つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

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2022年06月03日
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カテゴリ: 読書
5月の読書メーター

読んだページ数:3305
ナイス数:281

片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫) 片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫) 感想
なるほど、そんな事情だったのかと次々に明らかになる快感。人の心の差別や偏見をテーマにしているのにサクッと読ませて深刻にならないところが良かった。
読了日:05月03日 著者: 道尾 秀介
ドミノ (角川文庫) ドミノ (角川文庫) 感想
思わず笑ってしまう表現が随所にあり、楽しめた。恩田陸が、こんなコメディも書くのだとはじめて知った。子役二人の友情が気持ちよかった。それにしてもイオカードって何だったろう?すっかり忘れている。
読了日:05月07日 著者: 恩田 陸
闇祓 闇祓 感想
いかにも身近に起こりそうなホラー。今ではサイコパスも珍しくないし。その集団が疑似家族を形成して延々と生き延びているっていう設定が凄い。ただ、どうして竹や犬や鈴の音に弱いのかが分からなかった。その辺の解明は次作でなされるのだろうか?
読了日:05月13日 著者: 辻村 深月
60代から心と体がラクになる生き方 老いの不安を消し去るヒント (朝日新書) 60代から心と体がラクになる生き方 老いの不安を消し去るヒント (朝日新書) 感想
本当に毎日「自分の興味のあることを楽しんで続ける」ことができれば、苦労はないけれど・・・・
読了日:05月13日 著者: 和田 秀樹
大相撲の不思議2 (潮新書) 大相撲の不思議2 (潮新書) 感想
今回も巡業の話、若者頭など相撲界を支える人々の話、元横審委員ならではのこその蘊蓄。楽しめました。
読了日:05月19日 著者: 内館 牧子
スワン スワン 感想
出だしとラストはよかったが、中盤の「お茶会」が中だるみ。謎解きなのか、サスペンスなのか、どっちなんだろうと思いながら読み進めた。
読了日:05月20日 著者: 呉 勝浩
熟れた月 (光文社文庫 う 23-1) 熟れた月 (光文社文庫 う 23-1) 感想
闇貸金業のダーティーさ、転落する人生の悲惨さなど暗い話が続くが、最後はファンタジックに話がまとまっていく。結局、社会派ミステリ風のファンタジーだった。「世界は、どこかでつながっているのだ。」というメッセージ。
読了日:05月23日 著者: 宇佐美まこと
はみだす緑 黄昏の路上園芸 はみだす緑 黄昏の路上園芸 感想
散歩マニアにとっては、あるあるとうなずくことばかり。路上観察の視点として、路上園芸はとっつきやすいです。
読了日:05月23日 著者: 村田 あやこ,藤田 泰実
神様の罠 (文春文庫 つ 18-50) 神様の罠 (文春文庫 つ 18-50) 感想
有栖川有栖作品のような謎解きパズルは苦手。登場人物が言っているように「推理より捜査を面白がるタイプのミステリファン」だということを実感。そういう意味で米澤穂信の警察物は秀逸だった。芦沢央の投了図もコロナ禍の中、ちょっと清々しい気持ちになる。辻村深月作品もコロナ禍の中の青春小説。こちらもよかった。
読了日:05月27日 著者: 辻村 深月,乾 くるみ,米澤 穂信,芦沢 央,大山 誠一郎,有栖川 有栖
赤と青とエスキース 赤と青とエスキース 感想
レイとブーって、そういうことだったのですね。たまには悪意のある人間がまったく出てこない話もいいですね。
読了日:05月28日 著者: 青山 美智子
少女たちは夜歩く 少女たちは夜歩く 感想
町中から一歩入った所にある深い森の中のざわざわっとした感覚がまとわりついてきます。まさに異界。一度読んだだけでは、登場人物の関係がうまく理解できないので、もう一度読まねばと思うのですが、次作に進みます。
読了日:05月31日 著者: 宇佐美 まこと

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最終更新日  2022年06月03日 04時11分18秒
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