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1837年、18歳でイギリス女王となったヴィクトリアは大英帝国の繁栄とともに64年も在位にあってその治世はヴィクトリア朝と呼ばれています。この時期のイギリスは世界中に植民地を広げ、産業革命による技術革新の追い風もあって国は豊かでした。日本では江戸末期から明治にかけての西郷どんが生きた時代を丸ごと含む激動の時期で、日本にもイギリスの船がやってきてましたね。国が繁栄すると芸術・文化方面でも活躍する人が増えて、庶民は貧富の差が拡大。吸血鬼にフランケンシュタイン、ヴァン・ヘルシング、ジキル博士とハイド氏、切り裂きジャックから黒執事まで、いろんな怖い物語の舞台にもなっています。 シャーロック・ホームズや嵐が丘もこの時代の作品です。ダーウィンの進化論もそうでした。絵画ではターナーなどのイギリスロマン主義や、ロセッティやミレイといったラファエル前派が活躍した時代です。 では女王はどんな人だったのか?ヴィクトリアはとても小柄でまだ若かったので、即位した当初は周りからの圧力は相当なものでした。ドイツ人の母親が愛人とともに彼女を牛耳ろうとしたり、叔父さんが王座から追い落とそうと企んだり。使用人達の様子も描かれていて時代背景がよくわかるんです。街にマッチ売りの少女がいたり、コレラが蔓延していたり。照明がロウソクからガス燈に移行する様子や、蒸気機関車に試乗する様子。 王室のしきたりも興味深かったです。舞踏会のシーンが多く出てくるんですが、女王が誰とどの順番で踊るかとか外交上の問題に関わるようですね。この時代の貴族は踊れなくちゃいけなかったみたいです。イギリスは当時ホイッグ党とトーリー党という2大勢力が交代で政権を担っていたようなんですが、女王の側近は首相のいる方の議員の妻達がなるという変わったしきたりがあったようです。即位したヴィクトリアを支えたのはホイッグ党のメルバーン首相(メル卿)でした。彼女は人当たりのいいメル卿にぞっこんで、恋心まで抱いていたようです。政権が変わってもヴィクトリアは側近の女性達を変えようとしなかったので、それが原因で政権交代ができずメル卿が首相の座を維持したという事件もあったそうです。王室は政治や外交にかなり影響力があったんですね。まだこのころは女性に参政権はなく、政治家は全員貴族でした。選挙法改正と社会の変革を要求する庶民の反乱チャーティスト運動の様子も描かれていました。20歳になると花婿候補としてドイツの小国の王子で次男坊のアルバートが登場するんです。アルバートは実際とってもハンサムだったそうで、ヴィクトリアはコロッと一目惚れするんですよ。立場的に上位にあるのでプロポーズするのは女王の方で、その辺も面白かったですね。アルバートは植民地の奴隷解放や蒸気機関車などの新しい技術革新に大変興味を持っていて、これまで絶対的なアドバイザーだったメル卿に代わって女王を支えていきます。二人の子供ヴィクトリア2世が生まれたところでドラマ全8話は終わりでした。豪華な王室を取り巻く周囲の人々の愛や権力にまつわる有象無象が面白かったです。続きもあるみたいですので機会があったら是非見てみたいですね。
2019/01/09
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新年の挨拶に母を訪ねました。年末のお墓詣りも一緒だったので3日ぶり。近くに住んでいるとはいえ、こんなに頻繁に会いに行くのは年末年始くらいでしょうね。近所のレストランでランチパスタを食べて初詣にチャレンジしたのですが、参拝客の長蛇の列に恐れをなして尻尾を巻いて帰ってきてしまいました。また日を改めて早朝にでも出かけようと思います。車の中で年末の紅白の話が出ました。母の近所に住む人たちのおばちゃんトークでは、バックダンサーたちの踊りがすごくて歌手が霞んでいたともっぱらの噂だったそうです。確かにステージを盛り上げようと嗜好を凝らした演出だったので太鼓とかイリュージョンとか後ろのパフォーマンスが気になって歌の方にあまり目がいかなかった気もします。特にけん玉はギネスに挑戦で、去年失敗だっただけにそっちが気になりましたよね。バックダンサーだって紅白出演なんて一世一代の見せ場です。いつも以上にオーラ出しまくって歌手を喰ってもしょうがないかもしれません。そういえば年末のカラオケでもそうだったな。ところで皆さん、ガス会社のCMで石原組がバックダンサーしてるのご存知でした?画面右端に注目!
2019/01/02
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所さんの笑ってコラえて!年末4時間SPに久保田&徳野組と石原組が生出演。年経ったらこうなりましたスペシャルで、子ども時代の久保田組が特集されました。今から16年前...。北海道に住む小学生の天才兄妹ペアとして紹介されていたんですね。三笠宮ジュニアで11歳と10歳の2人は優勝。こんな映像が残っているなんてすごいですね。それから7年後、2回目のテレビ出演で高校生になった2人は三笠宮杯最年少で優勝していました。さらに9年後。今年のグランプリ仙台が取材されてました。ここで兄妹が初対決だったんですね。今年の三笠宮杯の様子も詳しく映像で紹介されていてすごく見応えがありました。最後は二組がスタジオに登場してヴェニーズワルツを披露。生番組って大変だと思いますけどバッチリ決まってましたね!!テレビ出演の情報を下さったTKさん、ありがとうございました。
2018/12/26
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ロケットのエンジンバルブ開発から人工心臓弁へと高い技術力を示してきた町工場佃(つくだ)製作所が今回挑むのは農業。池井戸潤の作品はどれも面白いので最近は録画して見るようにしています。下町ロケットシリーズの第3弾ゴーストと第4弾ヤタガラスが元になったテレビドラマ、先日最終回でしたが期待に違わず楽しませてもらいました。佃製作所の社長(阿部寛)がエンジンだけでなくトランスミッションの製作に新たな夢を見つけます。スターダスト計画の一翼を担うことで佃製作所も『ロケット品質』を売りに順調な経営が続いていたかに見えましたが、帝国重工の社長交代劇で宇宙部門の取引が終わる可能性が浮上します。次期社長候補となった的場(神田正輝)が今回は悪役です。宇宙部門を取りまとめていた財前(吉川晃司)を窓際に追いやり、完全自社製作を重視して佃製作所を排除しようとします。 追い討ちをかけるように小型エンジンを納めていた農機具メーカーから取引削減の要請。さらに佃製作所の殿村経理部長が父親の病気で退社。実家の農家を継ぐことになってしまいます。ここで登場するのがベンチャー企業ギアゴースト。帝国重工から飛び出したエンジニア集団で、中でもトランスミッションの特許をいくつも持っている天才技術者・島ちゃん(イモト)がこのシリーズのキーマンになります。佃製作所といい関係を築いていくんですが社長の伊丹(尾上菊之助)が自分を追い出した帝国重工に対する復讐心に燃え始めたところから雲行きが怪しくなってくるんですね。 特許侵害で訴えられて万事休す状態になった時には救世主・神谷弁護士登場。佃社長の学友だった野木教授の力を借りて、無人農業用ロボットの開発に乗り出していきます。例によって社長が夢を熱く語るんですよ。人手不足と高齢化で大変な日本の農業を日本が誇る技術力でカバーするんだって。面白いのは要所に技術コンペが行われることです。最初はギアゴーストが農機具用に採用するバルブ対決。バルブ大手の大森バルブと勝負し、天才島ちゃんの技術を見極める正しい眼によって高い評価を得ます。帝国重工の内製化を図る的場の意向で、搭載用のロケットエンジンバルブでもコンペが行われました。相手はなんと帝国重工に就職した娘のリナ(土屋太鳳)です。親子対決ですから家の中の雰囲気も重苦しくなります。無人農業用ロボットも帝国対ダーウィンという対決がありました。ダーウィンは帝国重工に恨みを持つ中小企業軍団なんですが、目標が帝国重工への復讐と暗いので夢を語る佃とは対照的な存在になってきます。佃製作所を切り捨てたことで立場が危うくなった的場は一矢報いるために自社開発の農業用ロボットのエンジンとトランスミッションで勝負に出ます。世論が自分のせいでダーウィン寄りになっていて、製品化でさらに遅れをとることを恐れた的場が性能よりも納期を重視して佃にコンペを挑むんですね。佃の若いエンジニアたちと天才・島ちゃんの熱い開発劇にエールを送りたくなること間違いありません。だいたいどれも耐久性能的なコンペなので数値が出て素人にも勝敗が分かりやすいんですよ。競技ダンスもこんな感じで分かりやすいジャッジになるといつかオリンピック種目になるんじゃないでしょうか。前にも書きましたが、オリンピックにするならショーダンスがいいと思いますね。それかフォーメーション。 さて、新春1月2日にこの続きの特別番組があるらしいです。楽しみですね。
2018/12/24
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2009年の鹿児島グランプリの時に市内にある『維新ふるさと館』に行きました。そこで上映された激動の時代の映画を見て、西郷隆盛がすごい人だったんだなあとその時は思って、言志四録なんか買って読んだりしたんです。月日が経つのは早いもので10年近く経過した今、それらの感動もすっかり薄れていました。もともと歴史にあまり興味がなくて大河ドラマもほとんど見なかったんですが、真田丸から直虎、西郷どんと3年連続で録画して全部見たんです。すごく面白かったですね。視聴率はイマイチだったみたいですが。日本史に詳しい方々にとっては、そこはそうじゃないだろう的な批判も多いかもしれませんが、正しく描くだけがドラマじゃないですからね。ある英雄の一生という物語とすると波乱万丈で見応え満点でした。新しい日本のため、困ってる人のために尽くした吉之助さぁはみんなから敬愛されいつも穏やかに笑っている最後の方の表情は特に好きです。薩摩弁や島の言葉も最初は分かりずらかったですがだんだん慣れるもんですね。うちでもつられてご飯食べる時に『いただきもす』なんて言い始めましたよ。 篤姫のドラマやってたのが確か鹿児島に行った時で、観光アンケートに協力したら篤姫ボールペンを頂いて今でも愛用してるんです。西郷どんは篤姫とのシーンが多かった気がしますが、篤姫のときは出てきましたっけ?随分信頼されてたみたいなので出てこないはずはないですけど全然記憶にないんです。 予告か何かでイトさんが上野に立った西郷さん銅像を見て、これは西郷ではないと言い放つシーンが印象にあったんですがその場面は出てきませんでしたよね。あれはなんだったんでしょう。顔も体もデカイ人だったというのは本当のようです。その時代の男性の平均身長が155センチくらいだったのに対して180センチ近かったとのこと。子供の頃に食べていたうなぎが効いたのかなと話しました。 皆さんはどんな感想を持たれましたか。こんなに真面目に3年連続で大河ドラマ見たのは人生初じゃないでしょうか。4年目に挑戦するか?今度はオリンピックがらみの昭和の話らしいですね。
2018/12/20
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競技ダンスを盛り上げてくれた金スマ社交ダンス企画も今年で終わりのようです。キンタロー。自らが両親のお墓で語ってましたね。『世界選手権を最後に、もう競技をやめます。』シニア I 世代(30代)は女性にとって決断を迫られる時期ですからね。とくに30代後半になるとますます出産のタイムリミットが近づいてくるので、どこかでくぎりをつけないとタイミングを逃す可能性があります。去年惜しくも1点差でマイアミ世界選手権の決勝に残れなかったキンタロー&ロペス組としては、今年こそ決勝に残って華々しく引退したいところでしょう。テレビではまだですが、今年の世界選手権はもう終わってますので結果を知ってる人は多いと思います。『それじゃ、もう1年。』と言う気持ちも起こるかもしれませんね。今年の大阪グランプリで優勝して来年の代表権も持ってるわけですし。 今日の金スマでは9月に行われたルクセンブルグの大会の様子を放送してました。世界ランキングをなんとか10位以内に上げて世界選手権に臨もうと目論んでいたようですが、残念ながら11位どまり。名越組はすでに7位になってましたね。キンタローの新ドレス、赤と青を基調に金のコイン風スパンコールがあしらわれた縦長に見えるデザインです。アメリカの星条旗を意識してるのか、去年も赤と青でしたね。放送時間短かったです。すぐに他の話題に移ってしまいました。優勝したアルゼンチンのカップルは初めて見ましたがパフォーマンスもルックスもプロみたいでしたね。世界選手権で成績を残したのも納得できます。キンタローは競技やめるにしてもロペスはどうするんでしょう。別のパートナーと再チャレンジするのか、番組企画に乗らないと遠征費はきついかもしれません。芸能界やめてPDになるという手もあるかも。 次回はマイアミ世界選手権の様子を大々的に放送すると思われます。これまでの総集編みたいな番組もあるかもしれませんね。
2018/11/16
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金スマでジャーマンオープンの様子が放送されてました。来週マイアミで開催の世界選手権に向けてこの半年着々と世界ランキングを上げて来たキンタロー&ロペス。毎年8月にドイツで開催されるジャーマンオープンは、ジュニアからシニアまで多くのカテゴリーの試合が同時開催されます。キンタローたちが出ているのはこの中のシニア I ラテンという35歳以上と30歳以上のカップルが出場できるカテゴリーです。もちろん年齢制限なしのもっと凄い試合もありますし、PD(プロ)の試合もあります。 今回の遠征は会場にたどり着くまでにいろいろあったようですね。台風13号の接近で日本を発つ飛行機が欠航。ドイツでも嵐で列車が遅れ大会会場に着くまでが大変。飛行機や列車での長時間移動と時差ぼけで到着してすぐの海外戦はだいたい足元が安定しません。それに加えてリフトで失格の危機。必殺大蛇のポーズで足が浮いていたとチェッカーから厳しい指摘でした。コーチ不在で自分たちで急遽修正を加えます。普通は海外遠征にコーチがついてきてくれることはないのでこれはテレビ番組の特典だと思います。中にはチームで参加しているところもあって試合直前まで廊下でコーチングされてる選手もいますけどね。サンバの新技ロペスドリル、合気道の座技に似ていました。キンタローの赤と金のドレスいいですね。一種目ごとの得点結果で一喜一憂されてましたが、通常は試合会場では分からないんです。番組を面白く見せるために試合後のHPで公開されたデータを使ったんでしょう。昨年は最終予選敗退だった自分たちを超えられるかとロペスは言ってましたが、踊りもスタイルも客観的に見て相当進歩してます。出場メンバーが違うので単純には比べられませんが7月の大会で見たときはキンタロー激やせでダンサー体型だったし踊りも相当良くなってる印象でした。日本人初、アジア人初と言われていました名越ペア、決勝進出すばらしいですね。おめでとうございます。それにしてもタチアナ。優勝したロシアのゲオルギーペアのパートナー、あいかわらず凄いです。アクロバットのチャンピオンだったとか解説でおっしゃってましたけど、それってなんでしょうね。ショーダンスのことかな。ドレス3回も変えてきてました。 試合に向けたキンタローたちの千葉での合宿は競技選手としては羨ましい限りでしたね。ものまね芸人だから私たちを真似しなさいと一緒に同じ振り付けを踊ってくれる山本先生たち。自分たちのダンスのビジョンを持てという山本喜洋先生のアドバイスは私たちにも必要なことだなと思いました。何を見せたいのか、自分たちの売りは何か。すぐに思いつきません。 英美先生の言葉も胸に刺さりましたね。半年間上手くなることだけを考えて苦しんできた努力は身体に染み付いているはず。もうここまできたら『こうしなきゃ』などというのは全部忘れて身についたものを出せばいい。結果準決勝12位という名越ペアと大きく水をあけられた形で終わりましたが、ナニが足りないのかということで英美先生が韓国に連れて行ってくれてました。テクニックに頼る踊りではなく、それらの武器を使いこなせるダンサーになって欲しい。音楽にのることを楽しむ、それがダンスの本来の姿ですもんね。サマンサ先生がコーチに『クラブに行け』って言われたとおっしゃってたのを思い出しました。詰め込んだテクニックにがんじがらめになるワナに、上手くなる過程で誰もが一度はハマるのかもしれません。来週の世界選手権も楽しみですね。
2018/10/05
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園芸にも使う片手で土掘る小型の道具、なんて呼びます?シャベルですよね。土木作業で使う様な足で踏み込んで土掘る大型の道具がスコップじゃないですか? ところがそう思ってるのは東日本だけなんだそうですよ。西日本の人は逆だというのをテレビで聞いて心底びっくりしました。かしわ以来の衝撃です。これまで何の行き違いもなく京都生まれの大将とよくやってこれたなと思います。テレビ見た後、買い物に行く間もずっとシャベルとスコップの話題で白熱。大将『スコップは響きが可愛いやろ。いかにもちっちゃく土掘る感じ。』私『スコップはスコって大きく土に刺さる音でしょ。』東京生まれの私は絶対スコップはでっかいやつと言い張ります。ところが調べてみたら日本のJIS規格では足をかける部分があるものをショベル、無い物をスコップと記されているそうなんですよ。西日本の人がこの規格決めたんでしょうかね。しかもシャベルじゃなくてショベルが正しい呼び方だというんです。元の英語はどうなのと調べてみると、ショベル(shovel)は雪かきとか石炭運ぶのに使うとか書いてありましたよ。スコップは元はオランダ語 (schep) だそうで、どうも同じものを指すみたいなんです。一説によると大きさ関係なく『掘る』のがショベルで『すくう』のがスコップだとか。 掘りやすく先が尖ってるのがショベル、雪かきとかに使う先が平らな方がスコップ。これなら園芸用の小さいのは先が尖ってるからショベルじゃないですか?『ショベル持ってきて。』と関西で言ったらでっかいのが出てきちゃうってこと、覚えときたいと思います。
2018/09/13
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2018年5月13日に開催されたグランプリ in 大阪の試合が金スマ社交ダンス企画で放映されました。会場は池田市の不死王閣グリーンホール。メイン競技はグランプリスタンダードで、文字通り日本一を決する大会です。これに合わせて年齢別のシニア I ラテン選手権、シニア II スタンダード、ジュニアラテン・スタンダードの試合があり、一般戦ではB級、C級、D級のラテン・スタンダード、そしてPDグランプリカップラテンがありました。3ヶ月前の試合ですけど、以前は半年前くらいの試合で忘れた頃の放送だったのに比べると少しは視聴率上がってスパンが短くなったのかなという気がします。 シニア I ラテン選手権は来年35歳以上と30歳以上になるカップルならだれでも出場できて、その年齢枠での日本一を決める試合です。私たちもこのブログを始めた頃から出場してますので様子はかなりよく分かっていますが、キンタローたちの参戦によってテレビで放映されるようになって注目度が格段に上がりました。 テレビは編集が上手なので競技ダンスをあまりご存知ない方には世界ランキングとか日本代表とか、なんかものすごいことに思われがちなんですね。でもこれはあくまで年齢別の試合で、本当の全日本チャンピオンは別ということを覚えておいてください。サクサク試合が進んでいたのはそっちのメイン競技が後に控えていたからなんですよ。 ちなみに年齢別のシニアの日本チャンピオンは10歳ごとにいます。シニア I --- 35歳以上と30歳以上のカップルシニア II --- 45歳以上と40歳以上のカップルシニア III --- 55歳以上と50歳以上のカップルシニア IV --- 65歳以上と60歳以上のカップルシニア V --- 75歳以上と70歳以上のカップル上限はないのでたとえば70歳の選手でもシニア I に出られますし、実力があればチャンピオンにもなれます。シニア I 日本代表は優勝者だけに与えられるのではなく、優勝しなくても決勝に残れば代表権がもらえます。グランプリは年2回あるのでそのどちらかの決勝入りでOK。シニア II の全日本選手権は年1回しかなくて、この年齢枠で代表になるためにはここで決勝に入るか、もしくはこの大会のようなグランプリのシニア I 選手権で決勝に入る必要があるので45歳以上の選手もグランプリに参戦するケースが多いです。この大阪の試合は講習会と重なって私たちは参戦しなかったんですが、知り合いの選手たちは多く参戦してましたし結果はネットで公開されますのでキンタローたちの優勝は知っていました。きっとまたドラマチックな演出の放送になるに違いないと踏んでいたらやっぱりその通りでしたね。名越組とのライバル対決を前面に押し出して、世界戦も含めて負け越している彼らに僅差で勝った感動のドラマに仕上がってました。山本先生はキンタローサイドについてましたけど、名越組も同じ先生に習ってると聞きました。名越組がやってたルンバのV字ポーズは山本英美先生の十八番でしたもんね。京都のスタジオから東京に移られたそうですよ。キンタローたちがいかにハードな練習をこなしてきたか、練習は嘘をつかないスポコン的ドキュメントも紹介されてましたが、ここに出場されていた方々はみんな多かれ少なかれそういったトレーニングや練習の日々を送っておられると思うんですよ。仕事もあり子育てもあり30代というのは非常に忙しい時期なんですけど、その中で寸暇を惜しんでそれぞれが趣味の世界を超えた非日常を送っているんです。 1曲約1分半で5種目の試合に対してその倍の3分で5種目連続を3セット踊るというペインレベルを上げる練習をされてましたね。最近はあんまりやると怪我しそうなんでやってないんですけど踊りこみの練習は必要です。ララちゃんはラテンチャンピオン時代、10セットやってたと言ってました。『だから試合なんてスタミナ的に楽勝。』だったそうです。ちらっともめてるシーンも映ってました。相手に対して文句言い出すのは自分が思い通りに動けないときなんですよ。カップル歴が長くなってくると、だんだん自分より相手に対する注文が増えてくる気がします。練習時間は限られてますから極力もめごとは避けて身体動かす時間を持ちたいですよね。分かっちゃいるけどやめられない。気持ちはわかります。うちもそうですから。 ところで最後にちらっと長野の世界大会の様子が映ってました。実物見てキンタロー激やせしたなあと思ってたんですが、テレビで見たら普通でしたね。急遽もみの木ドレスで参戦したわたくしも小さく写ってました。ははは名越組の圧勝だったので大阪グランプリに比べて超短い放送時間。 多分次回は長野大会の翌日に東京で行われたアジアン大会だと思います。キンタローたちが優勝でしたが名越組は出場しなくてライバル対決路線はなりたたないので、こんどはどんな番組構成になることでしょう。そういえば今、ジャーマンオープンに出場中ですかね。 『キンタローの社交ダンスもそろそろ飽きてきたよね。』と言ってた大将も、結局最後まで楽しく見てました。最近はカメラの数も増えて他の選手が極力映らないように編集されるようになりましたので以前のようにどんな変な姿が全国放送されるのかハラハラすることもなくなりましたよ。むしろ無防備にアップで映ってしまっている観客の皆さんから『映さんといて!』クレームが来ないかな?
2018/08/10
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こんなことわざ初めて聞きました。先日テレビのクイズ番組で出題されてたんです。司馬遷の書いた史記が出どころだそうで、『四面楚歌』とか『鶏口となるも牛後となる勿れ』なんかも同じところから出てきたことわざなんですって。大体読めないですよ。『えんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや』と読むそうです。燕雀(ツバメやスズメ)のような小人物には、鴻鵠(オオトリや白鳥)のような大人物の考えや大きな志など分からないという意味とのこと。 これって、『あんたは小人物』ってバカにしてるんですよね。それとも『自分はアホすぎてあんたにはついていけない』って言ってるんですか? 大将は小さきものの味方なので『スズメだって頭いいやつはいる!』なんて言って怒ってましたけど。気になったので調べてみました。陽城人陳勝、字渉。少時、嘗與人傭耕。輟耕之壟上、悵恨久之、曰、苟富貴無相忘。庸者笑而應曰、若為庸耕。何富貴也。 陳渉太息曰、嗟乎、燕雀安知鴻鵠之志哉この最後の一文ですね。一体どんなシチュエーションで使われたのか、これを読むと分かるというわけです。陽城という所に陳渉(ちんしょう)という人がいました。彼は若い時、農耕のバイトをしていたんです。耕す手を止めて丘の上に立ち、己の身を嘆きながら自分が金持ちになってもボスの事は忘れませんよと言いました。雇い主は笑って「雇われ農夫のくせに、金持ちなんかになれるわけないだろ」と言います。陳渉はため息をついて言いました。「ああ、燕や雀のような小鳥には鴻や鵠のような大鳥の気持ちは分からんだろうな」結局、雇い主を『あんたは小人物』ってバカにしてるんでしたね。ところで陳渉さんて、何した人かご存知ですか?中国の秦時代末期の反乱指導者だそうです。紀元前の話ですけど歴史に名を残すほどの活躍をしたわけですから農民バイト時代に持ってた志は大きかったということになるでしょうか。志のことはさておき、体の大きさではやはり燕雀より鴻鵠の方が見栄えがいいです。競技ダンスの、特にスタンダードは大きい選手が有利な気がしますね。移動距離が稼げるし、フロアで存在感が出せます。スポーツの世界ではどちらかというと体格がいい人の方がもてはやされます。バレーボールやバスケットなど高さでアドバンテージになる競技が多いですし、水泳や陸上などのスピード競技もピッチが同じなら手足が長い方が速くゴールにたどり着けますもんね。重量挙げとかアーチェリーとか体操とか、あまり体の大きさは関係ない競技もあります。競技ダンスでもラテンはあんまり大きさ関係ない気がしますね。すごく足が長い人とか確かにかっこいいですけど背が高い必要はなくて、むしろカップルバランスとかキレとかでしょうか。ツバメやスズメの方がひょっとするとラテン競技には向いてるかもしれませんね。とりあえず志は大きく持ちましょうということで、まあ使うことはほとんどないと思いますが覚えといて何かいいことがあるかもしれません。漢字難しいですね。『燕雀(えんじゃく)いずくんぞ鴻鵠(こうこく)の志を知らんや』
2018/08/06
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決勝トーナメント進出をかけた大一番。サッカーWCのグループリーグ最終戦、日本対ポーランドの試合が日本時間夜11時から始まりました。これまで活躍してきたメンバーの六人を入れ替えて新しい展開が期待されます。我が家でも地ビール片手に応援準備OK。この大会からVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)というのが導入されたんですね。川島のファインセーブ、前試合の雪辱を晴らした格好でした。ファールなのかそうじゃないのかの判定も、これで一目瞭然です。大相撲でもビデオ判定とかやってますし、そのうち競技ダンスでも導入されるかもしれません。判断に迷う時の基準になりますからね。 競技ダンスはジャッジのつけたスコアが後で公開されるので、他のジャッジと大きく評価が違うとこの審判どこ見てるのってことになるんです。VARがあれば『この選手の、ここを見たんです。』と言えますよね。覚えていればですが。 『フェアプレーポイント』というのも初耳でした。他チャンネルでやってたコロンビア対セネガルと交互に見てたんです。コロンビアが1点取ったことでこのまま行けば日本が1−0でポーランドに負けてもグループリーグ2位通過できると分かってからが長かった。セネガルの猛攻にヒヤヒヤしましたよ。これでセネガルが追いついてきたら、日本は時間稼ぎして負けることになりますもんね。ポーランドの方も傍観してて、結果的には西野監督の読み通り『フェアプレーポイント』の僅差で日本が決勝リーグに進むことになりました。会場はとんでもなく暑かったようですし、体力温存できたし次につながる賭けに勝ったんですから、ポーランドとの試合には負けたけどクールな選択ですよね。でも贅沢言っちゃ行けないけど、素直に大喜びできないというか、特にロスタイムに入ってからのパス回し。下手に攻撃してファールでもしでかしたら『フェアプレーポイント』が減る可能性がありますし、何もしないでじっと試合終了のホイッスルを待つのがとても長く感じました。勝負の世界はこう言った頭脳戦も必要なんでしょうね。ルールはルール、勝ちは勝ち。誰にも文句言われる筋合いはない。決勝トーナメント進出おめでとう!!!会場のブーイングすごかったですけどね。競技ダンスにはフェアプレーポイントはありませんが、結構ラフな試合も多いです。狭いフロアにたくさんの選手がひしめき合って踊りますから接触事故は絶えません。故意にではないにしろぶつかってばっかりいる選手はポイントが入らないことで自然と淘汰されていきますので、そういう意味ではフェアプレーポイントが評価に組み込まれている競技なのかもしれません。
2018/06/28
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悪どい手口で大金を儲けている輩にゲーム感覚で一矢報いる詐欺集団。コンフィデンスマンの世界へようこそ。2018年4月から放送されたフジテレビの月9で、長澤まさみ主演の1話完結、全10話のドラマでした。詐欺師という仕事は演技派でないと出来ませんし、綿密な計画とか咄嗟の機転とか騙す相手より一枚も二枚も上手じゃないとダメでしょうね。 コンフィデンスというのは英語で『信頼』という意味なので、man with great confidence というと、サッカー日本代表で同点ゴールを決めてくれた本田選手のような『自信に溢れる人』という意味になります。 でもタイトルのconfidence man は、『ペテン師、詐欺師』という意味で、confidence gameconfidence jobなどは詐欺行為の意味なんですね。 主人公のダー子さん、すごい人です。ターゲットだけでなく味方の動きまで全て読んで仕込みには金を厭いません。仕事が半端ない上に、それを何より楽しんでいます。正体がバレそうなピンチに陥ってもきっとなんとかなるんだろうと思いながら見ていますが、毎回予想を上回る展開なので見ている自分も騙されてるんですよね。やることがデカすぎて騙されることに気付かないくらい。CAになったり中国人女優や腕利きの医者に扮するための情報収集も凄くて、その集中力で真っ当な仕事に取り組んでいたらなんでも成功しそうです。 協力者のリチャード(小日向文世)も凄腕の詐欺師で、役者さんですから演じるのはうまいに決まってるんですが毎回別人になって出てくるので面白くて仕方ありません。もう一人のレギュラー・ボクちゃん(東出昌大)は根が正直者でいい人なので本当は詐欺なんかやりたくないんですが、ダー子にいいように使われるんです。時々出てくる五十嵐も裏でいい仕事するんですね。子猫ちゃん達と呼んでいるエキストラの数が多すぎて、よくどこかから悪事がリークしないなと思いますが、それだけの報酬を渡してるようで儲けにならないこともあるようです。 騙す相手が大物なので、こんなことをずっと続けていたら絶対恨みをかって命の危険に晒されるんじゃないかと思いますよね。海外の番組で『レバレッジ』とか『華麗なるペテン師たち』とか似たような詐欺ものがありましたが、どれもハラハラして最後にスカッとする面白いドラマでした。人気番組になって続編ができてます。コンフィデンスマンも続編ができたらいいな。韓国版と中国版、そして映画化の話は決まっているようです。
2018/06/24
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ダンサーKENZOがナビゲーターを務めた10週間に渡るダンスバトルもついに決勝戦を迎えました。各部門を勝ち抜いたファイナリストが頂上対決します。2曲ずつ踊ってその平均点が高いパフォーマーが優勝。ただし、2曲のうちの1曲は審判を務めるニーヨ、デレク、そしてジェニファーが選曲します。最初は『こんなにマジで打ち込んだことはなかった。』と語るレ・ツインズ(フランス・パリ)。曲はジェニファーの選んだ Kygoの「Stole The Show」です。デレク『ファイナルにふさわしい踊りだった。』ニーヨ『とても感情的だった。』怪我や体調を言い訳にできないエンターテイナーの生き方を語っていたジェニファーは、ターンテーブルの演出を褒めていました。 賞金に関係なくダンスは人生そのものだと語るスイング・ラティノ(コロンビア・カリ)が次のパフォーマーです。チームの一人が足首を折る大けがをして出場できなかった分、他のメンバーで盛り上げます。曲はデレクの選んだGloria Estefan の「Conga」。これにはチームメンバーも大喜び。坂道でヒールで踊るのって大変なんですけど、そんなレベルじゃないです。超アクロバットの連続。ニーヨ『命がけのパワーが見てて最高。』ジェニファー『絆の強さやここまでこられた喜びが伝わった。』 3番手はエヴァ・アイゴ(ミネソタ州・インバーグローブハイツ)です。最初は勉強になればいいと思ってたと言う彼女。引率した母親も衣装は1回分しか用意していなかったと言います。曲はニーヨの選んだNatalie Taylor の「In the Air Tonight」。氷の世界から生まれ出た妖精のようでしたね。デレク『君の進化の様子が魔法のようだ。』ジェニファー『ここでの経験を栄養にして自分との戦いに勝った。』ここまでの順位はレ・ツインズが1位、スイング・ラティノが2位、エバが3位でした。僅差です。 2回目のパフォーマンスは順位の逆順で行われます。 エヴァ・アイゴが踊るのは氷から一転、炎の世界でした。曲はSia の「Alive」。スクリーンを使った演出がすごいんですけど、これは誰が考えるのかしら。ジェニファー『前の踊りは振り付けが今ひとつだったけどこれはまったく違う。コンセプトがはっきり伝わった。』デレク『すごい巻き返し。君こそスターだ。』ニーヨ『ステージに上がると美しいモンスターに変身する。』 賞金を貰えたらどうするかという質問に、彼女は涙を流しながら言いました。『ダンスはレッスンなどでお金がかかるんです。(離婚した)親に大変な苦労をかけたと思うので、もし貰えたらこれからは自分で払えます。』審査員も観客もみんなウルっときてました。 続くスイング・ラティノは、さらにド派手なステージを繰り広げます。曲は競技会のサンバでもよくかかるDLG (Dark Latin Groove) の「Magdalena, Mi Amor (Quimbara) 」です。衣装にも相当お金かかってる気がしますね。ニーヨ『君たちのステージは緊張感と楽しさが同時に楽しめる。』ジェニファー『クリーンさも技の難しさもギリギリまで極めていた。』デレク『危険を恐れずにすべてをぶつけてくる。素晴らしいパフォーマンスをありがとう。』甲乙つけがたい素晴らし踊りでしたが、ホンの少しの差でエバに負けました。みんな悔し泣きしてましたけど、そういえば最近競技会で泣いたことないなあと思ってしまいました。それだけ真剣に打ち込んでないってことなのかなあ。 最後はレ・ツインズ。『2番じゃダメなんだ。ステージに立つのは楽しみだけどやっぱり怖い。』この気持ちはよーく分かりますよ。スイング・ラティノのような爆発的なアクロバットやエバの鍛え上げられた身体能力とはまた違った、予測できない物凄い動きが入ってるんですよ。大掛かりなイリュージョンじゃなくてネタがわからないカードマジックのようなすごさ。曲はMichael Jackson, Janet Jackson の「Scream」。ニーヨ『ミュージックビデオのイメージがあるからマイケル・ジャクソンを持ってきたのは危険な賭けだったね。でも間違いなくレ・ツインズの色になってた。』デレク『見えないエネルギーが見えるようだった。』ジェニファー『二人はオイルとビネガーみたい。混じり合わないけど絶妙のコンビネーション。』合計得点は、なんとエバと0.1点差。優勝したのはレ・ツインズでした。賞金1億円は苦労して育ててくれた母親にと言っていました。部門別ファイナルの様子はこちらです。ワールド・オブ・ダンス(部門別ファイナル)
2018/06/16
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金スマ、ご覧になりましたか?オーストリア・オープンで、キンタロー&ロペスが大活躍!世界三大大会で初の決勝進出!でもちょっと待って。何か盛りすぎな匂いがしませんでしたか?世界三大大会の割にはお客さん少なすぎませんか?このブログの読者なら、お分かりになったでしょう。この試合にはシニア I の試合が2回あったんです。そのことには全く触れていませんでしたね。放送されたのは平日に行われた1回目の試合でした。日曜日に開催された2回目に比べると参加メンバーのグレードが若干低めだったんですね。キンタローたちは決勝7位に入りましたが、2回目の方はギリギリ準決で12位でした。多分この2回目の方がメインでお客さんも多かったのではないでしょうか。 競技ダンスを知らない人はきらびやかな会場で何か物凄いことが起きたと思われたかもしれません。世界三大大会がオーストリアとヴッパタールとジャーマンだというのも初耳でした。いつ誰が決めたんですか?それって常識?世界三大大会で初の決勝入りというのもひっくりかえりましたよ。ジャーマンで決勝入りした選手知ってるし、ヴッパタールでは私たちも3位だったんですけど…。 『シニア I ラテンでは初めてってことなんじゃないの?』と大将は言いますが、そんなことテレビでは一言も言ってないじゃないですか。それに名越組の方が上位なのになんか扱いがおまけみたいでしたよね。世界ランキングの話は以前書きましたけど、必ずしも実力を表していないし、非常に流動的なものです。オープン戦は毎週ヨーロッパ各地で行われているのでたくさん試合に出ている人がポイントを稼げる仕組みです。 世界選手権もシニアの場合国によって選抜の仕方が違って、誰でも出ていいくらいのゆるさだということはあまり知られてないかもしれませんね。日本でも2年前からグランプリ決勝メンバーなら誰でも出ていいことになって、私たちも行くことができました。次回の放送は多分先日行われたグランプリin大阪での優勝ストーリーでしょう。キンタローもロペスもものすごく頑張ってる、その姿は賞賛に値すると思います。実際踊りもどんどん良くなってます。 ただ番組を盛り上げようとするあまり、編集の仕方に違和感を覚えるんですよね。グランプリin大阪は講習会を優先して参加しなかったんですが、出場された競技仲間から聞いた話ではあまりポジティブな内容は出てきませんでした。もうバラエティでもお笑いでもないカテゴリーの番組になってますから、どうせなら普通のスポーツ中継みたいにしたらどうでしょう。米朝首脳会談の様子が北朝鮮メディアによってニュアンスが変わって報道されたような、何とでも加工できる視聴率取ってなんぼのメディアの思惑に後味の悪さを覚えました。
2018/06/15
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第3次カット予選で勝ち残った2組ずつが激突する部門別ファイナル。まずはチーム部門の対決です。キンジャズ(カリフォルニア州・ロサンゼルス)は、アメリカに移り住んで子供のために必死で頑張ってくれたアジア系の親たちの生き方をダンスで表現します。曲はHozier の「Work Song」。ニーヨ『息がぴったり合ってキレもよかった。』ジェニファー『物凄くクリーン。しまい込んだ感情が一気に噴き出した。』 対するスイング・ラティノ(コロンビア・カリ)はラテン魂のようなものを表現する踊りでした。曲はVioleta Parra の「Gracias A La Vida」、そしてCuba Cuba の「Dime Se Soy Latino」。デレク『ワールド・オブ・ダンスの象徴のようだった。』ジェニファー『今日のダンスはサンバ、バチャータ、タンゴ、メレンゲ、サルサ。全てのラテンダンスを取り入れて挑戦してた。』ニーヨ『相手はキンジャズ。大事なのは情熱だ。』勝ったのはスイング・ラティノでした。 キオネ&マリー(カリフォルニア州・サンディエゴ)は自分たちの結婚式で使った曲にのせて、白黒テレビ時代のラブロマンスを表現します。曲はFrank Sinatra の「The Way You Look Tonight」。スローフォックストロットでかかる曲ですね。デレク『完璧で申し分ない』ニーヨ『二人の強みである物語性もバッチリ。』初めて100点満点が出ました。 対するレ・ツインズ(フランス・パリ)は、なんと本番3日前に足をひねる怪我。絶望的な気分だと言っていました。でもちゃんと戦ってました。曲はFlumeの「Some Minds 」。デレク『マイナスをうまくプラスに変えた。真のパフォーマーは逆境に強い。』ジェニファ『エモーショナルでぐっときた』ニーヨ『ダイナミックさを少しも失わない。』勝ち残ったのはレ・ツインズです。 ダイアナ・ポンボ(フロリダ州・マイアミ)は子供らしさを表現したいと言っていました。曲はAlessia Cara 「Wild Things」。ジェニ『精一杯生きてるところを表現できてる。』デレク『堂々として美しい。』ニーヨ『今回も素晴らしい出来だった。』 そして最後はエヴァ・アイゴ(ミネソタ州・インバーグローブハイツ)です。曲はMischa’Book'Chillak の「Ready Or Not」。名前にひっかけて『エヴァリューション(evolution)』と評されていました。試合の中で進化する選手っているんですよね。すべての部門を含めて評価しても優勝する実力があるとも言われていました。勝ったのはエヴァ・アイゴ。 踊る順番も若干関係してたんじゃないかと思うんです。後から踊る方が印象に残りやすいですからね。それぞれの部門、どちらもすばらしい踊りでした。次はいよいよ決勝戦です。3次予選の様子はこちらです。ワールド・オブ・ダンス(3次予選ジュニア部門)ワールド・オブ・ダンス(3次予選チーム部門)ワールド・オブ・ダンス(3次予選アッパー部門)
2018/06/12
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第3次カット予選のアッパー部門の戦いです。アッパー部門は18歳以上4名以下のユニットで、勝ち残った5組のうちの上位2組が決勝に進みます。アドバイザーとしてデレク・ハフがリハーサルに参加しました。デレクは社交ダンサーですから参考になるコメントがいろいろ出てきますよ。2次予選の様子はこちら。ワールド・オブ・ダンス(2次予選)最初に踊るのはカナダからやってきた社交ダンサー、ルカ&ジェナリンです。デレクがいいこと言ってました。『技と技の間にある動きがパフォーマンスの良し悪しを左右する。』競技ダンスでもそうですね。つなぎのベーシックで二人の踊りのレベルが見えてしまうんです。曲はThe Weeknd の「The Hills」。社交ダンスとは思えませんね。体操のようです。審査員も命知らずの技の凄さには感心していましたが、ここは技を競うわけではなくダンスを競う場です。ミスティは二人のつながりのようなものをもっと見たかったと言っていました。2番目に登場したのはフィクシュンです。ラスベガスから参加。フリースタイルのダンサーで、アッパー部門で勝ち残った唯一のソロダンサーになります。小道具の傘やベンチをうまく使っていました。曲はLukas Grahamの「7 Years」。ニーヨは相当期待してたようで、予想してたより無難なまとまりに若干がっかりだったようですが、他の審査員は音楽や小道具の使い方に感心していました。たしかに綺麗にまとまっていて、どうしても勝ち残りたいという必死さは見えてませんでしたね。 3番手はカリフォルニアから参加のフラメンコダンサー、パシオンです。曲はRicky Martin の「Livin' La Vida Loca」。競技ダンスでもよく使われてますし、日本では郷ひろみが『アチチ、アチ』とカバーして皆さんよくご存知の曲です。最下位だったので一部しかオンエアされませんでしたが、ひとりの男性を3人の美人さんたちが奪い合うオフィッスラブ的な踊りでした。 4番目が大本命、パリから参加のレ・ツインズです。ダンス界のレジェンドですが、出し惜しみしていたら勝ち残れません。曲は6LACKの「Never Know」。双子だから息が合ってて当然なのかもしれませんが、見たこともないような動きとか凄技をあっさりとやってのけて、不思議な空間に吸い込まれていきそうになります。ミスティ『二人は前評判もあってみんな期待して見るから最初からハードルが高いけど、体もソウルもフルに使ってそれを飛び越えた。』ジェニファー『本当に踊るのが大好きなんだってことが伝わってきた。彼には光るものがあるとかってよく言われるけど、その正体は愛なんだと思う。』最後に踊ったのはキオネ&マリー。カリフォルニアから来た夫婦ダンサーです。キオネはリハーサルでこう言ってました。『これまで明るい面だけを踊りで見せてきたから理想の夫婦だと思われてるかもしれない。』この日の踊りは夫婦喧嘩でした。こんなに才能がある人たちでもぶつかることがあるんだねと大将と話しました。自分たちの練習場での揉め事なんてずーーーっと低レベルで気恥ずかしくなりましたよ。デレクが二人のリハで言ってました。『ダンスの内容を掘り下げてダンスに投影する。困難を乗り越えなければ本当の愛はわからない。幸運を祈ってるよ。』曲はJohn Legendの「Darkness and Light」。ミスティ『真のアーテイストであるためには脆さも表現できなければならない。二人の踊りは心にガツンときた。』デレク『知性にあふれていて美術品みたいだ。愛し合っているだけではなく、二人で何かを生み出すことができるのは得難い存在だ。』5組のうち、上位2組に残ったのはレ・ツインズとキオネ&マリー。勉強になりました。 3次予選ジュニア部門の様子はこちらです。ワールド・オブ・ダンス(3次予選ジュニア部門)3次予選チーム部門の様子はこちらです。ワールド・オブ・ダンス(3次予選チーム部門)
2018/06/07
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第3次カット予選のチーム部門の戦いです。アドバイザーとしてニーヨがリハーサルに参加しました。2次予選の様子はこちら。ワールド・オブ・ダンス(2次予選)チーム部門対決のトップバッターはスイング・ラティノ。コロンビアのストリート・パーティを再現する踊りだそうです。曲は、Har-You Percussion Groupの「Welcome To The Party」。これまでキラキラ・ラメの服装だったチームが一新。カラフルな原色の衣装で踊ります。 リハーサル時のニーヨのアドバイスは説得力ありました。『ラスト20秒が一番印象に残るからハデに決めてくれ。』ダンスの競技会でも似たようなレベルの選手がたくさん踊る場合、後半勢いの鈍ってきた選手たちの中でひときわ元気に踊ってるとポイント入りやすいですよね。ジェニファー『この世のものとは思えないスピードと技。』ミスティ『止まっていた絵が突然動き出したようだった。』2番手は誰もが恐れるスーパークルーでした。派手なパフォーマンスで他を圧倒してきたグループですが、今回はあえて誰かを失うことの悲しさ、つらさ、そういった内面の葛藤を表現するダンスに挑戦しています。曲はJames Bayの「Let It Go」。 ニーヨ『繊細で感情的。心の奥の領域にみんなを引きずり込んだ。』ミスティ『型にはまったものから抜け出すのって大事。』3番手はキンジャズ、忍者大好き集団です。今回はみんなこれまでにないチャレンジをしていて、キンジャズも忍者ではなくジゴロでした。メンバーの一人がこう言ってました。『アジア系のダンサーがセクシーと言われることはあまりないけど、あえてそれにチャレンジしたい。このチャンスを活かしたい。でも優勝や賞金と言う事実よりもいい足跡を残したい。』曲は Usher の「No Limit」。 デレク『今までと感じが違うのは評価が高い。』ジェニファー『魔法のような瞬間。』ニーヨ『君達の大ファンなんだ。そのジャケットをくれないか。』ミスティ『完璧すぎて言葉が出ない。』完璧すぎるキンジャズの後はやりにくかったでしょうね。4番手はチャプキス・ダンス・ファミリーでした。カリフォルニア州サスーンシティからの出場です。曲はBritney Spears の「Work Bitch」。みんなグレーのスーツにネクタイと帽子で決めてました。デレクのコメントによると途中から違う方向に踊りの趣旨が変わってオンエアされたのはエンディングの少しだけ。評価も最下位に留まりました。 最後に登場したのがイアン・イーストウッド&ザ・ヤング・ライオンズ。2次予選でジャバウォッキーズを破るという大金星を挙げたチームです。『信じられない。一生忘れられない出来事。』と本人たちもビックリしてました。これで一気にハードルを上げてしまったので今回の作品にも期待が高まります。曲はEryn Allen Kaneの「Have Mercy」、イアンが自分のダンサーとしての道のりを表現したと言っていました。 デレク『出場者の中で一番進化したグループだと思う。美しく完璧だった。』ジェニファー『似たような振り付けで溢れている現状をあなたなら変えられる。振付師としての活躍も楽しみ。』5組のうち、上位2組に残ったのはキンジャズとスイング・ラティノ。ハイレベルで見応えのある戦いでした。3次予選ジュニア部門の様子はこちらです。ワールド・オブ・ダンス(3次予選ジュニア部門)
2018/06/05
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第3次カット予選は各部門で勝ち残った5組ずつからそれぞれ2組を選ぶ熾烈な戦いです。審査員の3人がアドバイザーとして練習に参加してくれます。エンターテイメントを追求し、その世界で活躍している人たちですからアドバイスの内容も的を得ている気がしました。戦うメンバーたちがこの3人をリスペクトしていて、アドバイスに真剣に応えようとするところが気持ちいいです。前回の様子はこちら。ワールド・オブ・ダンス(2次予選)今回から審査員にもう一人加わっています。ミスティ・コープランド、名門バレエ団アメリカン・バレエ・シアターでプリンシパルになった史上初のアフリカ系黒人女性です。この人の伝記がいつか映画化されるんじゃないかって気がします。もうバービー人形にはなってます。バービー プリマバレリーナ ミスティ・コープランド Misty Copeland ドール 人形まずはジュニア部門から。ジュニア部門のアドバイイザーはジェニファー・ロペスでした。最初のダンサーはコンテンポラリーのダイアナ・ポンポです。彼女は幼いころからジェニファーに憧れて育ったと言っていましたから、その人からのアドバイスをもらえるのって最高でしょうね。ダイアナが選曲したAndra Day「Rise Up」はとてもいい歌だから、それを頭の中で歌いながら踊ってごらんなさいとジェニファーは言ってました。ジェニファー『大人になると臆病になるの。ダイアナのような勇敢に戦う子を見ると勇気付けられる。』ミスティ『パフォーマーとして年齢以上のものを持ってる。素足で踊る時は関節を意識してフロアに足をしっかり使うともっと安定感が出るわ。』 2番手はアイマビースト。カリフォルニアからやってきたヒップホップグループです。Chris Brown フィーチャリング Lil Wayne & Busta Rhymesの「Look At Me Now」という曲で踊りました。 白黒のシマシマ囚人服で目に隈取を入れ、いろんな年齢層の子供達が息のあったパフォーマスを繰り広げます。審査員からもエネルギーが伝わる踊りと評されていました。スコアボードに算定第2位と表示されます。ジュニア部門は18歳未満なのでチームになると誰かが来年は出られないとかになってくるんでしょうね。3番手はミハシビッチ・シスターズ。オハイオ州の美人3姉妹です。リハーサル時のジェニファーのアドバイスは自分たちも課題にしていることだったのでハッとさせられました。『3人の強いつながりを見せて欲しい。お互いをもっと見ること。』ミスティ『オリジナリティに溢れた振り付けでリアルな3姉妹の日常を描いていた。パワフルでクリーンで愛らしい。』一人っ子の私は、姉妹っていいなあと暖かい気持ちになりましたね。曲はGrace VanderWaal の「Beautiful Thing」でした。アイマビーストを抜いて2位に躍り出ます。 4番手のザ・ラブは振り付けにジェニファーのアイデアを取り入れてそれがいい出来だったので好評を博していました。カリフォルニア出身のヒップホップグループ。家庭になんらかの問題がある子たちがダンスによって生きる場所を見つけたというようなエピソードも語られていましたが、そんな背景を知らなくても彼らがどれだけダンスに打ち込んでいるかが踊りを見て分かります。曲は50 Centの「Disco Inferno」。デレク『エネルギーがビンビン伝わってきた。』ニーヨ『キレも迫力も全出場者含めた中でトップレベル。』ミハシビッチ・シスターズを抜いて2位へ。 最後に登場したのがエバ・アオゴです。リハの段階でジェニファーがエバについてこう言っていました。『エバはずば抜けた技の持ち主で頭もいいから計算してしまう。魂をさらけ出して気持ちの全てをステージにぶつけて欲しい。』曲はEmber Island 「Creep」でした。この歌、大好きです。審査員も観客も大絶賛のパフォーマンスでした。本当に素晴らしかった。最後に振り向いて首を振るところの演出なんかは、やっぱり計算してると思いましたね。彼女のコメントがまた優等生なんですよ。『誰もが人生のどこかで何かが違うとか、こんなはずじゃないと思うと思うんです。不安な気持ちは誰にでもあるけど、だからみんな強くなれる。』自分が14歳だったころ、こんな気の利いたコメント咄嗟に言えないだろうなと思いました。ミスティ『美しい心を持った美しいダンサーなのね。足の使い方がしっかりしていて床に張り付いていた。』彼女の得点は全員を抜いてトップでした。ジュニア部門を制したのはダイアナ・ポンポとエバ・アイゴ。二人の素晴らしいコンテンポラリー少女たちが決勝で直接対決です。
2018/06/03
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2次予選は1対1の対決でした。ジュニア部門とアッパー部門それぞれ10組ずつと、チーム11組が勝ち残っています。1次予選での成績上位者が対戦相手を指名できます。お気に入りのダンサーたちがまさかの敗北だったり、わざとやりがいのある手強い相手を指名したり、いろんなドラマが起こりました。1次予選の様子やルール、採点方法にご興味ある方はこちらをご覧下さいね。ワールド・オブ・ダンス(1次予選)最初の対決はフィクシュン(ヒップホップ)VS. ニック・ダニエルズ(コンテンポラリー)でした。ニックは手足の長い美しい容姿の青年で、素晴らしい柔軟性やバネを持っている私の一押しダンサーでした。フィクシュンはもっと勝てそうな相手を指名しても良かったと思うんですが、彼も全ての音を逃さない完璧なリズムと表現力を持っているダンサーなんです。ここでどっちかが落ちるのは本当にもったいない対決でした。まさかこのニックが負けるなんて。次の対決はスイング・ラティノ VS. マイアミ・オールスターズ。チームのラテン対決です。スイング・ラティノはコロンビアのダンサー集団なんですが、命知らずというか勝ちにこだわる迫力を感じましたね。ジュニア対決は二人組の女の子たちキンティとコンテンポラリーのエバ・アイゴでした。エバは14歳といってましたが純度の高い色気がたちのぼった鬼気迫る踊りというか、踊り終わった後の笑顔とのギャップがすごいです。なんでこの対戦なんだと思ったもう一つの戦いは、キオネ&マリー VS. クイックスタイル。どちらも1次予選で大好きだったダンサーでした。なんとこの2組は師弟なんだそうです。ノルウェーからやってきた3人組クイックスタイルの驚異的なシンクロに度肝を抜かれましたが、夫婦で振付師やってるキオネ&マリーが先生だったなんて。採点見るのが怖いくらいでしたよ。エバ・アイゴと双璧をなすようなジュニアがもう一人、ダイアナ・ポンポです。彼女は11歳だそうですが、コンテンポラリーダンサーとしてピカピカ光っていました。対戦相手に選んだザ・ポッシーもロープを使ったパフォーマンスで見応え満点でした。ブレイクダンスのスーパークルーはコンテンポラリーのロイヤルフラックスと対決します。こういったジャンルの違う戦いは判定が難しそうですが、どっちが楽しかったかというと圧倒的にスーパークルーでしたね。ジュニア部門で1次予選1位だったザ・ラブは家庭に問題のある子たちが集まったチームだそうです。ボーイズ・オブ・テメキュラと対戦。中央にいる一番小さな子がすごくかわいいです。アッパー部門で1位だったレ・ツインズはタップダンス・チャンピオンのカイル・ヴァン・ニューカークと対決。レ・ツインズは絶対最後まで残るだろうなと誰もが予想する中、カイルの健闘が光りました。チーム部門で1位だったキンジャズは、全員が忍者好きという面白い集団なんですが、今回の演出も一番面白かったです。世界観はナルトです。対戦相手のストロール・グルーヴも頭にライトつけて頑張ってましたが、ちょっと桁が違いすぎる感じでした。ルカ&ジェナリン(カナダ)とDNA(アメリカ)は社交ダンス対決。待ってました!!!新婚ホヤホヤのDNAはカップルダンスとしてとても美しかったんですが、ルカ&ジェナリンの完璧な荒技の連続に負けてしまいました。難しい技にトライし過ぎてのっけから失敗したのも敗因だったかも。パソとチャチャとタンゴが混じったような振付でした。失敗を詫びるに彼に彼女が優しく言うんです。『あなたのせいじゃないわ。気にしないで。』うちだったらこうはいきませんよ。コンテンポラリーの美人三姉妹ミハシェヴィッチ・シスターズに対するは、社交ダンスのディアンジェロ&アマンダ。サンバ踊ってました。すごくうまいジュニアなんです。でも美人三姉妹には勝てなかった。一番印象に残ったのは最後の3チーム対決でした。多分誰もがジャバウォッキーズの勝ちを疑ってなかったと思うんです。知名度も踊りも申し分ない、キンジャズと肩を並べるチーム。ところがここでビックリ番狂わせが起こるんですね。番組中に急成長を遂げたイアン・イーストウッド&ザ・ヤング・ライオンズが勝ち残ります。審査員のニーヨの言葉が心に残りました。『ここには負けは存在しない。勝つか、学ぶかだ。』もちろん勝ってもみんな学び続けていくに違いありませんが、いい言葉だと思いました。勝ち残った15組が最後の3次予選に進みます。
2018/05/29
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賞金1億円のダンスバトル、この番組は見ごたえがあります。ダンスの種類はなんでもよくて、社交ダンスで出場の選手もいました。カップル歴10年のジュニアとか、アクロバティックなラテンカップルとか、ラテンのチームも参加しててそれぞれ見応え満点です。ジャッジは3人で、アメリカ版『Shall we ダンス?』のジェニファー・ロペス、シンガーソングライターのニーヨ、振付師のデレク・ハフです。デレクは社交ダンスの出身のようです。カテゴリーは3つ。ジュニア部門 (18歳未満)、アッパー部門 (18歳以上4名以下)、チーム部門 (18歳以上5名以上)の3部門です。パフォーマンス、テクニック、振り付け、創造性、見栄えの5項目それぞれ20点ずつでフルマークが100点、3人のジャッジの平均が80点を越えれば1次予選突破でした。ほとんどがいろんなジャンルで名前の知られたプロダンサーです。ジュニアはプロではないんですがものすごい柔軟性や表現力を見せるコンテンポラリーダンサーや、練習量の多さを想像できるチームなどポテンシャルの高さを感じます。3回に分けて放送された1次予選で注目されていたのはフランスから参加の双子ダンサー『レ・ツインズ』、カリフォルニアから参加の振付師としても有名な夫婦『キオネ&マリー』、ノルウェーの3人組『クイックスタイル』、信じられないようなシンクロをチームで見せたキンジャズなどなど。ジャッジのコメントも参考になるんですよ。私たちもそれを元に自分たちのルーチンをアレンジし直したくらいです。これから2次予選、3次予選と進んでいきますのでご興味ある方はご覧になってみてください。
2018/05/11
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2018年3月2日から4日かけてヘルシンキで開催されたフィンランド・オープンの様子を昨日の金スマで放映していました。キンタロー&ロペスが世界ランキング上位獲得を目指してシニア I ラテンに参戦。参加組数12組で結果は以下の通りです。1. Georgy Osadchy - Tatiana Nikolaeva(ロシア)2. Hideaki Kishi - Shiho Tanaka(日本)3. Mikko Kemppe - Johanna Raatikainen(フィンランド)4. Viktors Kisils - Svetlana Kisile(ラトビア)5. Pasi Rautio - Minttu Pajunen(フィンランド)6. Mikko Matto - Anna Jouppila-Matto(フィンランド) 昨年の世界選手権で1点差で決勝進出を逃したキンタロー組は今年も挑戦することに決めたそうですね。来年こそと思う気持ちは世界中の競技選手に共通です。 ライバルとして大注目されたロシアのゲオルギーペア。ベルギー大会でご紹介したあのカップルです。2位と3位を争っていたフィンランドのミッコ組はサルサの先生だったんですね。大会役員もされていました。去年の世界選手権でキンタローたちと1点差で決勝に進んだペアでした。いい人たちでしたね。競技を楽しんでいました。次はオーストリアオープンとのこと。私も太ってる場合じゃないなあと思いましたね。番組で遠征費出してもらえるのは羨ましい限りです。タチアナ、やっぱりすごかった。番組見逃した方はこちらからどうぞ。
2018/04/28
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だるくて動きが鈍いのは加齢のせいとか気候のせいだと思っていました。実は貧血だったのかもしれません。皆さんは、こんな症状ありませんか?だるい息切れする不眠乾燥肌口内炎抜け毛、薄毛不妊爪の変形飲み込み障害氷食症スタミナ不足だなあとか、疲れやすい体質なのかなと思っていたのは、上に挙げた症状も含めみんな貧血の症状なのだそうです。貧血というと朝礼の時に目の前真っ暗になって倒れる細身の女子のイメージでしたがこれは誤解なのだとか。NHKのためしてガッテンでやってましたが、貧血=鉄分不足。体内の鉄分は酸素の運搬役なので、これがたりないと全身の細胞が酸欠になってダルかったり疲れやすかったりするそうです。太ってても貧血はアリなのね。 体内の鉄分は衝撃で壊れやすくなるので、格闘技やラグビーのようなぶつかり合うスポーツ、ランニングの足裏の衝撃、拍手や太鼓をたたいても赤血球がこわれて鉄分流出なんだとか。ダンスも足裏の衝撃結構ありますし、コネクションとってる手やボディだってつねに衝撃受けてますからスポーツ貧血になりやすいかもしれません。 鉄分摂取はまずは食材から。レバーの焼き鳥なら1本、あさりなら16粒、赤身の牛肉90g、納豆なら1パックで1日の鉄分OKだそうです。もう一つは鉄製の調理器具を使うことで微量の鉄分が溶け出して摂取できるとか。これ便利ですね。 うちの大将は腸で出血があったので貧血と診断されて薬飲んでましたけど、症状の重い人は医者で薬もらうのがいいみたいです。サプリで鉄分ガンガンとってもいいですけど適量というのがありますからね。先週の髪のテーマも驚きましたけど今回のも知りませんでした。貧血=酸欠とはね。ほうれん草や小松菜のような青物野菜やプルーン、レーズンなどの乾燥果物、カツオやマグロのような赤身の魚、海藻類などにも含まれ、ビタミンCとタンパク質を合わせて摂るとより吸収力アップだそうです。 今日も一日中モヤモヤとだるかったですが、『鉄』たりてなのかしら。鉄人ダンサーになりたいものですねぇ。
2018/04/27
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2016年から3回に分けて放送されたNHKドラマ『精霊の守り人』シリーズが完結しました。シーズン1『精霊の守り人』全4話シーズン2『精霊の守り人II 悲しき破壊神』全9話シーズン3『精霊の守り人 最終章』全9話 最終回では現実世界と共に存在するナユグと呼ばれるパラレルワールドに春が来るんですよ。そのころ地上では南のタルシュ帝国が北の大地に攻め入っていて、ターゲットとなった新ヨゴ国の皇太子チャグムが短槍の名人バルサの力を借りつつ奮闘し、隣国との同盟を結び迎え撃つ、戦争状態でした。圧倒的な兵力で優勢だったタルシュの皇太子ラウルは典型的な美形悪役キャラだったんです。なんか最後がしりすぼみな結末で、西郷どん、じゃなくてヒュウゴもチャグムもそれでいいの?って感じでした。 普通の人には見えないスピリチュアルなものを見える人にはナユグの異変がわかるらしく、呪術師のトロガイとかその弟子でバルサの幼なじみのタンダなど『見える人たち』が率先して、その天変地異を人々に伝え多くの民衆が難を逃れます。戦争やってる場合じゃなかったんですね。最終章ではバルサが生まれたカンバル王国の話が多かったように思います。父の仇の王様ログサムや、育ての親ジグロに思いを寄せていた叔母ユーカ、ジグロの兄カグロたちのエピソードと共にバルサとチャグムの物語が進行していきます。山の王の儀式で王の槍の亡霊たちと戦うバルサはかっこよかったですね。そうとう練習したんだろうなというような舞でした。 アニメ版を見てこれは面白いと思って実写版も全部見たんですが、映像も俳優陣もすばらしい壮大なファンタジーなのになぜか最後までロード・オブ・ザ・リングのような感情移入ができずに終わったんですね。タンダが戦争で負傷した足をバルサが切り落とすシーンも、みんなが深刻に騒いでるのが嘘っぽく感じたり。ここ泣くとこなのかなあという場面は幾度となくあったんですが、なんか他人事感が拭えませんでした。なんででしょう。 もう一回見ると何か違った感想が湧くかしら。NHK放送90年大河ファンタジーでかなり力作だった割には視聴率がそれほど伸びなかったようですけどみなさんはご覧になりましたか?公式サイトはこちらです。
2018/01/28
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子供の頃は冬休み一番の楽しみだったこの番組、いつの頃からか見なくなって気がつけばもう59回目でした。JDSFの競技ダンサーたちが出演するというので録画して見たんです。いろんな変化に驚かされましたね。まず、賞のカテゴリーがものすごく増えてました。レコード大賞、最優秀新人賞、最優秀歌唱賞のほかに作曲賞とか作詞賞とかそのへんまでは昔からあった気がしますが、功労賞とか企画賞とか特別賞とかそれぞれ複数のアーチストが受賞されています。ピンクレディのメドレー、なんといったらいいか、がんばってました。『踊りのキレが...』的なことを大将が口にしていましたが、あの高いヒールを履いて、あのスタイルを維持してステージで歌って踊る二人は懐かしくて神々しかったですよ。 松田聖子が歌う『追憶』は秀逸でしたね。ドレスもすてきでした。作詞賞を受賞した徳永英明の『バトン』、メロディも歌も良かったです。 社交ダンスの方はオープニングでラテンとスタンダード各5組ずつがメドレーでフォーメーション的な踊りを披露、途中の企画賞『美女と野獣』ではスタンダード4組でバックダンサーを務めておられました。競技ダンサーがレコタイに出場するのは59回の歴史の中で初めてじゃないでしょうか。出場者は以下のとおり。【スタンダード】山本武志&木嶋友美八谷和樹&皆川円山嵜圭太&石本美奈子田沢拓都&須田美咲五月女光政&五月女叡佳【ラテン】大西大晶&大西咲菜菅原一樹&山岡恭子海老原拳人&タカギルナ西村康宏&鳥尾綾香藤井創太&吉川あみダンス企画はほかにもあって、今年YouTubeで話題になった登美丘高校ダンス部が荻野目洋子の歌う『ダンシングヒーロー』でキレッキレのバブリーダンスを披露してくれました。最優秀新人賞はつばきファクトリー、最優秀歌唱賞は天童よしみ、最優秀アルバム賞はサッチモスの『THE KIDS』、そしてレコード大賞は乃木坂46でした。 レコード大賞はノミネートされた優秀作品賞10作品の中から選ばれたわけですが、あまりにも毛色の違う作品群なのでどうやって選ぶんだろうかと予測不能でした。個人的にはNHK全国学校音楽コンクールで中学の課題曲になったAKB48『願いごとの持ち腐れ』かなと予想してたんですが、乃木坂の方が勢いがあったんでしょうかね。競技ダンサーの皆さんもいい経験ができて良かったですね。ひょっとしてキンタローも出てくるのかと思って見てました。久しぶりにレコタイで年末気分を味わえて面白かったです。
2017/12/30
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エブリデー 名曲ジュピターが流れると必ず泣けるシーンでしたよね。10月に始まった池井戸作品『陸王』、これは絶対見逃せないと毎回録画して見ていました。本当の負けってのは、挑戦することをやめた時だ。走れ! 茂木!埼玉県行田市にある老舗の足袋屋『こはぜ屋』は従業員20名ほどの小さな会社でした。100年の歴史を受け継ぐ4代目社長・宮沢(役所広司)は、古いミシンを自ら修理し、資金繰りに追われつつ先細りの零細企業を支えています。息子の大地(山崎賢人)は理系の大学を卒業後、家業を継ぐことを嫌い、手伝いはするものの就活の日々を送っていました。メインバンクである埼玉中央銀行の坂本(風間俊介)はいつも親身になってこはぜ屋の行く末を案じ、新規事業を立ち上げてはどうかと提案します。足袋の縫製技術を活かしたランニングシューズの開発です。これがね、大変なんですよ。実は先代もその夢に敗れて大きな損失を出し会社存続の危機を招いていました。その試作品の名前が『陸王』だったんです。 大手メーカーが市場を抑えているランニングシューズ業界に、零細企業の足袋屋はどう切り込んでいくのか。長距離を走る選手の体を守るために靴って本当に重要なのだなと思いました。靴底やアッパー素材、その耐久性や伸縮性、軽さ。ダンスシューズもそうですよね。かっこよさより踊りやすさです。 メインイベントは駅伝とマラソン大会なのでエキストラの数が膨大でした。陸王を履いて走ってくれる茂木選手(竹内涼真)のかっこいいこと。靴底の素材を開発した飯山(寺尾聡)が味のあるいい演技してました。池井戸作品は悪役がわかりやすくて時代劇や怪獣映画のようです。大手スポーツ用品メーカーの小原(ピエール瀧)と佐山(小藪千豊)が悪代官と越後屋に見えましたよ。 弱いけど何度も壁にぶつかるけど、それでも諦めずに頑張って大きな敵に挑み最後に勝つみたいな、見てて一番すっきりするタイプのお話ですね。最初は敵だった人たちが次第に味方になってくるのも特徴です。毎週楽しみにしていたドラマもついに最終回を迎えました。 下町ロケットも半沢直樹もルーズヴェルト・ゲームも面白かったですが、これもそれに並ぶ感動作でしたね。見逃してしまった方、再放送があるかどうかわかりませんがDVDやブルーレイは出ているようです。うちは最終回を録画し忘れるという大チョンボをやらかしたので、そこだけオンデマンドで見ました。是非おすすめ。
2017/12/27
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日曜日は競技会があるのでNHK大河ドラマを欠かさず見る習慣はここ数年なかったのですが、昨年の真田丸を録画して見るようになってその流れで今年の大河も全部見てしまいました。柴咲コウが演じる『おんな城主 直虎』、皆さんはご覧になりましたか?子供時代の鶴・亀・オトワが可愛くて、うちではオトワの口調で話すプチブームがありました。最近でもまだ時々『やってみねば分からぬのではないのか。』とか『うむ』とか口をついて出ます。イマドキの人気俳優が揃っていてトレンディドラマみたいな感じも受けました。今川にいじめられたり徳川の重臣たちに目の敵にされたりして鶴も亀も早死にしてしまいます。鶴こと小野政次(高橋一生)は今川寄りの嫌な役回りでしたが、井伊の家を救うために犠牲となったことで一気に人気出ちゃいましたよね。直虎といい関係になる龍雲丸(柳楽優弥)が登場すると場が華やいで感じました。 徳川家康(阿部サダヲ)の豆だぬきっぷりも、武田信玄(松平健)の猛者ぶりも織田信長(市川海老蔵)の迫力も、これまでのいろんな大河と比較してもかなり役にぴったりのイメージだった気がするんです。家康の母親(栗原小巻)とか今川義元の母(浅丘ルリ子)も存在感ありましたね。ちょっと髪が黒すぎる気はしましたが。井伊万千代役の菅田将暉と、小野万福役の井之脇海のコンビがいいという視聴者の声も多かった様子。 一番印象に残っているのは全編を通じてみんなが囲碁を嗜んでいるということでした。井伊の人たちは子供の頃から囲碁を嗜んでいて、それが論理的思考の一助になっていたんでしょうかね。家康もずっと碁盤に張り付いていました。政次から遺言のように託されたのは碁石で、それを直虎が直政につなぎ最終回となりました。囲碁ってそんなにメジャーだったんですか? あまり資料が残っていない中で1年分のストーリーを組み上げるのは大変な作業だろうと思いますが、考えようによってはいろんな創作ができるわけですから面白いのかもしれません。本能寺にまつわる明智と井伊の関係、あれってどうなんですか?龍雲丸とか方久とか本当にいたのか分からないキャラの立ってる登場人物が出てくる反面、あの時代に欠かせない秀吉が全然出てこなかったのも変わってて面白かったです。最近のテレビは画質が良くなっていろんな細かいところまで見えてしまうので、長旅の後のはずなのに直虎の髪が美容院行ったばっかりみたいにつやつやだったり、お百姓さんたちの歯が真っ白だったり、変なところが気になってしまいました。 視聴率はイマイチだったみたいですが、個人的には面白かったです。おんな城主 直虎という迫力のあるタイトルだったので、ジャンヌダルクみたいに華々しく戦場を駆け回る人生を送るのかと思ってたら、戦わない城主だったのですね。彦根城には行ったことがあるのですが、最終回を見終わるまでそれが井伊の城だと知らなかったんです。誰の城だと思っていたんだと大将に聞かれ、『彦根さん』と言ったら呆れられました。1年間ドラマ見て色々勉強になりましたよ。
2017/12/20
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島流し的な措置としてシャーロックを乗せた飛行機はたった今東欧に向けて離陸したところでした。ところが離陸した直後にイギリス政府機関に呼び戻されます。悪の天才モリアーティが死ぬ間際に何か彼にしか対処できないゲームを仕掛けたようでした。これはシャーロック(シーズン3)の続きです。待ってました!!第1話『六つのサッチャー』は、ワトソンの妻メアリーの過去が垣間見れます。きっかけはウェルズバラ大臣の息子の失踪事件。そして壊されたサッチャー元首相の石膏像の謎です。メアリーは結婚前フリーランスの特殊部隊にいて、大使館の人質救出作戦で失敗し仲間を失った重荷を背負っていました。それがこの6体限定で製作された石膏像と関係があって、彼女は一人でそれを清算しようとシャーロックをまくためにいろんな変装で世界を飛び回り目的地に入るんですが、シャーロックが先回りしてそこにいるんですよ。現代のシャーロックにはGPSがあるんです。 第2話『臥せる探偵』は慈善家として有名な実業家スミス氏の真の顔を暴くお話です。スミス氏の娘フェイスから父親の殺人計画について依頼を受けます。父は親しいものたちを集めて自分の殺人について話した上、みんなに忘却剤を投与したので一体誰を殺すつもりなのか分からないというのです。一方ワトソンはバスで知り合った女性と軽い浮気をしていました。その後、第1話で起こった事件でシャーロックもワトソンも深く心を病んでいました。二人の仲は疎遠になりますが、シャーロックがスミス氏の病院で殺されそうになっているところにワトソンが駆けつけます。ここでも現代版ならではのアイテムが登場します。シャーロックがツイッターで推理を暴露したり。 第3話『最後の問題』で、ベーカー街221Bが爆破されます。犯人はホームズの妹ユーラス。とんでもない展開ですが、このユーラスは5年前モリアーティと恋に落ちたんです。しかもワトソンの浮気相手であり、シャーロックが第2話で依頼を受けたフェイスでした。 ニュートンを超えると言われた天才少女は子供時代に様々な問題を起こして孤島の監獄に監禁されているはず。果たしてシャーロックは同じ血を持つ妹との超頭脳戦に勝つことができるでしょうか。 全編にわたって暗めなんですけどいろんな作品の要素が盛り込まれていて面白いです。シャーロックが現代に生きていたらという設定で描かれる彼は、いつもスマホいじってるイメージでした。情報の泉ですからね。この先があるのかどうか分かりませんが、第2話で死んだと思っていたアイリーンからメッセージが届くのでこの辺から新たな展開が生まれるかもしれません。
2017/12/07
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金スマでマイアミ世界選手権の様子を放映していました。社交ダンス企画以外この番組をほとんど見ませんが、そういう視聴者も多いのではないでしょうか。アニメ『ボールルームへようこそ』の影響もあってか、最近競技ダンスのプチブームが来てる気配がします。 金スマレギュラーメンバーや撮影クルーを引き連れて、キンタロー。&ロペス組は相当なプレッシャー抱えて臨んだ世界選手権だったと思います。オリンピック選手も周囲からの期待という重圧によく耐えてるなといつも思うんですが、今回の二人もそうだったでしょうね。絶対に失敗できない人生をかけた大勝負。逆に応援してる側は他人事なので気が楽ですけど、でも心臓を握りつぶされそうな緊張感は体験したことがあるので分かります。 コーチが一緒に来てくれていたのは心強かったでしょうね。他国の選手でもラウンドごとに専属コーチにハッパかけられる姿を実際に何度か見たことがあります。カリスマコーチは一言一言に重みがありますね。どの国の選手もたくさん練習を積んでこの場に臨んでいますから、その実力がどれだけ発揮できるかは気持ちの問題が大きいんです。ロペスもキンタローもコーチの言葉でスイッチ入れてもらったように見えました。ニューヨークで『もうひと伸び』と言われたのが実際に功を奏して見えたし、ロペスが真面目な青年からノリのいいラテン男に変貌できたのもコーチの一言です。それにしても相変わらず他の日本人選手はほとんど映りませんでしたね。今井さんのスタンダードシニアIIIオープン優勝だってすごい快挙だと思いますけどそんな話はまったく出ず、世界選手権以外にもキンタローたちはオープン戦2試合に参加してますがその話も全くありませんでした。その方が知らずに見てる方はストーリーが追いやすいのかもしれませんね。世界選手権で7位は素晴らしいと思います。来年こそと、この企画はきっとまだ続く気がしますね。裏でハリーポッターやってましたけど、番組側も視聴率ある程度取れるし存続したいのではないでしょうか。JDSFとしてもキンタローたちが出場する試合は観客動員数が増えるしありがたいのではないかと思います。ロペスは仕事としてこの企画が続いて欲しいだろうし、キンタローも『来年こそ決勝』という欲が絶対出るでしょう。私たちも初めて世界選手権に参戦した時あと一歩及ばず7位で、そこから世界ランキング上位を目指す戦いに火がつき多い時は年4回もヨーロッパ遠征してました。次こそはと言う気持ちで気がつけば10年とか経ってたりするんですよ。競技ダンサーに限らず、人生何かやりがいがあることを持ってるとキツいけど楽しいです。仕事や家庭の事情で同じような密度を維持できないにしても、またチャレンジして日本の競技ダンス界を盛り上げて欲しいですね。
2017/11/03
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金スマの社交ダンス企画で2時間のキンタロー番組を見ました。ジャーマンオープンとその後のレッスン風景でしたね。『奇跡の大番狂わせ』とかいうサブタイトルだったので一体何事が起こったのかと思いましたよ。世界ランキング下位のキンタローたちが、上位の選手をごぼう抜きみたいなことだったのでランキングをよく知る選手にとっては『なーんだ。そんなことか。』という話でした。世界ランキングというのはWDSFの試合に出ると成績に応じてもらえるポイントの多さで決まるもので非常に流動的です。たくさん試合に出ていれば自然とポイントは上がりますので、テレビの中で紹介されていた選手たちのランキングも番組制作時のランキングということで日々変動するものなんです。キンタローたちはイタリアの試合に出場したことで1回分のポイント付いただけでまだランキングが下の方なのは当たり前。ポイントは1年間有効で、ポイント上位6つの試合の合計点でランキングがきまります。試合での順位だけでなく試合の大きさでもポイント数は変わり、世界選手権が相対的に一番点数が高く、ローカルな試合では1位を取ってもそれほどポイントは高くない仕組みになっています。 絶対王者として紹介されていたスペインのロペス組は、去年のシニア1世界戦選手権ラテンでは3位の成績だった選手ですので世界王者というわけではなく、試合にたくさん出てポイントを稼いでる選手という意味でランキング1位を獲得しています。私たちも世界戦にたくさん出ていた時はシニアIIですが世界ランキング10位まで行ったことがあるくらいですから、あまり実力がそのまま反映されているとは限らないということですね。一応うまさの目安ということでしょう。 試合に出てから1年経つとそのポイントは消えてしまうので、ランキングを維持するためには試合に出続けなければならないという仕組みでWDSFもうまく考えたもんです。ヨーロッパに住んでいると毎週のようにどこかで試合があるのでランキング上位を狙う気も起きるかもしれませんが、遠く離れた日本からですと往復するだけで時間もお金もかかるのでちょっと難しいですね。 ジャーマンオープンは出たことがありませんが,他の世界大会も大体似たような感じです。会場の雰囲気や試合進行など、これから海外遠征を考えられている方にとってはとても参考になる番組だったと思います。個人的にはそのあとの山本先生のレッスンがとても参考になりましたね。その話はまた明日のブログで。
2017/10/06
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去年のグランプリでシニア I ラテン第2代表になったキンタロー&ロペス組の初の海外遠征とトレーニング風景、そして今年のグランプリ大分の様子がかなり詳しく放送されました。ダンスファンの皆さんは元より社交ダンスに興味がない方々も多くご覧になって、それぞれ印象に残った部分があるのではないかと思います。選手だけでなく観客の方々もたくさんテレビに映ってましたね。テレビの中の『自分』、皆さん見つけられましたか?とんでもなくひどい形でお茶の間に自分たちの姿が放映されたら怖いなあとヒヤヒヤしながら見ていましたが、遠めで踊っていたことと彼らより背番号が前だったことで激写りはしていませんでした。よ〜く見ないとわからない程度でよかった〜。実はこの写真の中にいるんですよ。わっかるかな〜?一番参考になったのは治面寺コーチのキンタローペアに対するアドバイスでした。カップル組んで間もない彼らの弱みはパートナーシップだとおっしゃってましたね。見なくても相手が分かるか、4人の女性にロペスが後ろから肩を掴んでもらって、何番目が自分のパートナーか当てるというのをやってましたが、これは私も自信がありません。カップル歴は長いですけどそういう意識を持ってパートナーシップを構築する練習をしていないですからね。そういえばヤグダも目をつぶって相手の動きを感じる練習をすると言ってました。アイコンタクト、相手を見るということも自分たちは忘れてたなと気付かされました。最近新しいルーチンに意識がいきすぎて目線忘れてたなあ。治面寺コーチは男性なので男子に特に厳しかったのかもしれませんが、ロペスに女性の振付けを覚えて相手の気持ちが分かるようになれと言われてましたね。女性の動く方向・スピード・タイミングは全て男性が決めてリードするのだとも。うちの場合カップル歴は長いですけどこれまで何度か落っことされたり流血したりして懲りてますから相手に絶対的な信頼を寄せられないんです。怪我するとしばらく踊れなくなりますからね。その点組んだばっかりのカップルの方がまだ怖いもの知らずで、逆に色々できるのではないかと思ってしまいました。感心したのは名越組の日常ですね。日課として柔軟、体幹トレーニング、ランニングに筋トレ。仕事中も片足2キロの重り。そして毎日練習とレッスンで踊っておられるんですね。すごい。ちょっと真似できないアスリートっぷりです。うちなんかそんなにやったら肉離れとか疲労骨折しそう。キンタローのパバロッティのモノマネも流石でした。イタリア人にもウケてましたもんね。ロペスさんもなにか披露されたのかしら。グランプリ大分でも有明のDTCでも、もっとたくさんのシーンを撮影されてたんですが大部分はカットされてましたね。それでも2時間番組で社交ダンスの試合を映してもらえるなんて滅多にないことですから贅沢は言えませんが、出来ればシニアの試合だけじゃなくて本物の日本トップ選手たちの踊りももっとお茶の間の皆さんに紹介してもらえたらいいですね。海外遠征で勢いがついたところで10月の世界選手権も楽しみになってきました。アメリカ開催となるとヨーロッパ選手の参加が減るので去年の様子とは変わってくるかもしれません。日本代表は2組だけみたいな映り方でしたけど、決勝メンバー全員が日本代表ですので世界選手権での評価が必ずしも日本と同じではない可能性もあります。シニア I は男女問わずカップルの片方が35歳以上、もう片方30歳以上なら出られますので、この番組を見て『これなら自分も!』と思われたもっと多くの方に参加していただいて社交ダンス界全体が盛り上がって欲しいなと思います。
2017/07/21
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6月末に放送予定と聞いていたキンタロー&ロペスの芸能人社交ダンス、先週金曜日は別の番組に変わっていて放映されませんでした。いつやるのかと思ったら、今日の金スマで番宣が流れていましたね。次回だそうです。毎週じゃなくなりましたか?それとも時間が変わった?日本インターで同じ控室だったN組が、キンンタローたちとイタリアに行くという話をされていましたのでその結果が良ければそっちがメインに放送されるのかなと思ってはいたんです。6月16日にイタリアのアンコーナで開催された大会で、アダルトのオープン戦では2組とも2次落ちでしたけどシニア I の方ではN組優勝、キンタロー組準優勝でした。アダルトは年齢制限なしで、10代後半から20代前半の全盛期の選手たちが主に出場される試合、シニア I は35歳以上と30歳以上のカップルが参加できる試合です。シニア I は6組しか参加していませんでしたが、それでもなかなかトップになるのは難しいですから素晴らしい結果だと思います。アンコーナって、大将が衣装忘れて現地調達したとこですね。会場の様子が見たことある感じでした。強化レッスンの様子も少し見られるようです。私たちは参加したことないので詳しくはわかりませんが、石原コーチたちが毎年参加されているディアボロだとするとかなりハードなトレーニングを課せられるようで、疲れ切って観光する気力が起きないほどだそうですよ。イタリア遠征記がメインの放送となると大分のグランプリの方はカットかもしれませんね。話は変わりますが、以前ご紹介した『ボールルームへようこそ』がアニメ化されて7月9日から放映が始まります。詳しい放送時間はこちら、公式サイトはこちらです。
2017/07/07
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テレビをつけたら『林修の今でしょ講座』をやっていました。テーマはカビとダニとPM2.5。用事をしながらなので見ていたというより聞いていたという感じ。その中で気になったのが、キッチンのダニでした。粉もんをエサに繁殖するという話はなんとなく聞いたことあったんです。一般家庭のキッチン収納から2万匹以上出たとか言ってたので思わずテレビに注目してしまいました。流しやコンロの下にある収納に使いかけの小麦粉とか入れてますよね?皆さんは入れてないですか?ゴムで留めてるくらいでは全然ダメで、たとえしっかり締めてたとしても次に開けられる時まで入り口付近で待機してる奴がいるらしいです。それで開けた途端にポロっと中に入って、ご馳走にまみれながら繁殖していくのだとか。50度以上の熱で死ぬらしいので天ぷらとかすれば死ぬことは死にますが、死骸にアレルギー物質が残ってるそうで、たくさん食べると重篤なアレルギー症状が発症するとのこと。今更かもしれませんが、慌てて小麦粉やら片栗粉やら砂糖やら冷蔵庫に詰め込みました。冷やしたくらいじゃ死なないそうですけど少なくとも繁殖スピードは落ちるようです。大分のお土産でとり天の素買ってきたので最近よく食べてるんですが、小麦粉は新しいの買い替えた方がいいかもと思いましたね。キッチンの下の粉もん整理してたら奥の方からすっかり忘れていた低分子コラーゲンの試供品がゾロっと出てきたんですよ。2016年11月28日が賞味期限です。えーと、半年以上前か?でもコブクロ開けてないし、コラーゲンの粉なんてどうせ賞味するような味ないし、多分平気だろうと豆乳に混ぜて飲んでみました。今の所お腹は大丈夫みたい。これでお肌ツルツルになったらもうけものですよ。キッチンの下の収納、たまには開けて奥の方もみるとなんか掘り出し物が出てくるかもしれませんよ。それと使いかけの粉もんは冷蔵庫で保存だそうです。
2017/06/13
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若返りホリモンだそうです。筋肉で作られるホルモンの総称で何十種類もあるんですって。これを分泌させることで免疫力が上がったり肌の若返りや老化防止にも効果があるとのこと。2週間くらい前にテレビの医療番組で紹介されてました。脂肪を分解して血糖値も下げる?骨も強くなって認知症も防ぐ?そんなの持ってるなら早く教えてくれればバンバン出して今頃美魔女になってたかもしれんのに。でもこれが発見されたのって2003年、割と最近の話なんだそうです。マイオカインを出すには何をしたらいいのでしょう。腕立て伏せとかしてもダメみたいです。下半身の筋肉からしか出ないんですって。太もも、ふくらはぎ、社交ダンサーはみんな使ってますね。だから社交ダンスやってる方ってみなさん若々しんですね。ただ、週末だけたくさん踊るとかじゃあまり効果がないそうです。一度に分泌される量は決まっていて、たくさん運動したからたくさん若返るってわけでもないとのこと。毎日少しずつダンスが一番いいみたいですよ。そしてプロテイン補給。
2017/06/01
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オリンピックや世界選手権で次々と塗り替えられていく記録。陸上や水泳などのスピード、高さ、距離などを競う競技だけではありません。一昔前は3回転ジャンプだって大変だったのに、今フィギアスケート男子は真四回転時代です。人類は進化しているのでしょうか。2015年3月4日にNHKで放送されたTEDでそれに関する面白い話が展開されていました。スピーカーはスポーツジャーナリストのデイヴィッド・エプスタイン。彼が指摘しているのは、記録更新は人類の進化ではなくスポーツ環境の進歩、情報社会の発達、記録を伸ばすための技術革新が起因していると言うことでした。確かに陸上競技場のトラックは昔は土でしたけど今は違いますね。より滑りにくい素材になってます。競泳プールも記録を妨げるような水流が発生しない構造に変わりました。これらがスポーツ環境の進歩の例です。昔はスポーツ選手といったら中肉中背の筋肉質みたいなイメージでしたが、今は競技に特化した体型の選手が見つけられ育てられています。バスケやバレーの選手はより身長が高い選手が求められますし、逆に新体操女子などは小柄な選手がほとんどです。競泳の選手、ハンマー投げの選手、マラソンの選手、みんなそれぞれの競技に適した体型をしていますよね。テレビやインターネットその他、情報社会の発達によって、昔だったら才能の持ち腐れだったかもしれない選手が発掘され活躍の場を与えられるようになりました。またそう言う選手を見て、自分もと思う人も増えてきたわけです。記録を伸ばすための技術革新も目を見張るものがあります。記憶に新しいところでは、水泳のタイムを革命的にあげた水着。ゴルフされる方は昔に比べてはるかに飛距離を伸ばす軽く安定したクラブの進化を目の当たりにされているでしょう。テニスのラケットも相当進化してますね。素材の技術だけでなく、効率的に必要な部位を鍛えるマシンやメンタルを鍛えるテクノロジーも進歩を遂げています。これらが複合的に功を奏して記録が伸びているのだと彼は指摘していました。人間が進化してる訳ではないと。火事場の馬鹿力といいますが、人間は本来ものすごいパワーを持ってるそうなんです。なぜそれを普段は出さないかと言うと、関節とか筋とか骨とか痛めないように脳がコントロールしているんだそうです。年取るとなんか動きが鈍くなって、競技ダンスでもフルパワーで踊ってるつもりなのに若者に勝てないのはその辺もあるのかもしれませんね。制御能力が優って無茶しない動きになってしまうんです。年取って怪我すると治るのに時間かかるし、下手するとそこで選手生命が終わるかもしれませんからね。無理は禁物です。とても面白い話でしたので、ご興味ある方は動画をご覧になって見てください。日本語字幕付きです。アスリートはより速く、上手く、強くなっているか?
2017/04/21
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『稀勢の里優勝だって!』日曜日、優勝をかけた大一番がテレビ放映されて視聴率24.4%を叩き出しました。山梨のスーパー銭湯に入ってる時、それを見終わったおじさんが風呂で大声で話していたそうで、大将もそれに乗っかって様子を聞いてきたそうです。横綱昇進以来初めての場所で優勝を期待されながら勝ち続け、終盤で負傷。誰もが休場かと心配していたところで怪我を押しての逆転V。これはドラマでしたね。怪我は怖いです。選手生命にかかわりますから。怪我の度合いにもよりますが、本当は怪我してる時は戦わない方がいいですよね。でもアニメのヒーローなんか必ずと言っていいほど傷だらけで、負けそうだけど勝つのがウケるんですよね。生きるか死ぬかの戦いの場合は仕方ないでしょうか。競技ダンスは格闘系ではありませんが怪我される方は多いと思います。首、腰、膝、足首などはざら。疲労骨折とか、外反母趾とかもよく耳にします。試合中の接触での怪我もありますね。ちょっとした怪我は日常茶飯事で、この前の試合でも予期せぬコントラチェックかまされて足をガリっと踏まれ1次予選のタンゴで足の甲に裂傷を負いました。競技会はみんな自分の踊りのことで必死なので自分の身は自分で守れ的なところがあります。擦り傷や打撲なんて怪我のうちに入らないし、タンゴなんて色んな方向から肘鉄とかキックとか飛んできますからのんびり上向いてる場合じゃないんですよ。当然ですがそのまま試合に出続け、午前のスタンダード、午後のラテンと25曲を踊りました。競技ダンスって実は格闘系なのかもしれません。怪我すると無意識にその場所をかばうので体のバランスが崩れてきて、長引けば長引くほど悪循環になります。私も足首を痛めた時、その影響が腰にきてさらに顎関節までずれるという事態を招きました。テーピングして試合に出続けたからです。股関節痛めた時もちゃんと医者に行かなかったせいで長引いて、今も後遺症が残っています。大切な試合、代わりに戦ってくれる人がいない競技ダンスなどの場合、どうしても怪我を押して出場するケースが多くなるんですが、その試合に出たことでさらに怪我が悪化して完治まで時間がかかることもままあります。怪我で引退を余儀なくされるスポーツ選手は非常に多いです。それが仕事だったりすると身体張るしかないですからね。でも長く続けていきたいなら怪我をしないこと、怪我したらきちんと治すこと。稀勢の里のような怪我を押しての優勝はカッコいいですけど真似しない方がいいですね。
2017/03/28
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今朝、めざましテレビのキラビトというコーナーで社交ダンスが取り上げられていました。皆さんはご覧になりましたか?私は毎朝この番組を見ていて、めざましじゃんけんとかにも参戦しているんです。プレゼント当選したことはありませんが。情報通のかふぇりんさんからメールを頂いてシニア戦が映るとのことでしたのでひょっとしたら自分の変な姿が写りやしないかとハラハラしながら見ていました。もし映ってたとしてもメイクで相当化けてますから職場で指摘されることはないと思いますけどね。出張中の大将に知らせたら、『こっちでは映らないかもしれないから録画しといて!』とのこと。映像は今年の3月4日・5日に幕張メッセで開催されたJBDFの2017スーパジャパンカップでした。満55歳以上の選手による2種目競技、アマ・グランドシニア選手権です。私たちはこの試合には出たことがないのでちょっとホっとしました。主役はこの大会2連覇のよく知っている女性で、スタイルもいいし美人さんなのでテレビ映りもバッチリでした。先日のJDSF全日本選手権シニアIIラテンでも優勝されたカップルです。美容院で前日にセットされている様子とか、レッスン風景とかも映って、試合の様子、表彰式が次々と紹介されます。すっかり安心しきって朝食のパンかじりながら見ていると、『日本代表にも6年連続で選出され…』とか言って、JAPANジャージの集合写真が出たんですよ。一瞬フリーズしました。時間的には1秒か2秒だったんですが、そこには見まごうことなく自分の姿が!しかもノーメイク!クロちゃんたち、メロンチョコさんたち、そして私たちと今日の主役カップルの4組が前列女性、後列男性で映ってるんですけど、なぜかカップルがバラバラで、主役の女性の後ろに大将が、私の後ろにはメロンチョコさんがいました。これ、いつの写真だっけな。マドリードかな。でもこういうのって自分だから分かったけど、そうじゃなければ気がつかないですよ。相当観察眼の鋭い方なら分かったかも。あー、ビックリした。
2017/03/17
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ウェールズで負け知らずのメイソンはジュブナイル全英チャンピオンを目指してダンスの練習に明け暮れる日々を送っていました。日本だけでなく社交ダンスの本場イギリスでも男の子のダンサーは女の子に比べて圧倒的に少ないそうです。NHK地球ドラマチックという番組でそんな少年達の奮闘を垣間見ました。男の子はダンスをやってるというと学校ではからかわれたりいじめられたりするんですね。女みたいな奴ってことで。メイソンはそんなこんなでダンスをやめてしまった兄とはちょっと違いました。目指しているものが高く、何よりダンスが大好きだったから。彼の最大のライバルはモーガンです。喘息やアトビーに悩まされながらもダンスを続けています。コーチは両方とも厳しいですね。自分の有望な教え子を是非全英チャンピオンにと思っているから。表情のこと、リズムのこと、私たち社会人ダンサーよりずっとストイックに繰り返し練習していました。双子のデクランとシェイが姉妹の女の子と組んで参戦してきます。『男の子と組んで踊ってるとみんなが注目するのよ。』『男の子と踊るからには手を抜けないわ。』女の子達も必死です。慣れないセルタンをぶっかけられたり、メイクを嫌がったり、まだ子供ですからね。子供達を毎日レッスンに通わせたり競技会に付き添ったり、社交ダンスは他のスポーツに比べてお金がかかるので親も大変。モーガンは全英選手権のあとダンスをやめてボクシングに転向してしまうんですが、振られた女の子の方がとってもかわいそうでした。新リーダー募集をしてママが幾つかメールを貰ったそうです。『一人は電車で4時間もかかるところに住んでる子なの。もう一人はルーマニアだって。』パートナー探しはどこの国でも大変なんですね。子供にはサッカーをやらせたがっていた双子の父親が彼らの踊る姿を見て感動するんですよ。リトルダンサーの社交ダンスバージョンだなあと思いました。
2017/02/26
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骨ってあんまりマジマジと観察した事無いので知りませんでした。『骨ホルモン』なんて、なんだかいいダシとれそうなトンコツみたいなものを思い浮かべてしまいます。理科室に置いてあった骸骨みたいに、骨は白くて中まで全部カチカチのカラカラという訳ではなかったんですね。血管が生えてたり、2つに割ると中は空洞で、ぶにゅぶにゅのものが詰まっています。骨は人間の身体を支えたり内臓を守ったりするだけじゃなくて、カルシウムの貯蔵庫だったり、何より重要なのは血液の製造工場だそうです。骨の中に入っているぶにゅぶにゅこそが骨髄で、これで血を作ってるとのこと。ビール飲んでると骨粗鬆症にならないという話しで以前書きましたが、骨の表面には骨芽細胞と破骨細胞があって常に新陳代謝を繰り返しています。この骨芽細胞から今日のメインテーマの骨ホルモンが分泌されるそうなんです。オステオカルシンというのが正式名称。これが骨だけでなく全身の健康状態に大きく影響するそうなんですよ。NHKのためしてガッテンという番組で紹介されていました。何でか知りませんが糖尿病のマウスにこのオステオカルシンを注射したら治ってしまったそうです。すい臓を元気にするだけじゃなく、血糖値にも関係してるとか。さらに脳にも良くて認知機能を改善させる上お肌もつるつるにするとか、動脈硬化も防ぐとか、腸や腎臓や精巣にもいい働きがあるらしいです。そんなにいいホルモンならどんどん分泌して欲しいものですね。骨に刺激を与えるといいらしいですよ。番組ではつま先立ちから踵をストンと落とすという運動を紹介されてました。社交ダンスされてる方はステップの1歩1歩が骨に刺激を与えてるでしょうね。パソドブレのアペルなんて相当いいんじゃないでしょうか。血糖値高めの方は是非社交ダンスを。踊ってるのに血糖値高い方は...。もっとたくさん踊りましょう。
2017/02/16
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ロケットの打ち上げを見た大の大人がみんな泣いているのを見て、自分もロケット開発がしたいと思いました。テレビドラマの中で主人公の一人娘が就活の面接でこんなふうに言ってたんです。ロケットの打ち上げはテレビや映画で見るほど近くからは見られません。それでもちっちゃい鉛筆みたいなのが煙を吐いてまっすぐ空に向かっていく姿を見ると震えます。特に自分が手塩にかけた何かがそこに搭載されて宇宙に行くという姿を見たら、もう愛娘を嫁に出す父親の気持ちというか、無事な旅立ちを祈らずにはいられないし、成功した暁には涙なしではいられません。『半沢直樹』・『ルーズベルトゲーム』と銀行マンや中小企業の感動的な逆転劇を紡いできた池井戸潤さんの作品です。風邪で家にこもっていたこの週末に2015年に放映されたテレビドラマ全10話を一気に見ました。原作『下町ロケット』は直木賞作品です。実はずいぶん前に電子書籍買ったんですけどまだ全部読んでません。ドラマはその続編『下町ロケット2 ガウディ計画』とのカップリングでした。 父の経営していた町工場を継いだ元JAXS研究員が、質の高いロケット・エンジン制御バルブを製作し再び宇宙開発プロジェクトに会社ぐるみで食い込んでいくというお話が前半5話。後半は心臓病で苦しむ子供たちを救うために取り組んだ画期的な心臓弁の開発にまつわるお話でした。だらだら見ていた大将も、阿部寛が口の周りを粉で白くしながらまんじゅう食べてるの見て我慢できなくなったようで、草餅買いに走りましたよ。ルーズベルトゲームで悪役だった人が今回はとってもいい人の役だったり、相変わらず嫌な奴の役だったり。このドラマのいいところは悪い奴らがとっても分かりやすいことでしょうね。いい人たちは最後まで苦しみ抜いて大逆転勝利みたいな、人が喜ぶツボをよく抑えられてると思います。お笑いタレントとかミュージシャンとかキャスティングが面白いです。どんな難問にも必ず答えはある。ロケットはいいなあ。久しぶりに心から共感しました。公式サイトはこちら。ダイジェスト見るだけで大体内容はつかめますよ。ご興味ある方はこちらから。第1話ダイジェスト&第2話予告第2話ダイジェスト&第3話予告第3話ダイジェスト&第4話予告第4話ダイジェスト&第5話予告第5話ダイジェスト&第6話予告第6話ダイジェスト&第7話予告第7話ダイジェスト&第8話予告第8話ダイジェスト&第9話予告第9話ダイジェスト&最終話予告
2017/02/05
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おかげさまでこのブログも200万アクセスと突破しました。いつもとりとめのないお話におつきあい下さりありがとうございます。今日ご紹介するのはテレビドラマ化された半沢直樹や七つの会議、そして下町ロケットの原作者・池井戸潤の作品です。見る前から絶対に面白いに違いないと思っていました。元アメリカ大統領ルーズヴェルトは大の野球ファンで、『一番おもしろいゲームスコアは、8対7だ』と言ったというところからこのタイトルが付いたそうです。やられたらやり返す半沢直樹の不屈の精神にも似た、逆転に継ぐ逆転の全9話。思った通り面白くて目が離せませんでした。細川(唐沢寿明)は中途採用で青島製作所の営業部長になり、高性能カメラに搭載されるイメージセンサーの成功で会社に貢献したことを認められ若くして社長に就任しました。創業者の青島会長はガレージ一つから会社を発展させた叩き上げで、引退後も社員たちからの信望が厚く強い発言力を保っています。不況の中、青島製作所は経営のピンチでした。東証一部上場のイツワ電器は青島の大手取引先であるジャパニクス社と結託して青島製作所を合併吸収しようとあの手この手の攻勢をかけて来ます。細川新社長は社内的にも敵が多く、古株の笹井専務とその一派からは心良く思われていません。経営再建のために多くのリストラを実施する必要があり、成績も残せず維持に年間3億を必要とする社会人野球部も廃部にしようと決めていて、その関係者からも反感をかっています。野球部は監督が主力選手二人と共にイツワ電器に引き抜かれるし、エースは肘壊して退部するし散々な状態。しかも次の試合で負けたら廃部の危機。そこへ落ちぶれ監督と訳あり名投手が救世主のように登場するんです。ジャパニクス社の諸田社長(香川照之)とイツワ電器の坂東社長(立川談春)が悪代官と越後屋みたいで、素晴らしい悪役ぶりを発揮されています。坂東社長のものとで働く秘書の悪女ぶりも凄い。まあ次から次へとよくあくどい手を思いつくもんだと感心しました。一方の細川社長は叩かれても踏みにじられても立ち上がって切り抜けて行くまさに七転び八起きの大和魂を持ってます。秘書(壇れい)もさりげなく突破口へのヒントを出してくれるんですよ。青島会長は野球大好きでしたけど細川社長はそうでもなかったんですね。ところが背水の陣で戦う選手たちの試合を見て己の立場と重なるものを感じたんでしょうね。野球部に対する思い入れがどんどん強くなって行くんです。一番の功労者は神山開発部長だと思います。青島製作所の売りは高い技術力なんですね。最終的に技術コンペでイツワ電器に勝てるかどうか、その真価を問われる戦いで死力を尽くしたのがこの人。名前通り『神』でした。最後まで読めないのが笹井専務(江口洋介)ですね。イツワ電器との合併話に坂東社長から好条件を持ちかけられるんですよ。コバンザメみたいに彼にくっ付いている製造部長なんかはその話しにノリノリ。時々取り出して見ている写真に何が写っているのか、多分それが最終的に彼の判断の基盤となるものだろうとは思いましたが最後まで分かりませんでした。青島製作所が無事不況の波を切り抜けて行けるのか、野球部の行く末はどうなるのか。だいたいは想像付くと思いますが、確かに8対7はおもしろい。ただし、7の側でなく8の側であればですが。ルーズヴェルト・ゲーム
2017/01/11
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NHK BS1スペシャルの「王座は渡さない!超絶!!ブレイクダンス世界頂上決戦」を見ました。毎年10月にドイツで開催されるブレイクダンスの世界大会があるんですが、去年川崎のチーム「ザ・フローリアーズ」が日本人史上初の優勝を果たしたそうです。今年二連覇をかけて再挑戦する彼らの練習風景などを交えたドキュメンタリー番組でした。優勝した国からはもう1チーム参加出来ることになっていて、日本予選を勝ち抜いて共に参戦することになったのは京都の「ボディ・カーニバル」。映像に釘付けになりましたね。ブレイクダンスがオリンピック種目になる理由が分かった気がします。ダンサーたちの身体能力が普通じゃありません。ボールの様に飛んだり跳ねたり回ったり、そして止まったり。前世はみんな忍者だったんじゃないかって感じ。『So you think you can dance』と言う番組で、日本人ブレイクダンサーは凄いと言うのは知ってましたけどここまでたくさんのダンサーが育ってるとは知りませんでした。映画フラッシュダンスで主人公が背中でくるくる回って凄いなと思いましたけど、逆立ちして頭で回ったり片手で回ったり、こういうのをパワームーブと呼ぶそうですが強靭な体幹とずば抜けたバランス感覚を見せつけられましたよ。ルールはよく分からないんですが予選はチームのフォーメーションで、社交ダンスの競技会の様にジャッジが舞台袖でチェックシートに記入してました。きっと音楽性とかスキルの高さとかグループとしての揃い具合なんかを見ているんでしょう。同じ技をくり出すのはクールじゃないみたいで、それぞれ個人が持ってる最高技は決勝まで出さないようなんです。勝ち抜いた6チームはトーナメント方式で戦い、2チームが交互に技をくり出して5人のジャッジの多数決で勝敗が決まります。残念だったのはどちらも凄い日本チームが準決勝で当たってしまったことですね。全く個性が違うのでジャッジの好みで勝敗は左右される面もあるのかもしれません。ボディ・カーニバルのリーダーは女性なんですよ。よく知ってる競技ダンサーにどことなく似ていて、ダンスがうまい遺伝子を持ってる人は似たような感じになるのかもねと番組見ながら大将と話していました。決勝を戦ったのは日本の『ザ・フローリアーズ』とフランスのチーム『メルティング・フォース』だったんですが、どちらも個人技が凄くて全部がアクロバティック。フランスの子供、かわいくてうまいです。ザ・フローリアーズの凄いところはチームの踊りがウルトラ揃ってるというのと隙のない流れるようなムーブメント、もの凄い技を当たり前のようなドヤ顔で決める計算し尽くされたというか、練りに練られたダンス構成ですね。THE FLOORRIORZ、二連覇達成おめでとう!ボディ・カーニバルも素晴らしかったです。感動しました。競技ダンサーの皆さんにもこういう世界があることを知って頂くために是非ご覧になって欲しい番組だったので、再放送されると言いなと思います。2016年のBATTLE OF THE YEAR決勝戦の様子はこちらです。BATTLE OF THE YEAR 2016 FINAL
2016/12/27
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FIFAクラブワールドカップ2016の決勝、視聴率はどのくらいだったのでしょう。『茨城県民は全員見てるよね。』鹿島アントラーズの快進撃は普段スポーツニュースでハイライトシーンしか見ない私のようなものでさえワクワクさせられました。『真田丸の最終回は間が悪いね。』去年たまたま上田城を訪れる機会があって興味が湧いたので、今年は珍しくNHK大河ドラマ『真田丸』を録画して一度も欠かさず見ていました。真田丸の最終回と鹿島アントラーズの試合、どちらも見たい番組ですが、茨城県民はやはりアントラーズですよね。今日は月に一度の母を交えて肉を食べに行く日だったので、レストランから戻って母の家で年賀状を手伝いながらアントラーズの応援していました。それほどサッカーフリークではないのであまりブログでも話題にしませんが、Jリーグ開幕以来ずっとアントラーズを応援しています。開幕戦でハットトリックを決めたジーコはその時から神ですね。道路ですれ違った時に大騒ぎしたこと、今でもよく覚えてます。チャンピオンシップ優勝のときもうちで小さく祝杯を上げていました。 しかしこのクラブワールドカップ2016の大金星は全く予想していませんでした。ヨーロッパ代表のレアル・マドリード(スペイン)と決勝で戦うなんて。しかも柴崎の2ゴールで2対1とリードする瞬間が訪れるとはね。『サッカーの試合なんてテレビで見た事無いよ。』と言っていた母も2点目入ったときは大盛り上がりでした。試合は延長戦にもつれ込む熱戦で、横浜国際総合競技場の観客は6万8千人と放送されていました。結果的には延長でクリスティアーノ・ロナウドに2点追加され、レアルが4-2で優勝だったんですが、昌子のディフェンス、それにキーパー曽ヶ端のファインセーブが眩しかったですよ。 11時頃家に戻ってから録画しておいた真田丸を見たんですが、なんか鹿島アントラーズの試合とイメージかぶるんですね。真田幸村の兜、鹿の角でしょ。ご存知の方も多いかと思いますが、アントラーズって『鹿の角』と言う意味なんです。それに甲冑も赤だし。アントラーズのユニフォームの色と同じです。 圧倒的な徳川軍の白の旗印に果敢に攻め入って善戦する。まるで白のユニフォームのレアルに一歩も引けを取らないアントラーズみたいだと思ってしまいました。勝機もあったんですよね。一旦は家康が『もうダメだ』と逃げ出すほどに。アントラーズだって、『あの時あのゴールが決まってれば』みたいな勝機がいくつもあったんです。最終的にはどちらも負けてしまう訳ですが、一番重要なのは『勝つために戦う』というメンタルじゃないでしょうか。勿論勝つための戦略や個々人の強さも勝敗には大きく影響しますが、最後まで諦めない勝ちにこだわった精神はアントラーズの場合ジーコから継承されたものでしょうし、豊臣軍では真田幸村がその要となって他の武将を勇気づけていました。『最初から負けるつもりで戦うな。』競技ダンスの試合でも、戦う前から『あの強い選手も出てるし、この強い選手も出てるから、自分達はがんばっても2次で終わりかな。』なんて絶対に考えちゃいけないんですよ。勝つために自分が出来ることを全てしたか。目指すは常に自己ベスト。来年も悔いのない試合をして行きたいものです。
2016/12/18
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途中からですがTVで『林修の今でしょ!講座』と言う番組を見ました。テーマは正しい入浴法について。<一番風呂はお肌に悪い!>私はいつも一番風呂なんです。子供のころからずーっとです。家族が『先に入れ』と言うからなんですが、これはお肌によくないとのこと。でも一人暮らしの人なんて全員一番風呂ですよね。入浴剤やユズとか入れると塩素が緩和されてマシになるそうです。 <長風呂は余計疲労する!>30分も入ってると長距離走ってるのと同じくらい汗かいて疲労するんですって。しかも疲労するだけで痩せないらしい。ぬるいお湯に長く入るのが美容にいいって言われてませんでしたっけ?私はお湯につかって歯磨いたりしながら時間稼いでわざと長風呂を心がけてたんですが、これダメだったのかな。疲労がたまるだけでなく風邪も引きやすくなるし、保湿成分のセラミドがお湯に溶け出してカサカサ乾燥肌になるそうです。<お湯に入ったあと、ぬるい水をかけるといい!>自立神経失調に効くと言うので天然温泉に行ったときは必ず熱い風呂と水風呂と交互に入る様にしていたんですが、これは実は血管や心臓に負担をかける良くない方法なんだそうです。でもサウナでどっさり汗かいて水風呂って超気持ちよくないですか?ダメなのかしら。<激しい運動のあとすぐ入浴するのはダメ!>スポーツのあとすぐ風呂で汗流すのって最高ですよね。でも疲労回復を遅らせるそうです。クールダウンしないと筋肉の炎症を広げることになるんだとか。そういえばジーコはホースで足に水かけるって言ってましたね。<勝負は2日前に決まる!>ヒートショックプロテイン、この効果が一番現れるのは2日後なんだそうです。持久力をアップさせるというのでロンドンオリンピックのとき実践されたそうなんですが、リオでもやったんでしょうかね。ダンスの競技会は勝ち残って行くのにどうしても持久力が必要になりますから、今度試してみようと思います。みなさんもやってみられては?<二日酔いは風呂に入っても消えません!>入浴で抜けるのは水分だけで、よけいに血中アルコール濃度が高まってしまうそうです。お酒飲んでサウナとか危険なんですね。知りませんでした。やっぱり飲んだらシジミですか。 先生お薦めの入浴法は、朝は熱いシャワー、夜は寝る1時間前に41度の風呂に10分入るというもの。それで30度のぬるいお湯かけると血管も適度に伸縮していいでしょうね。せっかく温まってもまた寒くなりませんか?頭洗ったり身体洗ったりする時間はどうなんでしょう。朝なんか忙しくて風呂入ってる時間ないし、実践出来そうなのは飲んだら長風呂しないくらいかなあ。
2016/12/06
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11月22日は『いい夫婦』の日だそうです。早朝から地震で揺り起こされましたが皆さんいかがお過ごしだったでしょうか。先程テレビで『筋肉若返りホルモンIGF-1』に関する興味深い番組を見ました。ダンスされる方は筋肉年齢が実年齢より若い方が多いのではないかと思いますが、さらに効果的に若く保つためには2つのことが需要なんだそうです。1 食事で血糖値を急上昇させない2 アルギニンを摂取する血糖値急上昇の一番の原因は早食いだそうです。アルギニンは1日5グラムを目安にそれを含む食材を摂るといいらしいですよ。夫婦仲良く長くダンスを続けるには体を若く保つ、筋肉年齢を上げないことが重要なので、これから早食いはやめようと思いました。ところで競技ダンスは夫婦円満に効果的でしょうか。それぞれが別の趣味を持っている仲のいい夫婦だってたくさんいらっしゃいますよね。ザッとなんですが、試しに前回の試合の出場者の割合を調べてみたんです。A級スタンダード 19組(47組)A級ラテン 11組(24組)B級スタンダード 21組(39組)B級ラテン 9組(22組)全日本選手権シニア3スタンダード 43組(61組)全日本選手権シニア3ラテン 11組(23組)各数字は、夫婦カップル数(出場組数)を表しています。出場組数の約半分が夫婦という感じです。シニア3スタンダードは特に夫婦の割合が高いですね。名字が同じ人を勝手に夫婦とカウントしてますが実は兄妹という可能性もありますので正確な数字ではありません。私が今まで見てきた試合の感じからすると、夫婦じゃない競技カップルの方が圧倒的に数が多いはずなんです。今回のように出場者の半分が夫婦というのは相当高い割合です。遠征するには夫婦が便利という理由だけなのかもしれませんが、県を代表する選手たちですから上手い選手には夫婦の割合が高いと言えるのかもしれません。それだけ競技ダンサーの平均年齢が上がってきている証なんでしょうかね。いい夫婦って、そもそもどんな夫婦ですか?多分毎日喧嘩なんてしないでしょう?練習風景などを思い起こしてみると夫婦でやってるカップルの方がもめてるケースが多い気がします。一生懸命になるあまり、つい相手に対しても厳しくなりがちなんでしょうね。仲裁役の専属コーチが四六時中ついていてくれるわけではないので、どうしても男女間の意見の食い違いとか相手に対する要求とかでぶつかり合うんです。競技でなければこれほど頻繁に喧嘩することはないんじゃないかと思いますね。夫婦だと練習場だけじゃなくて家でも顔突き合わせてるわけですからスイッチ切り替えが上手くないとずっとストレスです。いい夫婦でいたい人は競技じゃなくて社交ダンスの方がお勧め。私たちも競技ダンスする前は喧嘩なんかしたことなかった。(かな?)喧嘩するほど仲がいいとも言いますけどね。
2016/11/22
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キンタロー。&ロペス組のグランプリ北海道での活躍とそこに至るまでの道のりが、金スマ特別番組として放送されました。社交ダンスファンのみなさんはご覧になった方多いでしょうね。私たちも録画して夜食食べながら3時くらいまで見ていました。こういうテレビ番組は主役をどれだけ引き立たせるかが勝負なのでしょうがないとは思います。でもこの日のメイン競技はシニア1ラテンではなく、グランプリスタンダードという年齢制限なしの文字通り日本代表を決めるハイレベルな戦いの方でした。そっちもちょっとくらい映してくれるとうれしかったですけどね。内閣総理大臣杯の都道府県対抗戦のときもそうでしたし、ウリナリ企画のときもそうでしたから、競技ダンスを全くご存知ない方々が番組見ると誤解されるんですよね。もう一つ大きな間違いは、今年から世界選手権出場が『優勝者のみ』ではなくなったということです。大会事務局からその知らせが来たのはこの大会の後でしたから、知らなくても当然なのかもしれませんが、少なくとも放送された昨日の段階では『決勝メンバー全員』に変更になっていましたので、キンタロー。たちだけが日の丸背負って行くわけじゃないんです。しかも自腹です。ちょっとドラマチック感が薄れるけど、テロップでも入れてもらったほうが誤解がなくてよかったかもしれませんね。キンタロー。がプロだった頃の話も少しだけ出てましたね。UK戦出場のための選考会があるのって本当ですか?誰でも出られるんじゃなかったでしたっけ?それにしてもこんなにグランプリのシニア1代表選考会が注目されたのは初めて。去年まではずっと出続けていたのになんで今年に限って自分たちがそこにいなかったんだろうという残念な気持ちと、こんなにいっぱいテレビに映るんだったら出なくてよかったなという複雑な気持ちを抱えながら見ていました。職場で私がこんなことをやってると知ってる人は多分いないのです。(いるかな?)出てたらテレビ映りの心配とかしてただろうなあ。競技ダンスをやめていた20代・30代の方たちがこの番組を見て『自分たちも挑戦してみよう』と思ってくれたら嬉しいし、もっと上の年代の人たちでもシニア2、シニア3という『日本代表への道』があるのだと知ってもらえたら非常にありがたいことだと思いました。最近競技ダンス人口が減ってきていますので、ここでまた再燃したらいいなと期待大です。決勝メンバーはキンタロー。たち以外は全員知り合いでした。準決勝メンバーにも何組か知っている顔を見つけて『おー!出てたんだ!』なんて思ってました。上位を争った選手と先々週の大会でお会いしたので『キンタロー。たちの踊りどうだった?』と聞いてみたんです。『何を言っても負け惜しみに聞こえるから何も言わない。』と、おっしゃったあとに『あの踊りなら3位までには入るだろうなと思ってた。』とのことでした。テレビで見てもいい踊りしてましたもんね。初参戦のギラギラ感もあったし、なにより生活がかかってるというところが他の選手との意気込みの差に見えました。観客を喜ばせるという職業上の強みも十分に発揮されていて、アピールが上手でしたね。9万円のウイッグというのもすごいなと思いました。社交ダンスが注目される番組がこれからも続くといいですね。今週末は三笠宮杯がありますが、キンタロー。たちは出場されるのかしら。
2016/10/07
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NHKドキュメンタリーのコズミックフロントNEXTで『最新衛星があばく 地球のミステリー』という番組を見ました。『ひまわり8号』いい仕事してます。打ち上げが父の葬式とかぶったのでとても記憶に残っている衛星です。2015年7月から本格運用が始まって、高解像度カラー、しかも高頻度の画像更新で今まで見られなかった細かい雲の動きや発生の様子が目の当たりに出来る様になりました。船や飛行機が通ったあとに出来る航跡雲や黄砂が迫って来る様子、それに面白かったのは火山の噴火です。『ぼふっ』という音が聞こえそうなくらいリアルで、灰色の火山灰が風に乗って流れていく様が宇宙目線で見られるんですね。そのすぐ近くにお住まいで被害に遭われた方には申し訳ないんですが、とても興味深い映像でした。宇宙ステーションやシャトルからの地球映像は何度も特集されたので記憶にありますが、高度が300キロから400キロくらいなので地球が丸く見えないんですね。それに比べると気象衛星は地球の静止衛星高度36000キロにいますので月の満ち欠けを見ている様に地球が見えるんです。しかもいつも日本が真ん中。台風が育ちながら日本に近付いて来たり、雲が風に乗って生まれたり消えたりするのが手に取るように分かるんですよ。これは一日見てても飽きないですね。陸域観測技術衛星『だいち2号』の映像も面白かったです。木や雲に覆われると航空写真では見えない地表の様子を、マイクロ波の目で見て教えてくれるんです。高度628キロから1mの細かさで観測出来るので、土砂くずれで塞き止められた川の様子も見えたり、富士山の周りにたくさんの小噴火跡がフジツボの群れみたいになっているのも見えました。こういうのを側火山(そくかざん)というそうです。マイクロ波でないと樹海に覆われて見えない場所です。干渉SAR画像も紹介されていました。地震などで地表がどんな風に動いたかが干渉縞で分かる画像です。熊本地震のSAR画像も公開されています。どんな風にどこがずれたのか、地震や火山などで人が踏み込めない場所でも宇宙からの目は開いているんですね。ここのところ連日オリンピックの番組ばかり見て感動飽和状態だったので、箸休めにも似たクールダウンの番組で一息つけました。
2016/08/18
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必要とされる人数に対してそれを上回る数の人がいれば、必ずそこに選ばれる人と選ばれない人が存在します。人生の中で一度も選抜に参加しないという人は少ないでしょう。受験や就活も選抜です。社交ダンスも試合ではラウンドごとに選抜されていきます。『緊急特番!今夜限定…スポーツ界を揺るがした4大伝説』というテレビを見ました。オリンピックを目前に控え、いつもこういった番組を見ている気がします。一番印象に残ったのはバルセロナ五輪の女子マラソンで代表の座を争った有森裕子さんと松野明美さんの対面です。選ばれなかった松野さんはオリンピック中継を見ながら『私が出ていたら金メダルとれたと思った。』とおっしゃっていました。レベルが全然違いますが、選ばれなかった松野さんの悔しさ、哀しさ、もの凄く良く分かります。競技ダンスのシニア1日本代表を目指して10年頑張って来て一度も選んでもらえなかった自分ですからね。そのほかにもいろいろチャレンジして落とされてますけど。一方、選ばれた有森さんにかかっていたプレッシャーは、想像を絶する重さだったんじゃないかとも思いました。オリンピックで勝ち取った銀メダルを『防弾チョッキのように感じた』とおっしゃっていました。メダルをとるまではどれだけ多くの批判や攻撃を生身で受けて来たのだろうと、選ばれた苦しみも実感しましたね。選ばれたら大喜びが普通ですけど、有森さんは喜べなかったとおっしゃってました。オリンピックみたいに『メダルをとる』プレッシャーが競技ダンスの世界にもあったら、私なんか病気になりそうです。その因縁の二人は、むかし合同合宿で出会って以来の再会を果たします。二人で抱き合って泣くんですよ。大将ももらい泣きしてました。松野さんが、有森さんの銀メダルを持ってまた涙をこぼします。『有森さんも、きつかったんだろうなと思いました。』これをとったあと、メダルへの期待が更に重いプレッシャーとなって次のオリンピックに臨むことになったんですもんね。このメダルは実際の重さ以上に重かったに違いありません。選ばれなかった哀しみは、世の中に満ちあふれています。好きな人にふられた事ある人は皆それがどんな痛みか分かりますよね。選ばれた苦しみは、苦しみを感じるほどの高みに身を置いた事がないと分からないかもしれません。大詰めを迎えている東京都知事選で選ばれる方は、その苦しみを感じるでしょうか。私は選ばれて苦しんだ事は一度もないですね。『社交ダンスがそれほど注目されないスポーツでよかったね。』思わず本音が出てしまいました。
2016/07/27
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シンクロナイズドスイミングは水中のダンスです。NHKスペシャル『ミラクルボディ』を見ました。世界で無敵のチャンピオン、ロシア代表のナタリア・イシェンコ選手とスベトラーナ・ロマーシナ選手の身体能力に迫ります。人間鍛えれば何とでもなるとは言いますが、長い間無呼吸で泳ぐ練習をずっと続けていると、人間も魚みたいな水生生物へと進化するものなんですね。ロシアでは手足の長い綺麗な子は小さいうちにオリンピック仕様に選抜されて柔軟性や耐久性を英才教育で鍛え上げられていくらしいです。5歳から始めたと言ってました。通常人間は息を止めていると次第に脳や筋肉に送られる血中酸素が減少していきます。水中で長いこと息を止めて足技を繰り出すシンクロナイズドスイミングでは、動かし続ける足の筋肉の酸素が欠乏してくるんです。ところがこの二人のロシア選手の酸素濃度は下がりません。なんと脾臓が足りない酸素を補うように働き始めるのだそうです。社交ダンスでも連続で何曲も踊って息が苦しくなると脾臓が出番を迎えるんでしょうか。踊ってる時、無呼吸になってる人いますもんね。でも息をしようと思えばできるのと、しようと思っても酸素がないのでは大違いなんだと思います。小さいころから激しい練習に耐えて完璧なシンクロダンスを作り上げてきた二人のレントゲン写真を見ると、骨や筋肉に歪みが生じていました。いつも水の抵抗に逆らって同じ方向に何度も回る訓練をしてきたからのようです。社交ダンスも、特にスタンダードばっかりやってると女性は歪みそうですよね。歪むとしびれがくるそうです。気をつけましょうね。ラテンも踊りましょう。リオ・オリンピックの金メダル最有力候補と言われながら、いまドーピング問題でロシア代表が参加できるかどうか微妙な立ち位置になってしまっています。こんなに苦労してやっとここまで上り詰めてきたのに、オリンピック出場停止はあまりに気の毒です。この番組を見たあとでは、日本のメダルが増えるかもなんてとても喜べません。ロシアのアスリート達がなんとかリオで活躍できるように応援したいです。ミラクルボディ レディース シャツ トップス Eva Envelope Top w/ Body-Shaping Inner Shell Spruce Green価格:7980円(税込、送料別) (2016/7/21時点)
2016/07/19
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花魁草(オイランソウ)という名の花だそうです。香りが独特。花魁の白粉の匂いに似ているとのこと。属名はフロックスです。花言葉は『危険な遊び』。豪華な着物に派手なかんざし、高い黒塗下駄で練り歩く花魁道中の艶やかさ。豪華なドレスや派手な髪飾り、ハイヒールで踊る社交ダンスのデモンストレーションにも似たものがありますね。『金スマ』で2016年7月9日(土)に行われたキンタローvs.山本アナ対決を見ました。メイン競技はWDSF世界選手権ユース・スタンダードです。これは強烈に見応えがあったと思いますが、テレビで放映されたのはキンタローたちが出場したスタンダードD級戦のみ。コーチがいつの間にか変わったんですね。キンタローのリーダー、ロペスさん、うまいじゃないですか。『女子は市来さんのがうまいけど男子は断然ロペスだよね。』というコメントが我が家では飛んでおりました。男子の周りを女子がくるくる走る技、スタンディング・スピンという名前だったんですね。うちのワルツにもごく最近組み込まれたんですが、名前知りませんでした。それにしてもキンタロー、蹴りすぎじゃないですか?今までは試合があってから放送されるまで随分時間が空きましたが、今回は超スピードでした。優勝と準優勝でテレビ的に使えるというので他の企画すっとばして緊急放映だったんでしょう。ロペスというから外人かと思ったら日本人の岸 英明さんという芸人さんでした。芸は身を助くというか、学生時代に競技ダンスやっててよかったですね。市来さんもですけど。さっき友達と電話で喋ってて、ロペスと市来が組んだら最強じゃないみたいな話が出ました。チョット見てみたいですね。でもお仕事ですから、カップルチェンジのような『危険な遊び』はできないかもね。
2016/07/15
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NHKドキュメンタリーのコズミックフロントNEXTで『謎の凶星“ネメシス”大量絶滅の真相に迫る』という番組を見ました。事の発端は1984年、古生物学者のラウプとセプコスキーが提唱した絶滅の2600万年周期説でした。ペルム紀以降約2億5000万年の膨大な海の生物の化石記録を調べ上げて、各時代の絶滅率を統計的にもとめたんです。その結果、地球には2600万年ごとに大量絶滅が起こっていると発表しました。Raup and Sepkoski (1984)絶滅といって真っ先に思い浮かぶのは隕石衝突による恐竜の絶滅じゃないですか?ひょっとしたら2600万年周期でやってくる天体があるのかもということで考えられたのがネメシスでした。宇宙にはワルツ踊ってるみたいに2つの星が重心を共有して回っている連星というのがよくあるんですが、太陽も実は一人ぼっちじゃなくて兄弟がいたんじゃないかという話し。ただとっても暗くて小さいから見つけられないだけで、それが近付いて来る時に太陽系を取り囲んでいるオールトの雲を通過して隕石のネタを引き連れたままやって来るのだという説です。ネメシスってギリシャ神話の復讐の女神だそうですよ。面白い話しですけどそれが本当だと2600万年ごとに隕石が降って来た痕跡がミルフィーユみたいに地層に残っていそうですよね。恐竜絶滅に絡む地層境界にはイリジウムという地球には少ない金属が大量に見つかっていますが他はそんなのなかった気がするんです。今のところ『周期性』についても統計計算の仕方によってはそれほど都合よく周期的じゃない結果にもなるという説があったり、大量絶滅と言ってもダラダラと世代交代みたいなのもあったり、どちらかというとネメシス否定説の方が優勢のようですね。それでも天文学者は探し続けていました。何万光年も遠い天体だって見つけられる現代のテクノロジーを持ってすれば、太陽の兄弟探すなんて超簡単な気がしますよね。もしあればですが。2009年にNASAが打ち上げた広域赤外線探査衛星(通称WISE)は全天の99%をカバーする望遠鏡で、このミッションの一つとしてネメシス探査も入っていました。WISE望遠鏡はいい仕事してまして、太陽から500光年以内にある3525個の恒星と褐色矮星が新たに発見されたそうです。でもその中にネメシスは入ってなかったんですね。たぶん、ないんでしょう。あったら面白いんですけどね。まだ可能性は0じゃないみたいです。NHK DVD::コズミック フロント ~発見!驚異の大宇宙~ DVD-BOX [ 萩原聖人 …
2016/04/06
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