CAPTAINの航海日記

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滋賀県彦根市@ 滋賀県彦根市 2025年8月1日【午前8時00分滋賀県北西地…
CAPTAIN @ Re:松本さん(03/17) >松本さんさんへ ???
松本さん@ 松本さん 2025年8月5日【大地震発表決定】
CAPTAIN @ Re:昨晩の地震(03/17) >松本さんへ すみません。コメント頂戴…
2012.10.22
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テーマ: 人口減(180)
ここしばらく、しつこく書いている人口ネタですが、今日、10月1日現在の福島県の推計人口が発表になったので、また書いてみます。
それにしても、福島県の人口発表ペースって、他の都府県よりもかなり早いんですよね(北海道は推計人口自体発表せず)。大半の都府県では月末での発表が多いし、中部地方以西だと翌月中旬あたりの発表もあったりするのですが… 先日報じられた「秘密会」の件など情報開示の体制に疑義が呈されることが少なくない福島県政ですが、頑張っている部分もあるのです(笑)
で、発表になった推計人口はというと、1,962,333人でした。この人口を、過去3年間の推移でみると、

2009年10月1日  2,042,130人
2010年10月1日  2,029,064人 前年比13,066人(0.6%)減
2011年10月1日  1,988,995人 前年比40,069人(2.0%)減
2012年10月1日  1,962,333人 前年比26,662人(1.3%)減※

と、減少傾向は昨年よりも緩やかになっていますが、依然として一昨年のほぼ倍というハイペースを保っているようです。それにしても、わずか3年の間に約8万人、須賀川市に相当する人口が減っているのだから、驚かされます。
ところが、各地域の状況をみると、様相が変わってきます。行政的な地域区分ではなく、東邦銀行の店舗コード別(区域については こちら

◎福島地区(福島市、二本松市、伊達市、伊達郡。店舗コード100番台)
2009年10月1日  459,634人
2010年10月1日  456,996人 前年比2,638人(0.6%)減
2011年10月1日  449,242人 前年比7,754人(1.7%)減
2012年10月1日  442,373人 前年比6,869人(1.5%)減

◎郡山地区(郡山市、須賀川市、田村市、本宮市、安達郡、岩瀬郡、田村郡)
2009年10月1日  548,534人
2010年10月1日  546,963人 前年比1,571人(0.3%)減
2011年10月1日  538,013人 前年比8,950人(1.6%)減
2012年10月1日  531,125人 前年比6,888人(1.3%)減

◎白河地区(白河市、西白河郡、東白川郡、石川郡)

2010年10月1日  194,962人 前年比1,651人(0.8%)減
2011年10月1日  192,852人 前年比2,110人(1.1%)減
2012年10月1日  190,691人 前年比2,161人(1.1%)減

◎会津地区(会津若松市、喜多方市、南会津郡、耶麻郡、河沼郡、大沼郡)
2009年10月1日  295,500人

2011年10月1日  289,033人 前年比2,911人(1.0%)減
2012年10月1日  285,486人 前年比3,547人(1.2%)減

◎相双地区(相馬市、南相馬市、双葉郡、相馬郡)
2009年10月1日  197,192人
2010年10月1日  195,950人 前年比1,242人(0.6%)減
2011年10月1日  185,575人 前年比10,375人(5.3%)減
2012年10月1日  182,385人 前年比3,190人(1.7%)減

◎いわき地区(いわき市)
2009年10月1日  344,657人
2010年10月1日  342,249人 前年比2,408人(0.7%)減
2011年10月1日  334,280人 前年比7,969人(2.3%)減
2012年10月1日  330,273人 前年比4,007人(1.2%)減

各年における県全体および各地区の増減率を降順に並べてみると、面白い傾向がわかります。

【2009年~2010年】
郡山⇒福島⇒相双⇒県合計⇒いわき⇒白河⇒会津

【2010年~2011年】
会津⇒白河⇒郡山⇒福島⇒県合計⇒いわき⇒相双

【2011年~2012年】
白河⇒いわき⇒会津⇒郡山⇒県合計⇒福島⇒相双

2年の間に、上位と下位が完全に入れ替わっているのです。もっとも、上位に浮上した3地区とて年率マイナス1%以上の増減率を記録している上に増減率自体も悪化しているから喜んではいられませんが、それにもまして、郡山、福島、相双の3地区の増減率の悪化ぶりが凄まじいというのは、やはり気になるところ。津波と原発事故の直撃を受けた相双地区が最下位なのは致し方ありませんが、県庁を擁する福島地区がそれに次ぐ増減率の悪さでしかも県合計(=平均)を下回っているのが目を引きます。
次回以降の日記において、各地区の詳細を、追っていきたいと思います。

※いずれも、2010年10月1日現在の国勢調査を基準とした人口。2009年の人口は県発表では2005年10月1日現在の国勢調査を基準としていますが、当方で計算し直しております。





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Last updated  2012.10.23 09:49:57
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