がちゃのダンジョン  映画&本

PR

フリーページ

著者名索引:ファンタジー&児童文学 


☆指輪物語


☆ナルニア国物語


☆ゲド戦記


☆ハウルの動く城


☆ハリー・ポッター


☆ライラの冒険


☆ダレン・シャン


☆ダーク・タワー


☆バーティミアス


☆氷と炎の歌シリーズ


☆ランサム・サーガ


☆小人・人形・大草原 


E.L.カニグズバーグ


D.W.ジョーンズ


ローラ・E・ワイルダー


エラゴン・ザスーラ 等  



十二国記  


海外小説


あ行の作家


か行の作家


さ行の作家


た行の作家


な行の作家


は行の作家


ま行の作家


や行の作家


ら・わ行の作家


*


このミステリがすごい海外


ロマンス本


国内小説:


あ行の作家


か行の作家


さ行の作家


た行の作家


な行の作家


は行の作家


ま行の作家


や・ら・わ行の作家


このミステリがすごい国内


あ行の映画


か行の映画


さ行の映画


た行の映画


な行の映画


は行の映画


ま行の映画


や行の映画


ら・わ行の映画


アイ・ロボット 原作と映画


天国の口、終りの楽園


シェイクスピア映画


ハリー・ポッターと炎のゴブレット


外国映画あれこれ☆


イギリス映画


スペイン映画


フランス映画


欧州映画


イタリア映画


キューバ映画


メキシコ映画


ブラジル映画


アイルランド映画


映画俳優


ユアン・マクレガー


クリスチャン・ベイル


ゲーリー・オールドマン


アラン・リックマン


ジュード・ロウ


トビー・マグワイア


フランスの俳優さん


スペインの俳優さん


ジョニー・デップ


2004年12月03日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
『ステラ』 (1990)  STELLA  ジャンル ドラマ

●原作 監督
監督は「欲望という名の電車」のジョン・アーマン。 
原作は 1921年『ステラ・ダラス』オリーブ・プローティー(大衆女性作家)のベストセラー小説。

●3度の映画化
1925年が最初の映画化。
『ステラ・ダラス』日本では大正の終わりか昭和の初め頃。サイレントで、ヘンリー・キング監督、サミュエル・ゴールドウィン製作。ロナルド・コールマン主演 ベル・ベネットのステラ・ダラスは田舎のお針子さん。それを建築工場へ監督に来たニューヨークの名門の息子がついつまんじゃう。あんまりかわいいので。そして女の子が生まれる。 男にはニューヨークに許婚がいて、その相手がいい人で子どもを引き取ると言うけれど、ステラは絶対やらないと断る。でもだんだんと、自分のような無教養なものが育てるよりはと、考えて手放す。娘はいやいやニューヨークへ。そして何年か後に名門の御曹司と結婚する。披露宴があり、大きなお屋敷の大きなガラス戸。人がいっぱいいて、新聞をにぎわす様なカップルはどんなか見に来ていて、その中を人をかきわけているおばあさんがいて、、それがステラ・ダラス。 「ステラ・ダラス」は映画のクラシック代表作品。母娘の別れのシーン。雨のラストシーン、いいところがいっぱい。
2番目が1937年  のキング・ヴィダー監督 同じサミュエル・ゴールドウィン製作、バーバラ・スタンウィックの『ステラ・ダラス』
3番目が今作1990年  息子のゴールドウィン・ジュニアが製作。ゴールドウィンは親子二代で 3度も作っているんだから随分惚れこんでますね。

泣くと、わかっていて観たこの作品。案の上、涙の乾く暇なしでした。子どもが邪魔、子どもを愛せない親が増えているニュースが多い時代、この映画は 母の愛がたっぷり見れます。このステラ 気が良くて明るいし逞しいし愛情豊かなんだけど、ケバイ化粧や派手な服などでPTAでも浮いちゃって 娘にとっては、ちょっとこまりものな母。娘は 母親をとっても好きでいい子なんだけど、父親の元にいる時より母親といるとどうも生活が乱れがちのよう。とにかくラストは滝涙でしょう。


あの子を産んで良かった。
あの子を愛せたことが喜びだった。
あの子が幸せでよかった。

と いうステラの声が聞こえてくるよう。
無学で下品な女では、結局子どもを手放さなければいけないのか。高学歴や 高収入といった安定した地位(家庭とか仕事)がなければ、女性は幸せにはなれない?
ステラと、娘の再婚相手の女性を対比して見せてるのが気になったのだけど。貧しい母が 子のために身をひく。 古典的なストーリー「母モノ」メロドラマです。 
この原作の時代から言っても、現代の女性の価値観とはちょいと合わなくなっているかなと思います。なにもかも 子どものために自己犠牲する、、けれど、彼女の姿に 激しく涙してしまうのは、親が子を思う姿は不変のモノだから。

今では ステラのような道を選ぶ女性はほとんどいないでしょう。現代では「母モノ」メロドラマは成立しないのかも。そんなこんなで、この「ステラ」、アカデミー賞の反対、ワースト賞の女優部門に挙げられちゃったんでしょうか?ラズベリー賞。こんなに感動作で、とっても泣けるんだけど。

ネタバレ ↓要注意

●滝涙シーンその1
身分違いだと分かっていながらつきあって妊娠。 援助のお金もきっぱり断り医学生の彼と別れたステラ。「昔だったら結婚してない女が妊娠したら、取る道は決まってた。今は1967年。産んで育てるか、中絶か、産んで養子に出すか。。どれにしても辛いわ。」

生まれた娘を初めて腕に抱いた瞬間のステラの至福の表情が良い。娘の虜となった。

●滝涙シーンその2
娘に 自分では与えられないチャンスを与えたいとい願いから
娘の父親の再婚相手に娘を引き取ってくれないかと、頼みに行く。

●滝涙シーンその3

「アンタの面倒を観るのはもう、うんざりなんだよ」

●滝涙シーンその4
娘の結婚式


監督: ジョン・アーマン John Erman
出演:
ベット・ミドラー  Bette Midler
トリニ・アルヴァラード Trini Alvarado
マーシャ・メイソン Marsha Mason
ジョン・グッドマン  John Goodman
スティーヴン・コリンズ Stephen Collins
アイリーン・ブレナン Eileen Brennan
リンダ・ハート Linda Hart






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年10月24日 16時21分07秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: