思考の記録~趣味的なブログへ

2006.04.23
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ガレ (エミール・ガレ) ガラスNO.1

1846年5月4日、ナンシーに生まれる。
1877年父親の工房継承した後、ナンシーにて
ガラスの窯を設置。その後の活躍はそれまでの
ガラス器の歴史の集大成とも思える作品を数多
く残しています。


ガレは、現在のアンティーク市場でも絶大なる価値を
持っています。



多くのガレ作品があります。なぜでしょうか?

それでも価値があるものなのでしょうか?


実はガレ自身が手がけた作品(オリジナルと言います)
は、あまり市場には出ません。まあ、美術館に所蔵さ
れているか、国内オークションでも目玉として、数点
出品されるくらいです。それも落札予想価格
(エスティメーション)は、数千万~と言った具合です。


それくらい希少性が高いものなのです。
そのほかのガレ作品とは何なのでしょうか?


ガレは大量生産品(と言っても今ほどではありませんが…)
と美術品クラスの製品とを区別していたようです。



ある程度まで協力してもらったりしていました。


自社の工房にもたくさんの職人がいて、一連の検品後、
ガレ自身が目に触れず市場に出たものもあるのではないでしょうか。

また、ガレの死後も親族や友人が工房を存続させ、
さらに大量の製品を作り続けました。


アンティークショップなどにある作品は、まず
ほとんど工房モノです。


では、工房モノにはあまり価値が無いのでしょうか?


そんなことはありません。
工房モノも今では手が込んでいて作れないような
すばらしいものばかりです。

私自身は、オリジナルも見るのにはいいのですが、
いかんせん写実過ぎて、少々気持ち悪いものもあ
ります。
工房モノのほうが個人的に楽しむには合っている気がします。


まあ、どっちにしろ私の収入では、入手困難なのですが(笑)


次回は、ガレ作品の選び方を伝授します。
(あくまで個人的見解ですが…)お楽しみに。


さすがに本日は、商品の紹介はありません。
まあ、ネットじゃガレは売れんでしょう!







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Last updated  2006.05.27 22:56:03
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