サージ・チャロフ(Serge Chaloff)は、ボストン出身の白人バリトン・サックス奏者。1923年生まれだが、薬物中毒の影響から1957年に33歳の若さでこの世を去っている。そのため、吹込みも決して多くなく、あまり注目されないジャズ・ミュージシャンの一人である。1954年録音の本盤『ザ・フェイブル・オブ・メイべル(The Fable of Mabel)』(手持ち邦盤のカナ表記は『ザ・フェイブル・オブ・メイブル』)は、『ブルー・サージ』(1956年録音)などと並んで、彼の代表作とされる。内容的には、2枚の10インチ盤(『サージ・アンド・ブート』と『ザ・フェイブル・オブ・メイべル』)をカップリングしたもので、1954年の音源が収められている。