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「ハロー、わたしアメリカ人」(初対面でそんなこと言う奴おらんやろ普通)
ロックガーデンに続き、次に行ったのが「ローズガーデン」。岩の次は薔薇である。ここもツーリストオフィスで一応見るべしと言われていたのだが、こっちはロックガーデンのような趣向を凝らした作りにはなっておらず、スケールは大きいが、ただただ広大な芝生の庭があるだけで、肝心のバラは申し訳程度に所々チョロチョロ咲いているだけ。しかも日陰が一切なく、すでにロックガーデンで予想以上に体力を使ってしまったので、ここは早々に撤退。暑い暑い。汗まみれ。
もう帰っても良かったのだが、リクシャーマンに訊くと近くにパンジャーブ大学があるというので、ちょっとだけキャンパスに潜入してみる。広い校内をオートリクシャーで優雅に走り回りながら芝生やベンチにたむろする学生達に手を振り、最後に学生の溜まり場になっている「学生会館」に行く。これはコルビュジエの作ではないが、チャンディーガルの建築の見所のひとつとしてあげられている。円柱形の建物の外周を螺旋階段が巡るという作りになっていて、見た目は昔のロシアSF映画のセットみたいでなかなか味わいがある。それにしても暑い暑い。
たまらず外に飛び出すと、宿の敷地内で何かお祭りが始まっていて、すんごい数の人が集まって太鼓やラッパを打ち鳴らして大騒ぎしている。聞くと、この日はインドの神様クリシュナの誕生祭だそうで、インド全土で大騒ぎなのだそうである。そうかそうか、それはよかっためでたいね、と周囲の人々と祝福の握手を交わしながらも、疲れたワタシはとっとと部屋に戻る。が、ちょっとウトウトすると「どっかーん!」。あ、そろそろ終わったかな、と思ったら「どんがらがっしゃーん!ぷぺぷぺぽぴぴー!」と、どんちゃん騒ぎは明け方まで続くのであった。<続>20年目の印度再訪記<番外編2> 2007年09月16日 コメント(9)
20年目の印度再訪記<番外編1> 2007年09月15日 コメント(14)
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