つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

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2005年06月25日
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白毫寺
朝から猛暑。真夏の気温。この分だと、35度くらいにな
りそう。ならまちの宿からひたすら百豪寺を目指す。情
緒たっぷりな古い土塀の残る町々を30分くらい歩いて
到着と思ったら、登りの石段が延々と続いている。石段
の両側は萩がずっと植わっていて、秋はさぞかしきれい
なことだろう。山の上まで登ったので、見晴らしは最高。

さっそく宝蔵の中の仏像を見に行く。重文の閻魔王坐像
の前でおばあさんがずっと祈りをささげている。やはり

としては少し恥ずかしくなる。

閻魔大王の右にいる書記をする司録像。こちらの方が、
細い目がつり上がって悪意のあるような顔で、閻魔大王
の怒りの顔つきよりも怖い。

本尊の阿弥陀如来。すかしの入った光背が一部分折れて
しまったのだろうが、それはそれで、ろうそくの炎のよ
うな形になっていて美しい。太鼓をたたく化仏もすてき。

本堂にある観音菩薩と勢至菩薩のそれぞれ40センチく
らいの坐像。立膝をついたり、腰を持ち上げたりして、
大原の三千院の仏像のミニチュア版といった感じ。


新薬師寺

なステンドグラス。数年前にできたそうだ。奥の一画で
タレントの「はな」がナレーションをしている新薬師寺
の紹介ビデオが流されている。十二神将の1200年前建
立当時の彩色をコンピューターグラフィックスで再現し
た様子が放映されている。


のひとこと。それにしても十二神将たちの手、武人のわ
りには皆、細く美しい指をしている。

本尊の国宝薬師如来坐像。目元ぱっちりの明るいお顔で、
見る人を笑顔にさせる。何を拝んでも、OK!っと言って、
太い右手を差し伸べてくれるような感じだ。

それにしても、中の受付兼売店にいる若いお坊さん。携
帯をいじっているのはいいけど、ずっと着信音をシャカ
シャカ鳴らし放し。堂内にずっと響いている。かなり態
度悪い。こちらは拝観料500円も払ってるんだからね。
考え物だよな~。近頃のお坊さんも常識がないね。





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最終更新日  2005年06月26日 15時13分26秒
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