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北九州記念

北九州記念ほか


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wrote:2004/7/13

展望コーナー4回のレースへの適性不問の1800重賞

<**レース展望/2004年 北九州記念**>

 北九州記念が小倉の2週目から開幕週に移って、しかも別定戦になったのが2000年のこと。それからの勝ち馬が、トゥナンテ、エイシンプレストン、トッププロテクター、ミレニアムバイオ。
 ハンデ戦だった頃には「なにが勝つか予測もつかない」というムードのあった重賞だけど、別定になると変わるもんだね。
 トゥナンテはこのあと毎日王冠を勝って天皇賞(秋)を3着したほどで、中距離路線ではかなり上の方にまで行った馬。エイシンプレストンは後に国際G1を勝った馬だし、ミレニアムバイオはこのあとで東京のマイル・富士Sをものすごい強さで勝った。弱かったのはトッププロテクターだけ(笑)。
 でも、トッププロテクターを含むこの4頭は個性が似通っていて、つまりみんな<コーナー4回が得意と言うよりは、どちらかと言うとマイラータイプ>なのだ。これは、コーナー4回の1800の重賞としては、珍しいパターンだと思う。



 東京と京都以外の1800重賞は、コーナーを忙しく回ってくるレースばかりだから、独特のリズムと流れが生まれる。当たり馬券への近道は<まずコーナー4回の適性から>と言っていいほどなんだけど、北九州記念だけは、ほとんど考えなくていいみたいね、そういうコトを。むしろ、阪神のマイルのG3、と思って予想した方が、勝ち馬に近づける感じさえする。

 要するに、開幕週なので、とにかくスピード能力が最優先されるレースなのだ。変な言い方だけど、良でも重でも、開幕週だから馬場はいい(つまり、荒れていない)。
 馬場が良いからたいてい流れは速くて、そして、流れが速いということは馬群が縦長。だから、内枠を引いたら包まれちゃうんじゃないだろうかとか、流れが遅くなってカカッちゃうんじゃないか、といった心配をほとんどする必要がない、ということになる。それならば、リズムに乗って追走して、最後に1ハロンでいいから爆発できるマイラー型が台頭するのも、不思議はない。ワンペース型の馬は、やや分が悪い競争だと言えそうだ。



 別定の4年間のうち、なんと3回が、2着はロサード゙だった。
 ロサードといえば小倉の主のような存在だったけれども、<鋭い脚が2ハロン限定のメリハリ型>だった彼には、小倉のトラックの形態がよくマッチしたのだろうと思う。
 今年も、まずは「阪神のマイルのG3を勝ちそうなメリハリのあるタイプ」と、「小倉ならこの馬じゃん」というのを探そう、というレースかもしれない。

 そりゃーダンツジャッジでしょ、と思ったんだけどさ、ブックによると藤田は函館でプリンシパルリバーに乗るの?うーん、藤田が乗らないんなら、少し評価下げだなー? いずれにしても、時計の決着の裏づけのあるタイプを、選びましょう^^

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