CAPTAINの航海日記

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CAPTAIN @ Re:昨晩の地震(03/17) >松本さんへ すみません。コメント頂戴…
2025.03.02
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テーマ: 鉄道(25300)
カテゴリ: 鉄道忌避伝説



阿武隈急行沿線地域に残る「東北本線は本来阿武隈急行のルートで建設される予定だったが沿線住民の反対で奥州街道に沿う現在の東北本線のルートになった」という鉄道忌避伝説。実はこの前段の部分には元ネタがあって、J・クロフォードという北海道の鉄道敷設に大きな役割を果たしたアメリカの鉄道技術者が1880(明治13)年に東北地方の鉄道敷設に関する調査を行っていて、その際、福島と宮城の県境は奥州街道沿いではなく阿武隈川沿いのルートを提案したという史実があります。クロフォードは宮城県北部で奥州街道から東に大きく離れたルートも提案しておりこちらは実際に東北本線のルートとして採用されましたが、阿武隈川沿いのルートは結局採用されませんでした。その理由については不明です。
このエピソードは1921年に当時の鉄道省が編纂した「日本鐡道史」という書籍にも掲載されているそうなのですが、 こちらのブログ によると、

「この時代の文献調査の基礎資料である『日本鐵道史』には、開拓使雇いの鉄道技師ジョセフ・ユーリー・クロフォードに委託した調査にて 阿武隈川西岸に沿う経路が示された とある」(強調は引用者)

とのことであり、「日本鐡道史」の原典にあたってみないと確実なことは言えませんが、この記述が正しいのならば、クロフォードは恐らく、現在の伊達市梁川町五十沢(いさざわ)付近より国道349号線に沿う形で丸森町舘矢間に出るルートを提案したものとみられ、現在阿武隈急行が通り阿武隈川東岸に位置する伊達市保原町、梁川町中心部の経由は想定していなかった…と読み取れます。また、先日当ブログで紹介した 柴山景綱の発言 も、仮に東北本線がクロフォード案で敷設されたとしても桑折には駅が設けられる可能性が高いことを予見した可能性が考えられます。
繰り返しになりますが、クロフォードが阿武隈川西岸ルートを提案したのが事実であれば、阿武隈急行沿線地域のうち 阿武隈川東岸に位置する伊達市保原町および梁川町、丸森町中心部に関しては、そもそも鉄道敷設の計画すらなかった訳だから鉄道忌避運動なんて起こりようがない


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Last updated  2025.03.03 06:57:34
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