つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

               ☆ご挨拶☆


ご訪問ありがとうございます。
読書,音楽,美術などの趣味について
思いつくままに記録していくだけのHPです。
袖擦り合うも多少の縁。もし気が向きましたならば
おつきあいのほどよろしくお願い申し上げますm(__)m      
                一村雨(ひとむらさめ)

2024年11月18日
XML
カテゴリ: アート


春画の展覧会は、以前、永青文庫で見たことがあります
が、今回のこの展覧会にも度肝を抜かれました。歌麿の
それこそ、大画面モニターのような大きさの「夏夜のた
大作もあり、当時の人々の誰がどのよう
にこれらの絵を鑑賞していたのかと思いを巡らしました。
鳥文斎英之の肉筆画、四季花鳥図ではなく「四季競艶図」
なんて周辺の風景は美しく、主人公の男女もまったくイヤ
らしい感じはしません。まさに自然の営みの一つという
感覚。
逆に北斎の「肉筆波千鳥」なんかは、これでもかという
くらいの執念を感じる作品。どんな題材でも本質を追求
するんだという気迫を感じました。
面白かったのは鈴木春信の「風流艶色真似ゑもん」、小
人になった主人公が男女の営みを覗き見するという題材。
彼のつぶやくセリフには笑えました。
春画は文化のひとつだなぁと実感した展覧会でした。
                       (11/1)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024年11月18日 16時02分03秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: