日記 乾徳山1 |
トイチ君ホーム | 折り紙同盟 3種? |
久しぶりのお出かけです。yukiは早起きしました。
なんたって8時に八王子(しゃれてるでしょ?8と八で)
姫と待ち合わせなのですから・・
車で1時間ほどの距離です。しかし・・
本日は5月の3日、泣く子も黙り、笑う子も驚く(なんのこっちゃ?)
ゴールデンウイークの待つ只中なのですから・・
5時30分に家を出ました。はい。
「うぉ~~ぃ!これなら楽勝、楽勝。なんでぃ~全然空いてやんの!」
16号をひた走り、やがて我が愛車は「横田基地」のすぐそばまでやってきました
「うん??混んできたな。。な~にオイラはマドロス港港に・・でなかった
裏道人生のyuki様だぞ・・こんなのは・・ああ行ってこう行って・・」
シュミレーションは完璧です。
当然、裏道を抜けて八王子を目指します。
ス~~イ。ス~~イでした。
いつものパターンです。途中までは・・そう!いつもなんだから・・途中までは・・
突然車が動かない!(故障ではありません)
ピタリと止まったきり微動だにしなくなってしまいました。
場所は・・多摩川の手前1Kmほどの場所です。
見やると・・(武田薬品のコマ~シャル曲のように、は~い!皆さん御唱和を!)
♪車、車、車、くぅ~るぅ~まぁ~~っ♪
ビッシリです・・橋を越えた向こうがわまで・・
しかし・・まだ余裕のよっちゃん、お気楽yukiちゃんでした
「時間は??っと?7時か・・微妙だなぁ・・でも・・
多摩川を越えるとすぐだから・・大丈夫だぁ~~つ!」
30分ほどが経過しました。
「♪プル~~ッ♪、♪プル~~ッ♪」携帯が鳴りました姫からの電話です。
「今、着いたよ~~駅前に車は入れないから・・・○×で待ってる」
「は~い」
しかしです・・しかし、それから20分経過して今は多摩川にかかる橋の手前・・
「なんだ!こりゃ~??亀にブレーキ、向かい風か!!」
あわてて姫に連絡です。
「あの~さ・・全然間に合わないと思う・・・」
(↑あたり前です、まだ橋の上だもんネ~~)」
「うんでさ・・『拝島』まで来れる??」
「うん!いいよ」
「てんで路が混んでてさ・・・この分だと中央道もダメだと思うから・・」
「判ったよ。」
「荷物。。。大丈夫??重くない?」
「大丈夫だよ。今、向かうから・・」
正解でした。姫に『拝島』まで来てもらって・・30分ほどで合流できました。
「いや~~わるかつたネ」
「どこも大混雑だもんネ」
「う・・ん。そんで・・140号で雁坂トンネルを越えて山梨に入ろうよ
それだと・・3~4時間。上手くすれば今日のお昼過ぎ頃に『大弛峠』から国師岳と北千丈岳に入れるカモ、カモ」
Butです・・忘れてました・・
途中の秩父の羊ヶ丘公園の芝桜を・・
秩父の手前の吾野あたりで、またしても・・ピタ止まりです。
・・・し・しまった!・・正丸トンネルでなく正丸峠をチョイスすべきだった・・・
「ダメだね~~~」
「混んでるね~~」
「そうだね~(←人事みたいですが深刻です)」
秩父市内を抜けたのが12時過ぎ、
雁坂トンネル手前のループ橋に到着したのが午後の1時前・・・
「もう・・間に逢わないよね~~?」
「だよね・・」
「どっかでご飯食べようよ。東屋かなにかがあれば・・」
「そうだネ・・」
と言う訳で(相変わらず意味不明)
このループ橋の袂にある休憩所の『東屋』で遅い昼食の開始です。
メニューは・・
「え~~っと。こないだもらったチェリソーソーセージをネ・・」
「うんうん♪」
「キャベツ、タマネギなんかの野菜と煮込んだのと・・」
「うんうん♪」
「おに・・ぎ・・あっ!忘れた~~」
「えっ?」
「だ・・大丈夫だ・・よ・・カレーがあるから・・」
姫にしては珍しい失策です。
よほど、ソワソワしていたのか・・それとも単なる・・
いいや・・言いますまい・・オイラに比べれば出来過ぎた姫様なのですから。
「うん!コンロもあるし・・」
「オイラもカセットコンロ・・ある~よ」
我が愛車には1週間程度は自給自足できる準備がしてあります。
当然テントも炊事道具、冷蔵庫も・・
しかし・・残念にも食料はありませ~~ん~~。どうだ!参ったか!?
で、ね。美味しいかったんだ~~チェリソーソーセージの煮込み!!
このチェリソーソーセージはベーコンを創る前にオイラがシコシコ創った物なんだけど・・
姫が申しますには・・
「調味料はぜ~~んぜん使っていないんだよ。ソーセージの味だけだヨ
ね!?美味しいでしょ?」
朝から続けていたボギーの面目躍如の瞬間です。
でも・・オイラは知っています
チェリソーソーセージの煮込みを食べたときにオリーブの葉が口の中に残ったのを・・・オイラはチェリソーソーセージを創りボイルしたときにロ-リエの葉は使いましたがオリ-ブは使いませんでした。
てな訳で、1日目は宿泊予定先にたどり着いたのが午後の3時頃・・
これではとても、お山にはいけません。
そこで宿泊地である『山梨県徳和村』の散策の開始です。
まず、「民宿山吹荘」裏手の吉祥寺から・・
徳和は夢窓国師が恵林寺(山梨)を開く前に乾徳山の岩窟にこもって、90日間岩壁に向かって座禅したといわれる所で、辺りは幾重にも折り重なる奥秩父の山並みに囲まれた静かな山里です。
吉祥寺は真言宗のお寺での石段を上ると本堂があり、
そこの魔除が。。鬼の面!
本堂前には県指定天然記念物のエドヒガンの大木「新羅ザクラ」がありましたが、すでに『葉』だけでした。
このサクラは甲斐源氏の祖である新羅三郎義光お手植えらしい。昭和23年に倒壊したのですが、根元から再び芽が出てこれが四代目のサクラとして成長し、現在は目通り幹囲1.25m、樹高9mらしいです。