CAPTAINの航海日記

CAPTAINの航海日記

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

ブルーオーシャン New! 七詩さん

ワイルドキャットの… f4ffmさん
私の故郷は 「ふく… おばかんのさん
SALT OF THE EARTH slash555さん
目玉おやじ(株) 目玉おやじさん
「きのうの常識はき… santaro-さん
☆Pure mind☆ ☆pure mind☆さん
新時事爺 楽天_幽さん

Calendar

Profile

CAPTAIN

CAPTAIN

Comments

CAPTAIN @ Re:滋賀県彦根市(03/21) >滋賀県彦根市さんへ デマはやめましょ…
滋賀県彦根市@ 滋賀県彦根市 2025年8月1日【午前8時00分滋賀県北西地…
CAPTAIN @ Re:松本さん(03/17) >松本さんさんへ ???
松本さん@ 松本さん 2025年8月5日【大地震発表決定】
CAPTAIN @ Re:昨晩の地震(03/17) >松本さんへ すみません。コメント頂戴…
2011.07.16
XML
カテゴリ: この日記について
一昨年でしたか、村上春樹氏がエルサレムで「硬くて高い壁と、そこにぶつかって行く一個の卵があったとしたら、たとえ壁がどんなに正しくても、卵がどんなに間違っていたとしても、僕は卵の側に立つ」という内容のスピーチをしましたね。「壁」がイスラエル、村上氏の真意は不明ですが「卵」がガザ市民に喩えられたため世界各地から様々な反応が巻き起こりました。
一応、村上氏は「卵=一人ひとりの個人 壁=時として暴走し個人を殺したりするよう強制するシステム」として表現したかったようです。ちなみに、この「壁と卵」は、エルサレムの演説が初出ではなく、90年代後半に執筆した読者との問答集(と呼んでいいのかはわかりませんが)「村上朝日堂 夢のサーフシティー」に登場します。90年代までは熱心なハルキストだったので、そのフレーズは知っていました。
私自身、一人のブロガーとして、この「壁と卵」の喩えは頭に入れていない訳ではありませんでした。できる限り卵の側へ…という思いは、一応あったのです。まぁ、読んでいる方からすると「どう考えても壁の側に立っているだろう」という内容の日記もあると思うでしょうけど(苦笑)それは解釈の相違によるもの。
個人的な意見ですが、壁って、国家や大企業、大マスコミばかりではないような気がするんですよね。下手すると一般市民の側も壁になりかねない危険性を孕んでいると思うのです。「自分の意見が正しい」と純粋でまっすぐに主張する人が少なくないですからね。そしてその思いが他の人たちを傷つける可能性に気がついていないケースが実に多いこと…
だから私のブログは、「卵を守る」ではなく「あなたは卵を装っているけれど、実は壁なんじゃないか?」という論調になりがちなのです。ものすごくヒネた視点だし反論も少なくないと思うのですが、これも一つの意見として御容赦願えれば幸いです。


【送料無料】「村上春樹」が好き!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011.07.16 10:42:56
コメント(0) | コメントを書く
[この日記について] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: