俺が少年時代を過ごした 千里ニュータウン は高齢化の進んだシルバータウンになってしまったと聞くっす。都市部より地方の方から高齢化は進んでいると思うけど、当然のように都市も、ばあちゃんじいちゃんばかりになっていくっすよね。この前、4時間スペシャルという空前の最終回で終わった金八先生の桜中学のロケ地も廃校が決まったらしい。子供は減る。若者が減る。
この先、日本は体が動かない大量の老人とわずかな若者だけになっていくすかね。そんな日本の未来に絶望する若者たちは誰も子供を作らないっすからね。悪循環っす

街中で子供を発見して
｢あ　子供だ！超レアだ！メズい！｣
なんて口々に叫ぶ老人たち。こんな世の中もすぐそこっすかね。

若い時はとても重要であたり前の事に気がつかないっす。それは
誰でも ものすごい スピード で 歳をとって いくって事っすよ。
だから、俺はおばさんやおじさんの感覚を馬鹿にする若者を決してとがめたりできねーっす。だって俺も気がつかないうちにおじさんになっちまったっすからね。

俺もほんのちょっと前まで自分を若者と思ってた気がするっす。そして、自分が歳をとるなんて、夢にも思わなかったっすよ。そしてもう俺も老人と呼ばれる日が本当に目の前に来てしまったって事っす。

ほとんどの苦しい現実は、努力や運でカバーできるから、決して 絶望 する必要がないと思うっす。だからどんな現実も自覚して対処する必要があると思うっすよ。俺みたいに夢食って生きている人種も、ほとんどの部分はリアリストであるべきだと思うっす。リアルを対処するから夢も見れるっすよね。リアルを対処する気がなくなったら、夢は絶望に変わっていくだけっすよ。
でも時間の流れという現実は、どうしようもならない上にすごく受け入れにくいんすよね。時間は過ぎ去ってみて初めてリアルとなるわけっすから、こうしているうちにもどんどん時間は流れ去っていってるのに、まさか タイムリミット がすぐやってくるなんて夢にも思わない。

逆にいうと対処不可能なんだから、あせる必要もないって事っす。だってあせるって事は何か解決しようとしてるって事でしょ。時間だけは誰にも解決できない。有史始まって以来の天才が二人とも理論どまりで解決できなかったんすから、無理すぎっすｗ

俺はひとつの 糸口 にたどりつこうとしてるっす。歳をとることを悲しい事、死を絶望と考えているからいけないのであって、老人になることを嬉しい事だと考えれば、毎日を絶望に振り回されなくて済む気がするっす。どうしたら、そう考えられるか　というところにはいたってないですが、自分は45歳になったら、こんな人になっていよう。52歳ではこんな人に、そしてこんな74歳になっていたい。って目標を定めるのもひとつの手だと思ったっす。それはその年齢の自分のかっこいいと思うタレントさんを目標にしてもいいわけっすよね。でも年齢はなるべく具体的に想定して、その理想に近づく努力をする必要は不可欠っすよ。だいたい35歳頃には～なんて抽象的なのは、駄目なんすよ。なにしろ夢じゃなくて目標なんだから、 達成 しないとなんの意味もないっす。