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2008年05月14日
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カテゴリ: マクロ経済学
「マクロ経済学」の影響について、続きです。

多くの方々が関心があり、私に届く読者からのお便りで一番多い、恋愛と結婚の悩みについて、「マクロ経済学」を結びつけて応用して書いてみます。


「マクロ経済学」の、ちょっと先の将来をシュミレーションして予測する手法です。




3で書きました、

「自分にも彼にも社会的に機会均等(教育・雇用)」

「フィフティー・フィフティーの対等の関係」

「自分のやりたい勉強や仕事はやること」

「男性にぶら下がって依存して生きていかない人生プランを立てること」

「ペンにくっついているキャップ(従属物)にならないこと」






これは、パートナーとの関係を深めて、お互いに人間として尊重しあえて(ここポイント!)、お互いに掛け替えのない存在となり、自然に長続きできる秘けつなのです。


これに気をつけると、女性というものは、パートナーの男性から大切に扱ってもらえるようになります。




これは、どういうことか、なぜなのか? というと、「理にかなった」「王道」だからなのです。

「宇宙から観て理にかなっている」ということです。

「マクロ」な視点で考えるとすぐ分かることです。




しかし、ほとんどの女性は、白馬に乗った王子様を夢見ていて、

「いつかいい男性を見つけて、その男性にくっついて、ぶら下がって、依存して、男性の従属物(ペンにくっついているキャップ)として生きていこう、それが一番楽そうだから」

などと考えている女性が圧倒的に多い様子です。びっくりするくらいに多いのです。




これは、特に日本の、幼い頃からの女性に対する教育のせいなのかもしれませんね。




このような価値観と考え方を無意識に持っていると、「人間としての自分の価値」を下げてしまっていることと同じなのです。

ペンにくっついているキャップ、従属物に自分から成り下がってしまおうとする意識が問題なのです。






あなたは、「人間として生きたい(ペン)」のか、「女として男に依存して生きたい(キャップ)」のか?

そのどちらの価値観を持っているかによって、生き方の選択も変わります。




まだ結婚を考える前の10代の頃にでも、ちょっとシュミレーションしてみると分かることです。


「キャップ」としてくっついて依存する人生を選ぶなら、「女性としての機能」「子供を産むこと」「若さ!」これが武器になります。


もし「キャップ」になりたいなら、「若さ」がないと無理でしょうし、この作戦で結婚しようとする女性は、遅くとも25歳までくらいにはしておくようにするとなんとかゲットできるでしょう。





「キャップ」になれたとして、楽をできたなと思っても、最初のうちはいいでしょう。




・・・しかし、もっともっと、人生の先のほうをシュミレーションしてみてください。




どこまでいっても、「キャップ」は「キャップ」でしかないのです。

「キャップ」は、無くても別に困らない、ということなのです。

(「ボールペン」には、「キャップ」は無くても困らないです。)




これはどういうことかと言うと、パートナーの心の奥底では何が起こるかというと、

「あ~あ、コイツは、もし俺と同じような条件の男性であれば、別に俺と結婚しなくても誰でも良かったんだろうなあ。どうせ誰でも良かったんだろう・・・」

というような気持ちが無意識で、いつもいつももたげてきてしまうようになります。

お互いに、このように無意識で考えてしまうようになりがちです。




そして、「どうせ誰でも良かったんだろう?」と思っているパートナーからは結局、女性として大事にされなくなっていき、年月と共に、冷え切った関係になっていきがちです。

そして、ささくれだった空気が流れるようになってしまいます。




すると、「キャップ」の中には、そのささくれだった関係を耐えながら、また再び、「白馬に乗った違う王子様」を夢見るようになってしまうのです。

「別の白馬の王子様が来ないかなあ? どこかにいないかなあ? 私は、また別の「キャップ」になりたい!」

みたいに無意識で思うようになってしまうのです。不倫願望とか、再婚願望ですね。




・・・これは、近代経済学以前の女性の考え方は、みんなこんな感じで生きていたのじゃないかなあと想像しています。世界中、昔はこういう女性が多かったような気がします。




しかし、近代経済学以降、ケインズが出てきて、「マクロ経済学」も変わってきたら、だんだん世の中も変わっていきました。




「自分にも彼にも社会的に機会均等(教育・雇用)」

「フィフティー・フィフティーの対等の関係」

という男女の関係です。




これは、女性も男性の従属物の「キャップ」になり下がらずに、同じ「ペン」として生きるという考え方です。




「ペン」でいながら、女性としてパートナーと共に長い年月を過ごして信頼関係を築き、生きていくこともできるような時代になりました。
 ありがたいことですね。




「ペン」は「キャップ」ではないので、「ペン」として女性としてパートナーに大切に扱ってもらえば、「ペン」には「キャップ」にはない独自の個性と専門性があるので、お互いに尊敬&尊重しあえる関係が続くのです。




それが、ピチピチの時期からずっと長続きできていれば、なおさらより良いと思います。




これが、「掛け替えがない」女性として男性に長く大切に扱ってもらえる、長続きする幸せな道の1つといえると思います。

単なる「キャップ」なら取替えが効くけれど、「ペン」本体なら他と取替えが効かないからなのです。

シュミレーションしてみれば想像がつくし、分かります。




私は、「マクロ経済学」の影響を受けたこのような視点があったので、今まで恋愛や結婚で悩んでいる女性には、このような、「キャップになるな、依存するな」というアドバイスをし続けてきました。

今はもう21世紀なのです。


続きは次回!





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最終更新日  2008年05月16日 04時19分37秒
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