つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

全て | 徒然 | 読書 | アート |
2008年06月01日
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カテゴリ: アート
3月の新日曜美術館でアウトサイダーアートの特集を
見てから、気になっていた展覧会。正規の美術教育を
受けたことがなく、知的障害や精神疾患などを抱える
作家たち。

皇帝への恋を妄想したアロイーズは知っていたが、あ
とは皆、はじめて知る作家ばかり。

あるものは単純に、あるものは執拗に、自らの欲求だ
けから表現していく。そこに人間の持つ根源的な創造
性があり、鑑賞者の心にインパクトを与えるのであろう。


うち、ラファエル・ロネという人の作品は、さながら
諸星大二郎の絵のようであった。


どの作家の作品も印象に残るものばかりであったが、
最後のインドと日本の造形作家の作品が、もっとも見
応えがあった。インドのネック・チャンドは、2ヘク
タールの開墾した土地に、石やタイルなどの廃材でさ
まざまな人物や動物たちの像を無数にこしらえていく。
それは、さながら彼にとっての仏像のようでもある。

アール・ブリュット.jpg

もう一人、日本の澤田真一。彼の作るとげとげの陶芸。
ユニークなお面や動物たち。埴輪のようでもあり、ど
こかで見たHOTOのようでもある。ああ、そうか。み






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最終更新日  2008年06月01日 20時41分28秒
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