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昨日はペンタックスに続き、オリンパスも新製品を発表しましたね。E-300の後継機にあたるE-330。ライブビュー機能を搭載し、それに伴い液晶モニターも2.5型に大型化、同時にチルトアップするようになったので、ウエストレベルでの撮影も可能になりました。また連射速度もちょっぴり上がって、ボタンの配置や細かい使い勝手など基本スペックをじりじりと底上げした模様。
さて、E-330は横幅が6.5mm減ったおかげで、パッと見、E-300より小さくなったように感じます。しかし・・・実は、高さで2mm、 奥行きでは実に8mmも大きくなりました
。
こてこての銀塩派であるエンゾーが、各社のデジタル一眼レフを手にして一番違和感を感じる部分は、この「厚み」です。手の小さいエンゾーにとって、前面投影面積は握り心地にあまり関係なく、とにかく本体の(グリップの、ではなく。グリップが多少大きくても、本体が薄い機種は握りやすい)厚みが薄いカメラでないと、指掛かりが悪いんです。
本来なら、モデルチェンジごとにボディ厚は少しでも薄くしていくべきところ。しかし、ここのところオリンパスは、 E-300の64mmから、E-500の66mm、E-330の72mmと、逆に厚くなっていっています
。ここに、以前から何度も浮かんでくる素朴な疑問が蘇るのです。
「フォーサーズなのに、どうしてボディーを小さく出来ないのか」
もちろん、人間工学的に使いやすい大きさというのはだいたい決まっているので、ただ小さければいいというものではありません。が、「ダストリダクションが付いているから、ボディは少しくらい厚くてもいいでしょ?」というのでは、どうにも納得できません。ライブビューを搭載するくらいなら、エンゾー的にはE-300から厚さを2mmでも減らしてくれた方が、なんぼか物欲を刺激されます。
(そういう意味では、E-300で指が痛くなる原因だった、グリップ下部の硬い突起がE-330で無くなったことは嬉しいです)
たかだか握り心地一つで大騒ぎすることないだろと自分でも思いますが、経験的に、気持ちよく使えない道具は使わない道具になっていくことが分っているので、ついこだわってしまいます( ̄▽ ̄;)。
ダストリダクションというオンリーワンが、他社の手ブレ補正と天秤に掛けたとき、どうしても見劣りするのは否めません。ペンタックスまでもが手ブレ補正に着手した今、コンパクトも含め光学手ブレ補正機をリリースしていないのは、4大メーカーのうちではオリンパスだけになってしまいました。
「手ブレ補正なんて、なくたって写真は撮れるぜ、へっ~ヽ( ̄Д ̄*)」と言っていられたのは、実用面はともかく、商業的にはもはや過去の話になりつつあります。AF化に乗り遅れたコンタックスの二の舞にならないためにも、積極的に開発・導入を検討して欲しいところです。それでこそ、+αとしてのダストリダクションが生きてくる訳ですしね。オリンパス頑張れ!( ̄^ ̄)¶
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