書評日記  パペッティア通信

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Nov 9, 2007
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カテゴリ: 政治
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読売新聞の記事は他新聞と比べて一番まともではないだろうか?
売りにくる販売勧誘員は「日本一の新聞」の自負を持っていて、
はじめてのお宅に訪問に出向いても、押売のような真似はしない。
従来型の一国平和主義に批判を加え憲法草案をつくっても、
米国や中国との協調を主張してやまない。
慰霊を靖国神社にもとめる遺族たちの思いを政治に利用してきた
安倍晋三などの極右政治家の靖国参拝を批判してきたのだ。
夫婦・家族を扱う家庭欄を中心として、読売新聞は
ナイーブなフェミニズムに反対してきた。

恒常化しつつあるグローバル資本主義の中で、「株式の
売買で濡れ手に粟」流の拝金主義に警鐘を鳴らしてきた。
国益を第一に考えているだけではない。
ゴア前副大統領などが重視してきた環境問題においても、
ミーイズムを否定し、つねに国家社会のことを優先させてきた。
売上げ・部数世界一の新聞であるのは、当然だろう。
新しい「与党過半数割れ」の政治状況が参議院選後に出現したとき、
聞けば、小沢代表・福田首相に大連立を持ちかけたというではないか。
なんという憂国の志士であろうか。
のんきに政治抗争に励む政治家が、永田町界隈にあふれる中
で、渡辺恒雄主筆の志は、国家国民のための政治にある。

買物券・巨人戦チケットによる拡販活動で誤魔化されるのは、
運命とはいえ「悲運のジャーナリスト」というしかない。北朝鮮の
動向が不鮮明で中国が台頭している現在、特措法反対を
推し進める参議院野党勢力は、狂気の沙汰としか言い様が無い。
進軍ラッパをもう一度聞きたいのか?













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Last updated  Nov 9, 2007 09:37:58 PM
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