ぼたんの花

ぼたんの花

2007/03/05
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調べたら平成11年ということなので、あれからもう八年も経ってしまった。

引っ越してしまった友達と待ち合わせ、


日祭日は、とても混雑している、ということなので会社を早退し、友達と待ち合わせをして


それでも混雑して、寒い中、入場まで一時間以上待たされた。


美術館そのものが、とても小さいので仕方がないけれど、横に六列に並んでも長蛇の列。



現在、国内外で活躍している画家の学生時代に描いた絵を観ることができるとあって


私と同じく会社を早退したか、休暇をとったか、と思われる人が大勢いた。



館内に入ると入場制限もあって、ゆっくりと作品を観ることができたが


予想に反して(?)現在活躍している画家の作品より、


名が世に出ることのなかった人たちの作品に


とても素晴らしいものが多くあった。




まさか戦死した人たちの卒業作品もこんなに多くあるとは思わずに来たのに・・・



そのなかで少女をモデルにした作品があった



たぶん真夏の教室の中だろうと思われる窓際にたって



夏のワンピースを着ていたと思う



少女の目が、しっかりと私を見つめている


その作品の前で 私は動けなかった


涙が出てきた



この作品を描いた方が どれほどこの少女を好きなのか



ということが 作品全体の中から感じられたから



自分の弟や妹、母親を描いた作品もあったように記憶している




一昨年の秋、長野へ行ってきた




長野に移り住んで絵を描いていた友達のお兄さんの




一周忌の法要をするからと



友達に誘われ行ってきた



私は長野へ行くなら無言館へ寄ってみたい


と思っていたが、残念ながら日程と友達との都合がつかず



行く事ができなかった





戦場から妻への絵手紙・・・そんな本の紹介が日記に書かれていたので



・・・・・・・・・思い出した



戦地から738通も絵手紙を妻へ送る・・・・・無念だったでしょう(涙)




http://plaza.rakuten.co.jp/kopanda06/diary/200701280000/


*アドレスが間違えていたようでごめんなさい

貼りなおしました





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Last updated  2007/03/05 11:51:37 PM
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訂正  
ぼたんの花  さん
日記中に貼ったアドレスが間違えていましたので


貼りなおしました


申し訳ありません (2007/03/06 06:26:25 PM)

Re:人を愛するということ(03/05)  
kopanda06  さん
こんばんは。コメント遅れましてすみませんでした。

ご紹介頂き、ありがとうございました。
多くの才能が戦争で失われたのは残念です。
本人の意思に合わない戦争で死を遂げた人は多くあります。
戦争は個人の意思を尊重しない点でも、大きな罪を持っています。

また下記の私の日記も一度ご覧頂くと良いかもしれません。
TV放送の話ですが、再放送を期待します。

http://plaza.rakuten.co.jp/kopanda06/diary/200612310000/

重ねてご紹介ありがとうございました。
またコメント遅れまして、誠にすみませんでした。
(2007/03/07 11:12:47 PM)

一枚の写真  
ぼたんの花  さん
kopanda06さん


私のお気に入りにも貼っている森住さんの写真もいいですよ
http://www.morizumi-pj.com/


どんなに理屈を並べても一枚の写真には かなわないなーと思うことは多々あります。


逆にそのインパクトが強いがために”映像”というかたちのプロパガンダに左右されてしまう、戦争が始まってしまう、ということも残念ですがありますね。

アメリカは映画や映像に訴えることが多いですが、流れる画像には強いですが、写真というと止まった映像は苦手のようです。


もう廃刊になってしまいましたが、銀行に行くとアサヒグラフという写真の雑誌がありました。

この中で今でも覚えているのが、ダムに沈められる山並み、町、人を写した写真と、米軍機が民家に墜落し、幼い子供二人を亡くした母親の写真です。

一年以上酷いやけどで苦しみ、自分の子供が死んだことを一年後に知らされ、その一年後の葬儀に出席を拒み家の窓から葬儀を見ている母親の顔、、、、今でもはっきりと覚えています。


あういう報道写真を撮り続ける人は、写真家が亡くなってもその心は、ずっと人の心の中に行き続けますね。

(2007/03/08 12:50:53 PM)

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