2005.03.01
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カテゴリ: セミナー道
先週末、何年かぶりに真剣にスキー教室で学んだのですが....


スキーの教訓に見えて、ああ、何もかも人生の教訓に見えます。

そういえば、以前も日記に書きましたね。

ファンスキーと中小企業経営と人生は...ちょっと似ている


教えてくださった先生は、オーストリアスキー教室の黒岩 修一先生



実は、私、今から20年前に、同スキースクールでイントラ見習いを
やっていたことがありまして....黒岩先生と研修同期なのでした。




【教訓1】継続は力なり

 当たり前すぎて恐縮ですが、その後20年間スキー教師を続けた人と、
 だらだら遊んだり、休んだりした人とは、かくも滑りが違うのか。


私の滑りを一瞥して、即座に欠点を見抜いた黒岩先生は、
練習バリエーションの課題を次々に出していきます。

そこで...気がつけば腰が引けてしまいがちな私への一言

【教訓2】フォールラインに飛び込め

 一番怖い時(急斜面ターン切り替え時)に
 一番怖いこと(体を谷に投げ出す)をしなければ、
 体は遅れっぱなしになってしまいます。 

 エイヤーと谷に飛び込めば、あーら不思議、
 重力やら遠心力やらもろもろ味方してくれて、
 力も使わず斜面をすいすいと....

今、新米経営者としてやらなきゃいけないこととも
自ずと、ダブります。 


そして、腰や上体だけで滑りがちな私に

【教訓3】雪面に近い足首から動かせば遅れない

 膝や腰より先に、足首をしっかり曲げれば
 自ずと膝も腰も上体も前に行って、
 後傾しない良いポジションに乗ることができる


これも、雪面とのコンタクトを、お客様とのコンタクトと
考えるとどうでしょう。一番大事な部署は....


また、ショートターンでエッジングが後半に集中する私に

【教訓5】もっと前半から踏み込めばスキーの動きがよくなり余裕が出る

 体を谷に投げ出すと同時に、前半からスキーを押せば、
 板がきれいに回り込むし、余裕が生まれる。


あの速いリズムでできるかと思ったけど、
これができるんですね。やれば。


早く圧すほど。

そして、大変なんですね。ずれるんですね。
後で圧そうするほど。


そんなことを意識しているうちに、思い出したかとほめられました。

【教訓6】体はちゃんとおぼえていてくれる

 昔、体に染み付くまで反復練習したことは、
 不思議と、長い時を経ても、ある程度まで復活する。

脳とからだの神秘です。



ただし、世の中そう甘くはありません。カービング初心者の私。

【教訓7】はじめてやることは体が覚えるまで繰り返す

 いくら古い滑りができても、新時代の滑りに役立つ
 すぐ滑れるとは限りません。一から出直しのところもあります。

頭をリセットして、相当繰り返さないと。
昔、苦労して、苦手なバリエーションを
克服した経験を思い出して。


他にも、永遠に解決できない左右不均等問題など、

上下左右前後ニュートラルで、どこにでも動ける
人生のポジションをつかむのに有用なメッセージは
数え切れないのでした。

勇気がわいてきました。

スキーも、人生も、後傾せずにがんばろうと、
根子岳に誓ったのでした。


 ▼オーストリアスキー教室
http://www.naisg.co.jp/


久米 信行 縁尋奇妙
http://kume.jp
http://t-galaxy.com/news/
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Last updated  2005.03.01 13:10:26


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なおき@ ケロロ ケロロぐんそうかっこいいです
峰松大介 @ 久米様、ブログへのコメント本当にありがとうございました! わざわざ心のこもったコメントくださいま…
明大商学部遠藤正人@ ご返事ありがとうございます  私の質問に答えていただいてありがとう…

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