみよう!』と書いてある。ケースにはちょうど駅の緑の窓口のように丸い穴がいくつも開いていて、その隙間からパンダのうんちのニオイを嗅げということのようだ。
なんでわざわざパンダのクソのニオイなんぞ嗅がなければイカンのかと一瞬むっとしたものの、いやこれは 日記のネタ
仕方がないので、自分で嗅いでみる。くんくんくん。

うんち
おっ、これは…こ、香ばしい(笑)。よく見ると色も上品な「もえぎ色」で、雅(みやび)な感じの草のアロマが心の中をじわりと癒してくれる芳香とでも言おうか。まったくクサくないのだ。
うーむ、決めた、白浜のお土産はコレだ。 (売っていませんね…)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004年02月27日 00時20分12秒
コメント(10) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

郡山ハルジ @ 出たな真打 どんとが死んで中島らもが死んで、ちょっ…
放浪の達人 @ Re:ヒッピーに捧ぐ(05/03) 心斎橋さんが生きてたことにビックリしま…
トイモイ @ ぼくが ひそかに、むすめに絵を教えたのがばれた…
郡山ハルジ @ Re:ドクター・パッチを知ってるかい(02/04) 親に隠れてドクタートイモイのブログを見…
心斎橋ワタル @ Re[1]:恐るべき老人たち(02/03) ナッチ(*^-^)さん >インドから続きを何…

カレンダー


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: