つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

全て | 徒然 読書 | アート |
2011年03月20日
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カテゴリ: アート
痛ましき腕.jpg



リアルタイムで岡本太郎を知りながら、今回の展覧会、そして地震で中断中のNHKドラマ「TAROの塔」で、はじめて岡本太郎という人物の人となりを知ったのである。

再開した近代美術館は、常設展は公開されておらず、1階の岡本太郎展のみの公開となっていた。それでも、多くのギャラリーで展示会場はあふれかえっていた。みんなアートに飢えていたのだろうか。

芸術はうまくあってはならない。きれいであってはならない。心地よくあってはならない。と唱えた岡本太郎だが、多くの作品は、見ていて楽しい。作品によっては、楽しいという表現は、不謹慎といわれるものもあるのかもしれないが、それぞれの画面からは、無意識のうちに身体を震わせる太鼓の響きのような、色彩と形が感じられるのである。

オブジェにいたっては、まさに自由奔放。伸びやかでユーモアにもあふれ、子ども達に優しい。そういえば、我が家の近くの公園にも岡本太郎のオブジェが置かれていた。

今回の展覧会でのいちばんは、「痛ましき腕」だ。この人物は男性か女性か。赤いリボンと髪の毛からは女性だとも思えるのだが、筋骨隆々とした腕は男性のもの。悲嘆にくれているのか、怒りに身を震わせているのか。

会場を出ると海洋堂のガチャガチャ。後で開けてみると、座ることを拒否する椅子の2点セットだった。





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最終更新日  2011年03月20日 19時06分11秒
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