ドラゴン・龍平

ドラゴン・龍平

2015.01.21
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
内的障害を克服してきた人と、障害がなかった人との違い。テレビのインタビューなどでは、優秀なコーチほど「選手が頑張ってくれた」と謙虚な言葉を語るものです。優秀な選手に対して「私がこの選手を育てたんだ」と思うコーチほど、成績の振るわない選手に対しては「この選手に資質がない」「やる気がない」と無意識に思っている場合が多いのではないでしょうか。

なぜ選手として優秀な人は、コーチとしてはうまくいかない場合が多いのでしょう。
簡単に言うと、コーチが選手の立場になっていないからです。またコーチは一般に自分のできなかったことを人に押し付ける傾向があると言われています。

たとえば、現役時代ホームランバッターだった野球選手は、コーチになると「一発を狙っていては駄目だ。バントでもいいから小さなヒットを狙え」と指示します。またヒットを数多く量産したタイプの人がコーチになると「ヒットなんかいくら打っても、みみっちいものだ。男なら豪快なホームランを打つべし」となります。

こういうコーチは、まず相手の立場を理解して、相手が何を考え、何を感じ、何をしたいと思っているかを考えてみることが重要でしょう。

私たちの能力を封じ込める無気力感や恐れといった内的障害をよく知り、少しずつでもそれを克服してきた体験のある人は、コーチングのあかで、それらを克服するための会話をすることができます。しかし、自分自身に自然と備わっている力を発揮しているだけの人は、内的障害を克服してきた人に比べると、行き届いたコーチングはできないのです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2015.01.21 17:21:48
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: