日記 山行3-1 |
トイチ君ホーム | 折り紙同盟 3種? |
前日の失策を取り戻すべくyukiは早朝から張り切っていました。
そして定刻の7時に姫と一緒に『乾徳山』に向けて出発です。
「ヤッパ気持ちがいいね!!」
「うん、ほら!小川が!!お花が輝いているよ!!」
「本当だね!」
そんな楽しいお話を続けているうちに乾徳神社前を
二人は軽く会釈をして通りすぎました
いつもなら・・チャ~ンとお参りするのですが・・・
ほどなく御一行は
乾徳山への道へ差し掛かりました。
「おお!コッチコッチ」
yukiは道しるべのさす方を
自慢げに歩み始めました。
途中細い山道にもかかわらず
車両がひっきり無しに
やってきます。
ほとんどが県外のナンバー
「いやんなっちゃうなぁ~
こんな狭い山道なのに・・」
「そうだネ・・」
やがて、道はコンクリートの堰を左手にみて・・・
「あら?・・行き止まり??」
みると正面の小さな広場にはファミリーキャンパーが
楽しげに朝食の準備をしています。
「おかしいね~~」
「そうだ・・・ネ」
試しにその広場を横切り道を確認しましたが・・
有りません・・・・道が。。。
元のコンクリートの堰の場所に戻り
「これかなぁ?。このコンクリートの堰の上・・」
見やると、コンクリートの上に細々と踏み固められた足跡がありました。
「コッチかも・しれないなぁ~」
「・・・」
御一行さまはその堰の道を横切り山の中に分け入りました。
しかし・・・道は荒れ果て、まるで廃道です。
「おかしいよね?」
「そうだね・・もう少しだけ行って見ようか?」
「うん」
道が幾重にも別れ、足跡のトレースも怪しくなってきました
姫が途中で「赤テープ(山の道しるべです)」を見つけましたが
どうも・・様子がおかしいです。
「戻ろうか?」
「その方がいいかも・・」
その後戻り道で何度か彷徨をしてみたのですが相変わらずの状況です。
もとのコンクリートの堰まで戻りました。
すると・・別のパーテーが車でやってきて・・・。
「この道でいいんですか?乾徳山は??」
「そうだと・・思うのですが・・どうもおかしいのです」
「でも・・ココしか道がないような感じですよネ」
「そうなんですよ・・・」
そんな会話を数分した後、御一行様は再度コンクリートの堰を渡り、山中突撃です。
少し進むと先ほどの人が「コッチ、コッチ」と言う風に川沿いの道を指差しました
見るとコンクリートの堰を渡りきってすぐに右に登る道があります。
その道は堰の続きのような道で気がつかないのも無理がないような道でした
再度御一行様は馬首を返しその道を登り始めました。
「ヤッパおかしい・・」←何回目?
「もどろうか?」
「もどろう・・」
戻りました先ほどのコンクリートの堰まで・・
すると、先ほどのパーテーは影も形もありません。
「途中で会わなかったよね?」
「うん」
考えられることは1つです。 別のほうに行った!!
です。
先ほどの(上の写真の場所)場所まで戻ることを決めるのに
何の迷いも戸惑いもありませんでした。その途上です。
「あ!あった!・・コッチ!」
姫が見つけました。
途中に左に上る道が有ったのです。道標も・・
しかし・・その道標は矢印が消え、オマケに
その部分だけが朽ち果てたような感じでした。
「これじゃ~判からないよね~」と苦しい弁解です。
ようやく登山口に到着です。
写真のデーターでは1時間程度
彷徨していた御一行様です。
yukiは思いました
「お参りしなかつたバチか?」
姫には内緒で・・心の中で思わず
「スンマセン神様、これから・・
人参もピーマンも、タマネギも
食べますから」
そう、誤ってしまいました。
(本当は皆食べれるもんネ~)
コ-ス図(クリックで拡大)
御一行様は
拡大コース図
(カシミールで
作成しました)
の黄色い線の
ほうに行って
いたのです。
銀晶水
ここからは順調でした。姫は。
yukiは日ごろの不養生がたたったのか・・
10分もすると膝はガクガク、
息も絶え絶えでした。
そうなのです、いつも登り始めはいつも
この調子です。
しかし、道端のお花が相も変わらず
なぐさめてくれます。
ありがと~~ね!!お花さん!!
30分ほどで第一の水場
「銀晶水」に到着です。
駒止
「銀晶水」での休憩は
無常にも
姫に却下されてしました。
水量も少なく、水の補給は
次の「錦晶水」のほうが
いいみたいです。
「駒止」では男の人が
美味しそうに
煙草を吸って休憩・・
ああ・・
オイラもやすみた~~い!
錦晶水
途中後続の人に
ドンドン追い抜かれながら
1時間50分程を要して
ようやく錦晶水に到着です。
平均よりやや遅い程度??
ここでようやく姫から初めて
休憩のお許しが出ました。
ヤッホ~ッ!
でも・・そこはソレ要領のいいオイラです。ここまでの道中で
「あ!!スミレ!!」「なんだろ?あのお花?」「ネ~ネ~~いい景色だよ」
なぁ~んて、意味不明の言葉をバラマキながらチョコチョコ休憩をGET!!
「錦晶水」ではどこかのクラブの登山講習の若者達がノ~~ンビリ御休憩です
(うん!この時間がいいんだよなぁ~苦労して登った後の山の清水と一服)
なんて、ノ~ンビリ仲間にお仲間入りです。
しかし楽しい一時は長く続かないものです・・
無常にも 「行くはよ~」
との姫の声で現実に戻されるまでに
そんなに時間は要しませんでした。
悲劇は重なるものです。「やはり神は居る!!」yukiはそう確信しました
姫を偽りチョロチョロ休憩GETしていたオイラ、偽りの懺悔をしたオイラを
神様は見逃してはくれませんでした。
「あ・・あっ~~バンドが・・」
「どうしたの?」
「・・・・・」
ああ・・・文字制限です・・続きは次回の乾徳山その3にて!!お楽しみに~~