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みなさん、たくさんのお祝いのメール、本当にありがとうございました。お返事が書けなくって、ごめんなさい。赤ちゃんが生まれてから、3ヶ月が経ちました。とっても元気で、ニコニコ笑っては、私たちを幸せな気持ちにしてくれます。さてさて、授乳のペースもつかめてきたし、また日記でも始めてみようかという気持ちになりました。でも、画像が貼れないので、blogを始めることにしました。これからもblogchiemiconiも、どうぞよろしく☆P.S blogのほうに、赤ちゃんの写真アップしました。よかったら、のぞいてみてね♪
2005年02月16日
今日は私の28回目の誕生日でした。今年の誕生日は、ちょっと特別です。コニーのほかに、もう一人、大切な大切な新しい家族のメンバーと一緒だからです。 先月、11月14日に、赤ちゃんがうまれました!元気な男の子です。予定日の1ヶ月前から、コニーの実家の山にこもり、空気のいい場所で,出産までの日々を過ごしてきました。秋色の森を散歩した10月、コニーの家族と共に新しい命の誕生を毎日心待ちにしていました。雪の降り始めた11月、私たちの赤ちゃんがうまれた夜は、すごい吹雪の晩でした。病院まで向かう途中、車の中で私達はまるでスノードームの中にいるようでした。とってもきれいだった... コニーとお産婆さんに助けてもらって、陣痛から5時間後、水中出産で、朝の4時過ぎに、やっとやっと、ずっと会いたかった赤ちゃんと出会えました。3930グラム、元気いっぱいの赤ちゃんです。痛くて痛くて死ぬかと思った…!世界中のお母さん達はみんなこんなに痛い思いをしてたのかと思うと、自分を生んでくれた母にも、ありがとうという気持ちでいっぱいでした。 妊娠中、大変な時をずっとずっと最後までサポートしてくれたお店の仲間達、産休前の最後の仕事日は、涙々のお別れでした。出産後も、クリスマスの準備で忙しい中、山の家までみんなで赤ちゃんに会いに来てくれて、本当にうれしかった。。。 スイスでの出産で、心細い中、ベイビーのお洋服やおもちゃのお古をたっくさん譲ってくれて、励まし続けてくれた先輩ママ達。バギーも、ベッドも、みーんな、いただいてしまいました。本当にありがとう。。。 つわりが始まった頃からずっと、気分転換に付き合ってくれたスイス在住の日本人のお友達のみんな、本当に楽しかった!ありがとう。忘れられない思い出がいっぱいです。 それから、毎回和食妊婦メニューを用意してくれて、まるで実家に帰ったかのように、温かく見守り続けてくれた、ショッキちゃん、本当にありがとう。おいしくて心のこもったご飯のおかげで、無事出産できました。 それから何と言っても、この10ヶ月間、毎週のように素敵な場所に連れて行ってくれたコニー、心穏やかに素晴らしい妊婦期間を過ごせました。すべて受け止めてくれて、コニーと一緒に妊娠も出産も、同じくらいがんばった気がします。そして今、子育ても2人で挑戦中。コニーのヘルプなしには、乗り越えられなかった、本当にコニーと結婚してよかった!これからも、よろしく! おっぱいをこくこく音を立てながら飲んでいるかわいい赤ちゃんをコニーと2人眺めていると、これ以上幸せなことはないぐらい、胸がキューんとなる、忘れられない誕生日になりました。みんなに助けてもらいながら、子育てを一生懸命がんばっていきたいです。みんなの愛をいっぱい受けて、元気に大きく、たくましく育ってほしいと思います。 コニーと2人で私達の赤ちゃんを、大切に大切に育てていこうと思います。
2004年12月15日
最近、楽しいことがいっぱいあって、日記に書きたいことがありすぎて、書きたい気持ちはすごくあるのに、あっという間に次の素敵なことが起こって、すっかり日記を書くタイミングを逃してしまいました。。。でも、私は元気です。 最近は、仕事がすごく忙しいです。今週の水曜日は、ユダヤ教のお正月で、ものすごい注文の量!私のお得意様達が、大集合という感じで、「ぜひあなたに作ってもらいたい。」という、ありがたいオーダーが、山のように入ってしまって、休みも返上して働いています。毎年、私が担当して作るこの秋のアレンジたちも、今年で3年目。姫りんごや、栗、パンプキン、秋色アジサイなど私が好きな花材で、私が好きなようにアレンジしていいので、とってもやりがいがあります。今年は、丁寧にオーダーリストを作ってきてくれた女の子もいました。8千円、7千円、6千円のアレンジをそれぞれ一つ、4千円のアレンジ5個、3千円のアレンジ5個、かわいい字で、一生懸命リストを書いてきてくれました。だから、それぞれ心を込めて、とっても素敵にアレンジしました。作っている間、何人のお客さんにそれはいくらですか?と聞かれ、その度に「ごめんなさいね、これはオーダーいただいたものなので...」と、お断りしたりしたか知れません。今日、アレンジを取りに来てくださったお客様、感動のあまり私のほっぺに、何度もキスしてくださいました。すっごく興奮しちゃって、とってもかわいかったです。「思ったとおり!もうそれ以上!本当に素敵ーーーー!!」何度もほめてくださいました。オーダーリストを書いてくれた、娘さんには、姫りんごと小さな瓜、秋色の葉っぱで、小さな秋のプレゼントセットを用意して、メッセージを書いておきました。その小さな秋のおみやげセットを見て、お客様はまた大感激♪あんなに喜んでくれて、本当によかった!ほっとしてるのもつかの間、次のお客様は、今日中に5千円の花束6個、すぐに配達してほしい、それから後6個、これもそれぞれ5千円の花束をほかの県に送ってほしいとの事。。。もうそれから、大至急コンピューターで手配して、うちで配達する花束もすぐに6個作って、ラッピングして、配達の準備完了!請求書も書いて、あー、なんて忙しいんでしょう!次に来たこれまた私の担当のお客様は、胡蝶蘭の鉢、7千円を8個、配達するようにオーダーしてくださいました。こちらの胡蝶蘭は、日本のとは違って、支柱をモスのついたナチュラルな木の枝に代えるので、これも時間がかかります。あー、これは明日やろうっと。。。ほかにも、いくつもいくつも注文が入って、1日終わると肩がパンパン。。。はー、疲れた。。。明日は、明日で、またすごい量の仕事... 家で、あまりの肩こりにうんうんいって、ベッドで横になっている私を見て、コニーが帰宅そうそうマッサージをしてくれました。(ありがたやー。)お風呂も準備してくれて、やっと疲れがちょっととれました。なんか、こんなに忙しいのにちっともいやな気持ちはなくて、まるで部活に熱中していた、中学生の頃のような充実感。お店のスタッフは、今、最高に仲が良くて、仕事の後もみんなでご飯を食べに行ったり週末誰かの家で、遅くまでしゃべったり、映画を見に行ったり、本当にいい感じ。みんなで助け合って仕事も効率的に進んでいきます。今、なんか青春?って感じですごくすごく充実しています。毎日が楽しい!明日も仕事なので、今日はこの辺で終わりにします。オヤスミなさい・・・zzz
2004年09月13日
今日は、女子マラソンの日だったので、TVで観戦した。日本人3人とも先頭集団について、こりゃぁいいぞー!と、最初から、気合が入る。私が春に日本に帰ったとき、高橋選手が選考からもれたことですごく話題になっていて、オリンピックで勝つのと同じくらい、日本代表に選ばれるのが大変なので、誰が出てもいいから、思いっきりがんばってほしいと思った。日本にいた時、野口さんのドキュメンタリーを見て、あんなに小さいからだからすごいパワフルな走りができる特別な力があるのを知って、彼女ならいけるかもしれないと思った。彼女はスイスのコニーの実家のある県でもトレーニングをしていたそうだ。身長150cmと、本当に小柄なのに、とっても力強い走りで、ずっとトップを走り、すばらしい金メダルを獲得した!!最後の方は、コニーと私の叫び声と拍手で、解説なんてぜんぜん聞こえなかったけど、本当に感動した。今回のオリンピックは、金メダルラッシュだけど、絶対に獲れるという期待の中で、本当に金メダルを獲れるなんて、すごい精神力だとおもう。野口選手、おめでとうー!それから、おつかれさまでした。本当によくがんばりました!
2004年08月22日
今日、実家に電話をしたら、母が、日本がもう2つも柔道で金メダルを獲得したと、大喜びで報告してくれた!ちょっとTVやPCを見ないでいたら、オリンピックが始まったことすら気づかずにいた。すっごい、残念。母が、今日は北島の平泳ぎもあるからドキドキする~!と言っていたので、今度こそは見逃さないようにしようと思って、TVでチェックしていた。コニーと2人、TVに釘付けになって北島を応援した。結果は、見事金メダル!!!すごい、すごい、すご~い!!ものすごいでかい拍手をして、2人で大喜び!!うちの日本の家族は、応援するとき、近所迷惑なほど大きな声を出すのがあたりまえで、コニーもうちの父そっくり!うちの母は、父と結婚してよかったことは、スポーツを応援する楽しさを教えてくれたことかなぁって昔言ってたけど、コニーも、博とおんなじだ。その後の、表彰式も感動した。丸坊主の北島選手のかわいい笑顔!おめでとうー!おめでとうー!本当によくがんばりました!外国にいると君が代が心にしみる。本当は日本の家族と大声出して、涙して、日本チームを応援したいけど、今はコニーが私の家族だもの。2人でオリンピックを楽しむとするか。。。(笑)日本はすでに金メダル4個と銀メダル1個獲得している。すごい!!スイスもがんばれ~!
2004年08月15日
一生懸命働いていれば、たまにいいこともある♪いつもポーンと花を買ってくださる恰幅のいい背広を着た紳士、この間、店に来たとき、これからロカルノに行く用があるから、来週の分、先に花を注文しておくとの事...楽しい休暇を~!と最後に声をかけると、仕事で行くんだとおっしゃって、店を出た後、車から何かを取り出して、ここは何人スタッフがいるの?と聞きながら、映画のフリーチケットを5枚もくださったのだ☆彼は、ロカルノの映画フェスティバルに仕事で行く途中だったのだ。映画館のオーナーかしら??ただ券くれるなんて、太っ腹!!今までで、1番最高のチップだわぁ~!お店のコ達、みんな大喜び♪今度みんなで映画に行くの、楽しみだなぁ~☆
2004年08月09日
昨日は、葬式の注文がたくさん入っていたので、1日中立ちっぱなしで、10時間以上も働いたので、今日は午後2時過ぎから、あまりに疲れて、店も暇だったし、人も足りていたので休みをもらった。コニーも休みだったので、一緒に何かをしたいと思ったけれど、家に帰ったら、暑さもあってグーグー寝てしまった。結局何もしないで、貴重な午後が終わってしまった。。。夕飯の後もばったりと寝てしまって、真夜中にコニーが耳元で、「ハッピーアニバーサリー...!オヤスミ...」と言った時、何のアニバーサリー?なんて聞き返して、やっと気づいた。。。今日は私たちの結婚記念日だったんだぁー!ついこの間まで覚えていたのに、忙しさのあまりすっかり忘れちゃった。。。ショック。。。(涙) 今日は、3度目の結婚記念日。私たちの結婚記念日は、3日と4日、2日間あるから、明日こそ何かしようと思ったけれど、明日は休みで、結婚記念日の事なんかすっかり忘れて、友達と約束しちゃったんだった。。。去年もそうだった。。。普通、結婚記念日とかって、女のほうが忘れないと思うんだけど...(汗)来年こそ、覚えていようと思う。(反省)
2004年08月03日
今年でもう3回目、スイスの建国記念日が来るたびにわくわくドキドキ♪ルツェルンのおじさんのところへ、コニーの兄ちゃん、コニー、私でお邪魔させてもらいました。 毎年楽しみなのがいろんな人に出会うこと。今年も素敵なご夫妻にお会いして、コニーのことはすっかり忘れて(笑)たっくさんおしゃべりさせていただきました。食事も、またまた、ちらし寿司、照り焼きチキン、サーモンのグリルにいろんな種類のサラダをおなかいっぱいいただいて、大満足!みんなで、すいか割りを楽しんだり、コニーの兄ちゃんのスライドショーを見たり、スイスの山小屋で、とってもスイスチックな事と日本チックな事を楽しんで、それはそれは楽しいパーティーでした。デザートも毎年、すごい量!帰り道は花火を見ながら、贅沢な一晩でした♪
2004年08月01日
今日はバーデンという村の温泉に行きました。初めての場所だと思っていたけど、温泉センターの前まできたら、なんかここ見たことあるなぁ。。。って気づいて、8年ぐらい前に1度、コニーのゴッドマザーにつれてきてもらったことのある場所でした。(笑)水着を着て入るのだけど、ジャグジーがいろいろあって、人もあんまりいないし(古い施設なので)、ゆっくりと楽しめました。まぁ、日本の温泉とは趣がぜんぜん違うけれど、外にも温泉があって(プールみたい。)足や腰、肩など水圧でマッサージできて、心も体もリフレッシュ、疲れもとれてよかったです。 お風呂のあとは、コニーが近くのレストランを予約してくれてあったので、そこへ。お花という名前の、レストラン、ホテルにもなっていて、とても古いつくりの建物がいい感じ。4回まで吹き抜けのパテオ見たいな場所を囲んで、廊下にそれぞれの席があって食事をするのです。レストランじゃないみたい、でも、サービスはよいし、いいところ♪ 前菜に、私はアボガドと小エビのサラダ、チャイブ添え(とってもおいしかったー!)コニーは、サーモンのクリームパスタ、ディルが添えられて、これもおいしかった! メインは、私がダチョウ!のストロガノフ、シュパッツリとフェンネル、にんじんのグラッセ添え、コニーがラム肉のハーブ衣焼き、付け合せは新じゃが、フェンネル、にんじんでした。どれもこれも、本当においしくて、いろいろ試せてよかったです。 デザートは、ハウスメイドのシャーベットとアイスクリーム。私は、イチゴのシャンパンシャーベットとチョコレートのアイス、コニーははちみつのアイスと、メロンのシャーベット、どちらにもミント、ラズベリーと黒イチゴが添えられて、涼しげで、とってもおいしくて、幸せでした☆ 私は春の里帰りのために、すべての休みを取ってしまったので、バカンスは取れないけれど、コニーのおかげでバカンス気分を味わえて、とってもよかったです。
2004年07月31日
この2週間、仕事が死ぬほど忙しい。みんなが同じ時期にバカンスを取るもんだから、いつもは5人でしている仕事を、2人でこなしている。夏で仕事の量は少ないけれど、何せ人手が足りないから、忙しいことこの上ない。ほかの店舗でも人手が足りないので、うちのスタッフを引き抜かれ、うちのスタッフが足りないときに、ほかの店舗のスタッフを頼めば、「今日は頭痛がするから。」と言って、休んだりする。(←この子は、くびになった。毎回ずる休みするからかな?)本当に必要なときにこんなんじゃ、すごく困る。今日は金曜で、1番忙しいのに2人でなんて、絶対無理。一緒に働いているおばあさん、マーガレットは、休暇中、山登りでひざを負傷し、それでも足を引きずりながら、かわいそうな私たちのためにヘルプに来てくれた。これで、やっと3人。おばあさんは電話番。この2週間、毎日電話がなりっぱなしで、私も泣く泣く電話を取っている。理由は、うちの店長の馬鹿息子がもう払い込まれた人にまで、請求書をばんばん送りつけて、どうしてこんな初歩的なミスが起こるのか知らないけど、そのクレームの電話が、ずーっと続くのだ...。私たちの花屋の事務を行っているオフィスも、今は夏休み。すべて、仕事が私たちに回ってくる。夏で、花の水変えも毎日しなければならないし、注文の花束を作って、店に置く花束を作って、すごい量の鉢物に水をやって、接客していると1日があっという間に終わってしまうのだけど、この1週間は、長かったーーー。私の花束作り、めちゃめちゃ速くなった。小さな花束なら、材料を7個分、一気にテーブルに並べて、鬼のような顔になってると思うけど、すんごいスピードで作ってくの。まるで、お弁当屋さんのようだよ。作るたびに売れちゃうから、店に並びやしない...。それでも、何でも作り続けるのだ。この2週間一緒に励ましあってがんばってきたレベッカも、週末からギリシャへ1週間のバカンスだ。今日も素敵な花が夢のようにいっぱい入荷したので、2人で夢中になって店に花を並べた。テーマは、キンダーガーデン♪ポップで元気な色の夏の花がいっぱい!観ているだけで、明るくなるようなすっごくキュートな花がいっぱい並んで、楽しいイメージ。反対側は、シンプルに白い花とブルーの花だけでまとめて、竹や水草などを夏らしく飾って、大人のイメージ。2人でほんとにこれだけよくやったもんだ!あぁ、来週は大きなお葬式の注文がいくつも入っているから、私は今から恐ろしい。でも、私も土日は仕事が休み。あー、やっと開放される!仕事の後、コニーに迎えに来てもらって、マーガレットをおうちまで送ってもらう。コニーとマーガレット、本当だったら、今日の夜は2人でデート!だったのに、かわいそう。次回に繰り越しね。くたくたに疲れていたので、帰りに湖沿いのレストランへ。風がすごくいい気持ちだった。この村は、コニーの仕事場がある場所で、以前にもこのレストランで待ち合わせをしてランチをしたことがあったっけ。夏に、日本から友達が来ると、必ずここへ連れて来る。私のお気に入りのレストラン。この村には、アメリカ人がいっぱい住んでいるのと関係があるのか知らないけど、レストランの食事も量がすごく多い、で、おいしい!今日もたらふくご飯を食べて、やっと週末が来ることを実感する。こんなに大変な仕事をがんばれるのも、家族みたいなスタッフがいて、素敵な花に囲まれて、優しくサポートしてくれるコニーのおかげだ。こんなチャンスを与えてもらって、私はラッキーだと思う。。。とか思いながら、帰りの車の中で、グーグー寝てしまった。(笑)
2004年07月30日
姉からのメールで、母が退院したことを知って、即日本に電話した。2ヶ月ぶりの母の声を聴いたら、涙が出てきてしまった...「おかあさ~ん。。。」「ちいちゃ~ん。。。」会えたわけでもないのに、声を聴けただけで、本当にうれしかった。私は海外に暮らしているけれど、家族とは頻繁に電話で話しているから、2ヶ月の間、母と電話で話せないことは、本当にさびしくて、母が菫埜に帰ってきたことは、心からうれしかった。私の姪の景都も、ばぁばが菫埜に帰ってきたというので、うれしくて、ばぁばと電話で話しながら号泣してしまったそうだ。みんなが大好きなみつこりん。1番嬉しいのは、うちの父だと思うけど。これからはリハビリしたり、大変だとは思うけど、病院にいるよりも、菫埜のきれいなお花を見てすごしたほうが、心にはいいんじゃないかと思う。病院でも楽しい出会いはあったようで、みつこりんと話していると、楽しいし、心から落ち着くし、私の海外生活は、家族の健康があってこそのもの。今すぐにでも、日本へ飛んでいって家族をサポートできたらいいのにとは思うけど、なかなかそうも行かず。。。だけど、みつこりん退院のニュースは私にすごいパワーをくれた。昨日作っておいたひじきの煮物をお昼にパクパク食べて、午後からまた一生懸命働いた。あーー、本当によかったぁ===☆
2004年07月28日
今日は、コニーにボタニッシュガーデンに連れて行ってもらった。銀行でもらった、お散歩にちょうどいい美術館やガーデンがいろいろ載っている冊子を読んでいて、よさそうと思ったので、久しぶりに天気もいいし、出かけることにした。 バラが素敵な季節は、今年のスイスはずーーーと、ずーーと雨で、機会を逃してしまった。でもいいの、この暑い中、涼しい木陰をコニーと歩いて、ガーデンをお散歩するのはとっても楽しかった。ガーデン自体はとても小さくて、うちの花屋のほうがいろいろあるぐらいだったけど(笑)。このガーデンにたどり着くまでの散歩道がとってもよかった。スイスらしい牧草地を、のんびりと歩いていくと、りんごの木があったり、かわいい羊たちの群れや、小鹿(飼われている)がいっぱいいて、かわいらしい。のどかでいいなぁと思う。 このガーデンは、あまりに小さすぎて、カフェもないので、レストランを探してまたドライブ。今日のチューリッヒ、湖沿いでトライアスロンのレースがあるため、どの道も通行止め。うちの前の道も交通規制があって、今日は車が通らないので、とても静かだった。でも、あまりにどの道も使えないので、適当なところに駐車して、確かここだったような...と勘だけを頼りに、湖のほうへ向かってお魚の食べられるレストランを探しに行った。私の勘はあたっていた!お魚のマーク発見!湖に突き出たレストランで、私の住んでいるところからはちょうど反対側の場所。家では魚を料理しないので、外に出るとすぐ魚を注文したくなっちゃう。思っていたとおりのお魚のフライを見つけて、即注文。コニーはパスタとお魚。量は少なかったけど(おなかは2人とも満腹!)おいしかったので満足♪のんびり、のんびりいい日曜だった。
2004年07月25日
昨日は下の階に住むマリオの誕生日だったので、ワインボトルに赤とグリーンの大きな大きなオバケアンスをさして、ボトルの首にカードをぶる下げて、火曜の夜は出かける用事があったから、月曜の夜にもうそれをプレゼントしておいた。カードは、スイカを一緒に食べましょ!という招待状になっている。マリオはすっごく喜んでくれた。そのスイカを食べる日が今日だったので、夕飯の後、マリオと奥さんのアンドレアがうちにやってきた。このスイカは、先週末にコニーのパパとママにもらったもの。毎年大きなスイカを10個以上イタリアからお土産に買ってきてくれるのだ。コニー兄弟もそれぞれ1玉ずつ、もらった。この2日冷蔵庫はスイカだけでパンクしそうだった。(笑)夜ベランダで大きなスイカにかぶりつき、種を外にぶんぶん飛ばしながら、みんなで夢中で食べた。おいしかったーーー~!今日は、夕焼けもきれいだし、みんなで楽しくおしゃべりして、夏らしい!素敵な夕べだった。
2004年07月21日
今日は仲良しのふみかちゃんと一緒に、ランチをした。中華をたっぷり頼んで、2人で長いこと食べ、しゃべり続けて、いっぱい笑って、あーほんとに楽しかった! 夕方からは、一緒の花屋で働いているベアと彼のトーマス、コニーもやってきて、みんなでYAMATOという、日本の太鼓のコンサートへ出かけた。ベアが誘ってくれたんだけど、チケット代がとても高くて、でも去年ショッキちゃんファミリーが行ってよかったと言ってたし、行くことにした。 コンサートの前に、みんなでレストランで食事をした。私は昼間あんなに中華をたらふく食べたから、夕飯は食べれないと思ってたけど、みんなが食べてるのを見たら、自分も食べたくなって、またいろいろ食べちゃった。シーフードのフライのアラカルトに、アボガドやバジルのペスト、マンゴーソース、チリソースなど、ディップがいっぱいついてきて、それをパンにつけるだけでもおいしくて、みんなでパンを何回もお代わりしてしまった。その後は、デザートのアイスクリームやケーキも頼んで、おなかも満足、コンサートに出発した。この和太鼓のコンサート、毎年スイスにやってくるだけあって人気みたいで、会場は満員だった。私たちの席は、会場のど真ん中、最高の席だった。YAMATOの人たちは、みんな若者で和太鼓、三味線、お琴などをスタイリッシュに演奏してくれて、思っていたよりぜんぜんよかった。男の子たちの和太鼓はすごいアクロバティックで観ていてとても楽しめたし、コメディーっぽかったり、真剣勝負のすごい太鼓のバトルだったり、メランコリーな日本の音が心にしみたり、5人の女の子たちの息の合った太鼓のセッションは、すごく興奮したし、まったく飽きることのない夏の夜にぴったりの最高のコンサートだった。ロック好きなベアとトーマスは、三味線のベンベンべんべんという、あの響きにたいそう興奮したらしく、ヘッドバンギングしながら、コンサートの後あの興奮を再現してくれた。(そういうところが、すごく素直でかわいいと思う。)和太鼓も大中小いろいろなのがあって、生で聴くとすごい迫力!ヒップホップが好きなコニーも大満足で、あの和太鼓の音、サンプリングに使える!と、とっても気に入ってくれて、なんだかすごくうれしかった。日本のものをスイス人があんなに喜んで見てくれて、心からの大きな拍手を送っている..日本のことを誇りに思えるとっても素敵なコンサートだった。あんなにすごいもの観させてもらって、ほんとによかった。日本古来の物を大事にして、世界に伝えたりできるYAMATOはすばらしいパフォーマー達だった。これからも、ぜひぜひがんばって!
2004年07月20日
今日は、朝ゆっくりとパン、手作りジャム、手作り蜂蜜の朝食をとってから、久しぶりに町にお買い物に出かけました。今日は、とってもいい天気で、やっと夏が来たという感じ。蚤の市を見て回ってから、ランチをして、その後、私は大きなジェラートを食べて、またショッピングに出かけ、今度はコニーの弟の働いているカフェで、コニーがラズベリーのソフトクリームを。やっと冷たいデザートがおいしい暑さになって、本当によかった!夏なのに雨ばっかりで、オープンカフェに座るチャンスもなかなかなかったからね。 おうちに帰ると、今日はみんなでバーベキューをするとのことで、パパが火を起こしていました。コニーの実家のバルコニーは、大きくて周りの山々が1面に見渡せる最高の場所にあります。ほんとに素敵♪サラダやお肉をたっくさん食べた後、ママとパパがイタリアからお土産に持ってきてくれた大きなスイカをみんなで食べました。すいかって、こんなにおいしいものだっけ??っておもうほど、おいしくて、おなかがはちきれそうになるまで、食べてしまいました。今日はほんとによく食べた!満足、満足♪
2004年07月17日
今日は久しぶりに、コニーの実家に帰ることにしました。私の仕事が終わってから、夕飯を作って、コニーの兄ちゃんもやってきて、みんなで食事をした後、ここを出発したので、実家に着いたのは夜の11時だったけど、コニーのパパとママがやさしく迎えてくれました。2人にあの笑顔で、ぎゅーっと、何度もハグされると、ほんとに幸せな気分になるなぁ。ちょうどこの日の夜に、パパとママはイタリアの旅行から帰ってきたので,2人とも真っ黒!いいな、いいな♪スイスはすごく寒くって、雹が降ったり大変な天気だったんだから。。。ぜんぜん夏じゃないみたい。そのうちに、コニーと弟とその彼女までやってきて、真夜中のキッチンで家族大集合!みんなで笑っちゃいました。久々の里帰りは、なんだか楽しくなりそうな予感!
2004年07月16日
今日は日本の家族から荷物が届いた。中身は、和食いっぱいと、雑誌、母の手作りのドイリー編みのミニバッグとミニミニポーチ!まさに私好みのアーミーグリーンで、とっても気に入った♪今病院に入院している母からの手紙も入っていた。うれしくって、せつなくって、なつかしくって、涙がぽろぽろ出てくる。会いたくてたまらない。母が早く元気になってくれることを、心から願う。姉がセレクトして送ってくれた雑誌は、天然生活、cafe2004、InRed,favourite styleという、雅姫さんの本。久しぶりの日本の雑誌は、興味津々。どれも素敵で、日本は本当におしゃれな国だと思う。素敵なお洋服のページ、オーガニックな材料を使った体に優しいメニュー、手作りのデザート特集、夏の浴衣読本までついていて、心が躍る。わくわくしてしまう♪もう一つ入っていた雑誌は、キッズ雑貨にみんなが夢中!という雑誌だった。私みたいに小さなちょこまかしたものが大好きな人が世の中にはいっぱいいるんだなぁと思って、うれしくなってしまった。スイスに来てから、たくさん日本人のお友達ができて、いろーんなお友達のおうちに遊びに行かせてもらって、いろいろ発見したこと…それは、みんなのおうちがとてもきれいに片付いていて、塵一つなく、モダンなインテリアで、みんながご飯を上手に作れるということだ。私はお友達の家でさんざん楽しい時を過ごさせてもらってから、家に帰ると早速掃除に取り掛かる。家に帰ると「こりゃぁ、いかん。」という気持ちになる。私って、きたな好き?こんなに無駄なものばかりの家なんて、見たことないというぐらい、うちは物が多すぎる。(子供がいるわけでもないのにおもちゃがいっぱい...)一体全体、何でこんなになっちゃったんだろうと思ったりするけれど、どれもこれも私の好きな雑貨で捨てることなんてとてもできない。。。みんなのおうちみたいに、無駄なものを省いて、大人のインテリア、モダンなおうちにしたいとも思うけれど、自分の目指すものとは違う気がして...。そんな時、こんな雑誌が届いて、みんな自分の好きなスタイルがいろいろあって、私も本当に自分な好きなスタイルを目指して、心地いい空間を作っていけたらいいなぁと思う。コニーは私の好きなものを大好きと言ってくれて、こんなにごちゃごちゃしたものも、かわいいと言ってくれる。私って変かなぁ?って聞くと、人と違うことは変なわけじゃなくて、オリジナルなのだから、特別なのはいいことだと言ってくれる。ただ、私のだらしない性格は、よく怒られるけど。(本を読みっぱなしに、いっぱい床に広げたり、洋服を着散らかしてなかなか片付けないこととか・・・)コニーはきれい好き。整理整頓の男の人。結婚してからコニーに教えられたことはいっぱいある。未だ、勉強中!
2004年07月14日
ずっと使っていたPCが壊れてしまい、今まで撮りためた写真も、仲良しのお友達のアドレスも、みーんな無くなってしまいました…。(涙)日頃、PCに頼りすぎていて、その上、何の保存もしてなかったので、唯一残った私のお気に入りの写真たちは、このHPに載せた物だけになってしまいました…。なんと、あっけなかったことか。。。さようなら...私の思い出の写真達よ~(涙)未だに、PCが、本調子ではなく、自分のメールも読めずにいます。エラーばっかりで、どうしても開けられない...。もしもこれを読んだお友達がいたら、このHPの私書箱にメールください。(パリにいるむっちゃん、元気にしてる?連絡できなくて、ごめん!!) それでも今日やっと、日本語で文章を書けるようになって、本当にうれしい!!これからは、PCを大切にしようと思います。(反省)私がPCから離れていた間、菫埜のHPでは、私がスイスから送ったものがたくさんアップされましたので、ぜひぜひご覧くださいませ♪かわいい雑貨がいっぱいですよ。姉はがんばっています!お花も素敵です。のぞいてみてくださいね。それでは、またー☆
2004年06月27日
今日は待ちに待ったBBQの日♪ショッキちゃん、カナちゃん、みさちゃん、私そしてそれぞれのスイス人パートナー&リョウちゃんで、そりゃぁもう楽しい楽しいBBQだった。この日のために、計画を練るという理由で、先週日本人女子4人でわいわい、町にくり出して、ご飯を食べにいったり(笑)準備からして楽しかったので、今日は絶対に晴れてほしかった。前日雨が何度も降っては止み、どうなることかと思ったけれど、今日は最高にいい天気!ヤッター!! 場所はうちの前の湖だったので、朝からBBQのセットを準備したり、ワクワクして落ち着かないコニーと私は、待ち合わせより1時間も早くに準備万端。(1時間前行動?)張り切りすぎな私たちは、すごい荷物を両手に抱えて、早速湖に出かけた。湖では、またしてもフリーマーケットをやっていて、コニーにアイスを買うために持ってきたお金を借りて(笑)私は一人、またフリマチェック♪コニーは、火の準備。みんなが来るまでの時間、フリマを楽しんだ。 約束の時間に、みんな続々とやってきてシートを広げて、ピクニック状態。あー、こういうの大好き☆なんて楽しいんでしょ!それぞれ持ち寄ったいろんなサラダやディップ&チップスを広げて女衆はもうパーティー状態。男衆も火の周りでビール片手に話し始め、いい感じ♪今朝、サビナがパンを焼いたからといって、フレッシュなハーブの花束と一緒にわざわざ家まで届けてくれたので、それも持っていった。とってもおいしかった!サラダもお肉も何もかも、とってもおいしかったけど、中でも1番気に入ったのは、ショッキちゃんが用意してきてくれたおイモ&それにつけて食べるハーブバター!ショッキちゃんのパートナーJoeのママお手製のもので、あまりにおいしくて、ほっくほくのベイクドポテトにバターが溶けて、そりゃぁもうシアワセなお味☆おなかいっぱい食べて、動けなくなった私は、マットを日向に移動して、またみんなとおしゃべり♪男衆は、アクティブにバトミントン、フリスピー、ビーチボールなどをしてあそんでいた。リョウちゃんは、横のフリマで、幻のゲームを見つけてきて(コニーの実家にみんなで泊りにいった時、かなり燃えたゲームで、コニーのママが昔に手に入れた物なので、もうどこでも買うことができないと思っていたら、なんとフリマに出ていたのー!)そのゲームであそんだ。天気がよかったから後で気付いたら、ひざっこぞうが、真っ赤に日に焼けていた。(笑)そのあと、Joeにアイスをおごってもらったり、みんなでナッツやフルーツお菓子をつまみながら、仲良くおしゃべりしたり、とっても楽しい時を過ごした。みんなほんとにいい人たちで、スイスでこんなに楽しい仲間に出会えてよかったと心から思った。これからも楽しいこといっぱい計画して、家族ぐるみで楽しみたいと思った。今日はみんなありがとー!またあそんでね♪
2004年06月06日
今日は、近所で小さなマーケットが開かれていたので、コニーと出かけた。教会の前の道には、野菜や果物、ハーブ、はちみつ、ソーセージ、スパイス、お花、手作りのケーキやシロップ等など、いろんなお店が出ていて、もう少し行ったところには、フリーマーケットをやっていて、そういうのが大好きな私はきょろきょろ見て歩いた。丘を少し登ったところは、子どもたちのコーナー。自分たちが要らなくなったおもちゃを、格安で売って、お小遣いを稼いでいる。小さな男の子が一生懸命、「この人形買ってくれたら、これもつけちゃう!たったの300円だよー!」とか、叫んでいて、コニーはこういうのに弱い。去年もこれで、Geoの雑誌をたんまり買ってあげて、安すぎてかわいそうだからと、お小遣いまであげていた...。いいんだけどね。(汗)今日も案の定、「ねえ、あれ買ってあげようか?」とか、どうでもいいものを指差してくるので、どんどん却下!(笑)そんな中で私は、思わぬものを発見!何だと思う??なんと、こえだちゃんを見つけてしまったのーーー☆こえだちゃんというのは、私が左のコンテンツ、1番下のお気に入りのキャラクターという所でもふれたんだけど、私が小学生の頃、近所の子と一緒に遊んだ、プラスティックの親指ぐらいの小さなお人形。お洋服がいくつもあって、着せ替えできるようになっている。人形も、こえだちゃんときのこちゃん2人ついていて、木のおうちこそなかったものの(私は木のおうちはもともと持っていなくて、アップルちゃんのおうちを持っていた。)ついている着せ替えのお洋服が、私が使っていたものとまったく一緒なのーーーー!大のお気に入りだった、黄色と水色のドレスや、クリスマスチックなコート、あぁ、なつかしすぎて倒れそう!どうして、こんな場所でこえだちゃんに会うのーーー?嬉しくって、スイスの子どもがいっぱいの中、日本人の大人(←?)1人で興奮しまくり!コニーに夢中で説明してしまった・・・20年前、これであそんだのよーー!で、ピンクの箱に入ったなつかしのこえだちゃんセットをゲット!シアワセ~♪女の子はこれをどこで買ったのか忘れてしまったと言ったけど、横で見ていたその子のお母さんがニコニコしながら日本で買ったのよと言っていた。スイスで20年ぶりに会えるなんて...思わず、一緒に遊んだお向かいの女の子のことを思い出してしまった。なつかしいな、元気にしてるかな? そんなこんなで、道ではコニーの学生時代のクラスメートにばったり出会ったり、楽しい楽しい土曜のひと時だった♪
2004年06月05日
先週は、お店のスタッフが少なかったのもあるけど、仕事がすごく忙しくなって、みんなでヒーヒーいいながら働いていた。しかも、なぜかしら嫌なお客さんばかりがやってきた。毎日交代で、誰かが最悪なお客にあたり、その度に本当に泣くはめになって、それをみんなで慰めるという、そんな1週間だった。私が当たったお客さんもひどかった。最後に私はぶちきれて、頭がおかしくなりそうだった。こんなはずじゃなかったのに...一生懸命やってるのに、報われない、世の中、意地悪な人だらけだと思ったぐらい、いやなことが重なった。最初にドカーンと同僚に最悪なことが起こった日、そのお客さんは「この事、みーんなに言いふらしてやる。」と、電話でののしったそうだ。だから、あんまり嫌な客が続くので、そのお客さんの知り合いがみんなで意地悪しに来てるのかねぇ...なんて、同僚は言っていた。(苦笑) 今週は、先週の悪夢がうそのように、いいお客さんばかりがやってくる。先週がひどすぎて、よけいにそう感じるのかもしれないけれど、お客さんのやさしい一言が胸に染みる。人間らしい、あたたかい心遣いが、私たちに元気をくれる。スタッフの数もそろい、私たちにも余裕があるから、とってもいい感じ♪ 昨日と今日、私にも、とってもいいことが起こった。昨日の夕方、お店にきた男性のお客さんは、カーネーションを12本ブーケにしてというオーダーだった。今、グリーン、ボルドー、ピンク、オレンジなどのポップなカーネーションがそろっていて、実物やライトグリーンの葉物を合わせると、なんだかおいしそうでかわいいブーケになる。私は花を数える時は、日本語だ。そのほうが断然はやいし、正確なので。(笑)「二,四、六、八、十....」「今、何語で数えたの?」お客さんが聞いてくるので、日本語です。と答えると、彼は日本に行ったことがあるそうで、楽しかった日本の思い出をいっぱい話してくれた。花束を作っている間中、夢中で話す彼と、私のやりとりがおもしろかったのか、お店中大爆笑!パーァァァっと、明るい雰囲気が広がった。そんなに楽しい時を過ごしてくれたなら、ほんとによかったと思った。鹿児島や京都で、素晴らしい時を過ごしたそうだ。お饅頭を包んだ紙がきれいで、もったいなくて開けれなかったとか、桜島で撮った記念撮影みたいな写真が、2ヶ月たってちゃんとスイスに送られてきたとか(日本人は外人にぼったりしないんですよ。)新幹線がよかったとか、いろいろ。奥さんと2人、日本を旅して、忘れられない思い出になったそうだ。出来上がった花束も、大満足して帰ってくれた。その時、心から思った。そうそうこの感じ!お客さんとの関係が,いつもこんなだったらいいのにと思った。とっても気分がよくて、すごく嬉しかった。 今日来た女性のお客さんは,お店に入ってくるなりもうすごい笑顔だったので、知ってる人だったっけ...?って思ったほど。バラを10本ぐらい買ってくださったのだけど、会計の後,もうがまんできないという感じで、「あなたはどちらからいらしたの?」と聞くので、「日本です。」というと、「そうだと思ったのよ。素敵な髪型してるわね、あなたにほんとにぴったり。お洋服と、ヘアスタイルと、とってもよく似合ってる、すごく素敵よ。」なんて誉めてくださった。「あ、どうもありがとう。嬉しいです。」なんて、照れて答えていると、「私2000年に、日本に旅行したのよ。それは素敵だったわ。最高の国よ。」なんて、言ってくださって、またまたとっても嬉しい気分になった。スイスにいれば、私は日本代表だから、日本の事をこんな風に誉めてもらえて、私がどんなに幸せな気分になったか...お客さん、わかりますか?本当にありがとうー! 夕方家に電話したら、コニーは出かけると言っていたので、お店のスタッフにご飯食べにいかない?と誘ったら、みんな大賛成!最近スイスは天気がよくて、夜も9時ぐらいまで明るいので、家にいるとなんだかもったいない気がしてしまうのだ。レストランのテラスでみんなで本当に楽しい時を過ごした。デザートのアイスクリームまで、おなかいっぱいいただきました☆
2004年05月25日
今日は久しぶりにコニーの実家に帰ってきました。日本に里帰りしたり、母の日の仕事があったりで、何かと忙しく、なかなか実家に帰れるチャンスがなかったけれど、今回やっと!コニーのパパもママも大喜びしてくれました。2人の嬉しそうな顔を見て、もっと早く帰ってこれればよかったのに・・・と思いました。 最近のチューリッヒの天気は、いつも曇りで、しかもすごく寒かったのだけれど、今日の田舎の天気は最高!真っ青な青空で、空気もいいし、久しぶりの田舎は本当に素敵なところでした。朝食の後は、コニーと山にお散歩に出かけました。私達のお気に入りのビューポイントには、ベンチがあるのでそれを目指して、歩きます。久しぶりに急な坂道を歩いたので、すっかり腿の裏が筋肉痛になってしまいました。(笑)ハァハァしながら、ベンチについて、私はコニーの膝を借りて、お昼寝をしました。ほんとにいい天気♪山はすっかり春になっていて、タンポポや忘れな草、デイジーなど、お花畑は満開!お花のじゅうたんはどこまでも続いています。 お昼は、コニーパパの手料理をおいしくいただきました。午後は、菫埜に送る雑貨を探しに、村のマーケットへ...。掘り出し物がたくさん見つかって、暑いのと、興奮してるのとで、すっかり喉が渇いてしまいました。今日はほんとに、暑い!車に乗ってると、あまりの暑さで、まるでイタリアや南フランスへ行ったホリデーを思い出すほどです。もちろん半そで!カフェでお茶していると、コニーの親友からメールが。今日は、みんなでライン川のほとりでバーベキューだそう!でも、コニーの仲間達のBBQは、いつでもかなりサバイバルチックで、自分たちで持ち寄ったソーセージを、火をおこして、その辺に生えている枝を切ってきて、それをナイフでとがらせ、それにソーセージを刺して焼くという、ほんとに簡単なもの。でも、それがすごくおいしいの!スイス人の男の子なら誰でも、スイスアーミーナイフをポケットに持っているので、それが大活躍します。木を削ったり、ソーセージに切込みを入れたり、パンやチーズを切ったりね。古くからの仲間みんなで、火を囲んで楽しい夕飯でした。
2004年05月15日

イギリスに留学していた頃、スイス人のお友達が「ちえみがそんなにお花が好きなら、いつかきっとドイツにあるお花の島を訪れるべきだ。」と言っていたのを、ずっと覚えていました。今日はメイデーで、どこも休みだし、どこへ行こうか・・・?ということになって今日やっと、そのお花の島へ行くことになりました。私が覚えていたのは、お花の島という事だけ。PCで、ドイツ、お花の島と検索しただけで、その島のHPが出てくるのだから、世の中本当に便利になったものです。その島は、スイスの国境からも近くて、私の住んでいるところから1時間ぐらいでした。ドライブの途中にも、一面に広がる黄色い菜の花畑が見えたりして、それはそれは素敵でした。 スイスを抜けると、天気も素晴らしく、まさにGWの雰囲気です。私が幼かった頃、いつも仕事で忙しかった両親も、GWには休みをとって、フラワーパークに連れて行ってくれたりしたことを思い出しました。そこは、島全体がフラワーパークという感じで、結構広いのでたくさん歩かなければならないけれど、チューリップが満開で、とっても素敵でした。島の中にあるお城では、結婚式が行われていて、こんな素敵なガーデンでの結婚式、最高だろうなぁと思いました。私が高校生の時、最初に海外旅行に行かせてもらったのは、イギリスの有名な庭を巡るツアーで、最高級のガーデンをいくつも見てまわったので、私の中の素敵なガーデンのレベルはかなり高く(笑)ドイツのこの島は本当に素敵だったけれど、色がドンジャラな場所もあって、やっぱりイギリスのように〈ホワイトガーデン>とか、色が統一されていて、それを引き立てるシルバーグリーンのプランツがあったり、ライムグリーンのアルケミラモリスでその白をさらに輝かせるという、ガーデナ-のセンスが隅々にまで行き渡ったイギリスのシッシングハーストなどは、最高だったなぁと思ってしまいました。まぁ、それでも、この島にも、今日の写真のようにピンク・ブルー・パープルなど、私の好きないろの組み合わせの場所もあったりして、感激してしまいました。チューリップの下には忘れな草のブルーとピンクが見事なカーペットになっていました。ガーデンから湖が見えるというのも、最高のランドスケープで、ベンチでお昼寝しながら最高の時を過ごしました。ゆったりと心が満たされる素敵な春の午後でした。
2004年05月01日
今日は、お友達のカナちゃんの結婚式でした。私は昨日の夜から、ブーケ作りに大忙し。仕事を終えた後、お店に一人残って、カナちゃんが結婚式に着る着物の写真を片手に、ブーケ作りに取り組みました。今回私がチャレンジしたのは、私が自分の結婚式や、成人式の時など、着物を着るチャンスがあるときはいつでも、母が作ってくれた着物専用の手毬ブーケ!(七五三の時にも持ちました♪)今まで作ったことはないのだけど、カナちゃんに着物の写真を見せてもらった時から、手毬ブーケにしてあげたいと、心に決めていました。カナちゃんのお母さまは着付けの先生だそうで、当日はお母さまも妹さんも、みんな着物を着るというので、思いっきり日本チックにしてあげたいなぁと思ったのです。でも、今まで作った事ないし、不安だったので、作る前日に、実家に電話して、母にアドバイスをもらいました。それでも、初めての作品というのは、要領を得てないせいか、ものすごく時間がかかってしまい、一人黙々と、あぁでもない、こうでもないといろいろ試して、やっと素敵な手毬ブーケが出来上がりました。今回のブーケは、私と、仲良しのショッキちゃん、2人からのプレゼントという事で、絶対に素敵なものにしたかったので、夜9時半にヘアオーナメントや、ブートニアなど、すべてが完成した時は本当に嬉しかったです。カナちゃんのおうちは、私の働いてる花屋から歩いてすぐのとこにあるので、完成した作品をすぐに見てほしくて、夜分にもかかわらず、配達してしまいました。みんなの喜ぶ顔を見て、疲れも吹っ飛ぶようでした。 そして、結婚式当日。ショッキちゃんご夫妻に車で拾ってもらって、結婚式のアペロに出かけました。カナちゃんは、バッチリと着物を着こなし、とってもかわいい花嫁さんになっていました。私の作った手毬ブーケも、ヘアーの花も、カナちゃんにぴったり!すごく似合っていて、本当に感激しました。カナちゃんは、本当に手毬ブーケが気に入ってくれた様子で、一時も話さず、ずーっと持ってくれていました。「重いでしょ?持っててあげようか?」って聞いても、「いいの!これ、私のだから!持っていたいの!」って、カナちゃんが言ってくれた時、私は涙が出そうに嬉しかったです。心を込めて作ったものだから、カナちゃんもそれを感じてくれていたようで、「髪に飾るお花も、手がかかったでしょ?本当にありがとう-。」って、何度も何度も言ってくれて、自分の努力がすべて報われた、本当に作ってよかった-!と思ったのでした。花屋の仕事って、本当に素晴らしい!作っている時は、どうしてこんなに大変なこと簡単に引き受けちゃったんだろう(←って言うか、自分からやらせて!と言ってしまうケースが多い。)なんて、思ったりするけど、今日はたくさんの人にブーケを誉めていただいて、カナちゃんがあんまりかわいく、それを持ってくれたから、私はとっても、とっても幸せで、大満足でした。 結婚式のアペロは、120%楽しめました。久しぶりに仲良しのショッキちゃんに会ったのもあって、嬉しすぎてテンション上がりっぱなしでした。食べまくりのしゃべりまくり、カナちゃんの妹さんとちょっとおしゃべりした時は、ウルウルしてしまったけれど(涙)本当に楽しいひと時でした。ショッキちゃんも私も、お互い本当にいい旦那さんがいて幸せだと思うし、カナちゃんの旦那様も気の利く、とってもやさしい人なので、幸せになること間違いなし!どうか2人の未来に素敵なことがいっぱい起こりますように・・・☆
2004年04月30日
今日は、ともちゃんのママに情報をいただいて、ともちゃんの通うインターナショナルスクールの文化祭に遊びに行ってきました。すごい人!!ほんとにインターナショナルな子供達がいっぱいで、とっても楽しかったです。ランチタイムに出かけていった私達のお目当ては、世界各国のお料理♪いろんな国のブースに、おいしいものがあふれていて、どれにしようか迷ってしまいます。私たちは、結局日本のブースから、巻き寿司と照り焼きチキン、カップうどんを、その後、イタリアのブースからは、バジリコのペストのラザニア風の物を、その後さらに、ものすんごく辛いタイカレーを!(口の中がヒーヒーすごい事になってたけど、とってもおいしかった!)もうかなりおなかがいっぱいなのに、ドイツのブースからベルリーナをデザートにゲットして、大満足☆おなかいっぱい...動けません。(汗)でも、夕方から、コニ-の弟が彼女を連れてうちに泊まりに来るので、早めに引き上げて買い物に出かけました。いろんな食材をスーパーで買って、おうちに帰ってさっそく夕食の準備に取り掛かりました。だんだん晴れてきたので、またしてもピクニックをしようと、今晩のメニューはお弁当!おにぎりをいっぱい作って、卵焼き、キンピラごぼう、サラダ、ローストチキンを作って、デザートにはフルーツポンチ!コニーをアシスタントに、私たちがこの間、出演したラジオ番組ののCDが出来上がってきたので、それを聞きながら準備をしました。(←大笑い!)おでかけの前の日本のママたちは、こんなに準備が大変なのね...なんて思いながら(汗)すべてバスケットにつめ終わった頃、2人がやってきたので、さっそく外へ。芝生の上で、和風なお弁当を、みんなでお箸で食べました。みんな、大喜びしてくれたのでよかったです。デザートのフルーツには、リキュールをたっぷりかけてあって、それをレモネードで割るのだけど、これがなかなかおいしくて、大好評☆(入れたフルーツは、いちご、りんご、洋ナシ、ブドウです。)食後には、みんなで卓球や、バトミントンをして遊んで、とっても楽しい夜でした。 結局2人は、日曜の夜まで、ゆったりとうちで過ごしていきました。(←全然、帰る雰囲気なしで、お昼になり、夕飯もうちで食べていった・・・。)ラブラブで、幸せそうな2人は、本当に楽しそうにしていたので、もてなすのは大変だったけれど、がんばってよかったなぁと思うのでした。でも、もうしばらくは、いいかな・・・。(汗)
2004年04月24日
スイスに帰ってきたのが、14日の夕方で、次の日からもうフルに働いています。私が、この時期に帰ってこなければならなかったのは、チューリッヒで開かれるお祭りのためでした。アー、今は終わったから良いけれど、本当に忙しかったーーー!!朝6時から働く日もあって、しかも今年はすごく寒いし、本当にこんなんで春が来るの-??って感じだったけど、それでもみんなでわいわい、お祭りの準備をしました。私も、もうベテラン?!みんなの指導にもまわり、こんなスイスチックなお祭りが、日本人スタッフの元で行われてるなんてね-って、周りからジョークがでるくらいでした。(笑) 当日は、パレードに出る男性たちのコサージを衣装につけてあげたり、帽子の花飾りをセットしたり、大忙し!でもすべて、無事に終わり、今やっと落ち着きました。 スイスに帰ってきてから、楽しいこともたくさんあって、仲良しのYURiちゃんのおうちにディナーを招待されたり、スイスにも大切なお友達がいっぱいいるから、本当に救われます。幸せなことです。みんなありがとう。それでも、落ち込む日もあったり、今日は朝から、どどどーーーーーーんとおちこんで、お昼頃、ちょっと復活して、こんなんじゃだめだと、天気もいいことだし、気分転換に、夕方からコニ-とピクニックに出かけました。今年初のピクニックです。サンドイッチとサラダをお弁当箱に詰めて、うちの目の前の湖に出かけました。バトミントンしたり、フリスピーしたりしていると、いやなことも忘れます。(単純。)外で食べると最高においしくて、夜は9時ごろまで明るいし、芝生の上にマットをひいて、ねっころがれば、あぁ悩むのはやめよう、、、元気だそう!という気持ちになります。スイスはこれから、緑いっぱいのいい季節です。夏が終わる日まで、たっくさんピクニックしようと思います。ピクニック命!(笑)
2004年04月21日
楽しい時はあっという間に過ぎて、水曜の朝には日本を発たなければならなくなってしまいました…。今、スーツケースを詰め終わって、今回もまたすごい荷物。。。和食の材料が多いのだけど…。あぁ、毎回思うけれど、どこでもドアがあればいいのに…スイスと日本を好きな時に行き来して、どちらの国にも簡単に行ければいいのに…。 菫埜は、桜が散り始めてまるで雪が降っているようです。すごい桜吹雪で、庭も雪が積もったように桜の花びらで真っ白。気候もよくて、本当にいい気分。何で、こんなに居心地がいいのにスイスに戻らなければならないのか…コニーがこっちに来ればいいのにと、ブツブツ言っている私です。(笑) 日本にいる間は、好きなことがたくさんできたし、1番恋しかった家族ともずっと一緒にいれたし、どこにも出かけなかったけれど、菫埜でリラックスできたので、本当によかったです。大好きな親友たちにも会えたし、このHPを通して仲良くなった大好きなお友達が、菫埜に遊びに来てくれたりして、とっても充実していました。菫埜の春は最高です。 いつもいつも、帰る時は家族との別れがつらすぎて、本当にイヤで帰りたくないのだけど、楽しかった時間を思い出して、またスイスでもがんばろうと思います。コニーも待ってることだし、しょうがない。スイスに帰ろう…。また来年春に菫埜に戻ってこれるし、スイスでもきっといいことがあるさ。。。と自分に言い聞かせて。。。 それでは、またスイスに戻ったら、日記を書くことにしますね。菫埜の、桜の写真は、菫埜のHPから飛んでいって見てくださいね☆
2004年04月12日
sumirenoの桜は、今とってもきれいです。大きな桜の木が4本と、目の前の川沿いにも桜並木が広がって、景色は抜群です。 昨日姪の景都が菫埜に泊まりに来たので、朝、両親のベッドの上からみんなで、大きな桜の木を眺めました。なんてきれいな桜なんでしょう。。。☆寝室の窓からも、こんなに素敵な桜が見れるなんて、菫埜は本当にいい所です。(笑) 今日は、母と広い庭を手をつないで散歩しながら桃の木の下に生えている蕗をたくさん摘んで、父が朝、裏の竹林で掘った竹の子と一緒に煮たら、それはそれは美味しかったです。今日のお昼は、桜の木の下でお花見しました。とれたての竹の子と蕗のシーチキン入り煮物、おにぎり、焼き魚、てんぷらなどをみんなで桜を眺めながら食べたら本当に幸せな気持ちになりました。菫埜は、広いのでお客さんがお弁当を持参して、たまにピクニックを始めてしまいます。(笑)ここで、食べるとお昼が本当に美味しいのです。この間は、景都と2人で、バルコニーでお昼を食べました。みんなは家の中で食べたけど、博が特別に私たちの分のご飯をバルコニーのテーブルに並べてくれたので、お庭を見ながらランチにしました。景都はそれから何度も、「ちーちゃん、またお外でごはん食べたいねぇー。」と言います。菫埜では、時間がゆっくりと流れていて、幸せだなぁと感じることがたくさんあります。これで、コニーもいれば最高なんだけど…。来年こそ、またコニーと菫埜に来たいと思います。
2004年04月05日
昨日は、菫埜にテレビの生中継車がやってきて、大変なことになっていました。この日の放送のために、何日も前からうちあわせやら、何やら忙しく、あっという間に放送の日になってしまいました。静岡朝日テレビの、とびっきり静岡という番組で、夕方からの放送のために、午後の2時ごろから、なんと20人以上の男の人が菫埜に集まり、川の向こうには2台の中継車がスタンバっていて、かなり大げさなことになり、近所のおじいさんやおばあさん、子供たちまでもが集まってくるお祭り騒ぎ状態でした。(笑) 姉も私も、マイクをつけてもらって、ドキドキとスタンバイ。本番前に、急におなかがすいて、おなかがなるのもマイクを通して聞こえてしまうとのことで、姉がボンヌママンのガレットを取りに行ってくれました。「本番8分前、マイクのチェックしたいんですけど、お姉さまは??」と、音声さんが心配している中、姉はキャスの水玉マグカップにお茶を入れて「ちーちゃん、持って来たよー!」あまりのマイペース加減に、音声さんも笑っていました。ガレットを食べる間もなく、本番スタート。優しいアナウンサー伊知さんのリードにより、父博もスムーズに話すことができました。よかった、よかった! 花室菫埜でも、母がインタビューを受け、私と姉と叔母は、家のTVで放送をチェック!「わー、博のめがね、反射しまくりー!まぶしいーー!何じゃこりゃー!」とか、「わー、美津子(母)かわいく映ってんじゃーん!!」とか、大騒ぎ!身内をTVで見るというのはドキドキするものです・・・。(汗) 生放送というのは、本当に大変なものなんだなぁと、今日つくづく思いました。あんなにたくさんの人が、この1時間のために一生懸命働いて、番組を作っているんだなぁと、実感しました。番組が終わって、ご飯を食べに行くと、父博は放心状態でちっともしゃべらないし、まるでラジオ放送の後のコニー状態でした。(笑)食事の後、祖母の家に行くと、いとこがビデオを撮っておいてくれたので、みんなでキャーキャー騒ぎながら見ました。私は、あごが出ていて、へんてこりんな映りでした。(涙)恥ずかしかったので、放送のことはあんまり人には言わなかったけれど、さすが静岡県代表chiyononさんは、TVをチェックしていてくれて、菫埜のBBSのカキコしてくれましたー。ありがたいメッセージ、ありがとうー!! いろいろ大変だったけど、家族みんなでがんばれたし、思い出に残る楽しいTVの生中継でした♪
2004年03月27日
無事日本について、毎日楽しく暮らしています。久しぶりの菫埜はやっぱり素敵で、ゆったりと時間をもって帰ってきてよかったなぁと思います。朝は広い庭を眺めながら、朝食を食べます。スイスにいたとき、ずっと恋しかった納豆!!を朝からご飯にかけて食べて・・・あーー、幸せ!2杯目は、鮭フレークで。ご飯が進むものばかりで、困ってしまいます。(笑) 菫埜では今年も3月28日から、3日間春の個展を開催します。菫埜のshop sumirenoでは、春らしい手作りの小物やスイスからの雑貨が並びます。どこもかしこも、かわいく並べたいと思うとすごく時間がかかります。こだわりたくて、店の大掃除から始めました。おかげで、今やっとちょっとだけ、満足する配置に変わってきました。店の隅々まで手をかけて、好きなスタイルにするのは本当に大変なことです。こんなに小さい店でさえそうなのですから。。。そして、外のテラスも春らしいコンテナガーデンを並べようと思って、せっせと植え替えをしました。もう、張り切りすぎて、暑くて,半袖でがんばってしまいました。(笑)菫の鉢も入荷して、本当にかわいくなってきました。いい感じです♪ 菫埜の素敵なところは、和の空間、花室です。坂を少し上った同じ敷地内にそれはあります。今回の個展では、母の作っためちゃめちゃかわいい小さな小さな花器が並びます。今日は、ドキドキの窯だしの日でした。寒い冬の間、父と母、私のおばのふみちゃんが、せっせと作りためてきた作品をたくさん焼いていたので、菫埜陶芸部の3人は、もうドキドキしっぱなし!!レンガをはずしていくと、素敵な花器が顔を出しました。みんな、自分の作品がどうなっているのか心配で、そばにいる私まで心配で心臓が痛くなるほど、ドキドキしてしまいました。失敗あり、成功あり、でもどの子も味があって素敵な作品に仕上がっていました。今回は初めて火を入れるところから自分たちでやったので、特別の思い入れがあるようです。父は寝ないで、窯の温度をチェックしたり、すごく大変だったので、よけいに。。。みんな本当によくがんばりました!(パチパチ!) 母のオリジナルの作品は、本当にかわいくて、それは小さなコースターとセットで飾るデザインなんだそうです。そこに花が入るとそれはそれは、かわいくなると思います。春の展示会まで、もう少し!まだまだやることだらけで、準備が大変ですが、素敵な個展になるようにみんなでがんばろうと思います。 お時間のある方は、よかったら菫埜にあそびにいらしてくださいね。素敵な春が、皆さんをお待ちしています。桜も咲いてきたら、それはもう最高です。私自身も今からとっても楽しみです。
2004年03月18日

なんだかとっても忙しくって、日記を書くひまもなく、日本へ発つ日がやってきてしまいました。日本へ帰るのが嬉しい反面、スイスでの生活が心地よすぎて、このままここにいたい・・・なんて思ったり。。。(1ヶ月で帰ってくるのですけど。)でもやっぱり、昨日,最後の仕事を終えて、日本へ帰る喜びが、どとっと押し寄せてきて、今は楽しみな気持ちのほうが強いです。この数日、仕事がとっても充実していました。お得意様は、私が帰る前にと、たくさん注文をくださって、ありがたいなぁと思いました。みんなが「いつ帰ってらっしゃるの?」とか「絶対に帰ってきてね。1ヵ月後、また買いにきますね。里帰り思いっきり楽しんでいらしてね。」とか、声をかけてくださって、お客様達と本当にいい関係が持てるようになって、この2年半ここで仕事をがんばってきてよかった-!と思うのでした。 今回の里帰りは、私1人。コニー&コニーの両親も連れての里帰りの予定だったけれど、学校の先生をしているママと休みがあわず、今回はだめになってしまいました。私も、1ヵ月後のチューリヒでのお祭りのデコレーションのためにその時期は絶対に戻ってこなくてはならず、明日から1ヶ月しか休みが取れなかったので、ママとパパにはすごく残念な思いをさせてしまったけど、今年は1人で帰って、のんびりすることにしました。来年こそはみんなで日本に帰れるといいなぁと思います。 昨日は、仕事が最後の日で、ドイツ人の子との最後のお別れをしました。この何日かは、本当に仕事場の雰囲気が最高で、他の店舗のスタッフからも「ここのチームは本当に雰囲気がいいねー。」と誉められるほど、本当に仲良しな私たちでした。あんなに嫌いとか言ってたくせに、最後ハグして別れる時は涙が出そうになりました。「何もかもありがとう。」と、つぶれそうになるぐらい強く抱きしめられて、彼女のこれからが幸せなものになるといいなぁと心から思ったのでした。コニーに言わせれば「へっ。あんなに悩んでたくせに。。。」って感じなのだけど、私は昔からこうで、どんなに嫌いと悩まされた子のことも、いつかはすっかり忘れて仲良く話したりして、私の母は、「ちーちゃんて、いつもこう。こっちが悩んで損したって思うよ。あんなに嫌いって言ってたくせに、すっかり忘れちゃうんだね。」なんて、ぶつぶつ言われたりしたけど、今ではその役割をコニーがしています。(笑) スーツケース半分はチョコレートというぐらい、今回はたっぷりチョコレートを持って帰ります。菫埜でやる1周年記念のイベントにも、登場する予定♪桜の木の下で、素敵なパーティーができるといいなぁと思います。菫埜の春を楽しんでこようと思います。 今日はお店にディスプレーしたダチョウの卵の画像をアップしました。大きな大きなたまごです。ネコヤナギと一緒に飾りました。素敵でしょ?それでは、日本に行ってきまーす♪
2004年03月12日
今日は、ひな祭り&ドイツ人の子のお別れパーティーをうちでやりました。私は、来週日本に里帰りするので、ドイツ人の子とは、これでお別れなのです。彼女とは1年半一緒に働きました。すんごいネガティブな彼女と働くのはけっこうつらくて、性格も合わないけれど、それでも楽しい時をいっぱい過ごしてきたし、日本の事をいつも興味持ってくれて、それはとても嬉しかったので、最後に和食をいっぱい食べさせてあげたいなぁと思って、張り切って作りました。 今日は早番だったので、仕事をはやめに切り上げてディナーの準備に取り掛かりました。まとわりついてくるコニーを冷たくつきはなし(笑)音楽をがんがんにかけて、肉をさばく!そのうち、学校を終えたメラニーが手伝いに来てくれたので、コニ-には悪いけど、今日は女の子オンリーだからごめんね!!といって、出かけてもらいました。そこから、メラニーと2人で、ひたすら準備!まるで職場と同じで、これやって、あれやってと、指示しまくり!アシスタントがいると、料理もはかどる---☆私が鶏一匹さばいて、メラニーが串に刺してヤキトリに。いい感じ-♪ 今日のメニューは、ちらし寿司、焼き鳥、ポテトサラダ(得意なので、いつもこれはつける。)グリーンサラダ、カナッペ、天ぷら、そうめん、デザートはフローズンヨーグルト。7時に他のスタッフもみんなうちに集まってくれたので、シャンパンを開けてお祝いしました。今日は床に直接座るスタイル!日本チックにしたかったので、床にピンクの布を引いて、和紙に押し花が入ったランチョンマットでガーリーな雰囲気に☆大きなつぼには、桃がなかったので、ネコヤナギの枝をたっぷりといけて、お雛様の横には椿を一輪飾りました。それぞれのランチョンマットには、おちょこに紫のバラをちょこんといけて、いろんな場所に赤ちゃんの顔ぐらいもある大きなポピーをカラフルに飾って、部屋中のキャンドルを灯してすごくかわいかったです。 ご飯も大成功!メラニ-に感謝☆みんな、すごく喜んで食べてくれました。サツマイモの天ぷらと、かき揚げが大人気でした。そうめんも音を立てて食べるんだよー!と、私がお手本を見せるとみんな大爆笑!その後、みんなもトライして、とっても楽しかったです。ひな祭りって、本当にかわいい行事だと思います。静岡の田舎では、四月三日にも、ひなまつりをやるから、日本でも母の手作りの土のお雛様(菫埜で売ってます。背中に穴があいていて、お花がさせるとってもかわいいお雛様です。)をかざって、おいしいお刺身をいっぱい買って、手巻き寿司!甘エビの頭で、ダシをとったおいしいーお味噌汁を飲んで…ひな祭りをやってもらおうっと!今日父に電話したら、私をいろんなところに連れて行きたいと、おいしいレストランなどいろんな計画を練っているようです。(笑)一緒に花市場に行く約束もしました。デートみたい!(笑)博の嬉しそうな声を聞いて、来週に迫った日本行きがますます楽しみになってきました。 すごい量の洗物をMISIAの唱を大きな声でうたいながら、片付けて、夜中の1時やっと、ながい1日が終わりました。。。明日は休みだー--♪わー--い☆オヤスミナサイ。。。
2004年03月02日
この間、実家の菫埜で、母がラジオの生放送に出たといっていたけれど、今日は、私!!コニ-と一緒にラジオの収録に出かけました。ラジオなんて、初めてだし、ドイツ語で話さなければいけないので緊張したけれど、生放送ではないのが救いでした…(汗) 向かった先は、チーズでも有名なアッペンツェル。今回初めて訪れたのだけど、雪景色の美しさにびっくりしました。スイスって本当に小さい国なのに、何でこんなに美しい場所がいくつもいくつもあるのか不思議なほど、また素晴らしい場所発見!という感じでした。ここには、スイスの有名な教育者ペスタロッチの子供の村があります。ペスタロッチ子供の村は、夢のように美しい自然の中に、34の建物があって、外国からの交換留学生や、親を無くした子供たちがここで教育を受けられるそう。素晴らしい環境が整っていて、ここは子供にとって本当に天国だわぁと思いました。その建物の中に、ラジオステーションがあって、今回は番組のジャパンスペシャルに私たちが出ることになったわけです。リスナーは、子供たち!!この、子供の村はもちろん、他の村の子供たちも学校で授業中にこの番組を聞くのだそう!まずは、レストランで1時間ほど、ランチを食べながら打合わせをしました。番組の司会を務める女性と、録音や音楽担当の男性と4人でひたすら楽しくおしゃべりしていて、それが楽しかったから、今話してくれたことをそのままどうぞ!といわれて、収録がスタートしました。 生放送じゃなくっても、いくら昔、私が放送委員会で、お昼の時間に全校生徒に向けて昔話を読んだことがあるといっても、今回はドイツ語!助けてくれぇー--!って感じだったけど、下手でもともと!がんばってトライしました。(笑) 子供が日本に興味を持ってくれるように、日本の習慣や文化をおもしろく話したつもりですが、何せ途中に音楽も流すので、そのふりなどが大変でした。自分でカラオケの話題に持っていって、私のお気に入りの曲は宇多田ヒカルの「Automatic」それでは、聴いてみましょう!とか、言うのですよ--!恥ずかしい--!(汗)そんでもって、MISIAとか流れてしまうし…そしたらその後、自分で、「今のは違いましたねー、MISIAでした。」とか、フォローを入れるのですよー!(笑)今考えると笑っちゃいます!!それから、コニ-と私のお気に入りのHip-HopのグループSoul Screamの曲も何曲か流しました。スイスの山奥で、日本の魂の叫びが聞こえるなんて、いいじゃないですかーー??スイスの若者も、楽しんで聞いてくれると思います。(笑) このラジオ、3月15日以降なら、世界中でネットでも、24時間好きな時間に聴けるそうです。便利な世の中になったものです。(笑)私も、その頃は日本にいるので、聴いてみようと思います。思ってもみない話題になると、答えも出てこない・・・という感じで、間違ったことも口走ってしまいましたが、どうか、そこはカットしてくれてあることを祈ります。(汗)勉強不足で…、コニーがフォローして私のかわりに答えてくれたりしたけれど、それもあやしいという感じ…まぁ、精一杯やったから、いいわ。(笑)これから日本に帰るので、春の日本で、桜がどんなに美しいかとかそんなことも話しました。日本人のリスナーに向けて、日本語でも何か話してといわれて、メッセージも言いました。すべてアドリブだから、もう何を話したかも忘れちゃったけれど、もしもこのラジオを聴きたいという人がいたら、へんてこりんなドイツ語と(ドイツ語ができる人に聞かれたら、恥ずかしくて死にそう!)、スイスジャーマン、英語も混ざっちゃった上に、日本語もですけど、よかったらどうぞ♪3月15日以降に、アクセスできますので、また報告しますね☆www.powerup.chpowerd by StiftungKinderdorf Pestalozzi(子供の村 ペスタロッチ)Webradio FM93.6MHz 収録を終えると、よかった、よかった!と、すごく誉められて、お礼も何度も言われて、とっても嬉しかったけど、ほんとにあんなんでよかったのでしょうか・・・?ま、無事に終わって何より何より。帰りの車の中で、コニ-はなんか放心状態で、何にもしゃべってくれませんでした。なんか、遠い目しちゃって、頭の中が真っ白とか言っちゃって。私は感想とかしゃべりたくてたまらないのに、、、。コニーらしくもない…とか思いながら、運転中のコニーの横でぐーぐー寝てしまいました。1日がかりのこの仕事が終わって家につくと、コニ-は急に元気復活!別人かと思いました。(汗)なんじゃこりゃ。下の階に住むカップルに夕飯を招待されたので、今日の話をしながら楽しい夜を過ごしました。 疲れたけれど、貴重な体験ができてよかったです。日本行きが、だんだん迫っています。嬉しいです。
2004年02月28日
今日は仕事の後、スタッフみんなで映画を観に行った。今日観たのは、ダイアン・キートン、ジャック・ニコルソン、キアヌ・リーブスのSomthing's Gotta Give.日本では「恋愛適齢期」というタイトルみたい。これがまた、すっごくおもしろくって、映画館中が笑いの渦って感じだった。金曜の夜ともなれば、映画館は満員。大人が楽しめるラブコメディーだった。ダイアン・キートンの自然な演技がすごくよかったし、ファッションも品がよくて、インテリアもセンス抜群、とっても楽しめた。ジャック・ニコルソンが大嫌いな友達も、これを見て好きになったほど、彼の演技もおもしろく、いくつになっても恋をしていたいと思わせた。キアヌも出ているのだけど、ダイアン・キートンに恋に落ちる役でびっくり!でもこれは、別にキアヌがやらなくてもよかったのでは・・・と思ってしまった。確かにグッドルッキングで、キアヌがやればゴージャスだし、話題性もあるけれど、他の2人の役者に比べて、キアヌの演技が薄っぺらい気がしてしまった。まぁ、かっこいいからよかったか。(←私は全然キアヌのファンではないけれど。)とにかく、この作品でアカデミー賞にもノミネートされている、ダイアン・キートンの演技じゃないみたいに、ナチュラルだったこの演技、とってもよかったなぁー☆
2004年02月27日

今日作ったのは、またイースターのオブジェ。これは立体的なので、天井からつるしたらかわいかなぁと思って作りました。コニーのママが、前回の作品をすごく気に入ってくれて、お友達にもプレゼントしたいから、ぜひまた作って!と、オーダーしてくれたので。今回は写真では見にくいけれど、ワイヤーのオブジェに既製品のうさちゃん、ハンプティーダンプティー、たまごなどがぶるさがっていて、ゆれるととってもかわいいです。(出産祝いなどにもよさそう!)この間の楽しかった週末を思い出しながら、感謝の気持ちをこめて作りました。ママ、気に入ってくれるといいなぁ・・・。
2004年02月25日
今日はうれしいことがあった。オーナーが、後ろに何かを隠して持ってきて「右手と左手どっちがいい?」というので、私は左手で、ムスカリの花束を、友達は右手で忘れな草の花束をもらった。すごくかわいくて、とってもとっても嬉しかった☆ 仕事が終わって家に帰ると、コニ-の兄ちゃんがきていたので、3人でご飯を食べた。兄ちゃんが映画に行きたいというので、私も明日は休みだし、行くことになったのだけど、コニ-は疲れて行く気なし。で、兄ちゃんと2人で行くことになった。兄ちゃんと私、この組み合わせは、去年の春の日本での話を知ってる人なら「大丈夫なの?」って思うかもしれないけど、1年経って、あの嫌な思い出は、ちょっとだけ薄らいできている。2人で観た映画はLost in Translation.ストーリは、アメリカ人のスターが日本へ来て感じたカルチャーショックなどがベースになっているので、この映画、兄ちゃんと観れて、よかったと思う。嫌な思い出も、映画を観ながら大笑いして、楽しい思い出にかわっていくような感じがした。この映画、ほんとにおかしくって、日本語の時は字幕が出ないので、私だけ大笑いして自分の声が映画館に響いちゃった場面が、何度かあった。日本という特別な文化をもつこの国が、外国人にとっては本当にミステリアスなんだろうなぁと思う。もう一人の主人公の女の子のナイーブな演技も素晴らしかったと思う。異国の地で、ぬぐってもぬぐっても、零れ落ちる涙の理由、とてもわかる気がした。アカデミー賞にもいろいろノミネートされているこの作品、ほんとうによかった!私ももうすぐ里帰り、日本が楽しみになってきた-☆
2004年02月24日
朝10時ごろに目が覚めて、下のリビングに行ったら、リョウちゃんはもう起きて、パンにはちみつをぬって食べていた。コニーの実家でとれるはちみつは、濃厚でとってもおいしい。パンにバターと蜂蜜をつけると、まるでケーキのような味がする。幸せそうに食べているリョウちゃんは、本当にかわいい☆私は、ママの手作りいちごジャムをつけて、パンを食べる。んー、しあわせ☆ リョウちゃんは、スイスジャーマンがぺらぺらだから、コニーのパパとママは、孫ができたみたいで、本当に嬉しそうだった。パパは、リョウちゃんに狩りの説明をしたり、狩りに使う銃のコレクションを特別に見せてあげたり、2人は誕生日が1日違いというのもあって、仲良しになっていた。階段の壁にいっぱい飾られた鹿やシュタインボックの角を見ながら、しきりにリョウちゃんがパパにいろんな質問をしている。子供は、好奇心が旺盛だから、いいなぁと思う。パパも、「んー。こりゃあ、いい質問だ。」と言って、得意そうに鹿の年齢などを説明して、おまけに、どこかで拾った鹿の大きな角をプレゼントしたりして、リョウちゃん大喜び♪その後みんなで、コニーのお兄ちゃんが秋にパパについていって撮った狩りのドキュメンタリーみたいな写真の数々を眺めて、コニーのパパに惚れる!(笑)何日も、何日も、山を歩いてしとめる動物、それをかついで下山する姿など、たくましくて、真の山男という感じで、コニーのパパはかっこいい!みんなが興味を持って写真を見てくれたから、パパは本当に嬉しそうだった。よかった☆ ママは近所の人にあげるチョコレートケーキを焼いていて、料理に使ったチョコの器をリョウちゃんになめさせてあげたり、リョウちゃんがかわいくてたまらないといった感じ。後でコニーに聞いた話だけど、ママは、また男の子を産んで育てたくなっちゃたのだそうだ!!(笑)パパも、リョウちゃんを見ていて、また子供がいるのも悪くないなぁと思ったけど、体力的に無理だから他の人とどうぞといって、ママ断られたみたい。(笑)孫がほしいのはもちろんだけど、子育ての楽しかった思い出が、リョウちゃんを見ていて思い出されたのかも。ママは、すごくバイタリティーがあって、学校の先生をしているだけあって子供が大好きだから、算数が得意なリョウちゃんを、この子はほんとにいいセンスを持っているから、このままのばしてあげたいなぁって言ってたなぁ。 お昼にはコニーのパパがしとめた鹿の肉をオーブンで焼いてくれた。お客様が来る度やってくれるこのメニュー。とってもおいしかった。みんなも大喜び♪とっても楽しいランチだった。 食後は、またみんなでゲーム!ゲーム!ゲーム!私はおばあちゃんの家に行って、ちょっとおしゃべりしてきた。おばあちゃんは、今日2個目のケーキ作りの真っ最中。私もデコレーションをちょっとだけ手伝いながら、2人で楽しくおしゃべり。昔はおばあちゃんとドイツ語でおしゃべりができたらどんなにいいだろうと思いながら、ただただ微笑むことしかできなかったけど、今は2人でこんなに仲良くおしゃべりができる。本当にうれしい。 おやつに、おばあちゃんのケーキをみんなで食べた。すごく甘くて、私は歯がいたいのを理由に、半分でギブアップ・・・。(汗) 楽しかった時間はあっという間にすぎて、もう帰る時間がきてしまった。本当に楽しい週末だった。みんなが幸せになれた、とってもいい週末だったなぁ。。。リョウちゃんを連れてきてよかった!心からそう思った。コニーのパパとママのあんなに嬉しそうな顔、忘れられない。
2004年02月22日
今日は、コニーの実家の山へ、カヨちゃん、ショッキちゃんと息子のリョウちゃんを招待して、一緒に電車で出かけた。コニーは水曜の夜から実家に戻って、スノボーしたり、この週末のために食料を買出しに行ったり、準備をしてくれていた。コニーもすごく楽しみにしていたこの週末。楽しくなりそうー♪ いつも車だから、たまに電車に乗ると新鮮で楽しい。みんなと話も弾んで、気分はまるで遠足♪スイスの列車は、景色のいいところばかりを進んでいくので、窓から見える湖や雪山は本当に美しい。あっという間に、田舎についた。 コニーが駅で待っていてくれたので、そこから直接そりすべりのコースのある山まで向かった。そりは、コニーが実家から持ってきてくれた木でできたもの。その上にチェックのブランケットが紐でくくりつけてある。大きなそりには、私とコニー、中ぐらいのそりにショッキちゃんとカヨちゃん、小さなそりはリョウちゃん用。今回のコースは11km!!小さなバスにそりやスノボー、スキー板をのせて、山をぐんぐん上っていく。随分高いところまで来て、そこからそりすべりスタート!カヨちゃん&ショッキちゃんチームはかなり速くて、ぐんぐん進んでいった。最初が1番すごくって、勢いのあまり雪の壁をハーフパイプのようにそりが上っていって、結構怖い。でも、そこをすぎれば、結構普通で、私は何もしなかったけど、コニーのコントロールの元、ぐんぐん滑っていった。すごいスピード、まるでジェットコースター!楽しいーー♪途中平坦な所ではあんまりスピードが出ないのだけど、リョウちゃんが来るのを待ちながら、雪山を眺めたりして、とっても気持ちがよかった。11キロのラストが1番楽しくて、穴ぼこだらけのすごい坂道をそりが壊れそうなくらい何度も何度もジャンプしながら進んでいく。笑いすぎて、涙が出たよ…。お尻いたい!顔に雪がいっぱい!あー、おもしろかったー!! そりすべりの後は、おなかがすいたので、近くのレストランでランチ。ここは私達の結婚式のパーティーをしたところ。ご飯がとってもおいしい。オーナーもすごく気さくでやさしくて、今晩するチーズフォンデュ用の白ワインも安く分けてもらった。ラッキー♪ その後は、いよいよコニーの実家に向かう。そこは一山向こうのまた田舎。雪がいっぱいの景色がとってもきれいなところ。田舎につくと、コニーママが窓から手を振って出迎えてくれた。リョウちゃんはスイスジャーマンがぺらぺら。うらやましくなるほど!コニーママを見るなり「おばあちゃん!」とリョウちゃんが言ったのにはびっくり!一瞬あせったけど、コニーママはすごく嬉しそうだった。いつ行っても、誰を連れて行っても、コニーのパパとママはみんなを温かく迎えてくれる。本当にやさしい2人。山のおうちは、日本人にとったらハイジの世界だから、みんなとっても気に入ってくれた。山の家は、暖房が入っていても寒い。スイスの都会なら、家の中はセントラルヒーティングでいつも暖かいから、冬でもTシャツ1枚で過ごせるけれど、山の家はいつも寒い。ベッドの中に入る時、冷たくて飛び上がりそうになるけれど、一度入ってしまうとコタツみたいにもう出てこれなくなる。(笑)ショッキちゃん、カヨちゃんと私で、ベッドにもぐりこんで話をはじめたら、このまったり感が最高に気持ちよかった。幸せな時間だったなぁ。コニーは外で、リョウちゃんと一緒にかまくらを作っている。女3人、それを窓から眺めるだけ。(笑) 夕飯は、チーズフォンデュ!コニーの弟はコックさんなので、彼に教えてもらった特別なレシピで、いろんなチーズのMIXを、コニーが村のチーズ屋さんで買っておいてくれた。一緒に食べるパンもおいしいもの!スイスに住んでいるけれど、チーズフォンデュは久しぶり。これが、最高においしいチーズフォンデュで、感激したー!弟よ、ありがとう!みんなで、「おいしいぃーーー!」を連発しながら食べた。あんまりおいしくて、足りないぐらいだった。普段なら、ちょっと食べればあきるのに、もっと!もっと!と、みんなであっという間に平らげてしまった。山のおうちでみんなで食べるフォンデュは、忘れられないほどのおいしさだった。 食後は、日本の友達が送ってくれたいかやらエビのおせんべいを食べながら、おしゃべりしたり、ゲームをしたり。私はこの家に来るたびに、新しいゲームを教えられて、最初はいやいやはじめるんだけど、結局はまって、今回はショッキちゃんやカヨちゃんにまで、得意になってルールの説明をしだす始末。(笑)みんなで夜遅くまで、ゲームで盛り上がった。コニーはゲーム大好き人間だから、とっても嬉しそうだった。コニーママも参加して、みんなでよく笑って、本当に本当に楽しい夜だった。 夜、コニーママがショッキちゃんとカヨちゃんに湯たんぽを用意してくれてるのを見ながら、私は本当にいい家族の所にお嫁に来たなぁと思って、すごくうれしかった。スイスが、コニーの家族が大好きになった1日だった。
2004年02月21日
今日は、仕事場の仲間と食事会だった。うちの系列の花屋、五店舗のスタッフ、みんなが集まって、フォンデュシノワーズ。(しゃぶしゃぶみたいなもの。)みんなと楽しくおしゃべりしながら、おなかいっぱいお肉を食べた。スイスでは、何でも高いので、レストランで食べるとすごい出費。だから今日はオーナーのおごりで、食べ放題だったのですごい勢いで食べてしまった。(笑)おなかがはちきれそうなのに、帰りのトラムの時間に間に合わないからといって、16歳のメラニーと山道を全速力で走ったら、横っ腹は痛いわ、足はつりそうになるわで、死にそうだった。(汗) 明日は、ずっと楽しみにしていたそりすべりの日♪楽しみ☆
2004年02月20日

コニーがずっと私が欲しがっていたCDを、ネットで注文しておいてくれて、プレゼントしてくれたので、最近はそればっかり聞いてキッチンに立っています。Jameliaの、Thank Youというアルバムです。もうノリノリで、躍りながらご飯作ってます。(笑)仕事場でも、彼女の曲がラジオから流れると絶対歌って踊ってしまいます♪このCDには、歌詞カードもついているので、家で久々にカラオケしちゃいました。コニーが、スイスジャーマンでラップをしてくれたので、おかしくておかしくておなかが痛くなるほど笑いながら、私も大きな声で歌って踊りまくりました。あー、おもしろかった!コニーがいなくても、1人で必死に練習しています。TVで、Jamiliaが流れると、同じ振り付けで踊ろうとするんだけど、けっこう難しくてついていかれない…。すごくかっこいい振り付けなんだよなぁ。 昨日の夜は、仕事の後、にんじんを制覇する為に、ミートソースを作りました。ニンニク、たまねぎをたっぷりの油でいためて、にんじんのみじん切りを追加して、ひき肉をいためて、ここでしっかり味付け。そして赤ワインと、トマトの水煮を入れて煮込みます。ブイヨンも入れて。仕上げに、ケチャップと砂糖、お酒をいれて、水分がなくなるまで煮込んで、茹であがったパスタに絡めて、チーズをたっぷり振りかけて食べてみたら...すんごくおいしかったー!!コニーも、大喜び♪ソースはたっぷりできたので、今日のランチにパイ生地にミートソースをのばして、上からピザ用の小さなマッシュルームのオイル漬けをたっぷり並べて、チーズを降りかけてオーブンで焼いたら、ミートパイみたいで、これまたおいしかったーー!! 私の強い味方、JameliaのCDのおかげで、家事がはかどる、はかどる!最近忙しくて、掃除ができなかったので、今日は家中を掃除して、コンロの周りもみがきまくって、いい気持ち♪ 夜は、コニ-のママにプレゼントするイースターの飾りを手作りしました。(イースターには、まだ全然早いけれど、なかなか田舎に帰るチャンスがないし、里帰りなどで忙しくなるから、時間のあるうちに準備しておくのです。)毎年イースターのリースをプレゼントするのだけど、今年はリースじゃなくて、オブジェ。ワイヤーアートで作ったお花のモチーフに、プラスチックでできたエッグ(←これは既製品。)をいっぱいつるして、ワイヤーの中には赤やグリーンのリボンをちょこっとずつボンドで止めて、アクセントに。今週末は、お友達と一緒にコニーの実家に泊まりに行くので、これをお土産に持っていこうと思います。よろこぶといいな☆
2004年02月18日
ここ何日か、バレンタインのためにすごく忙しかったのと、ブルーな日々が一気にやってきて、すっかり疲れてしまいました・・・。久々にやった、エアロビも悪かった・・・・。仕事で疲れているのに、その後にエアロビに行って、張り切りすぎて、2日後にすごい筋肉痛...。(←もう、若くないのね。)今年のバレンタインはまた、ほんとに忙しくって...。作っても、作っても、注文が次から次へとやってきて、やってもやっても、なかなか仕事が終わらず...。朝7時半から、夜7時半まで働く日々でもうくったくた。そんでもって、家には、にんじんをたっくさん買ってしまってあったので、仕事の後、毎日にんじんを料理するはめに...。(涙)にんじんとハムのリボンサラダ(にんじんはピーラーですべてリボン状にして、それをさっと茹でて氷水にとり、薄切りハムも、にんじんと同じ太さにそろえておいて、オレンジとピンクのリボンを合わせたようなサラダです。ドレッシングはいつもコニーのお手製!)にんじんのクリームスープ、野菜ごろごろカレー、にんじんと卵の甘辛いため、にんじんのグラッセ、にんじんのスティックにディップなどなど、毎日にんじんが食卓に登場しました。でも、すごく甘いにんじんで、おいしかったし、コニーも喜んで食べてくれたのでよかったです。まだまだあるので、にんじんを使ったおいしいレシピありましたら、ぜひ教えてくださいませ♪ さてバレンタインですけどね、ネットで受けた注文は、伝票とメッセージが一緒になってくるので、カードの内容が、どうしても読めちゃうのです。ラブラブなメッセージだと、「見てみてーー!なんてロマンチックなのーー!これ読んでみー!」とか、みんなで盛り上がり、その他にも「もう一度やり直すチャンスをください。」とか、深刻なものもあり、「おー、こりゃ、大変だ!すてきなの作らなきゃね!」とか、みんなで騒いだりして、楽しかったです。(笑)うまくいったかな...?お店に置くアレンジは、みんなバレンタインスペシャルなものを作ったのだけれど、かわったデザインな物も、理解を示してくれるお客さんがたくさんいて、嬉しかったです。すごい売上でした!クリスマス並でした。 私のバレンタインは、疲れ果て、ロマンチックなものではなかったけれど、休みの日に近所のチョコレート工場で、チョコを山ほど買ってあったので、おいしいチョコレートをコニーと食後にいただきました。スイスのチョコレートって、本当においしい!疲れがとれる!(←おばさんみたいですけど。)日本のバレンタインは、女の子から、男の子へ...ですね。胸をドキドキさせて、放課後、通学路で好きな男の子にチョコを贈った昔話をコニーにしたら、「それいつの話?もうその倍の年齢になってるよ。」と言われて、愕然としました。(汗)やだやだーー!信じられない!中学生時代の恋の思い出は、私の中ですごく大切なもので、なかなか忘れられないのだけど、あれからもう14年...。(涙)コニーに出会う前まで6年間も好きだったN君、今でも元気にしているかしら・・・なんて、乙女チックになりながらも、自分が年を重ねたことにショックを隠しきれない私なのでした。
2004年02月14日
今日はショッキちゃんから、お葬儀のお花のお礼の電話が入って、心から嬉しかった。この仕事をやらせてもらって、よかったなぁと思った。ホッと、一安心。この言葉一つで、またがんばろうという気になれる。 今日は、仕事で電話をする機会が多くて、とても緊張した。こういうのは、稀なこと。自分の仕事が、電話の接客がメインの仕事でなくてよかったと、強く思う。(汗) 今日はアメリカ人のお客さんから、ホームパーティーのテーブルデコレーションのオーダーを受けた。ガラスの四角い花器を持ってきて、そこにいける花束をという注文だったけど、あなたのセンスに任せると言う言葉が、私を張り切らせた。で、急にアイディアがうかんで、ガラスの花器には半分に切ったフレッシュなレモンをたくさん。そして、花器の上にオアシス上のリースを載せて、ミモザやイエローのチューリップ、グリーンのシンビ、半分に切ったレモンなどを彩りよくデザインした。自分では、すごく気に入ったけれど、スイス人やドイツ人は目を丸くして、あんまりいい反応ではなかったので、すごく不安になってしまい、お客さんに電話して、見に来てもらった。すぐ近所に住んでいる彼女は、アレンジを見るなり「おもしろい!すごく気に入ったわ。」と言ってくれたので、即お持ち帰り決定。明日私は仕事が休みなので、今日のうちに事が済んで、よかった。じゃないと、気になってしまって、週末、頭から離れないもの。 より良いものを、よりおしゃれなものを、新しいデザインで、何かこう、特別なデザインの物を...という気持ちが強くて、私たちはいつも、何かトライしたくなる。いつも同じではつまらないし。でも重要なのは、お客さんが満足したかという事。今回はうまくいったから、よかった...(ホッ。)
2004年02月06日
冬は亡くなる人が多いので、よくお葬式のお花の注文が入る。この間は、全部で10万円ぐらいになる葬儀の花を担当した。私はちょうど、葬儀の前の日が休みだったので、花をアレンジすることはできなかったが、打ち合わせ担当が私の仕事だった。お店にいらした小柄な品のいいおばあさん、葬儀の花を注文する時点でもう泣いていた。胸がせつなくなる。ウィーンから駆けつけてくれた背の高い感じのいい息子さんが、おばあさんを慰めている様子を見ると、こちらが泣きそうな気分になってしまう。お葬儀の花のアルバムを見せながら、どんな感じのアレンジにするか決める。日本の葬儀のお花に誰が注文したか札を立てるように、スイスでも葬儀の花に大きなリボンをつけることが多い。花の色に合うように、リボンの色を決めて、そこにプリントする字を決める。スイスでは、そこに、名前のほかに、愛を込めてとか、メッセージを入れることもできる。今回の注文は、ロンドンや外国にいる親戚からのものも多かった。打ち合わせを終えて、「まっすぐ、おうちにお帰りになりますか?よかったら、バラを一本どうぞ。」と聞くと、家にはお花がいっぱいで、これ以上増えたら悲しみが増すだけだから、また今度に・・・と、おばあさんは涙を浮かべて、私の手をぎゅっと握って、「でもその気持ち、ありがとう。」と言って、帰っていった。私は、同僚に詳しく花の内容を伝えて、同僚も素晴らしいアレンジたちを作ってくれた。そして、葬儀の日の夕方、おばあさんと息子さんはご丁寧に再度来店してくださって、泣きながら「本当に素敵なお花をありがとう。」と言ってくださった。「彼女が作ったんです。」と同僚を紹介した。そして、私をハグしながら、おばあさんは泣いてしまった。息子さんがこれから、ウィーンに帰るのだそうだ。バラ1本のプレゼントは、次回へ持ち越された。すぐそばに住んでいるから、また来るわと言って。さみしい時には、花屋に遊びにきてほしいなぁと思う。うちの花屋の横が老人ホームなので、お年寄りに接する機会がスイスへ来てぐっと増えたように思う。こっちで仕事をはじめたばっかりの頃は、慣れないドイツ語に苦労したけれど、お年寄りは時間がいっぱいあるから(笑)イライラせずに私の話を聞いてくれたし、ゆっくり話してくれるから、こっちもわかりやすくて嬉しかった。これが町の中の本店だったら、こんなにはおっとりしていられないのだろうけど。 そして、今日はお友達のショッキちゃんの家族からも、お葬式のお花のオーダーを受けていた。お花につけるリボンは特別な会社にオーダーするので、明日の午前中の配達に間に合うように、急いで手配した。電話でオーダーするのだけど、私のこの発音では、かなり不安。間違いが許されないので、ほんとにドキドキしながら、スペルを伝える。日本語の名前もきっと初めてだと思うので、間違いがないように、何度も大げさなくらいに発音して伝えた。向こうはプロだから、すぐにわかってくれて、無事オーダー終了。物が届いてスペルを確認するまでは、安心できないぞ。そうこうしているうちに、また新たなお客さんが来て、葬儀のお花の注文をしていってくださった。これにもリボンをつけるのだけど、これが思わぬ問題をもたらした。...。(汗、汗、汗、汗)その人が注文した花につけるリボンには、夫婦の名前と息子の名前を入れるのだけど、旦那さんと奥さんの名前の間に、+というマークをつけたのだ。私は、ここは「,(コンマ)じゃないんですか?」と確認したら、「+だよ」というので、私は了解した。私の中で+マークはプラス、足し算のマークだ。でも、これがドイツ語では&(アンド)の意味をあらわすらしい。そんなことも知らずに、またまたリボン会社へ電話。「追加でリボンを注文したいのですけど」と言って、またメッセージや、名前を伝えたとき、この+が問題になった。「+?計算に使う+ですか?」「はい、そうです。」、「&じゃなくて?」、「いいえ、違います。計算に使う+をお願いします。」、「見た目があんまりきれいじゃないけど、いいの?」、「いいです。お客さんに確認取りましたから」。ということで、オーダーは終わったけれど、+の事が、すっごく引っかかったので、同僚に聴いてみると、+は、きっと&だよという応え。これは、ドイツ語を使う人なら、あたりまえの事なのだそうだ。&ってかけない人が多いらしい。(何じゃそりゃ!)またまた、折り返しリボン会社に電話。「度々失礼します...さっきオーダーした分、まだプリントがされていなければ、+を、&にしてください。すみません...」はー、やっと問題解決。また一つ新たなことを学んだぞ。(汗、汗、汗、汗)そして、ここで次の問題発生!2月でうちの配達人がやめてしまったので、このリボンを引き取りにいく人がいないのと、明日の朝1番でこのアレンジを配達する人がいないことだ...。あぁ、、、。またしても...。(涙)そこらじゅうに電話をかけまくって、他の支店で働いている男性人にヘルプを頼む。やっとの事で、今度うちの店長になる男性が、その両方をやってくれることになった。お昼過ぎに、リボンが無事到着し、スペルを確認!合ってるー!(涙!!)それから、アレンジを作成。スイスの葬儀の花は、亡くなった方のイメージにあわせて作るので、カラフルなことが多い。私は春の花をいっぱい使って、アレンジした。オーダーしてくれたのが、ショッキちゃんなので、和のイメージも入るように、枝物も入れたりして。。。やっと出来上がったのはいいけれど、なかなか気に入らない。もっと素敵にしたいのに...と思いながら、キーパーの前を通るたびに、「もうちょっとチューリップ追加しよう。」とか、「あぁ、もう少し動きを出したいなぁ。アイビーたしてみよう。」とか、5回ぐらいも手直しして、やっとこれでよし!と思える作品が出来上がった。リボンもつけて、完成!配達をしてくれることになった男性も、「これ、君が作ったの?すごくきれいにできましたね。」と誉めてくれたので、心から、ホッとした。後は、これを無事時間どおりに配達するだけ。明日、お葬儀の会場で、みんなが満足してくれますように...。日本では哀しみの花は、白と決まっている。昔は菊だけだった。でも、15年ぐらい前、私の母は葬儀の花にカサブランカやデルフィニュームなどの、洋花を入れることを思いついた。デルフィはブルーだし、最初は結婚式みたい、色物を入れるなんてと不評だったけれど、やっぱりきれいなお花に送られるのはすばらしいことで、理解してくださるお客さんが増え、たくさんの注文が入るようになった。母の作る葬儀の花は、特別きれいで、美しく、しかもでかい。だから配達するのは本当に大変な作業だった。葬儀屋の作るアレンジは、キーパーの中に、誰かが亡くなるのを待っていたかのように作られた何の思いもこもっていないつまらないデザインのアレンジたち。ぜーんぶ同じ形。でも、うちの母が作るアレンジは、すべて違うデザインのもの。孫一同からのは、淡い黄色のガーベラを入れたりして、かわいらしく。おばあさんがなくなったら、ルレーブという、ほんのりピンクのユリを入れたりした。おじいさんがなくなったら、ブルーをさし色にして。どんなにたくさんの注文がきても、母は身長148cmの小さな体で、どでかいアレンジを精魂込めて、デザインしたものだ。そして、その後の大仕事は、アレンジに立てる札を、母が、習字で書く!ということ。当時、みんな機械でコピーした物を使っていた。何の温かみもないものだ。だけど、母は字がうまかったから(!)すべて、習字でダイナミックに書いたものだ。だから葬儀の注文がたくさん入った日の夜は、自宅に札を持ち込んで、母が書く!父がドライヤーで字を乾かす!というのが続けられた。家の床は、札でいっぱいになったものだ。配達日の朝、雨が振っていれば、札をすべてセロファンで巻くという仕事もついてきた。何もかもめんどくさいけれど、うちの花がいつも1番素敵で、どこへ言っても恥ずかしくなかったし、札も立派だったと思う。私の住んでいる田舎では、まず花かごを自宅に配達、(部屋に死人と父と私だけの時なんて、ざらだ。)日本の家はとにかく狭いのに、母のデザインした花はドデカく、しかも重い。布団に寝かされた亡くなった方につまずかないように(!)神経を集中させ、父と一緒に配達に出かけたものだ。一度、コニーも日本に滞在中、葬儀の配達に行って、日本の家の小ささと、いちいち靴を脱いだり履いたりしながら運ぶことにも驚いていたし、花の重さも、母のデザインした花が他を寄せ付けないほど美しかったことも、素人のコニーの目にもよくわかったらしい。そして、葬儀の前に、お寺や葬儀場にまたまた、花を移動、葬儀が終わるとみんなが花を持って帰って家の仏様にあげられるように、それを抜いて、花束にして配るということまでもが、葬儀の花の仕事に含まれていた。どっかの花屋が、一度はじめたサービスが、他の花屋にまで、それをさせるようになっていた。とてもじゃないけど、やってられない。うちの花はきれいだったから、葬儀の後、また自宅に飾りたいからと言って、また転送することもざらだった。葬儀の花を抜く時は、洋花がたくさん入ったうちの花がいいからと言って、花を抜いている最中からうちの花の前だけ、列ができた。いつかの葬式では、うちの花が素敵だからといって、勝手に札を変えられ、葬儀屋の作ったアレンジに私達のお客様の札を立てられて、大変なことになったこともある。(←まったくもって、信じられない!!) お葬儀の花のことを書き始めると、止まらないけれど...(汗)たくさんの思い出の中で、大切な人を失った人たちが少しでも癒される美しい花で、故人を送ってあげられたらいいなぁというのが、花を作る私たちの願い。またまた、熱くなって、ながい日記になっちゃった☆
2004年02月05日
今日はふみかちゃんと会った。久しぶりの再会で、お互い嬉しくて、しゃべりっぱなし。町を歩きながら、しゃべりすぎて、お互いハーハーしちゃったね。(笑)ランチをするために、小さなレストランに入って、そこでもよくしゃべったなぁ。しゃべりすぎて、ご飯がなかなか終わらなかったもの!やっとすべて食べ終わった後も、昼真っから、パナシェ(ビールをレモネードでわったもの)を2人でオーダーした。クリーミーな泡からして、うーん、おいしい!お酒は苦手だけど、パナシェはおいしいと思う。あぁ、幸せ。結局夕方まで同じ店にいたねぇ。(笑)ふみかちゃんの旦那さんとコニーは仲良しなので、私たち抜きでスノボーに行ったりする仲。今度はみんなで遊ぼうね。またね♪
2004年02月04日
今日は仕事の後に、ショッキちゃん、カヨちゃん、canaちゃんと飲みに出かけた。お誘いの電話があったとき、嬉しくて、「じゃあ明日は?明後日は?」というぐらい、すぐに決めた今回のミーティング!(笑)まずは、夕飯を食べに行こうと中華屋さんへ。日本人女が4人、うろうろして、まるで旅行客!お店の人に進められるがまま、オススメのいろんな中華がアソートになったお皿をオーダーし、4人でつつく。しゃべりすぎ&笑いすぎ、おもしろくって涙出ちゃった!まるで日本にいるみたいねって、ほんとにそんな感じだった。散々しゃべりまくった後は、喉が乾いたといってバーへ移動。バーでもお酒を飲みながら、いろんな話をして、最後には音楽がうるさいから場所を移して、今度はマックでおしゃべり♪(笑)話すねたは、4人もいるから尽きることはなく、あー、今日はほんとによく笑った。これは、すごいストレス発散になったと思う、うん。よかったなー。また、次回のミーティングも楽しみだわ☆
2004年02月03日
今日はともちゃんのママにチゲ鍋をするからおいでと誘ってもらった。スイスでお鍋なんてほとんどやらないから、とっても嬉しいお誘いだった。去年もたらふくすき焼きをごちそうになったんだっけ。。。(感謝!)ともちゃん家族は、私とコニーを温かく迎えてくれて、さっそくアペロ。楽しいおしゃべりと、おいしいものとですっかりくつろぎムード。チゲ鍋も、コニーは初体験だったけど、おいしい、おいしいともりもり食べていた。スライスされたお餅を鍋でさっと火を通して食べるのが、またおいしくて、はまってしまった。寒い冬の夜に、あったかい鍋。サイコーです☆辛くて、体もすっかりあったまって、カーディガン忘れて帰っちゃったほど...(汗) おなべもよかったけど、今日来てほんとによかったなぁーと思ったのは、ともちゃん家族がスイスの滞在を心から楽しんでいるのを知った事。家族はみんな日本人で、なれないドイツ語の中、きっと大変なこともいっぱいあるはずなのに、ポジティブに楽しんでいる姿が、なんだか素敵で、私も忘れていた大切な何かを思い出したとってもいい夜だった。ともちゃんの成長も楽しみだし、家族っていいなぁとも思ったし。いろんなお話をしながら、最後に食べた焼きりんごもとってもおいしかったなぁ...。 とっても楽しい時間をほんとうにありがとう。私もポジティブに来週からがんばろうという気になった、いい日曜の夜だった。
2004年02月01日
今日は、何について書こう・・・と考えていて、昔私が大好きだったキャラクター物について書こう!とひらめきました☆左のコンテンツ、1番下から飛んでいって、みて見て下さいね。今回は、かなりマニアックなので、私の姉以外に反応してくれる人がいるのかどうか、不安ですが、もしも「私も~♪」と反応してくれる人がいたら、またカキコしてくださいね♪ 私が好きだったのは、オサムグッズ!ミスタードーナツにもよく通いました。(笑)その他にも、サンリオグッズの話とか、書いてみました。マニアックなのは、こえだちゃん。知ってる人、いるかしら?今回キャラクターの事について書こうと思って、いろんなサイトをみて回りました。なつかしのサンリオ☆・・・いろんなキャラクターを見ていると、なつかしくてたまらない気持ちになりますよ。こえだちゃんのサイトがあるのもびっくり!好きだった人、いっぱいいるんですねー。オサムグッズのサイトは、おしゃれでびっくりですよ。オサムグッズのティン缶とかもあって、ジャンク好きな私は、何だかまたグッズを手にしてみたい気持ちになりました。昨日は映画の話を書いたら、「私も~♪」というお友達がいっぱいで、嬉しかったです。また、絵本の事をネットでチェックしていたら、いもとようこさんのサイトを見つけて、なつかしさのあまり、メールを送ってみたら、なんとすぐにお返事が届きましたーー!感激!とってもやさしいメッセージで、本当にうれしかった!私が幼い頃に読んだ大好きな絵本作家さんと、こんな風につながることができるなんて、ネットの力ってすごい!
2004年01月29日
最近、いろんな方のHPを見ていて、好きな物や好きな人の紹介のページを読む機会が多くて、その中で、「私も好き好きーー!」とすごく興奮したので、私も真似して(笑)自分の好きな物のページを作ることにしました。今までにも、好きな物はいっぱい日記に書いてきたけれど、今回はまず好きな映画と好きな絵本をまとめてみました。左のコンテンツ1番下に飛んでいって、チェックしてみてください。その中で、私もすきーー!と思うものがあったら、ぜひぜひカキコしてくださいね。普通に暮らしている中では、同じ物が好きな人や、同じ趣味の人、同じことに興味がある人に出会うのは、結構難しいと思います。でも、ネットのいいところは、遠くに住んでいる誰かと、何かがキーワードになって、出会えることです♪なんて素晴らしいのでしょう!家族以外で、同じ思い出がある人なんてなかなかいないけれど、同じ思い出がある人にネットでは出会えます。今回、絵本の事を思い出していて、いろんな絵本のサイトがあることも発見しました。私は、まだ子供がいないけれど、いつか子供にはたくさん絵本を読んであげたいです。私の母がそうしてくれたように...。今は、なつかしい絵本が頭の中にうかんで、何ともいえない気持ちです。絵本って、本当にすばらしい。私は外国のものに憧れやすい、外国かぶれですが(笑)、それでも、絵本は日本の作家さんの物は世界に誇れるほど、本当に素晴らしいと思います。っていうか、日本独特のよさがあるし、日本は私の1番好きな国だもの!林明子さん、いもとようこさん、大好きな絵が頭の中にはっきりとうかびます。みなさんの好きだった絵本は何かしら? 好きな映画は?今日は、マレーシアおばさんが、雪の中うちに遊びに来てくれたので、2人でランチを食べた後、リビングでお茶を飲みながら延々と好きな映画の話をしました。終いには、Roadshowの付録だったスター大名鑑を引っ張りだしてきて、男優さんのページ最初から、この人の演じた何がよかっただの話しました。2人ともすごいひま人!!(笑)あぁ、おもしろかった! 最近は、ずっとこのHPを読んでいてくれたという方が何人かメールをくださって、とっても嬉しかったです。私の知らないところで、誰かがこの日記を読んで、楽しんでいてくれたなんて、考えるだけでワクワクします。でも、共通の話題で盛り上がることができたら、もっと嬉しいので、ぜひぜひカキコ、または私書箱にメッセージくださいね。お返事は遅くなるかもしれませんが、きっと書きますので。 好きな物はいっぱいあるけれど...次は何をテーマに書こうかしら...???
2004年01月27日

今日は仕事が休みだったので、コニーと久しぶりに町にショッピングに出かけました。今日の目的は、誕生日にお店のスタッフにもらった、私の大好きなアクセサリーショップの商品券1万円分を使って、ネックレスを購入すること!そのお店、仕事の後に行くと、いつも閉まっていたので、ウィンドーから、もうほしいものをチェックしてあったのです♪ウキウキしながらお店に入ると、狙っていた物より、もっと!もっと!もっと!!素敵なアクセサリー達が、ガラスのケースにディスプレーされていました...す、素敵過ぎ…☆あんまり素敵で、めまいがしました。。。(笑)どれもおしゃれだけれど、特別すごいオーラで、キラキラ光っためちゃめちゃ私好みのネックレス発見!!!ワーーー、これ見ちゃったら、もう他の物買えないって思うぐらいの、かわいさで☆で、ケースから出して、実際に手にとって見せてもらうことにしました。値段も、予算の3倍...(汗)すごく高かったけど、これしかないと思いました。実際につけてみたら、あぁ、ぴったり♪コニーもたいそう気に入って、これを買うことにしました。私の買い物は、速い!ぱっと見て、大好き!!って思ったら、絶対買うし、普通、どちらでもいいと思ったら買わないです。服もだいたい試着しないで買うし、ピーンとこないものは、縁がなかったと思うので。今日のネックレスは、久々に、すごいオーラ、出てました!写真に撮ってみたけれど、真ん中のピンクとグリーンのお星さまのモチーフのが、今回私がひとめぼれ?して、買ったもの!(左のリボンのモチーフは親友にもらったミハエルネグリンののネックレス、右側は私の好きなアナスイのネックレスです。)月曜日、さっそく仕事場につけていって、みんなに見せよっと♪ 今日は、このあとも、チューリッヒの駅前通り、裏通り、ひたすら歩き回って、春に菫埜にもって行く雑貨探しをしました。かわいいものをたくさん見つけて、大満足。重い荷物はすべて、コニーが運んでくれました。(感謝!)春らしいかわいいものばかり♪前回送った荷物も菫埜に到着して、今姉が一生懸命画像をアップするためにがんばっています。クリスマスのアンティークマッケットで購入したものや、チェコで買ったものなど、いい物いろいろ♪春には菫埜も1周年、何か楽しいことができるといいなぁと思います。
2004年01月24日
昨日と今日、うちの系列の他の店舗のスタッフが来て、土曜日に行われる、お客さんがオーダーした誕生日パーティーのデコレーションの準備のため、働いている。このオーダー、お金持ちの男性の60歳の誕生日パーティーを、うちの花屋を貸しきってやるのだけど、半日の費用50万円なりー。(←これは、場所を提供するのと、花の代金を含めた値段。)ガラスの花器に、魚のうろこのようにアイビーの葉をひたすら貼っていく。高さ1mの細身の花器、15個に、ひたすらアイビーの葉を貼っていくのだ。出来上がった花器はまるで、マーメイドの下半身みたいな感じ。(仕事が忙しくて、とても写真など撮るひまがなかったのだけど。。。)それに、白いフレンチチューリップを飾るんだそうだ。観ているだけで、気が遠くなるような作業を、ドイツ人の彼はひたすらこなしていた。この他にも、高さ30cmぐらいのガラスの花器30個に、このアイビー貼りのテクニックを施して、中にキャンドルを灯すのだそうだ。すべてのものが、6mのテーブルの上に並ぶので、6mのアイビーのリボンも用意。(これも幅10cm×6mの両面テープを張った紙に、アイビーの葉を敷きつめたもの。)その準備に、うちのスタッフ2人をとられたものだから、今日はものすごく忙しかった。私の働く店舗は、女ばかりのチーム、だから職場に男がいるのも不思議な感じだし、他の店舗から来たスタッフに、うちの店舗のいいところを見せたいのもあって、いつもより気合いが入っている私達だった。(笑)今日に限って、私達が大好きなお客さんばかりが来て、とても嬉しかった。名前を呼べるほどのお得意様ばかりの来店で、ドイツ人の彼にも、私たちの店舗のアットホームな雰囲気が伝わったと思う。しかも、私の担当のお客様が、今日は全員集合というくらい、次から次へとあらわれて、びっくり!私が担当な人たちは、みんな私と英語で話したがる。(←私のドイツ語がダメというわけではないのですよ。)チューリッヒの人は、ドイツ語のほかに英語か、フランス語を話せる人が多い。で、相手がネイティブじゃなくて、私ぐらいの英語のレベルだと、習った英語同士で会話するのが楽しいと思う人が多いと思う。私もそれがとても楽しい。イタリア人は、たいていイタリア語で通すし、私も「コンプレアンノ?あ、わかった!Si、Si、お誕生日の花束ねー!オカピット!」なんて、かたことのイタリア語で返すのも楽しい。言葉ができない人は、ちょっとの単語でも母国語が出てくればすごく喜んでくれるし、私はスイスで接客業をするのがすごく好き。今日はおまけに英語圏のお客さんも来たし、私の英語が大活躍な1日だった。イギリスに1年半もいたことがあるので、英語は得意♪英語だと、話が弾む、弾む♪接客が、めちゃめちゃ楽しい♪ドイツ人の彼も、私と英語で話したいみたいで、下手でもいろいろとトライしてきて、話が弾むとすごく嬉しそうに笑っていた。スイスに来てからというもの、ドイツ語ができなければならないーーー!っていうのが頭にあって、ストレスになることがあったけど、それはもちろんそうなんだけど、英語ができるというのを忘れて、まるで自分がダメな人なような気になってしまうんだけど、今日は「私、英語もできるんじゃない!すごいじゃん!使えるじゃん!」と思ったりして、かなり気分のいい一日だった。英語を使ったかと思えば、次のお客さんにはさっと、スイスなまりのドイツ語で返して、すごいよ私!って思ってしまった。(笑)店に置く花束もたっくさん作ったし、接客もすごい勢いでこなして、電話でオーダーを取る事は未だに苦手で、できないのだけど、私が無理して30分もかけて電話で注文をとって、100回ぐらい「え?スペルもう一回言ってもらえますか?」って聞きなおして、相手をイライラさせて、それでもメッセージカードに書くスペルを間違えて、問題になるよりも、言葉が普通にできる人が電話をとって、私はその代りに笑顔をいっぱい振りまいて、接客を10人分こなしたほうが、よっぽどいいと思っている。大きな花屋で、スタッフが何人もいるから、それが許される、私はここで働けてすごくラッキーだと思う。私は接客するのがすごく好き。合っていると思う。帰り際、私が作った特大の一万二千円の花束も、ポーンと買ってくれた人がいて、とってもとっても嬉しかった!いい一日だったなぁー☆
2004年01月23日
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