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ヒーローのなれの果て---------------。
ちょっと鳥肌ものだったよ、今回のオチは。
なんつーか、ヒーローもやっぱ人間なんだと、思わず納得というか、すごいこと考えるなぁと感心。
奥が深いです、タイバニ!!
母親への暴力を止めるため、ユーリ少年は必死に父親を止めるけど・・・体力では敵わない。
その時、ユーリはNEXTの力を使い、それを阻止。
炎が父を燃やす------------。
そんな過去を思い出していたユーリ。
ヒーローTVでは、今まさに歴代のヒーロー・レジェンドの獲得ポイントをバニーが塗り替えようとしていた。
その名前を聞き、動揺を隠せないユーリ。
犯人を追う虎徹とバニーの前に現れたのは・・・ルナティック。
だが、ルナティックは虎徹の攻撃をかわしただけで、あっさり退避。
何故?
だが、ルナティックに攻撃を仕掛けようとした虎徹のハンドレッドパワーがまたも予想より早く停止してしまったのだ!!
おかげで空振り。
でも、ルナティックが退避してくれたことで、どうやら何事もなかったようですが・・・。
その間にもちろんバニーは犯人逮捕♪
これでついにレジェンドの記録を塗り替えた形になったのだ!!
すぐさま開かれる祝賀会。
マーベリックの挨拶では、レジェンドのように亡くなる最後までヒーローであってほしいと、これからも記録を作り続けて欲しいといわれ、はにかむバニー。
だが、そんな華やかなパーティを抜け出す虎徹。
それに気づいたバニーはテラスへ出た虎徹を追うことに。
しっかり見てるなぁ♪(にやり
)
主役がぬけてもいいのかと言う虎徹に構わないと返すバニー。
この記録達成はひとりでは無理だった。
「虎徹さんのアシストがあってこそです」
ぎゃ~~~っす!!![]()
でも、マーベリックが嬉しそうなのを見て虎徹もほっとする。
彼はヒーロー界の父親のような存在だから。
どうやら実際の所も、バニーにとってマーベリックは父親代わりのようなものだったよう。
忙しい両親の代わりに、両親の幼馴染みのマーベリックはいつも相手をしてくれたよう。
あの日も----------。
そして、事件後彼に引き取られ、息子のように育ててくれたよう。
そして、ヒーローとして後押ししてくれたのだ。
マーベリックがいなければ、今の自分はない。
だから、今のバニーの目標はひとつ。
「マーベリックさんが作り上げたこのヒーロー界を盛り上げて、いつか、マーベリックさんに20年分の恩返しをすること。
それが俺のドリームです」
虎徹にはあるのか?
「うちのチビにかっこいいって言われることだ」
「----------小さいな」
わはは!!
それでもなかなか叶うことはないと苦笑する虎徹。
そう・・・虎徹にはもう時間が残されていないから・・・。
また前回からのハンドレッドパワーのタイマーが3秒縮まったよう。
これではもう隠すのも現界かもしれない----------。
ため息を隠せない虎徹だった・・・。
1分以上縮まったのは辛いなぁ。
ばれるのも時間の問題かもしれない。
どうする虎徹!?
ユーリの過去。
あの日、母親を助けようと発動したNEXTの力。
青い炎が父の腕を焦がすけど、彼はその腕で怒りのままユーリの顔を鷲掴んだのだ!!
そうか、ユーリの顔の傷痕はこれで出来たものだったのね。
結果、 怒りで反撃したユーリーの炎が・・・父の身体を包む。
そして・・・呆然とする母親の目の前で父は息絶えてしまうのだった・・・。
だが、そんな辛い過去には続きがあった。
母親の面倒を見ているユーリ。
だが、その母親、まだ父が生きているかのように振る舞い、話しかけているのだ。
ユーリは冷めた目で 「パパはもういない」
と言うと、突然怒鳴り散らす母。
「全部あんたのせいだろ!!」
父の暴力から母を助けたのは自分。
だが、母親は父をまだ愛していたのだ。
彼は悩んでいただけ、いつかやさしい夫に戻ってくれると信じていたから、息子は夫を殺した殺人鬼に見えているのだろう。
「この死神!!」
あぁ。
これは子供には辛いよなぁ。
それに、少しすごめば怯えて、今度は私を殺すのかとか言われてしまうし・・・。
こりゃユーリが歪むわけが分かったよ。
母親もなぁ・・・。
一方、虎徹は、焦りからかトレーニングもなんだか必死の形相。
そこへベンからの電話を受ける。
そこでベンが教えてくれた衝撃の事実-----------。
NEXTの能力を失うこと。
なんと、 あのレジェンドも能力が減退していたというのだ!!
これには虎徹も驚愕を隠せない。
レジェンドは伝説の記録を打ち立てたヒーロー。
だが、現実はかなり酷いもの。
なんと、犯人を追い詰めるまでは他のヒーローにやらせ、最後の逮捕という美味しいところだけをレジェンドが持って行っていたというのだ!!
ジェイクの記録がなかったのはそのせい。
流石に本人も悩んでいたらしく、酒に溺れていったという。
ベンは悪いことはいわないから、レジェンドのようになる前に、己の身の振り方を考えた方がいいとアドバイスしてくれる。
だが、 虎徹にヒーローをやめろいと言うのか?
このままつづけられるわけがない。
わかってはいる。
それでも虎徹は言ってしまう。
「俺はまだやれます!!」
だって、 やはり虎徹にとってレジェンドはヒーローなのだ。
彼のおかげで自分もヒーローになろうと思ったの原点だから・・・。
そして、ついに明かされたレジェンドの秘密のせいで、悩める青年がもうひとり。
ユーリ。
なんと、 彼はレジェンドの息子でしたか!!![]()
おおっと、そうきたかという感じでしたわ。
ユーリにとって父は憧れで、ヒーローだった。
不正を見てみぬふりをするな。
そう父に教えられてきたユーリ。
「悪をこらしめる強い男になるんだ」
その言葉がユーリの原点。
だが・・・父の力は奪われ、悩み、酒と暴力に溺れるようになっていったのだ・・・。
あぁぁぁ。
なんという過去。
確かにレジェンドがどうしてなくなったのかとか、ヒーローの引退とかってどうなるのかとかは気になってましたが、まさかユーリの父親で、それを殺したのがユーリだったとは。
よくこの設定を考えたよなぁ。
お見事!!
これはうなったわ。
悩める虎徹に聞こえた女性の悲鳴。
どうやら街で問題になっていたレディキラーがまた現れたよう。
そこへエマージェンシーコールが入るけど、取り込み中で向かうことは出来ないと答える虎徹。
だが、犯人は虎徹がヒーローだと分かった瞬間、女性をビルの外へ放り投げたのだ!!
すぐさま後を追いなんとか女性を救出する虎徹。
だが、レディキラーを追ったその時、タイムリミットが訪れてしまう。
あっという間に反撃されてしまい、放り投げられてしまう虎徹。
「一般人すら逮捕できないなら、ヒーローなんかやめちまいな」
その言葉を落ちていく中、聞くしか出来ないのだった・・・。
逃げたレディキラーは次の獲物を追って夜の街に現れていた。
だがそこへ現れたのは・・・ルナティック。
あまりの強さに降参する犯人。
だが、ルナティックはヒーローではない。
「これが私の正義だ」
と容赦なく犯人を殺してしまうのだった-------------。
その頃バニーはしっかり事件解決。
またポイントをあげていた。
そして・・・ゴミ捨て場で目を覚ました虎徹。
どうやらゴミがクッションになって助かったよう。
オーロラビジョンではレディキラーがルナティックに殺されたという報道がなされていた。
今後の身の振り方について考えるときが迫る虎徹。
なんともやり切れない気持ちで、ゴミの上に身体を投げ出すのだった--------------。
なんだか色々容赦ない作品。
でも、すごいわこれ。
本当伏線の張り方が絶妙すぎる!!
虎徹はひとまず実家へ戻ることにすたよう。
能力の事。
誰に最初に相談するのかな?
それを知ったバニーの反応が今から楽しみで仕方ないって~♪
願わくば、救済がどこかであればいいなぁ。
でも、虎徹なら力がなくても、きっとヒーローでいてくれると思う。
さぁて、今後の展開がまた見ものだよね~(^^)
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