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2004年06月15日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
『ほんとうのジャクリーヌ・デュプレ』 HILARY AND JACKIE  (2001)

監督: アナンド・タッカー 
出演:
エミリー・ワトソン 
レイチェル・グリフィス 
ジェームズ・フレイン 

シアター
原作 風のジャクリーヌ

【ストーリー】
20世紀最高のチェリストと謳われ、28歳の頂点の時に不治の病に倒れた伝説のチェリスト、ジャクリーヌ・デュ・プレ。1987年、多発性硬化症のため42歳でこの世を去った。その半生を、彼女と姉ヒラリーの双方の視点から描いた音楽&伝記ドラマ。主演のエミリー・ワトソンとレイチェル・グリフィスがオスカー候補にあがった。ジャクリーヌの苦悩や葛藤、姉妹の確執。幼い頃から天才と呼ばれ、チェリストの才能を開花したジャクリーヌ。だが彼女は、平凡な生活を選んだ姉に羨望と嫉妬を抱いていた。やがてジャクリーヌの演奏はさらに輝きを増し、全世界の賞賛を手中にするが...。

【感想】
前から、ずっと観たい観たいと思っていた映画でした。
邦題に、なにか、ドラマな雰囲気が感じられまして。



ヒラリーからの視点
展開は、ジャッキーがデビューした頃からの同時間を、姉のヒラリーの視点からと、ジャッキーの視点からとの両方が描かれている。ヒラリーの視点では、天才ジャッキーは、勝手で迷惑なのがよく分かる。ヒラリーの平凡でも幸せな家庭をかき回す、不安定で病的な侵入者だ。「子供の頃は何でも分け合ったんだから、夫も分けあおう」ジャッキーの提案に、ヒラリーは苦悩するが、ジャッキーの苦しみが分かるせいで、普通ならする「冗談じゃないわよ、貴方、頭おかしいんじゃないの?」という拒否ができない。それどころか、夫にお願いする。夫の方がびっくり仰天、どうかしてるんじゃないかと激怒する。。この姉妹のちょっと考えられない密接な?結びつきが見える。 自分さえ我慢すれば妹がラクになる。 と考えての事なのか。 子供時代に音楽の才能では妹にはかなわず、脇役になってしまった習性なのか。 そこまで、妹の願いをかなえる事は最優先事項とする、育てられ方をしたのか。 両親については、あまり描かれていないので、よく分からない。だが、母親は音楽家、地元の名士のようだ。娘達に英才教育を施してきていた。 成長過程でジャッキーは、チェロ以外に自己表現、自己確立、等の方法が無いようなのが、感じられる。 けれど、姉妹の絆は確かに深くて、、第三者からみると、ウザイ様な気さえする。  

ジャッキーの視点
海外の演奏旅行で、言葉の分からない人々に囲まれた、ジャッキーの孤独が分かる。ホテルの部屋で洗濯したくとも、言葉が通じない為に、メイドに聞くことができない。豪華だが孤独なホテルの一室で、ジャッキーにはチェロが勝手に音を鳴らしているような錯覚さえ、起こしている。 雪の日にバルコニーにチェロを追い出すように、置いている。チェロが出来なければ自分は特別な存在ではない。チェロこそが自分自身。 そのために、チェロに追い詰められている。私は、天才の気持ちは分からないので、そんな風に見えるとしか分からない。天才の孤独、苦悩、とはこういう感じなのかなあと感じた。 ヒラリーの家庭をかき回した、自己中心的な侵入者という印象が、いつも何か不足している、可哀想な人に変わった。 演奏会での、演奏の様子や、病気で苦しんでる姿は凄い迫力だ。 病気が進行してからの、車椅子生活。夫は、彼女の発病後に、どうやら外に別の家庭を持ったよう。レコードの針の操作もままならず、癇癪を起して絶望的に泣いてるシーンは涙が出た。音楽も良かったし。この人の輝きが収められた、演奏CDを探したくなった。海辺の姉妹での風景に、このお話のテーマがこめられている。

元となった原作の「風のジャクリーヌ」
ヒラリーが、家族しか知らないジャッキーの姿を描いたもので、ジャッキーの親しい人からはかなり「暴露本」との批判があったようだ。天才の生の姿。 あくまでも、ヒラリーが作者なので、ジャッキーの苦悩の元はなんなのか、一体ジャッキーが欲しかったものは何だったのかは、いまいち分からない。チェロの演奏家としては大成したわけだし。それでも、足りなかったものとは?ヒラリーのような、平凡な生活?子供時代の様な何の心配のない平安の日々?ヒラリーとの一体感?チェロがなくとも、自分は自分だという自信? 
天才なのに平凡がうらやましく、平凡人は天才人がうらやましい。人間ってのは複雑だ。愛情、名誉、才能、財産、、、普通より、恵まれているようでも、満たされない時(人)は満たされないのだから。 
☆☆☆今日の日記☆☆☆敬和チャペル

先週、次男のサッカー教室で、お友達が怪我をしてしまいました。
年中さんのサッカーは2時から。
年長さんのサッカーは3時から。

それで、一旦、年長さんはおウチに帰って、連れて来るようにしたらという話がコーチから出ました。 
でも、それって、かなり、面倒です。送迎バスから降りて、すぐ又ユーターンって感じです。何も意味が無い。 怪我人が出てしまったので、対策案で聞かれたのですが、、。
子供の安全が一番ですが。。放課後で、先生達も、お掃除やら準備やらの時間で、その時間は正規の保育時間では無いのでしょうが、ぜんぜん知らん振りって事もないでしょうに。
幼稚園がサッカークラブと提携してのクラブなので、コーチもクラブからの派遣で、幼稚園の職員では無いけど、その辺、融通利かせあってうまくやってほしいなあ。 お母さんで当番を決めて1時間の付き添いをするかって案もありますが。 でも、現状通り行くようです。心配な方は一旦帰るという事にするとなりそうです。





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最終更新日  2004年06月16日 21時00分32秒


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