つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

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2025年04月19日
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カテゴリ: アート


一度、出かけてみたかった天命反転地住宅の見学会に参加し
てきました。ずいぶん前に養老町の天命反転地公園に出かけ
たときは、あまりの居心地の悪さに「何だこれは?」と思い
ました。とにかく、凸凹ばっかりで足からの触感は最悪な上、
落ち着いて立っていられない場所ばかりでした。つまづいた
り、目が回ったりと不快な体験でした。それでも、こんな公
園が実在すること自体が不思議に感じられました。それが、
住宅になったら果たして普通の生活ができるのだろうかと思
い、怖いもの見たさに出かけた次第です。
ところが意に反して、住宅になるとけっこう快適な空間で、
びっくりしました。さすがに日常的に住むには平衡感覚が
保てないような場所では困ってしまいますからね。足裏に
感じる凸凹感は、足つぼマッサージをしているようで心地
良かったです。外観のカラフルな色使いは、部屋の中も同
様です。ただ、トイレや風呂などはちょっと不便かもしれ
ません。音なども筒抜けで、お客は呼べないでしょうから。
この部屋の中では、常に感覚が鍛えられているので、感覚
が研ぎ澄まされ、「死なないための家」ということになっ
ているのでしょうか。
見学会の帰りに三鷹市美術ギャラリーで「三鷹天命反転中!!
─荒川修作+マドリン・ギンズの死なないためのエクササ
イズ」を見てきましたが、退屈に感じた展覧会でした。ただ、
岡山県奈義町にある奈義町現代美術館での展示は是非とも
見たいと思いました。(3/30)





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最終更新日  2025年04月19日 22時42分08秒
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