音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

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2014年11月14日
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カテゴリ: 動画紹介




 80年代後半のスティング(Sting)のこの曲で、第5シーズンの締めとしたいと思います。スティングは、80年代前半まではポリス(The Police)での活動で知られますが、1985年にソロ活動を開始して以降、急速にメッセージ性と芸術性を高めていったような気がします。1987年リリースの『ナッシング・ライク・ザ・サン』所収のこの曲、「イングリッシュ・マン・イン・ニューヨーク」(シングルとしては1988年発売)は、そうした側面を如実に示す1曲だったのではないかと思ったりするわけです。





 ブランフォード・マルサリス(ジャズ・サックス奏者で、ウィントン・マルサリスの実兄)がサックスで参加していることでも有名な曲ですが、ロックという枠には特に拘らず、ジャズ系のミュージシャンとも交流しながら、それを吸収するというよりは、元からそれがバックグラウンドの一部であるかのように自然に演じていたという印象があります。

 そんなわけで、そうした方向性の先に位置づけられそうな別の動画をご覧ください。2010年、ベルリンでのライヴの様子で、王立交響楽団との共演の模様です。





 何とも板についているというか、こういうことを自然な感じにやってのけるスティングは素晴らしいと再認識できる映像ではないかと思ったりします。



[収録アルバム]

Sting / Nothing Like the Sun(1987年)






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Last updated  2014年11月18日 20時22分28秒
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