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2006年07月24日
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カテゴリ: 日本文学
信長の棺
遺骸は何故 本能寺から消えたのか。。脅威の新人による本格歴史ミステリー。
まったく新しい謎と展開。今まで誰も見たことのなかった信長がいる。
本能寺の変後、信長はどこへ消えたか――。日本史最大の謎に挑んだ本格歴史ミステリー。光秀謀反にちらつく秀吉の陰謀。阿弥陀寺の僧侶が握る秘密の鍵。そして、主人公・太田牛一が最後につかんだ驚愕の事実とは。

■目次 第1章 安土脱出 第2章 市中の隠・太田牛一 第3章 捨万求一 第4章 舟入学問所 第5章 隠れ里・丹波 第6章 吉祥草は睡らない





11月5日(日)TV朝日9:00~TVドラマ放映でした。

感想:

太田牛一って誰?唯一の公式な資料『信長公記』の作者だそうで、『大こうさまくんきのうち』という、秀吉の本も執筆している人。でも、信長に心酔しており、秀吉に召抱えられている間はその死まで10数年『信長公記』の執筆の許可が得られないなど、同時期信長に仕えて秀吉の藤吉郎時代を知るだけに、平伏しつつもその心中は複雑のようです。


牛一は、信長の側近として本能寺の変直前、上洛間際の信長からり5つの重たい箱を預けられます。信長没後それを苦心して隠します。

箱の中身はなんなのか?

当初の謎です。前半はまったりとしてますが、やがて秀吉の死が近づく頃から、牛一は活発に信長の死の謎に迫っていきます。


信長の遺骸は何処にあるのか?

信長の死の状況

何故 本能寺だったのか

本能寺の変で 浮かび上がる人物と その動き

天下人 信長 秀吉 家康 以外にも「本能寺の変」で浮かび上がる人物、近衛前久、清玉上人という、公家と僧侶の役割というのも興味深いものでした。

太田牛一は、信長を心酔しており偶像化していますが、信長憎しという人物も登場し、ふたりの信長論も面白かったです。



歴史上の人物で、戦国時代の天下人として、信長は人気の高い武将。
信長関連の小説は「織田信長(全5巻) 」「徳川家康(全18巻)」山岡荘八著 や、「歴史をさわがせたおんなたち」シリーズ 日本編 永井路子著 でちょこちょこエピソードを 、、など読んでます。 てっきり明智光秀が信長を討ったのは主従関係のトラブルで、っとか、その後秀吉が疾風のごとく中国討伐から引き返してきて光秀を討伐 家康が必死の単身京の脱出劇 といった行動は全て光秀の思いがけない行動からと 認識してました。

「本能寺の変」以前に光秀や秀吉や公家や忍びが どのような動きをしたのか

著者のあとがきを読むと 従来の歴史の常識を覆すようなストーリー展開、視点があたらしく とても面白かったです。


安土桃山上の天守閣には、これを読むと信長の思い入れがつまっていたのだと感じます。言ってみれば日本初のプラネタリウム。信長の南蛮好きや切支丹保護は、海外へ目を向けた広い視野の表れとは感じてましたが、天守閣が下を見下ろす為のものではなく、上をみるためのものだったとは。 一方での数々の残虐行為。 信長の人物伝ではないので、楽市楽座といった詳しい業績などについては詳しく語られませんが、牛一の口を通しての その人物像を

 ”数多くの欠点がある。その深い谷を補うように、高い山を無邪気に憧れる心地”

にさせる信長 という人物表現が印象深いです。


秀吉の枷(上)

最新刊 『秀吉の枷』

「『覇王』を地獄へと導く手だては・・・」。軍師・竹中半兵衛が最期に残した恐るべき言葉。<ある使命> の成就を目論む秀吉は、天下獲りに手段を選ばない。その機知が後に自身を絶望の淵へ陥れると知らぬまま。

ベストセラー『信長の棺』の著者による、書き下ろし第2作が早くも登場! 中国大返しから柴田勝家との決戦まで。秀吉天下取りのドラマを息もつかせぬ展開で読ませる、本格歴史エンターテインメント。




加藤 廣(かとう・ひろし)

1930年東京生まれ。新宿高校から東京大学法学部に学ぶ。中小企業金融公庫京都支店長、調査部長を歴任。山一証券に転じ、同経済研究所顧問、埼玉大学経済学部講師など。東洋経済新報社、プレジデント社、日刊工業新聞などから多数の経済、経営書を刊行し、広く講演活動も行う。10数社にのぼる中堅企業、ベンチャー企業の経営の指導で高い評価を受ける。本作品は、作家転向の第1作である。






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最終更新日  2006年11月06日 18時10分28秒
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