花屋な日々

花屋な日々

2024.11.29
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毎日各部屋のカメラを追って
ネコたちの行動を確認してるせいで
もう目が痛い、、、ショボショボ、、、


今度はモールちゃんが下痢嘔吐、、、
モールちゃんのいる部屋では不調は出てなかったのに、ついにきたかという感じ。
通称のらねこ部屋ね。
まーちゃん、さんちゃん、へいちゃん、まるちゃん、モールちゃん、トワくん、タラちゃん、ピャー子がいる部屋。

数日前からゆるいうんちがあったのは気づいてた。
そして、数日前からモールちゃんがご飯を残していることも気づいてたので、


今夜は夕飯も食べず
整腸剤を飲ませたら全部吐いてしまった。
呼吸も少し荒いので、お腹が痛いのかもしれない。
皮下補液をしようと思ったけど、高いところに逃げてしまった。降りてこないのであきらめる。
明日の朝の様子によっては、また病院だ、、

整腸剤とか胃腸薬を飲めればいいんだけど、
ご飯に何か混ぜると絶対警戒して食べてくれない子には難しい。
補液もできないとなったらお手上げだ。


フータは 多少食欲は出てきたものの、食べる量はとても少ない。
そしてまだ 元気は出てこない。
寝てばかりで、起きたら水をやたら飲んで、、


投薬しながら様子見。


ミケ子もなんとかちょこちょこ食べてはいるものの、やはり量は全然足りてなくて
なんだかどんどんガリガリに拍車がかかる。

18歳という年齢を考えたら、痩せてくるのは仕方ないにしても
胃腸炎を患ったばかりだし、

かなり慎重に見守ってる。
ミケ子のように痩せてる子への補液は
心臓に負担がかかるので、
朝晩に分けて50ccくらいずつを補液してる。


しろちゃんも回復したけど、まだまだ心配だし、
たーちゃんも前庭疾患があるから投薬は欠かせないし、
愛ちゃんも目が覚めたら声をかけてケージから出して 少しおやつをあげて  とやっているとあっちもこっちも
各部屋を駆けずり回ることになる。


モールちゃんは甘えん坊だけど、一方警戒心か強いので すぐ逃げてしまう。
なかなか思うようにはできなくて、ジレンマ。


皮下補液のセットは常にたくさん常備しているが、一度に入れる量を少なくして体への負担を減らしているので
針だけがやたら足りなくなる。
今日は病院にいった際に、針だけ余分に20本もらってきた。

私は皮下補液信者なのだけど、
量はホントに考える。
一度に150cとか入れる人がいるけど、私はMAX100かなぁ、、
静脈点滴ならゆっくり時間をかけて入れていくけど、
皮下補液は急速に入れるから、心臓にかなりの負担がかかるんだよね。
その子の体重にもよるけど、
たくさん入れればいいというものでもないらしいし。
たくさん入れたくなるけどね、なかなか難しい。


モールちゃんは、
あれは何年前だろう、7~8年前かな

日ノ出町の28 頭多頭飼育の現場からレスキューした子だ。
まーちゃんむーちゃんも同じ現場から。

あんな飼育をしているなんて、絶対変人だろうと思って
愛護センターに間に入ってもらった。
役場は話しにならなかったけど、愛護センターはしっかり対応してくれた。
避妊手術をする気があるなら、全面的に協力するからどうですか?って言って
家人と話し合って着手した。
家人はまともなおじさんだったけど、
その息子がヤバかったな、、なんでか私、罵倒されまくったし。
手術が終わるまではぐっと我慢したけど。

あまりにもひどい状態の子達ばかりで、
運び込んだ病院が野戦病院みたいになってしまった。
全頭保護すべき!という獣医に、
それは無理!と
とにかくどうしようもない状態の子達5頭だけを、私たち関わった三人で手分けして保護して、
モールちゃんだけは、まだ子猫みたいだったし、黒さびの変わったきれいな毛色だったから、譲渡対象としてボラさんに預かってもらった。

あの現場には、本当にどうしようもない怒りと、後悔の感情が入り雑じる。
28頭全部保護なんて出来るわけなかったし、
とにかく、とにかく、不幸な命の連鎖を止めるための繁殖制限だけはやらなければという使命感だけで行動した。

せっかく保護できたのに 助けられなかった命もある。

リターンした子達も 大半はその後間も無く死んでしまった。
不幸な命の連鎖をとめることは出来たけど、
あまりにも悲惨な現場だった。

だから尚更ね
里子に行ったモールちゃんは、絶対幸せになれ!と願ったんだよ。

そしたらだよ、
里子にいって一年もしてからだよ、
「粗相をするから」
って理由でモールちゃんは返された。

粗相をするからって、モールちゃんは毎晩ダンナに怒鳴られて
夫婦喧嘩が絶えなくて、だからもう返すって。

それをボラさんに聞いたとき
私は怒りで頭とお腹が沸騰しそうになった。

それからモールちゃんはボラさんのところで過ごしていたけれど、
どんどん体調が悪くなっていって、
見かねて私が引き取った。

うたに来ても半年、ずっと物陰に隠れて
存在感を消して暮らしてた。

里子にいって一年もしてから返されたんだから、きっとモールちゃんは
「捨てられた」と思ったんだよね。

私は毎日モールちゃんに言って聞かせた。
「モールちゃんはうちの子だよ、もうどこにも行かせないよ、ここがモールちゃんのおうちだよ」

今ではお尻トントンが大好きな甘えっ子のモールちゃん。


うちにいる子達 みんなそれぞれ 理由がある。
どの子も大切な 助かった命。

モールちゃんは、最初の頃こそ本当に体が弱くて大変だったけど、
今ではずっと元気に問題なく暮らしてる。
おもちゃで遊ぶのも大好きなオチャメな子。

モールちゃんが、ご飯も食べずにうずくまってると私はとても悲しくなる。

早く元気になって またいっぱい遊ぶんだよ。
頑張れモールちゃん。


あの子もその子も心配で 自分が病みそうだ、、


この胃腸炎パンデミックは、いったいいつ終わるのか、、、


今夜もまだまだ  夜はこれから。





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Last updated  2024.11.29 00:30:38


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