CAPTAINの航海日記

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2003.10.29
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カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日の話になりますが、いよいよ総選挙が公示されましたね。

ところで、いきなり私事になるんですが、私は選挙権を得てからの過去3回の総選挙には、必ず投票に出向いてきました。政治のことは全く分からないんですが、選挙の持つ独特のお祭りモードが、なんとなく好きなんでしょうかねぇ…気がついたら、参加しています(笑)
そんな訳で、今日は恥を忍んでと申しますか、一応今回の投票へ向けての参考も兼ねまして、過去の総選挙で私がどのような投票行動をとったのかを、お話ししたいと思います。

(第40回総選挙=1993年)
私が選挙権を取得したのは、1992年2月のこと。直後に参議院選挙があったんですが思いっきり棄権してしまった(苦笑)ので、この総選挙が国政選挙の初投票でした。
幸いといいますか、タイミングが良かったのは、前年から総選挙直前にかけて日本新党、新生党、新党さきがけと新党が続々と結党されたことです。これらの政党は既存政党と違って特定のイデオロギーや組織に特化していなかったので私のような選挙ビギナーにも抵抗感がありませんでした。また、新党の得票次第では自民党政権が瓦解するかもしれないという局面での選挙だったというのも、「んじゃ、投票してみようか」との気分にさせられました。
ところで、この時点では小選挙区制は導入されておらず、私が住んでいた仙台市は定数5の宮城1区。なもんだから、既存政党も新党も入り乱れての乱戦模様となり、興味は更に倍加。振り返ってみて思うんですが、候補者が多いほうが、選挙は盛り上がるような気がします。
そんな候補者たちのなかから私が選んだのは、某新党の前職候補。この人はもともと選挙に強かったんですが、新党効果も相俟って、見事トップ当選を果たしました。


前回の総選挙での新党の躍進はすさまじく、その後1年近く非自民連立政権が続きました。しかし自民党も老獪で、社会党(1996年より社民党)、新党さきがけとの連立で政権を奪還。そのまま2年ほどこの枠組みを維持しましたが、一方の非自民側も政党の大同合併で新進党を結党するなど組織を強化し、一波乱あれば政権交代もありうるという政局が続きました。
1996年秋の総選挙は、そんな中での公示となり、今の自民VS民主、いやそれ以上の迫力で、二大政党でのつばぜり合いが期待されました。
ところが、総選挙直前になって状況が急変。社民党と新党さきがけの大多数の議員で民主党が結党。薬害エイズ事件で名を上げた菅直人を先頭に、第三極として台頭してきました。
ですが、結論から言えば、この総選挙は若干盛り上がりに欠けていたような気がします。新進党にも民主党にも前職、しかも結党前に所属していた政党の雰囲気を引きずったままの候補者が多く、新鮮味があまり感じられなかったからです。
また、この総選挙から導入された小選挙区制も、興味をそぐ原因でした。旧・宮城1区の例で言うと4つの小選挙区に分割されてしまったために、これまでおなじみだった候補者が各選挙区に分散してしまい、選択肢が狭まったからです。仙台市中心部をカバーする新・宮城1区は前職、しかも有力候補者同士の激突という見せ場がありましたが、私の住んでいた2区の有力候補は、

① 自民党新人の元県議。総選挙は初出馬
② 新進党前職。前回総選挙では公明党から立候補し、当選
③ 民主党新人。前回総選挙では日本新党から立候補し、落選

というメンバーで、率直に言って魅力に欠けていました。
仕方がないので、候補者のリストを前に「どれにしようかな」と天の神様の指示に任せて(苦笑)名前を書きました。また、小選挙区と同じくこの総選挙からスタートした比例代表の選挙も、同様の方法で選びました。

(第42回総選挙=2000年)

一方、野党側は新進党の解党後再編が進み、結局、前回総選挙時に結党された民主党が軸になって新・民主党が旗揚げし、野党第一党となりました。議員数が少なく政権を目指すにはやや貧弱でしたが、森総理の失言連発に助けられ都市部を中心にかなりの躍進をみせました。意外なようですが、私の住んでいた宮城県でも、民主党が大躍進。なんと、6つの小選挙区のうち4つで勝利してしまいました。
とは言うものの、この時点での民主党は、何を目指している政党なのか不明確。なので、正直言って積極的に投票しようとは考えていませんでした。かといって、「有権者は寝てれば…」とのたもうた森首相の信任投票もしたくない(苦笑)宮城2区では両党の候補者が激しい接線を演じていましたが、小選挙区では勝ちそうだなと思った候補者への批判票としてその対立候補に、比例代表では勝ちそうだなと思った候補者の所属政党に、それぞれ投票しました。別に投票に行かなくてもよかったんじゃないかと突っ込みがきそうな、変な行動ですね(苦笑)ちなみに、自民、民主以外の政党への投票は、判断材料があまりにもなさすぎるので、考えていませんでした。

(そして第43回総選挙=2003年)
さて、今回の総選挙です。
これまでの私の投票パターンを振り返ってみると、政治状況をそれなりに把握しているものの、どこかムードに流されていたというか、いいかげんな投票に終始していた感は否めません。改めて振り返ってみて、一有権者として恥ずかしい気持ちでいっぱいです。

で、ない頭でいろいろ考えてみたんですが、結論としては
「私たちの住む地域を、いちばん住みやすくしてくれそうな候補者」
に投票することにしました。宮城に比べて国会議員が地域のために働く機会が多い福島の事情にもいくぶん影響されたし、「加地隆介の儀」みたいな国益一辺倒の姿勢は「代議士」として若干歪んでいるようにも思ったからです。
と書くと、公共事業ばら撒きの一昔前(今もか?)の政治家を連想しがちですが、別にそういう方向を期待しているわけでは、ありません。地域の事情を国にごり押しするのではなく(その逆も然り)、国も地域もバランスよく発展させる意思が最も強そうな候補者に、投票したいのです。
自民、民主両党の方々のこれまでの言動をみていくと、あくまで個人的な印象ですが、自民党は国<地域、民主党は国>地域のパターンが目立ちます。他党も含めて福島1区の候補者がどのようなスタンスなのか詳しく知りませんが、これからの言動をチェックして、国=地域にもっとも近い人を選びたいなと思います。また、比例代表も、その人を公認した政党に、投票するつもりです。





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Last updated  2003.10.30 22:21:44
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