音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

2014年01月31日
XML
カテゴリ: 動画紹介




 前回の ドゥ―ビー・ブラザーズ のところでも述べたように、70年代のアメリカにおけるロックの熟成過程が多面的なものであったことは、こういうタイプのアーティストの成功とも関連しているのかもしれません。メキシコ出身でアメリカの音楽界で見事に成功を果たしたカルロス・サンタナ率いるバンド、サンタナの「哀愁のヨーロッパ(Europa (Earth's Cry Heaven's Smile))」です。





 サンタナが“凄いギタリスト”であることは、確かにその通りなのですが、70年代当時の状況を考えれば、南米出身者や中東の歌手、はたまたアフリカ人アーティストなどが認められるのは“果てしない夢”だった時代。例を挙げれば、ユッスー・ンドゥールのような成功は、70年代にはそう簡単に望めなかったのでしょう。

 そんな中、メキシコ出身のカルロス・サンタナは、完全にアメリカ人の土俵に立って、その上で成功したと言えるように思います。その意味では、アメリカでのロック音楽の展開に“乗っかる”というよりも、むしろそれに寄与・貢献したといった感じではないでしょうか。

 こういう“泣きのギター”は、別にサンタナだけではないですが、次の時代のロックを語る上でしばしば欠かせない要素としてお目にかかることを思えば、やはり70年代のロックの進展と切っても切り離せない、そんな中でこの「哀愁のヨーロッパ」は特上の名演奏ということになるのではないかと思います。



[収録アルバム]

Santana / Amigos (1976年)






【当店専用ポイント(楽天ポイントの3倍)+メール便送料無料】サンタナSantana / Amigos (輸入盤CD) (サンタナ)






  次のブログのランキングサイトに参加しています。
  お時間の許す方は、“ぽちっと”クリックで応援をよろしくお願いします!
        ↓           ↓ 

にほんブログ村 音楽ブログ ロックへ 人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2014年01月31日 07時07分28秒
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Free Space

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

にほんブログ村 音楽ブログ ロックへ

にほんブログ村 音楽ブログ ジャズへ

にほんブログ村 音楽ブログ ワールドミュージックへ
      ↑        ↑
ランキングサイトに参加しています。よろしければクリックで応援お願いします!
      ↓        ↓
人気ブログランキングへ



↓相互リンク↓

ちょっと寄り道 [音楽の旅]




Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: