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2008年02月18日
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テーマ: 映画と原作(87)
カテゴリ: カテゴリ未分類
チーム・バチスタの栄光 ポスター


有能な心臓手術チームに起きた連続術中死をめぐり、内部調査を任された女性医師と、破天荒な切れ者役人のコンビによる活躍を描く。
主演の竹内結子と阿部寛のほか、事件の鍵を握るチーム・バチスタメンバーには、吉川晃司、池内博之、佐野史郎、玉山鉄二といった人気、実力を兼ね備えた豪華キャストが顔をそろえる。

監督:中村義洋

キャスト:竹内結子 阿部寛 吉川晃司 池内博之 玉山鉄二 井川遥 佐野史郎 田口浩正 田中直樹 野際陽子



映画『チーム・バチスタの栄光』公式サイト

▼『超映画批評』 60点


チーム・バチスタの栄光 画像

高難度の心臓手術「バチスタ手術」を26回連続で成功させていた“チーム・バチスタ”に、3度続けて術中死が発生。内部調査を任された田口(竹内結子)が適当な報告で締めくくろうとした矢先、厚生労働省から派遣された切れ者役人の白鳥(阿部寛)が現れる。2人はコンビを組んで、“チーム・バチスタ”のメンバーを再調査することになる。




見どころは、手術シーンでした。
実に、5~6回はあったでしょうか。
映画の大半が手術中のドラマでしたね。。という印象です。
外科の手術中の<死亡>が事故か殺人か、という謎の解明ですから。

役者さんたちは、リアルな術技に、熱心に取組んだようですね。
なかなか、外科医以外の麻酔医にしても、機械担当にしても、ベテランな動きや手つきというのは、難しいそうで、7名の医師それぞれに専属のホンモノの指導医さんがついたそうですね。

手術用の部屋には憶のつく値段の、機械や器具が実際揃えられたそうですが、映画が終わったら、どこに行ったんでしょう?どこかの病院に寄付したのかな?

医師役の役者さんたちは、覚えることがたくさんあったでしょうが、竹内さんや阿部さんは、その点楽そうでしたね~。

「銀色のシーズン」もそうですが、セットや役作りなど細かいところまで作りこんでいる、きめ細かさを感じるこの頃の邦画で、すごいなっと感じます。ただ映画の全体の仕上がりは、重厚で見ごたえあるバッチリさかというと、なんだか物足らないんですが~。


原作の『チーム・バチスタの栄光』は、結構気に入って、シリーズを通して読んだのですが、どこが魅力だったかというと、<東城大学病院>そのものかな。医療現場の臨場感や人間模様。丁々発止のスタッフのやりとりや、力関係やら、人物にまつわる逸話や伝説やあだ名などなど。。現役医師の書いたお話だけに、生身感ありあり。


さて映画ですが、、

白鳥調査官、それほどアクの強さやごきぶり的たたづまいは無かったです。(爆)阿部寛さん、「結婚できない男」キャラを濃くしてましたか?

田口医師は、ホントは男性ですが、竹内結子さんでも、そんなに違和感無かったですね。藤原看護婦(野際陽子さん)が、もうちょっと貫禄あるイメージだったんですけど。影のドンとしてのね~。

高階病院長の狸オヤジぶりも、弱めだったですかね~。
田口医師をジワジワと、調査担当に追い込んでいく様子や、田口の医学生時代からの医師としての適正はハテサテ?と見越していたのかな?というような、寛容さや腹黒さというか、、(笑)


他の役者さんたちは、なんで天才外科医:桐生に、吉川晃司なのか、首を傾げたくらいで、皆さん医療スタッフらしくて良かったですね~。吉川さん、演技するんだ?でも、意外にも大丈夫、医師らしかったです。


このシリーズでは、手術チームの人物が多いし、登場人物もやたら多いので、名前や肩書きなど、覚えないとストーリーにいまいち集中できないかもですが、映画では、うまいことサラッと紹介&説明できてましたね。映像はヤッパリ分かりやすいですね。


ところで、これは、映画のシリーズ化はどうかな?という感じですが。
やっぱりドラマの「救命医療」などと似てしまうだろうし、院内の権力争いのドロドロ、、とか、分かりやすいドラマともちょっと違う感じですし。


医療現場スタッフの、人手不足や過酷な労働時間とか、、で、人格が壊れるところまで追い込まれかねない、そんな医療現場に、たまたま行き合わせて命を落とすことになったら、、いやだな~不運だな~、、なんてことが後味として悪いです。 

著者の海堂さんは、医療現場の現実の問題を提起していらっしゃいますが、映画では、その辺のメッセージ性はあんまりくどくない。わざと、まあまあなエンターテイメントにまとめたのですかね。観終わってみると、竹内さんの笑顔のうつくしさで、ごまかしたな~、、と。(笑)









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最終更新日  2009年06月16日 16時16分00秒


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