つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

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2024年12月14日
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カテゴリ: アート


った、戦前の日本画とは思えないシュールレアリスムの
ような絵に惹かれて出かけました。
実際、チラシに掲載されている絵は前期で終了、後期は
別のシュールな絵になっていました。あれれ、どこかで
見たことがあるなと思ったら、東京国立近代美術館で見
たものばかり。そしてやっと尾竹竹坡という画家を思い
出しました。東近美ではじめてこの絵を見た際に、戦前
にこんな前衛的な日本画があったのかと衝撃を受けたこ
とを思い出しました。解説を読むと未来派の影響を受け
て描いた作品とのこと。なるほど躍動感がある作品ばか
りで面白かったです。
この展覧会は竹坡だけでなく、兄の越堂と弟の国観の3
兄弟の作品を揃えたもので、それぞれの描く歴史画や花
鳥画など、見ごたえのある作品が多くありました。
会場の解説のキャプションを読んでいると、尾竹竹坡は
岡倉天心とケンカして属していた団体を退会したり、衆
議院議員選挙に立候補して落選したりとかなり破天荒な
性格だったそうです。
この展覧会がきっかけとなって尾竹三兄弟の作品が再評
価されるようになるのかもしれません。(12/13)





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最終更新日  2024年12月14日 14時54分49秒
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