■教育を語る上で誰もが知っておくべき共通認識は「言葉のトリガー理論」である。
教育の失敗は、上記の言葉のトリガー理論で示された仕組みである「言葉という記号の機能」を教えることなく、言葉を使って言葉を操れるようにしようとしていることにある。
教えなくても自然に分かるはずという現代では通じない思い込みを、未だに持っているからである。このままでは何十年かかっても視考力養成は、現代では無理であり無駄である。
今、国を挙げて言葉の教育を見直そうとしている。文部科学省が「言葉の力」と呼び、改めて、感じる、伝える、考える、そう、思考力、判断力、表現力をいじくりまわし出した。
そもそも、言葉とは何か。
そもそも、理解力とは、具体的にはどのような現象をいうのか。
そもそも、読解力とは、具体的にはどのような現象をいうのか。
そもそも、思考力とは、具体的にはどのような現象をいうのか。
そもそも、判断力とは、具体的にはどのような現象をいうのか。
そもそも、表現力とは、具体的にはどのような現象をいうのか。
正確に子供達に分かる言葉で、これらのことを説明できないのでは、その力を育てることなど不可能である。
もちろん、どんぐり理論には全てが解説してある。それに対して、国が進めていることは、本気で焦ったほうがいいと思うことばかりだ。絶対に起こってはいけない「第 3 の失敗」へのレールとしか思えない内容ばかりが書店にもネットにも溢れている。手元に資料がある。なぜ今「思考力・表現力」か文部科学省・教科調査官が語る!「思考力・表現力」徹底解説!国語 / 算数 / 社会 / 理解
→ こんなことでは,間違いなく「第 3 の失敗」に突き進む。
ーーーーーーーーーーーーーーー
言葉のトリガー理論がない。
Visual Thinking でなければ 12 歳までには間に合わない。
◉「第 3 の失敗」を実践してしまうと、日本の教育は 100 年間を無駄に過ごさざるをえなくなる
◉算数では、高度な「お絵かき算数」をお願いする。どんぐり問題があるじゃないか。
◉国語では、「絵コンテ読解」と 1 年かけてクラス全員で作り上げる「漢字読本」をお願いする。
ーーーーーーーーーーーーーーー
◉ピンチはチャンス!見直す機運があるのなら、言葉そのものから見直してもらおうじゃないか!
糸山
泰造
:
2018.10.25
■ 雨後の筍よろしく、幼稚な教育理論がニョキニョキと罷り通っている。
PR
カレンダー
コメント新着
フリーページ
キーワードサーチ