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なんで? なんで? ・・・なんで? 私のハテナは どこまでも昨年の年末のことです。今でもはっきりと覚えています。地元の駅で電車が来るのを待っていた時のこと・・・。向かい側のホームにある家族が下り立ちました。パパとママと1歳ぐらいの赤ちゃん一見、普通の家族です。ただ、一つを除いては・・・。パパが押してるのは、ベビーカー。と、・・・車いす。(・・・え!?)そう、パパが押してるのは、赤ちゃんが乗ったベビーカーとママが乗った車いすなんです。しかも、右手と左手で同時に。(あ・・・、ママ車いすなんや・・・。 え?でもなんでやろ・・・。 けがか何かかな? もしかしたら今だけちょっと調子悪くて? ・・・もしかしたら、ずっと前から? 赤ちゃん産む前から? 妊娠する前から? ・・・結婚する前から? ・・・・・??????)だけど、3人ともまぶしいぐらいのはじける笑顔です。幸せなのが伝わる表情でした私もあんな家庭が持ちたいと夢見てしまうのでした・・・。
2008/07/09
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誰のために生きる・・・って 何ですか?“家族のため。”“愛するパートナーのため。”“愛する子どものため。”そう、応える方が多いと思います。でも・・・、私は当たり前のように、“自分のため。”私も自らの手で愛するパートナーとの家庭を作っていたならば、間違いなくこんな応えは出てこないでしょう。だけど、私は独身です。母と妹はいますが、やっぱりもともとある「家族」と、自ら作った「家族」とではまったく別のものだと思います。自分の手で作った家族・・・!こんな素敵なことって他にないと思うのです。自分のために生きる・・・なんて、これっぽっちも思っていません。私もできることなら、“誰かのため”に生きてみたい。・・・でも、病気になってしまった今、そういうことから遠ざかっていることを思い知らされてしまうのです。
2008/07/08
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願い事は 願うと 叶うんだよ☆「もしよかったら、短冊書いてね」昨年、多発性硬化症MSを発病して入院していた時、ちょうど七夕前だったので、看護士さんが短冊を持ってきてくれました。願い事・・・。願いは、たった、一つ。『子どもたちの健康と平和』当時、小学校の担任をしていたのですが、毎日病室で考えていたことは子どもたちのことばかりでした。“元気にしてるかなー?”“ちゃんとけんかしんと、仲良くしてるかなー?”そんなことを考えていると、子ども一人一人の顔がポワンッポワンッと頭に浮かんできます。みーんなかわいい私のクラスの子どもたち短冊には、そんな大好きな子どもたちの名前を、縁に二重にも三重にも重なるように、ぐるっと書いていきました。“haruka. aki. hiroyuki. naoka. gaku. mina. ryuu. ・・・”そして、真ん中には、大きく“PEACE”これ以上の願いはありません。心から子どもたちの平和を祈りました。今、子どもたちは誰一人病気やけがをすることなく、元気に学校に通っているそうです。みんな、このまますくすくとたくましく成長するんだよ
2008/07/07
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う・・・ん、 う・・・ん、 私には 足りないものが いっぱいです階段を上っていた時のことです。足に上手く力が入らないので、特に階段の上りと、坂道の下りが足に負担をかけます。いつものように、手すりを持ってよいしょ、よいしょと階段を上っていると、上から杖をついた目の不自由な男性が下りて来ました。見る限り、全盲に近い状態だということがわかります。もしかしたら、知的に障害があるかもしれません。その人が、階段と階段の間の踊り場で1段踏み外してこけてしまいました。階段の途中ではなかったので、下に転げ落ちることはありませんでしたが、尻もちを付いて、杖は横にコロコロと転がっていきました。「大丈夫ですか!?」私は、とっさに、声をかけました。・・・、でも、心の中で声をかけただけで、音にはなっていません。私はただ呆然と立ちつくしているだけ。2人連れの男性が手をさしのべていました。とっさに歩み寄ることのできない足。声をかけることすらできなかった自分。私ができたことは、その男性がちゃんと一番下まで下りれたか、見届けることだけでした。あの時、せめて声だけでもかけられていたらなーと悔やまれて仕方ないのです。
2008/07/04
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ほんの、 ほんのちょっと ゆずる気持ちがあれば 人は 争わずにすむのにね今、アルバイトをしているのですが、今日はその話です。社員のAさん。歳は若いのに大きな仕事を任されています。結婚はされていますが、子どもさんはいらっしゃいません。長所 ・責任感があり、何が何でも自分の意見を貫きます。短所 ・それを通すばかりに、人と衝突します。 ・口調もキツイです。バイトのBさん。Aさんのご両親ぐらいの年齢で人生経験豊富です。4人の子どもさんを育てていらっしゃいます。少し前までしていたパートをお辞めになって、私と一緒に新しく入りました。長所 ・明るくおしゃべりが好きで、誰とでも仲良くなれます。短所 ・少し考え過ぎてしまうところがあり、肝心なことになると、なかなか自分の意見が上手く言えません。そんなAさんとBさんにひともめあり・・・。今までAさんに従ってきたBさんがついに我慢できなくなってしまいました。プッツンときて号泣し、今までのうっぷんをひたすら吐き出し、もう訳がわからない状態に・・・。Aさんはびっくりしていましたが、口が上手なので何を言われたとしても決して引き下がりません。勝ちます。Bさんはまたそれに対して不満を爆発させます。一向に収まる気配なし・・・。Aさん「私は社員。私の指示に従って下さい。」Bさん「私は人生の先輩。今まで従ってきましたが、もう限界です。」端から見ている私はどっちの見方もできませんでした・・・。お互いもう少し譲り合えたらいいのにと思うばかりでした。
2008/07/03
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キラキラ ピカピカ ニコニコ ルンルン 囲まれてる私は 幸せです「あんなー、今日なー、プール入った。でなー、パンツ1枚でなー、先生がなー、水シャーってしてなー。」「そかー。プール入ったんかー。楽しかった?」「うん!!!」「ヒロくん、ジェッコトースター(笑)乗ったトキある!」「ふふふ。そうなんー。怖かったやろー?」「そんなん、怖くないしぃ~」「おちっこ!」「はいはいー。」今は週3日だけアルバイトをしていますが、幼稚園の子どもたちに関わる仕事です。子どもは本当にかわいい!天使です。どんな辛いことがあっても、ぜーーーーーーーーーんぶ吹っ飛んでしまいます。もちろん、病気のことも唯一忘れられる瞬間でもあります。ずっと、子どもたちに囲まれてたいなぁ。病気さん、お願いです、私から子どもを取らないでね・・・っ!
2008/07/02
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1日 1回 自分のことを ほめてあげましょう私はコンプレックスの塊です。人一倍劣等感がありますし、自分のことを好きになれません。どうしても他人のことをうらやましく感じてしまいます。「尚、がんばってるなー。」たとえ周りの人に言われたとしても、もちろんうれしいですが、自分ではもっとがんばれる気がしてしまいます。何か勉強して資格を取ったり、何かをしていないと自分がダメになってしまいそうな気がするのです。たぶんそれは、高校生の時に不登校・引きこもりだったせいかと思います。2年間家にこもりっきりで、本当に何もない生活でした。嫌になるぐらい毎日暇でした。暇で暇で、時間が過ぎるのをただひたすら待っている感じ・・・。だから、もう何もないのは恐怖なのです。あの頃には決して戻りたくありません。時間の許す限りは自分を高めるために時間を費やそうと思っていました。でも、病気になり、がんばれる度合いも以前の20%ほどで精一杯です。がんばりたいのにがんばれない。てきぱき動きたいのに動けない。バリバリ働きたいのに働けない。夢に向かって勉強してたのに、その夢も叶えることができない。初めの内はそのもどかしさで落ち込んだりしましたが、今は何でもいいから昨日より一つがんばったことがあれば、「今日はこれをがんばった!」と、自分のことをほめてあげることにしました。そうすることで、自分に自信が持てたり、気持ちが楽になったり、笑えたりするよ。
2008/07/01
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あなたの想いに ほっこり ホクホク 心に ポワッ 真っ赤なお花が 咲きました先日、足の調子がよかったので、一人でプラプラと買い物に出掛けました。でもやっぱり疲れたようで、帰りの電車でうとうと・・・。少し熟睡して、ふと目が覚めると、私の前にかわいいおじいちゃんとおばあちゃんが必死に手すりを持って立っているではありませんか!(・・・。・・・・・・・・・・・・よし。)(今日は足の調子もいいし、後2駅やし、いけるやろ!)思い切って席をゆずることに。「・・・あの、どうぞ・・・。」「あら、お嬢ちゃん、ええのー?悪いねぇ。ありがとうな。」「いえ・・・。」病気になって初めて席をゆずるということをしました。なんか、心がすっきり晴れた感じ。私1人が座っていたところに、2人で小さくなってちょこん、ちょこんと座っている姿に、ぷぷぷと微笑んでしまいました。(あー、なんか今日はいいことした!)私にも人に役に立つことができるんだと思うと、なんだかとっても嬉しくなりました。そして、この日わかったことは、誰かに親切にすると、“自分の心が満たされるんだ”ということでした。
2008/06/30
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当たり前って 奇跡かもしれないね1年前の今日は、医師から病気の説明を受けた日です。「脳と脊髄の神経に炎症・・・。これを多発性硬化症MSと言います。」あれから1年。あの時の光景は今でも鮮明に覚えていますが、遠い昔のことのように思えてなりません。(そっかー。まだMS歴1年なんかー。)最近思うことがあるのです。私たちは、今こうやって豊かな世の中に生きています。何不自由なく毎日を過ごしています。でも、世界には飢餓に苦しむ人や病気に苦しむ人など、その日の暮らしもままならない生活をしている人が大勢いるわけです。当たり前のように、日々の暮らしがあって、当たり前のように、大切な家や家族がある。ほんと、すばらしいことです。そんな毎日にこそもっと感謝するべきですよね。
2008/06/29
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太く 短く 濃く私のピアノの先生には、26歳の娘さんがいます。「よくて、30歳まで・・・。」生まれつきの重い心臓病で余命数年です。幼い頃には20歳までと言われていたそうです。助かる可能性は移植だけ。もちろん、先生も娘さんもその選択はしませんでした。でも、見た目は“普通”です。大学を出て就職もされましたが、今は辞めて派遣の仕事をされています。家には、あちらこちらにかかりつけの病院のtel番号と、救急のtel番号が貼られています。「熟睡なんて、できたことないよ。」「夜中にカタンって音したらビクッてするわ。」「もう、忍耐。それだけ。」こんな生活が26年も続いているのです。不安は計り知れないでしょう。特に20歳を越えてからの生活は想像を絶すると思います。今は一瞬脈が止まることが頻繁に訪れるそうです。「でも、太く短く濃くでいいって言いやるから、私は救われてるわ。」娘さんは幼い頃から自分の病気の事を知っていて、後数年だということもわかっています。・・・私の病気なんか、なんてことないですね。
2008/06/27
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一人 スローライフ病気になって1年。時間がゆーっくり過ぎています。朝、陽の光で目覚めます。時間をかけて朝食を取ります。じっくり新聞を読みます。散歩をします。そうじをします。趣味に時間を費やします。読書をします。お腹が減ったら、食事をします。眠たくなったら寝ます。休みの日はだいたいこんな感じです。時計もあまり見なくなりました。自然に合わせての生活です。これまであまりに時間に追われた生活をしてきたせいで、1日何時間あっても足りないと思っていましたが、病気になり時間の流れが180度変わりました。ゆったりした生活っていいものですよ。老後の生活のようですが、本来私たちが送るべきライフスタイルかもしれませんね。
2008/06/26
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大事なのは 自分の足で 立ち上がること現在、私は週3日だけアルバイトをしています。発病した時は、おへそからつま先までの強いしびれで入院し、このまま車イスになるかも・・・というところまで歩けなくなりました。今でもしびれは後遺症として残っていますが、でも、徐々に回復して歩けるようになってきた頃から、私にも何かできる仕事があるんじゃないかと思うようになっていきました。私はもともと仕事人間です。仕事がないと自分を保てないところがあります。そこで、バイト誌を持ち帰ってきました。・・・でも、毎週読みあさってもなかなか条件に合う仕事がありません・・・。私は発病した時小学校の先生をしていたので、どうしても子どもに関わる仕事に目が行ってしまい、他の仕事が目に入りませんでした。子どもに関わる仕事は体力仕事になるから無理だとはわかりつつも、どうしても諦めきれない・・・。だって、子どもの笑顔が見たいのですもの。色々考えた結果、今やりたいことをやろう!!それだったら、別に急いで仕事を探しているわけではないし、そんなに体力を使わなくても子どもに関われる仕事の求人をとことん探せばいいと思うようになったのです。そして仕事を探し始めて2ヶ月、退職して7ヶ月半・・・。今私は、子どもの笑顔と一緒にいます。唯一、病気のことが忘れられる瞬間でもあるのです。
2008/06/22
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夢、 あなたに 託します昨年6月、多発性硬化症MSを発病した時、私は小学校の先生をしていました。と言っても講師ですが、5年3組の子どもたちに囲まれ、本当に日々楽しかったです。その時の将来の夢は、小学校の先生。ちゃんと教員採用試験に合格しようと心に決めていました。ところが、MSを発病してしまい、もう学校で働くことはできません。当初は、どうしても小学校の先生になりたかったので、病気になってしまった自分を責めたりしました。なんで病気になったのが私なの?何か悪いことした?私ってそんなに非常識?なんでまた、夢に向かって勉強してる時に・・・。でも、もう仕方ありません。病気になってしまったんですから・・・。だから、参考書や問題集、その他の膨大な資料は友達にあげました。私の周りには学校の先生を目指している友達が2人います。2人とも強く教師になりたいという意志を持っているし、その資質もあると思います。私の夢、託すね。必ず先生になれる日が来るよ。応援してます!
2008/06/20
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前を向いて歩くんだ! ・・・でも、たまに しんどくなっちゃうの今の私は体調が安定してきて3ヶ月ほど経ちます。見違えるほど歩けるようになって普通の生活ができています。この3ヶ月、自分に言い聞かせるように、「前を向かなきゃっ」と日々過ごしてきました。でも、やっぱりそういう自分に対してしんどくなったり、比べたくないけど他人と比べてしまったり・・・、気持ちが空回りしてしまうんですよね。ふと、空虚感というか、孤独感というか、これから私はどうなっていくんだろう考えると不安でたまらなくなります。いつ再発するのか、身体のどこに症状が現れるのか、今後一人で生活していけるのか・・・。誰でも明日のことはわかりません。だけど、もう少し先のことが見えたらどんなに楽かと思ってしまうのです。
2008/06/17
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全2064件 (2064件中 2051-2064件目)