つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

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2010年01月02日
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カテゴリ: アート
医学と芸術展.jpg


ダ・ヴィンチの解剖図が目玉らしい。以前、レスター
手稿を見たことを思い出す。見てる端から照明が消えると
いう奇妙な展示であったが、今回はそんなこともなくて
良かった。興味があったのは、この解剖図の説明も鏡面
文字で書かれているかという点だったが、やはりそうで
あった。肝臓の細かい血管の一本一本まで緻密に描いて
いるのが印象に残った。

応挙の「波上白骨座禅図」は、奈良県立美術館の「応挙

京博の暁斎展で見た。ガイコツってのは、恐怖の感情と
同時にどこか滑稽な感じも受ける。

心が震えたのは、ヴァルター・シュルスの「ライフ・
ビフォア・デス」の写真。1歳5ヶ月で亡くなった女の子
から、83歳で亡くなった女性まで5人の人々の写真。
その人物の生前の顔と、亡くなった直後の顔の写真が対に
なって展示されいる。

眠るような死後の顔の表情の安らかなこと。老婆の死に
顔には厳粛さを感じたが、赤ん坊の顔はあまりに美し
すぎて、哀切でたまらなかった。

メメント・モリ。今を生きることの大切さを改めて気付か





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最終更新日  2010年01月02日 10時31分39秒
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