●キャメロン・クロウ監督 "身近なテーマ性"、"ウィットに富んだ会話"、"ポップな選曲"がクロウ監督の持ち味。「あの頃ペニー・レインと」はクロウの半自叙伝的なストーリー。クロウはもともと音楽ジャーナリストなのですね。 サウンド・トラックにも ポール・マッカートニーの表題曲「バニラ・スカイ」はじめ、ボブ・ディラン、ピーター・ガブリエル、U2らの名曲がズラリと並ぶ。「『バニラ・スカイ』という曲をポール・マッカートニーが歌ってくれてすごく嬉しかった。(略)U2の『ワイルド・ハニー』も好きだ。素晴らしい曲なのに、あまり使われていない気がする。」これらの曲のひとつひとつに、物語を読み解くヒントが隠されている。冒頭の『Everything in Its Right Place(あるべき場所に存在するものは、すべてうまくいく)は、そううまく行かない現実世界というのを、最初のシーンでこの曲を使うことにって、デビッド(トム)のその後の運命を暗示したかったのだそうです。
製作: トム・クルーズ Tom Cruise ポーラ・ワグナー Paula Wagner 原案: アレハンドロ・アメナバール Alejandro Amenabar マテオ・ヒル Mateo Gil 脚本: キャメロン・クロウ Cameron Crowe 撮影: ジョン・トール John Toll 音楽: ナンシー・ウィルソン Nancy Wilson
出演: トム・クルーズ Tom Cruise デヴィッド・エイムス ペネロペ・クルス Penelope Cruz ソフィア カート・ラッセル Kurt Russell 精神科医マッケイブ キャメロン・ディアス Cameron Diaz ジュリー ジェイソン・リー Jason Lee ブライアン ジョニー・ガレッキ Johnny Galecki W・アール・ブラウン W. Earl Brown ジェニファー・アスペン アリシア・ウィット Alicia Witt ノア・テイラー Noah Taylor ティルダ・スウィントン Tilda Swinton