つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

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2011年01月13日
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カテゴリ: アート
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近藤高弘のセルフポートレートは、陶器で作った自分のマスクをさまざまにデコレーションしたもの。この空間では、実に不吉な気配~妖気が漂っていた。しかし、それぞれが美しくそしてグロテスクであった。

鈴木涼子という作家。自分の顔を貼り付けたキュートでエッチな等身大の絵画。男は欲望を感じるが、女性は何を感じるのだろう。そして、顔の上にレバーやホルモンを乗せた写真は、見るからに本当にグロく、痛々しい。ただああいう状況って、何かの治療に使われていて、本人はかなり癒されるのではないかと思う。老カップルの思わず顔を背けたくなるようなヌード写真。しかし、かつては美しかったのだなぁと思う。とても衝撃的であった。

近藤綾乃のアニメ「てんとう虫のおとむらい」。ボタンがてんとう虫に変化し、少女が異界に踊るアニメーションも楽しい。

そして、神戸智行の日本画。「ハナカスミ」。桜の花びらが散る水面の湖面の下を泳ぐ金魚。青い水面が美しい。絵葉書を買って、さっそく飾っている。

ほかにも、三好耕三のモノクロの桜の写真も気に入った。絵葉書があれば買ったのに。

広い会場で、ゆったりと現代アートを楽しめる好企画だった。





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最終更新日  2011年01月13日 05時57分51秒
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