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この採集記の更新を楽しみにしてくれている、全国3万8千のヒラタクワガタ愛好家の皆さん。お久しぶりです。バーニーです。去年から腰痛に悩まされており、採集に行くのもしんどいのですが、ヒラタネットの多数の愛読者から、採集記の更新を促すメールがちょいちょいきます。面倒臭えから返信はまったくしないのですが、ご要望にはお応えしたいと思います。やっぱり一年に一度くらいは行かないとね!つうことで今年も来ちゃったぜ多摩川河川敷。さあ、皆さんが待ちに待った採集記だ。カブクワカキコ界NO1と評されるおもしろカキコで、どうでもいいような話をわざと大袈裟に書いてやるから読めやゴルァ!ちょうどサッカーのワールドカップ開催期ということもあるから、その辺のネタに絡めて書き進めてみましょう。まず、採集同行者はヒラタ採集プロのツインズさん。もう一人は日頃お世話になってる会社の同僚で、クワガタ大好きのHさんだ。Hさんは子供の頃以来のクワガタ採集にぜひ参加してみたいと言うことで、今回の採集に同行することになった。ところでサッカーでも採集でも、何だってそうだが、「戦略」というのは大事だ。戦略がコロコロ変わってブレまくる、どこかの国の某岡田監督と違って、オレっちの戦略は明確でハッキリしている。戦略1 自分じゃ採れない。探せない。ツインズさんに採ってもらう。この方針でまったくブレはない。とにかく人に頼る。他力本願採集だ。もうひとつ戦略がある。戦略2 自分じゃ掻き出せない。落ちてるヤツを拾う。手先が不器用で掻き出し棒を上手く使えないので、たまに樹の根元に落ちてるチビヒラタとか、そういうこぼれ球を拾う。さあ、採集開始だ。藪を掻き分けて進むツインズさんの後ろを付いて行った。ツインズさんが樹をチェックしている間に、いちおう自分でも他の樹の洞を覗きこむ。これはいい洞だな。隙間からクワの黒い体も見えている。ヒラタ内定だろう。そう思ってピンセットを差し込んで、黒い物体を引っこ抜くと…。あ、コクワ…。(T-T)(T-T)(T-T)毎度恒例のお約束パターン。まずはコクワから入る。一発目のシュートは大きく枠を外れたようだ。ここでいきなりカブクワ界の強さランク付けをしてみよう。ワールドカップの歴史と実績に基づいたランク付けだ。・オオクワガタ…ブラジル・カブトムシ…ドイツ、イタリア・ヒラタクワガタ…アルゼンチン、フランス・ノコギリクワガタ…イングランド、オランダ・ミヤマクワガタ…スペイン、ウルグアイ・イトノコ(ノコギリクワガタ小)…韓国、ガーナ・コクワガタ…日本←洞に引きこもる守備だけで攻撃力まるでなし。・カナブン…北朝鮮そう、日本はコクワ=雑魚。弱小コクワはいらねえ。オレっちが欲しいのはアルゼンチンだぞゴルァ。「あ、なんかたくさんいますよ!」Hさんがいきなり叫ぶ。群れるカナブンと、カナブンより小さいコクワの♀。北朝鮮と日本はいらねえって!「あ、ヒラタいました!」またHさんが叫ぶ。(な、なにぃ!?ヒラタ!)Hさんは洞をペンライトで覗きこんで、捕獲体制に入った。「よし!ヒラタGETしました!」「えーっ!?」すみません。それコクワです…。(しかも符節取れの欠品)「あ、今度はヒラタかも!」違うし。コクワだし…。日本だし。「これはヒラタでしょう!」それはチビコクだゴルァァァ!!(J2レベル)Hさんはまた何かを捕まえて懲りずに叫ぶ。「これはヒラタですね!」嘘だね。どうせヒラタじゃないね。お相撲さんたちだってヒラタじゃないほうにお金を賭けると思いますよ。ほらやっぱり。それはイトノコと申します。ノコギリクワガタのできそこないです。あぃ・。・どうやらこの人は「持ってない」ようだ。たぶんそうじゃないかとは思っていたが、役立たずである事が判明した。つうか子供昆虫図鑑でもしっかり読み返してから採集に参加してくれ。「洞には入ってないようですね。根元を掘ってみましょう」ツインズさんは戦略を変えていきなり樹の根元を掘り始めた。「いました。ヒラタです!」GOOL!!!!!アルゼンチン キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!見てくれ、この黒光りする馬体。これぞまさにヒラタクワガタ!「持っている人」が掘れば、ちゃんとヒラタが出てくるんだな。ツインズさんはその後も、あちこちの樹の根元を掘り続ける。またGOOL!!!!!アルゼンチン キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!オレっちとHさんが持つ、負性の「採れない、決めれない人オーラ」を、ツインズさんが持つ「採れる、決められる人オーラ」が完全に上回り始めた。そう、オレは駒野。ツインズさんは本田。(Hさんは論外)「次は新ポイントに行きましょう」ツインズさんが冬場の下見で開拓しておいた、前人未到のポイントを目指して、我々は中州に向かって川を渡り始めた。前日の雨で水かさが増している。腰の近くまで水に浸かってズブ濡れだ。するとその時、いきなり濁流が襲い掛かり、Hさんが足をさらわれ流されてしまった!「助けてー!」と悲鳴を上げて流されて行くHさんだったが、「あの人はなんの役にも立たないから放置しましょう」我々は無視してそのまま中州へと向かった。中州はまさにヒラタたこ採れ天国だった。樹に止まってるヤツもいたし、洞に入ってるヤツ、根元に潜んでるヤツ、色んなパターンで採集をすることができた。その成果は♂14匹、♀4匹、合計して本田の背番号!ぎゃはあ!!これは本日一番の大物。ツインズさんが洞から掻き出した55mmだ。迫力。ハァハァ…。やっぱヒラタクワガタは最高だぜ!採れたクワガタの大半はHさんが持ち帰りました。大切に飼育してくれるそうです。あぃ・。・
July 5, 2010
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この2ヶ月間以上まったく更新しなかったのに、毎日40アクセスくらいありました。それほど皆さんはオレっちの偉大なカキコを心待ちにしているようです。つうことで全国3万8千の昆虫ヲタの皆さん。こんばんは、バーニーです。本当に久しぶりの更新です。もちろん更新するからにはビッグニュースがあるからです。去年の秋から育ててきたヒラタ幼虫たちが数匹、無事に羽化しました!まずはサキシマヒラタです。9匹育てて羽化できたのは♂2、♀2です。♀41mmです。♂68mm。♂70mmキターーーーー!!!むし社で買ってきたFマットに入れておいただけで、なんと70mmが出せた!この結果には大変満足である。来年はさらに大きなサイズを出せるよう研究したい。さて、サキシマヒラタはこれでいいとして、ちょっと驚くべきことが。まずは去年の10月19日の採集記(多摩川)を読んで欲しい。そう、ヒラタ成虫が採れなくて、いい加減に頭にきて、ヤケクソになって足元に転がってた材を割ったら出てきた幼虫。そう、こいつ(↑)。コクワ幼虫とヒラタ幼虫の判別ができねえオレっちは、どうせコクワだろうと思いつつ、もしかしてヒラタに化けねえか?と思って、コイツを家に持ち帰って大事に育ててた。その後の今年の1月4日の飼育日記でもこんなことを書いている。これ(↓)は多摩川の河川敷で落ちてる材を割って、持ち帰った幼虫です。どうせコクワだと思いますが、以前よりなんぼか成長していました。本当にどうせコクワと思っていたが、その後、これコクワか?と思えないほど、なんだか大きく育ってきたので、もしかしてヒラタに化けねえか?と淡い期待も込めて、大きめのケースに入れてVIP待遇で育ててきた。三週間ほど前に蛹になってたのがケースの側面からチラッと見えて、一週前は蛹の殻を脱ぎ捨てた雰囲気があったので、そろそろいいかな?と思って、ケースを逆さにして土を壊して取り出してみることにした。コクワかヒラタか確定できてないだけにけっこうハァハァする。間違ってもコクワ♀でありませんように…。どうせコクワだろうけど♂の50mm以上でありますように…と祈りながら。すると、化けたー!!!ヒラタに化けたー!!!しかも60mm!!!羽化して数日なので、体がまだ茶色いです。あぃ・。・しかしここで、ある事に気づく。なんかコイツ、第一内歯の位置が変じゃねえか??そう、本土ヒラタは第一内歯がもっと基部に位置してストレートにアゴが伸びてるが、コイツの場合は第一内歯の位置がアゴの中央寄りで、サキシマヒラタみたいなのだ。これもしかしてサキシマヒラタじゃねえのか??不安と疑念が湧く。もう気になって仕方がない。ヒラタ採集プロのツインズさんにメールしてみたら、こんな答えが返ってきた。「確かに本土産ヒラタっぽくないですが多摩川のポイントで採取した幼虫であるならば本土ヒラタと信じるしかないです。バーニーさんの指摘通りに本土産は大あごがほぼまっすぐで第1内歯が頭部よりです。まさかとは思いますが放虫されたサキシマメスが本土産オスと交尾し産卵した幼虫とも考えられます。今シーズンは多摩川周辺のポイントでもオオクワや外産ヒラタを採取された方がいると話を聞いています」そ、そんな…。うるせえ!これは本土ヒラタだ!誰が何と言おうが多摩川産の本土ヒラタなんだYOおおぉぉぉ!!(T-T) しかし自分には本土ヒラタと信じる心は実はないので、もしかしたら?と思って色んなことを考えてみた。考えれるケースは3つある。1、ツインズ氏が言うように放虫サキシマヒラタと天然多摩川ヒラタの合いの子の可能性。2、幼虫管理がずさんなオレが(ラベルとか貼らず)、サキシマ幼虫と間違えて育ててた。3、多摩川ヒラタで間違いないが、たまたま第一内歯がアゴの真ん中に寄った。3だといいんだが、でも天然多摩川産がFマットだけで60mmに育つかねえ…。とりあえずこの個体は多摩川産ともサキシマとも判別し難いので、ブリードには使うことはできないな…。大事には育ててやるけど。ヒラタに詳しい人のご意見もぜひお伺いしたい。
November 3, 2009
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全国たった138人のオオクワガタ採集経験者の皆さん。先日から皆さんの仲間入りをさせていただいたバーニーです。福生の雑木林にオオクワを放虫した人、まだ名乗り出てきませんね?犯人がここに現れない限りは、オレっちは「天然オオクワガタ採集経験者」を名乗りますよ?なんでも天然オオクワと放虫オオクワの違いを見分けるコツがあって、だいたい以下のことに基づいて、天然か放虫かを判断するそうです。・ディンプル(えくぼ)天然は木の内部に完璧な蛹室を作るため、ディンプルはほとんど出ない。例えば菌糸ビン飼育で羽化不全やディンプルを持った個体が出やすいのとは対照的に、材飼育で生まれた固体には羽化不全やディンプルはほとんどない。オレが捕まえたオオクワ…ディンプルがありますがなにか?・大きさ天然では50mm台がざらで、60mm台後半の個体などなかなか捕獲できるものではない。60mm台というだけで疑わしいのが現実。オレが捕まえたオオクワ…66mmありますがなにか?・動き天然のオオクワはゴキブリのように素早く動きます。オレっちが捕まえたオオクワ…ノロいです。ゆったり動きます。英語で言うならばベリーベリースローリー。前世はカタツムリですか?・採取後の食事樹液を長く吸っていた天然オオクワはすぐにはゼリーを食べません。オレが捕まえたオオクワ…ゼリーばりばり食べてますがなにか?まあ、これはあくまで参考ということで。放虫した犯人が名乗り出ない限りは、オレが捕ったオオクワを天然物ではないと、100%断定することは生物学者でも不可能なので(ワラ)。つうことで、オオクワを捕ったバーニー。助手の昆虫写真家のゆきたんの車に乗せてもらって、今度はまたいつもの多摩川にやってきました。突っ込むぞゴルァ!目指すポイントは中州の藪を掻き分けた奥にある、沼地近くのヤナギの木です。親切なバーニーはゆきたんをおんぶして、藪の海をなぎ倒して進みます。(そんな体力あるわけねーだろ!)そして辿り着いたヤナギの洞を覗くと…。いました!ヒラタです!明らかにヒラタ♂と判るアゴの先端が洞の奥に見えました。やっぱりオオクワより洞の中のヒラタが一番興奮させてくれます。洞の形状とヒラタの位置関係から、掻き出し棒では難しいと判断したので、ピンセットでアゴの先端をつまんで引っ張り出そうと、作業を開始しました。しかしピンセットは上手い具合にヒラタのアゴを捉えてくれず、焦りで汗ばかりが噴き出してきます。ペンライトの灯りも弱くてよく見えません。しかし格闘すること10分ほど…。どういうわけかヒラタのほうから洞の近くまで這い出てきてくれました。あれ?ピンセットで掴んだ感触なんてぜんぜんなかったのになあ…。とりあえずゲットです!これがバーニーにとって、ヒラタを洞から掻き出した初体験!それまではチビヒラタを拾ったのと、樹液を吸ってたのを捕っただけだから。やはりヒラタ採取の最大の醍醐味は洞から掻き出すこと。そういう意味でも遂に本当のヒラタ採取をやってのけたのです!オレが洞から出したヒラタだよ!(40mm程度)ヒラタ採取師匠のツインズさんにメール報告したところ、「バーニーさんもこれでヒラタ職人の仲間入りですね!」と、祝福の返信が届きます。しかし、よくよく考えてみると…。ヒラタ♂を洞から出した後、♀の姿も洞の中に見えました。つまりはペアで洞の中に入っていたのです。その♀には洞の奥深くに逃げ込まれ捕獲できませんでしたが。それで洞の形状とヒラタペアの位置関係を、文章説明じゃかったるいので、自分で描いた絵で説明すると、こんなふう(↓)になっとったわけです。洞の奥に、さらに下方に向かって穴があって、そこに♀が下、♂が上って感じで入ってた。だから♂のアゴの先端が見えてたわけです。(絵ヘタやなあ…)で、バーニーはピンセットで♂のアゴを掴みきれてません。なのに♂が勝手に洞の入り口付近に出てきてくれたのは…。そう、♀に下から噛まれたか突つかれて、それでやむなく這い出てきただけなのです!つまりほとんど♀のおかげじゃん?自力で採取できたのと違うじゃん?まだヒラタ職人への道は遠いようです。でもオレはオオクワを捕ったことのある男だよ?本日のベストショット。女子大生(?)昆虫写真家のゆきたんが一眼レフで、カブが羽を広げて飛び立つところを物の見事に捉えて撮影しました。まるで昆虫図鑑に載ってる写真みたいだろ?
July 22, 2009
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ヒラタクワガタ捕獲を夢見ながら、コクワしか捕れねえタコスケな昆虫ヲタの皆さん。こんばんは。バーニーです。昨日またまた行ってまいりました。同行者は前回と同じく女子大生(?)の昆虫写真家・ゆきたんです。大きな写真はゆきたんが一眼レフで撮ったもの。小さな写真はオレっちが携帯カメラで撮ったもの。こんな感じで採集レポートをお届けします。まず福生市内のとある雑木林に行きました。ここは採集難易度の高いヒラタの♀が、何故か簡単に捕れてしまうという不思議な木です。細い木ながら台場クヌギのような雰囲気になっており、どうやら切り株がヒラタの発生源のようです。昼間に行ったところ、根元でカブが一匹と、ヒラタの♀が2匹樹液を吸っておりました。しかし捕獲はせずにリリース。と、その時です。「大きなクワのアゴが見えますYO!」とゆきたんが叫びました。見ると木と木の根元別れの部分に、少し土がたまっていて、そこへ縦に潜っていると思われるクワのアゴの先端が見えています。(大きいぞ!こりゃ60mm越えヒラタで間違いねえ!)色めきたったバーニーは、クワのアゴの先端をつまみます。すると指を挟まれ、「痛えYO!」と叫びながらそのまま引っこ抜きました。そして出てきたクワっちの姿を見ると…。なんじゃこりゃあぁぁぁ!!!もう卒倒しそうになりました。オオクワ66mm大歯型です。あぃ・。・さらにゆきたんは、根元のめくれの部分を指差して叫びます。「ここにもなんかいますYO!」慌てて掻き出してみます。すると…。なんじゃこりゃあぁぁぁ!!!今度はオオクワ44mm♀が出てきました。いったいどうなってんだよこの木…。初めて実物のオオクワを見たゆきたんは大喜びですが、バーニーはとても複雑な心境です。ショックで目眩すら感じ、完全に気が動転しています。そして全国の昆虫ヲタから連呼連呼で、山びこのようにこだまする声…。それ放虫だよ!それ放虫だよ!それ放虫だよ!それ放虫だよ!それ放虫だよ!それ放虫だよ!それ放虫だよ!おまえに言われんでもわかっとるわいやボケェ!でもこれが100%放虫だってことを誰が証明できるんだ?放虫した本人以外は誰も放虫ってことを証明できないんだぜ?もしかしたらこのオオクワは、福生市内の変哲もない雑木林で、誰にも知られずひっそりと代を重ねて棲息してきたのかも知れないんだ。今のオレっちの心境をわかりやすく例えると、川で釣りをしてたら、鯛や伊勢エビが釣れたような気分かな?とりあえず今日から、バーニー911は、「オオクワガタを捕ったことのある人」になりました。つうか、放虫したヤツ!このブログを見てたら名乗り出てこいゴルァ!!*名乗り出てくるまでオレは「オオクワ採集経験者」の看板を掲げるぞ?
July 21, 2009
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全国1億7635万9271人の昆虫ヲタの皆さん。こんばんは。バーニーです。 この採集記を読んでる読者の皆さんは、「このバーニーって人、いつも同行者にヒラタ捕ってもらってるだけで、自分じゃぜんぜん捕れてねーし」と思ってるでしょう。 いえいえ、そんなことは…あるんですよ。ええ、確かに自分で洞から掻き出したことはありません。木に付いているのを発見して捕ったこともありません。でも木の根元に落ちてるチビヒラタなら拾いましたよ。 しかしそんなバーニーのことを採集名人と勘違いした?女の子からメールがきた。なんでもその子は写真を撮るのが好きで、一眼レフのカメラを買ったのだとか。昆虫を飼うのも好きでカブを飼っているらしく、ぜひ採集に同行させて欲しいと…。カブやヒラタの迫力ある雄姿を一眼レフカメラで撮りたいのだと言う。 「大丈夫!まかせなさい。ボクはヒラタ捕り名人だから。いい写真撮らせてあげるYO!」 その女の子、ゆきたんと待ち合わせをして、彼女の車に乗せてもらって、まずはバカでも初心者でも捕れる雑木林ポイントへ行ってみた。 ぎゃっはあ!捕れたわYO! 33mmのドチビヒラタ♂と、♂よりデカい♀が捕れた。木の根元で樹液を吸ってたのだ。しっかしこのポイントは♀がよく捕れるなあ…。 とりあえずいきなりヒラタをゲットしてみせ、恥はかかずにすんだ。(v^ー゜) σ◎◎¬ ホホウ!! さすが一眼レフ。綺麗に撮れとるなあ。 ヒラタはチビほど光沢と黒光りが強くて、かなりいい感じでカメラが捉えてると思う。 次は例によって多摩川の河川敷へ。女の子には汚くて危険なポイントだと思うのだが、それでもゆきたんは長靴をはいて付いてくる。 「さあ、あの中州を渡って誰もいない林の中で交尾をしませぅ。うひゃひゃ」 ゆきたんを林の中へ連れ込んで、木に掴まらせてバックから犯してやろうと思ったが、中州を渡ってる途中でゆきたんは濁流に飲み込まれ、「キャー!助けてー!」と悲鳴を上げながら下流へ流されて逝ってしまった。 (また始まったよ…) 仕方なくひとりで林へ…。(嘘だし) 結果 ええ、そこではヒラタは捕れませんでした。相変らずいつものコクワばっかし…。 しかしせっかくの一眼レフカメラで、コクワごときをゆきたんに撮らせるわけにはいかない。カブが好きだと言うので、じゃあせめてカブを見つけようと努力。 カブなんて撮って嬉しいかなあ。こんなの何処でもいるのに…。まっ、本人が喜んでるんならそれでいいけど。オレっちとしては超特大のヒラタをゲットして撮らせてあげたかったぜ。しかし一眼レフカメラってのはほんと綺麗に撮れるんだな。携帯で撮る写真とは比べ物にならんよ。以上。
July 14, 2009
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全国3259万6850人の昆虫ヲタの皆さん。再びこんばんは。バーニーです。たまっている採集記。今度は7月5日の分です。ということで、またきちゃったぜ多摩川。同行者はヒラタ採集プロのツインズ氏と、今回初参加の編集者氏。編集者さんは数年ひとりで頑張っているものの、「ヒラタは一度見たことあるけれど、捕れた試しはまったくない」と豪語する、とてもお気の毒な人…。いわゆるバーニーと同じ採集ベタ、役立たずの匂いがプンプンする人でした。まずそんな役立たず二人のために、河川敷へ行く前にツインズ氏が連れて行ってくれたのが、福生市にある何の変哲もないただの雑木林。「ここで50mm台のヒラタが3匹、♀も捕れたんですよ!」と、採集プロのツインズ氏が興奮気味に語るので、(ほんまかいや?)と思いつつ付いて行ったら、いや、本当にいましたよ。ヒラタが!大物はいなかったけど、中サイズの♂と♀が2匹いました。ヒラタの♀って滅多に捕れるもんじゃないんだけどねえ、木の根元で樹液を吸ってて、あっさり捕獲できました。人生初の野生ヒラタとの遭遇があまりにもあっさりだったので、喜びを通り越して呆然となっていた編集者さん。(本当に役立たずか?)このポイントはまさに初心者向け。今度バーニーひとりでこっそり来てみたいと思います。あぃ・。・そして多摩川へと。「今日はあそこへ渡ってみましょう」と言うツインズ氏。また中州かよ…。(T-T)仕方ねえ。渡るぞゴルァァァ!もう泳ぎました。泳いでる途中でツインズ氏と編集者さんは、濁流にさらわれて、「バーニーさん助けてー!」とか泣き声を上げながら、流されて逝ってしまい、そのまま行方不明になってしまいました。仕方なくひとりで中州へと…。だったらなんでこの人たち、まだ居るんだよ?まあいいじゃないですか。流されたことにしておきましょう。だってヒラタが捕れるようになった今、いつものコクワしか捕れないネタでは笑いを取れないし、こういう嘘で笑いを取るしかないんだから。中州へひとり渡ったバーニー。ペンライトと掻き出し棒を駆使して、バリバリとヒラタをゲットしてゆきます!これ全部、ボクひとりで捕ったんですよ。(^-^)(採集記に嘘デタラメ書くのもいい加減にしろ!)本当はぜんぶツインズさんが洞から掻き出したんだけどね、あ、ボクもその横で木の根元に落ちてるチビヒラタを発見して、それをつまみあげたんですよ!35mmのチビヒラタ。これが多摩川で初の自力でヒラタゲットとは情けない…。しかも落ちてたヤツだし。もうひとりの役立たず、編集者さんのほうは、チビコクワすらも持ち帰ろうとして、虫かごに入れてました。まるで一年前の自分を見ているようで、なんか痛々しかったです。本日捕獲の大物。57mm。まるでオオクワみたいだろ?以上。
July 14, 2009
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全国586万9740人の昆虫ヲタの皆さん。こんばんは。バーニーです。いつもホームページのヒラタ・。・ネットで更新してた人気コラムの採集記ですが、今回からはこちらのブログに変えました。理由は。。。ホームページだと更新がしんどいからです。文句がありますか?>おおるホームページのHTML記述って、あれほんとしんどいんだよ。最近体調も悪くて気力が起きないので、楽させてもらいます。お手軽なブログで更新ですよ。あぃ・。・つうことで書かないまま溜まってた採集記。まずは6月18日の分からです。この日はあいにくの雨。それでもきちゃったぜ多摩川。あの中州を渡りましょうと指差すツインズさん。(*´д`)エ~!?と恐れおののくオレっち。でもツインズさんはヒラタ採集のプロだし、バーニーは自力ではヒラタを捕れない人なので、ここは彼の指示に素直に従って行動するしかない。渡るぜ中洲。ゴルァァァ!ええ、もう泳いで中州を渡りましたよ。あぃ・。・(なわけねーし!)泳いでる途中でツインズさんは濁流にさらわれて、「助けてー!」とか悲鳴を上げながら流されて行ってしまいました。(なわけねーし!)だからバーニーひとりで中州へ辿り着いたのです。(なわけねーし!)辿り着いた中州は誰も足を踏み入れたことがなく、そこはまさにカブクワ天国。夜までかかりましたが、お目当てのヒラタも数匹捕ることができました。ヒラタ53mmです。あぃ・。・ノコもいました。家にお持ち帰りしてコクワランドにぶち込んどいたら、たった3日で死亡。早っ…。カブちんも。これ全部バーニーひとりで捕ったんですよ。(^-^)(なわけねーし!)本当はツインズさんに捕ってもらったのを、後ろで「うっきゃー!」とか「ハァハァ…」とか言いながら、指をくわえて眺めてただけなんだけどね。自分も採集の助力をすることによって、ヒラタを協力して捕った形を無理にでも演出しようと、ライトで洞を覗いて掻き出し棒を駆使するツインズさんの横で、「あ、僕がライトで照らしてましょうか?」とか言うけれど、ツインズさんの返事は、「いえ。大丈夫です」まあまあ、そう言わずに。(^-^)「いえ。大丈夫です」いや、でも…。「いえ。大丈夫です」寂しいこと言うなよ。本当はオレの力も必要なんだろ?「いえ。大丈夫です」じゃあオレ、ただの役立たずじゃん…。(T-T)こうして雨の中、6時間ズブ濡れになっての採集は、40mm台後半から50mm台前半のヒラタ♂を、4匹捕獲という結果で幕を閉じたのでした。「あれ?いつものコクワの写真は?」…って?なんでヒラタが捕れたのに、コクワの写真なんか載せる必要あんだよ?もうオレはコクワをお持ち帰りするのはやめたんだよ!ではまた次回。
July 14, 2009
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