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July 8, 2006

母親失格・父親合格

カテゴリ：みちょっこ日記

原因はそう！ぶっきーの習い事です。

バレエの発表会を前にして、ぐずる日が続き、ぶっきーの位置なども決まっているので、
今更出ないとか言えないし・・・。緊急時なら許されるだろうけど。

私は、超短気で自分もそう育ったので、「自分がやるって言ったんだったらやれ！」と思うのだけど、
どうやら彼は違うようで、「やると決めたのも自分、やらないと決めたのも自分。やると決めた時の決断は聞いてあげるのに、どうしてやらないという決断は聞いてやれないのか？！」と私に言います。

今日は、本番の舞台での練習だったのだけど、舞台の袖でワンワンなくぶっきー。
私から絶対はなれないのです。

そのうち踊りもはじまり、入れず終い・・・。

でもこんな時、私が一番嫌なのが、、、
はっきりっていいですか？（見てないのをいい事に！！笑）
周りで口出しするお母さん。

私、親が子どもと向き合ってる最中に聞いてもないのに口出ししてくる人、すっごく嫌いなんです。
「そんな日もあるよね？」とか、「大丈夫大丈夫！」とか。
あと、舞台初だったので「怖いんだよね！いいよ、いいよ！」とか。

そう言う事は親が一番わかってるんです。
で、そういうのも勿論含めて今を真剣にしているわけで。
何も知らない人に、自分の価値観の子育てを押し付けるように子どもの前で言ってほしくないんです。

ふと思い出したのが、ジブリに言った時、やっと勇気を出して巨しん兵と写真を撮ろうとしたぶっきーの後ろで
「あのロボットがね、急に動き出してバーーーーッと来るよ！！」

「余計なこと言わないで下さい。」

それのせいでぶっきーは写真をまた撮れなくなりました。
写真だから良かったけど、発表会はそうは行かないでしょう。
頑張って出れば、きっと自信に繋がるし。

子どものタイミングとか、今やっと決意が固まった時、横から言われたりするとそれがへたる時があります。

親の方針とか、考え方があるのに、横で無責任に言ってほしくないんです。
言うなら、私が子どもと話をしてない時ｏｒいないときにそっと勇気付けてくれるのが
本当だと思うんだけど。。
それか私に子どものいないところで励ましの言葉をくれるとかね。。
「うちもそんなとき、あったよー！」とか、
「今を乗り越えれば、きっと楽しくなるよ！」とか。
そういうのは、すっごくありがたいんだけど。。。

「かわいそう～」とか冗談でも言って欲しくないですね。
私からすると、そちらの方が可哀想、と思います。
怒ることが可哀想なんですか？
虐待してるわけでもないのに！
「緊張するのはぶっきーだけじゃないよ！みんな同じ！
今頑張らないと、ずっと頑張れないよ！」って。
私はいつも真剣に向きあってるだけです。
それの良し悪しも他人が決めることではないし、可哀想といわれる筋合いもないのです。

でも、彼は、ぶっきーの父親なので、意見が食い違ってもある程度聞きます。
結構いつも的外れ？なんだけど（笑）、今日ははっとさせられること、沢山言ってました。

彼も小さいとき、そういうのが苦手だったようで、
すっごく悔しかったし、惨めだったよ・・と教えてくれました。
そしてぶっきーをみて、「やっぱり俺の子だな！」と笑ってました。

「その時お母さんはどうしてた？」と聞くと、
「やらせようとしてたけど、俺はやらなかった」と。。
「でもやらなかったら、そのあとはなにもいわなかった」って。

彼に言わせると、出来ないこと、やらないことは、自分の問題であって、
それを他人が言ってやらせても何にも解決しない。
やる決断を許したなら、やめる決断も、どんな理由であろうと尊重すべきで、
やめた事によってあとで後悔してもいい。
でもまたやりたいといったらやらせてもいい、と言います。

そのへんはどうかな？と思うけど、やる、やらないはやはり本人に決めさせたほうがいいかな、と思いました。

私はまわりの事を考えすぎてるのかもしれません。
子どもの事よりも、迷惑をかけてはいけない、とか、穴が開いたらｄｖｄ撮影もあるのに、
申し訳ないとか。
勿論、やらない事にｲﾗｲﾗするという母親失格的な考えもあるし、
それと、今まで頑張ってきたので、
発表会で頑張ったところを見たいし、それを認めてあげたい！と言う気持ち。。
でも子どもはその前に、出来ない自分でも認めてほしいんでしょうね。
わかってるけど、そうはうまく行かないのです。

子育てって大変。
というか、自分が大変にしているだけなのかな？

あぁ、読み直したら、すっごくとげとげしいけど、今日は本当にストレス大だったので、
お許しください。

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