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2008年01月17日
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テーマ: 映画と原作(87)
カテゴリ: 日本文学
■内容紹介■


北関東新聞の記者・悠木は、同僚の安西と谷川岳衝立岩に登る予定だった。
御巣鷹山の日航機墜落事故発生 ふたりの約束は果たせなくなる。 一人で山に向かったはずの安西は、なぜか歓楽街で倒れ病院で意識不明となる。地方新聞を直撃した未曾有の大事故の中、全権デスクとなった悠木は上司と後輩記者の間で翻弄されながら、安西の謎を知ろうとする。 実際に事故を取材した記者時代の体験を生かし、濃密な数日間を描き切った、著者の新境地とも言うべき力作。(TN)







このミステリがすごい2004年版 第7位


『クライマーズ・ハイ』は、新聞社が舞台です。

御巣鷹山の日航機墜落事故発生時の、報道社のドラマ。
硬派の警察小説や社会派ミステリーの分野で当代一の横山秀夫が、上毛新聞記者時代に遭遇した御巣鷹山日航機墜落事故取材の体験を、本格長編小説にまとめ上げた作品です。

横山秀夫さんは、映画化された『半落ち』がイメージ強いですね。
持ち味の、えっ、と驚くような仕掛けや展開や結末ではなく、練りに練った研ぎ澄まされた文章で、未曾有(みぞう)の大事故に決然と立ち向かい、あるいは奔流を前に立ちすくむ人物たちを描いています。

群馬で事件といえば、「大久保事件」「連合赤軍事件」 でした。
地元記者にとってもそれは一生に出会うか出会わないかの大事件。
「大久保事件」とは、連続女性暴行殺人事件で、「連合赤軍事件」とは、いわゆるあさま山荘事件のことで、昭46年と47年に立て続けに起こった。その頃事件記者をやっていた人間たちは「二度と起こらない大事件」をふたつまとめて経験したことになり、「大久保連赤」と詰めて呼ぶ。まぐれでオリンピックを取ったような気分になり、天狗となった 当時の記者たちが、現在の社内のトップたち。その古き良き時代が、この世界最大の航空機事故で、終焉を迎えた。大惨事の現場にいち早く到着し、悲惨な情景を真の辺りにし、人間性のどこかが壊れてしまった26歳の若手記者や、現場雑感の署名記事を、つまらぬ社内の覇権争いでつぶされる33歳の中堅記者。どの登場人物も、著者の一部であり、また思い通りにゆかない人生を懸命に生きる、すべての人間の一部でもある。

主人公は、過去に部下の新人をなかば自殺の事故死で死なせたという負い目をもつ出世からはずれた40歳の遊軍記者でしたが、この事件の際に全権デスクの任をまかされます。

「下りるために登るんさ」 植物状態になった登山家の同僚の謎の言葉。
激動の一週間から、その後の主人公の行く先。、爽やかさと安堵感を覚えました。転んでも傷ついても走り続ける。下りずに過ごす人生も捨てたモンではない。こういう人のの妻も、大変だろうケド、こんな老後もよさそうです。 





――記録でも記憶でもないものを書くために、18年の歳月が必要だった。
横山秀夫


映画化
『日航ジャンボ機墜落事故』を取材した地方紙の新聞記者を主人公にした
人気作家・横山秀夫氏のベストセラー小説「クライマーズ・ハイ」が 堤真一 主演で映画化されることになりました。監督は 『突入せよ!「あさま山荘」事件』『魍魎の匣』の原田眞人監督  2008年公開予定。横山作品の映画はこれまで「半落ち」(日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞)「出口のない海」。ニュージーランドロケ

2005年12月  NHKドラマ 。ドラマ版では 佐藤浩市 全権デスクを任された主人公・悠木記者を演じ、 社内上層部との確執やデスクとしての葛藤(かっとう)、父親としての苦悩といった複雑な感情にさいなまれる難しい役どころを見事に演じました。 視聴率こそ前編7・4%、後編5・4%と振るわなかったが、墜落機を実名で描くという同局の ドラマとしては異例の放送で話題を呼び、原作同様の質の高さが評価され、放送文化基金賞を受賞した。







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最終更新日  2008年08月05日 22時39分48秒
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