つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

全て | 徒然 | 読書 | アート |
2025年04月19日
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カテゴリ: アート


久しぶりのミロ展。今回は初期から晩年まで、決定版大回顧
展ということで、まさにミロのすべてを見ろ!という感じ。
そして強い子の「ミロ」といううフレーズも頭から離れない。
初期のシュルレアリスムに移行する以前の絵がとても素敵だ。
人物像も風景画もスペイン、カタルーニャ地方の明るい陽光
を思い起こさせる色使いで見ていてワクワクする。
1920年代以降のシュルレアリスムの作品はまさにミロの独壇
場。その中でも「オランダの室内」は強烈。オランダ風俗画の
元絵をこれでもかというほど、デフォルメさせエキサイティン
グな作品に仕上げている。40年代の「星座」シリーズも好きな
作品。とにかくミロのブルーがたまらなく美しい。
晩年になると大画面に挑戦したり、コンセプチュアルっぽく
なったりして、ちょっと見ていて心が弾まなくなる作品が増え
たようで残念でもあった。(3/15)





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最終更新日  2025年04月19日 18時41分11秒
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