2002年12月14日
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今日、13時からアッパの知り合いの結婚式に出席した。

子ども3人も、イッチョウラを着せて連れていった。

式場に着くと、今日結婚するカップルの名前がガラスに張られていた。10組ぐらいあったか、、、
受付に ご祝儀を出して、食券をもらった。

新郎41歳、新婦38歳。
少し遅い春を迎えた2人だが、花嫁さんはとっても奇麗だった。
(韓国式化粧のせい?、、だけではない)

韓国の農村には、結婚できない男性がたくさんいる。

男性もそうなのだが、農業を継いだり、父母の面倒をみなければならない立場(長男)にあると、家に残らなければならない。

女性に会う機会もなく、農作業に明け暮れている間に結婚の時期を逃してしまうのだ。
女性にしてみれば、田舎、農業、舅姑つき!という家に嫁に行きたがるだろうか?
朝暗いうちからどっぷり日が暮れるまで、真っ黒になって働くよりサラリーマンの妻になる方がよっぽど楽である。

かくして、、、40歳を過ぎても お婿に行けない農村“チョンガ”が 各村々にたくさん存在するのである。

アッパの一番の友達も34歳になるが、まだお嫁さんが来ない。
今まで 何十回とお見合いをしたらしいが、長男、姑つき、仕事は土方、加えて、、チャルセンギョッタ(ハンサム)とは言い難い、ので なかなか難しい。
人柄はとってもよいんだけどナアー。

今日の新郎は、五男でマンネ(末っ子)なのだが、家で両親の面倒をみている。
両親は2人とも、もう80歳を超えている。
80を過ぎて やっと親の責任を終え、どれほど肩の荷がおりただろう?


親戚と一緒の写真、友人と一緒の写真を撮り、解散。
韓国の結婚式は、いたって簡単、シンプルである。

その後は、もらった食券を持って地下の食堂へ、、、
プッペ(バイキング)である。
10組の結婚式の祝賀客は、みんなこのプッペを食べるので ひっきりなしに皿に料理が追加されていく。


“はやく食え!いいかげん食ったら 帰るぞ”というので、ゆっくり腰を据えて 食べることもできない。
それでもネバって
“そりゃあんたは、外食ばっかりしてて 珍しくもないだろーけどあたしゃ久々なんだから、ちょっと待っててよ”
と言って、何度かリピートした。

そろそろ帰ろうか、、、、と思った頃 インジョルミ(韓国の餅)が 追加された。
これ、うちのシオモニが好きなんだよネー。
小皿に山盛り よそって、テーブルへ、、、

アッパが、
“またそんなにいっぱい取ってきて、どーすんだ!”と言う。
わたし、
“家に持ってかえる”
と テーブルの下に隠しながら、ビニール袋に入れた。
アッパは、呆れていた。

家に帰って、両親にインジョルミを出した。
シオモニは、
“プッペだと持って帰れないのに、コマプタ(ありがとう)、マシッタ(おいしい)”と言ってくれた。

アッパには ブツブツ言われたけど、
持ってかえって来てよかったー。









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最終更新日  2002年12月16日 08時47分18秒
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