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さてすっかり不定期となっておりますが、このブログはまだいい方で、こちらからダークな話題のみを切り離したもう一つのブログの方は・・・もはや放置状態・・・、超不定期状態のブログが2つになってしまいました、いっそのこと統合しようと思っていますので、近々こちらのブログに引っ越しする予定です。なので今後時々、ダークなかなり異質な視点からのお話しがたびたび登場しますあちらでは基本的に文章のみの掲載でしたのでこちらでもそのスタンスを継承しこの話題の時は文章のみの掲載となります。さて異質な視点からのブログとはどんな内容か、ということで一つ書いてみましょう・・・童話というものがありますが、童話というものも別の視点から見るとかなり異質なブログになります。今日は「かちかち山」のお話し・・・「かちかち山」と言えば、田畑を荒らすいたずら狸が爺さんにつかまり鍋にされそうになったところを婆さんを殺して逃亡、それを兎が敵討ちするというお話です、さてこのお話しでは兎と狸を擬人化しているわけですが、擬人化して人間と同格にしたら、狸のやったことは窃盗罪、それを拉致監禁したうえに殺害しようとしたのは完全にやりすぎ、過剰防衛です、一方狸がやった殺人は自分が殺されそうになったのですから自衛的要素が含まれ十分に情状酌量の余地があります。それを無関係の兎が残虐非道な方法で殺害したのは情状酌量の余地が一切認められない殺人罪です。兎は死刑に相当します。擬人化しても兎、狸、人間という立場に変化がないということになると・・・これは人間にとっての正義であって人間ではない兎が人間の基準で狸を裁くのはおかしいということになります。ということでちょっと立場を変えて新しい「かちかち山」を作ってみましょう。まあ新感覚スプラッターと思ってお読みください・・・ある島に5000年生きた妖狐の夫婦が住んでいました、狐は長く生きると霊力を持つと言います、2匹の狐は霊力を持ち人間よりもずっと賢く力も強く特殊な能力を持っていました。雄の狐は「銀狐」、雌の狐は「玉藻」共に強い霊力を持った妖狐でした。2匹は人間たちに農業や猟を教えました、人々は2匹を神の使いとして敬いました。ある日2匹は重い病にかかり、永い眠りにつきました、そう500年ほど・・・永い眠りから目覚めた2匹は驚きました、自分たちの神域に下等な人間たちが住み着いていたからです、500年の月日が流れ人間達は妖狐のことを忘れ去り、伝説の生き物と思っていたのでした。もともと人間よりもずっと優れた能力を持った妖狐ですから、すぐに人間達を駆除し小さな小山に追いやりました。住む場所を奪われ、人間達は食べるものもなく飢えと寒さに震えていました。妖狐達は捕まえた人間を使い田畑を作り、多くの作物を作り、豊かな恵みをもたらしていました。飢えに耐えかねた人間達はたびたび妖狐の田畑に忍び込み、作物を盗んでは飢えをしのいでいました。ある日、島の若い娘ミミが畑に忍び込み盗みを働いているところを銀狐に捕まってしまいました、銀狐は怒り「神域を荒らす性悪な小娘は鍋にして食ってやる」そう言ってミミの衣服を剥ぎ、裸にして檻にとじ込め妻の玉藻に鍋にするように言いつけると再び畑に戻って行きました、玉藻は大きな鍋にたくさんの野菜を入れて煮込み、あとはミミの手足を切り刻み鍋に入れるばかりになりました。ミミがもう命はないものと檻の隅で泣いていると、玉藻はぽつりと言いました。「わらわはこんな痩せた小娘の肉など硬くて美味くないから嫌いじゃ、昔まだ人間達が悪さなどせず仲良く暮らしていたころに食った鳥鍋が食いたいものじゃ」ミミは玉藻に懇願し、きっと美味しい鳥鍋をご馳走するからとなんとか檻から出してもらいました。檻から出てホッとしたミミはなぜそんな酷いことをして人間など食べるのかと玉藻に尋ねます、すると玉藻は言いました、「そなたたち人間だって自分達よりも劣っていると考えている鶏や豚や牛を食うではないか、人間よりも優れている我ら妖狐が人間を食って何が悪い」ミミは怖くなって玉藻を殺してしまいます、すぐに逃げようと思いましたがそこに銀狐が帰ってきました、妖狐たちは普段は霊力で人間の姿に化けていましたが、死んで霊力のなくなった玉藻は元の狐の姿に戻っていました、ミミは死んだ玉藻を台所に隠し、玉藻の着ていた衣服をかぶりました。変幻自在どんな姿にでも化けられる妖狐ですから、玉藻の衣服を着た娘を銀狐は玉藻が化けたのだと思い込んでいました。「なんじゃ玉藻、その姿が気に入ったのかえ?、ではその娘の鍋を食ってしまおうぞ」いつ見つかって殺されるかわからないミミは生きた心地がしません。「いいえまだ肉が良く煮えておりませぬ」「そうかそうか、では庭木に水でもやってくるとしよう」庭先にいられたのでは逃げることもできず、肉の替わりなどないのでミミは仕方なく死んだ玉藻をバラして鍋に入れました。やがて戻ってきた銀狐は満足そうに鍋をほおばり始めました、「どうした玉藻、そなたも食べぬのかえ?」見つかったら確実に殺される、ミミは恐怖でとても鍋など喉を通りません、そこで生前に玉藻が言っていたことを思い出しこう言います。「わらわは小娘の肉など硬くて臭いから好きでない、庭の葱を臭み消しに採ってまいります」そうして葱を採りに行くフリをしてそのまま逃げ帰ってしまいました。やがて真実に気付いた銀狐は5000年連れ添った妻が死んでしまったことに嘆き悲しみ、怒りに震えました。妖狐に飼われていた人間のポン太がそんな銀狐に言います。「銀狐様のお怒りはもっともです、きっとこの私が敵をとって見せましょう」「そなただって人間であろう、性悪な人間に何がわかる・・・」「いいえ私は銀狐様の田畑を荒らしたりはしません、玉藻様を失われた銀狐様の悲しみはよくわかります」「ぜひ私を敵討ちに行かせたください」銀狐はポン太が敵討ちに行くのを許しました、ポン太の計画は騙してミミ達をこの屋敷に連れてきて屋敷ごと焼き殺してしまおうというものでした、銀狐は屋敷の裏の祠に隠れそっとその様子を覗いていました。やがてポン太は「銀狐が怒り狂って人間達を皆殺しにすると言っている」「銀狐を殺してしまわなければ大変なことになる」と人々を焚き付けてミミと戦力になりそうな若者達を言葉巧みに誘い出しました、屋敷に着くとポン太は裏口からそっと抜け出し、計画通り屋敷に火を放ちました。屋敷は見る見るうちに炎に包まれ、若者達は生きたまま焼かれて死んでいきます。ミミは以前捕まった時に見つけた庭の井戸に飛び込んで何とか命は助かりましたが背中に大きな火傷を負ってしまいました。ポン太はミミを討ち漏らしたことを悔しがり、「次こそはきっと敵を討って見せる」と言いました、銀狐は言います「あの娘のことはともかく、われは人間が憎いわけではないのじゃ、われの田畑を荒らしたりしなければそれでよい」「銀狐様、玉藻様を殺されたのを忘れてしまわれたのですか、人間は飢えればまたあなたの田畑を荒らします、そしてやがてはあなたを殺そうとする」そう言ってポン太は銀狐に魔法で小さくてみすぼらしいけれど丈夫な船と、大きくて立派に見えるけれど合図をしたらたちまち消えてしまう幻の船を出してもらいました。前回の事件で島の若い男たちは皆死んでしまい、残されたのは女、子供と年寄りばかりでしたポン太に騙されたことを知らない人々をポン太はもう一度焚き付けます、「銀狐は怒り狂ってもう手がつけれれない、この島から逃げなければ殺されてしまう」「幸い港に隠してある船を見つけたそれに乗って逃げよう」と・・・そして大火傷を負って苦しんでいるミミにこう言います。「その火傷にはお前が殺した玉藻の呪いが込められている、このままではお前は3日ともたずに死んでしまうだろう」「ここに呪いを抑える薬がある、これを火傷に塗れば、痛みは今よりも増すが命を失うことはない」ミミは迷いましたが生きたい一心で薬を塗ってくれと頼みました、しかしポン太が用意した薬は銀狐に頼んで作ってもらった毒薬でした。薬を塗ると火傷は見る見るうちに悪化し、激痛が襲います、ミミは痛みに悲鳴を上げてのたうち回りました、痛みで朦朧とするミミを引きずるようにしてポン太は言います、「さあ、早く逃げないと銀狐が追ってくる、この娘は玉藻の敵、それに火傷で弱りきっている、何かあったときに皆を巻き添えにしてしまう、私と一緒にこの小さな船に」「もしもの時はきっと銀狐はこの小さな船を追ってくる、だから皆はこっちの大きな船に乗って逃げてください」船が沖に出てしばらく行くとポン太は海に餌を撒き始めます、不思議に思った女達は何をしているのかと聞きます。「な~に、ようやく沖に出て一安心、腹が減ったので釣りでもしようと思いまして・・・」しかし集まってきたのは魚ではなくたくさんのサメでした。そこでポン太は船にかかっていた魔法を解きます、大きな船はたちまち幻と消え女達は海へと投げ出されます、サメ達は我先にと女達に襲い掛かり海は真っ赤に染まっていきます。昨日まで仲の良い友であった者達がサメに食い荒らされ肉片に代わっていく様をミミはただ茫然と眺めていました。サメ達の食事が終わり海面が静けさを取り戻しかけたとき、ポン太は火傷で身動きの取れなくなったミミを抱え上げ静かに海へと投げ込みました。海面が再び赤く染まります・・・全てが終わりポン太は島に帰っていきます、銀狐に事の顛末を報告するために。。。5000年生きた妖狐である銀狐です、ポン太が話さずとももうすべてを知っていました。そしてポン太の話を静かに聞き、「そうか」と静かに言いました、そしてこう続けます。「われは今日は人鍋が食いたい、そなたが島の人間を全て殺してしまい人鍋はこれで最後になってしまうだろう」「最後の人鍋、心して食べようぞ・・・」さて最も悪いのは誰でしょうか?・・・最後の結末はオリジナルの「かちかち山」からちょっと変えています、人間の正義など人間の都合だけの自分勝手なもの、人間でない狸や兎には何の関係もないものです、自分勝手な正義を振り回した愚かな兎の末路など兎鍋の具材が良いところでしょう・・・我々人間は食物連鎖の頂点に立ち、歪んだ食う側の正義を振り回します、食う側の正義など食われる側にとっては何の関係もなく、鶏や豚から見たら人間など鶏食い、豚食いの化け物でしかないのですよ。さて食物連鎖の一つ上、人間を食う側の生き物が現れたら・・・我々はその正義を受け入れることができるのでしょうか。。。。
2016年01月22日
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すっかり夏ですね・・・この3連休は仕事だったので特に外出はしていません・・・光君は・・・海に行ってきたようです・・・こう見えて光君は泳げます。。。海なんか怖がりません・・・さて夏になると毎年定番のように靖国参拝が話題となりますが。個人的には公的であれ私的であれ靖国神社は神社、行きたければ行けばいいし行きたくなければ行かなければいい、他人、他国がとやかく言うことでない、一国の首相が神社であれどこであれ国土内のどこかに行くことを他国に制限されることの方が問題である。さてひとつ確認しておこう、日本の戦争が終結したのはいつであろうか?日本の戦争が終結したのは1945年8月14日ではない。1952年4月28日それまで日本の戦争は続いているのである。この日本の戦争が終結した日とは何の日かご存知だろうか?サンフランシスコ平和条約が発効された日である。この瞬間、日本の戦争は終結した、それまでは日本の戦闘状態は継続されていた、戦時中だったのである。靖国問題というとまず出てくるのは戦犯、さて戦犯とは何であろう?戦争犯罪人?・・・、では戦争で罪を犯したのは日本だけであろうか?、当時植民地支配を行っていたのは日本だけであろうか?罪があったのは日本だけであろうか?・・・さて、国際法の原則において日本に戦犯というものはいない。戦争というのは双方に罪があるもので後になってその罪を一つづつ問うていては和平などというものは成立しない。なので国際法の大原則として、和平条約を結んだらそれまでの戦争で犯した罪は全て問わない。これをアムネスティー条項と言います、これまで世界各地で幾多の戦争がありましたが和平条約を結んだ後で戦犯などと言う罪に問われた例はただの1例もありません。和平条約を結んだらそれまでの戦争の罪は当時者間の国どうしでは一切の罪を問わない、これが国際法の大原則なのです。日本人の多くがこれを知らないのは戦後のアメリカの徹底した教育統制のためです。戦後日本は徹底して、悪いのは全て日本、戦犯は重大な犯罪人として教育を受けてきたのです。実際には悪いのは彼らだけでなく、他にもまだまだ同じ罪を犯していた者がいたにもかかわらずです・・・当時連合国側も行っていた植民地政策、虐殺、破壊、その全ての罪を戦犯という限られた人間に押しつけたのです。勝てば官軍全ての罪は負けたものに押し付ける・・・それでも文句を言わないように徹底的に教育統制した、アムネスティー条項なんて都合の悪いものは教えない。なので日本人の多くはアムネスティー条項なんてものを知りません。教えられていなのですから・・・日本には戦犯はいない、本来であればこれでこの話は終わりなのですが、納得できないという人のためにもうちょっと続けましょう・・・まあここはこちらも譲って戦犯を「悪」であるととらえましょう・・・だから?・・・問題ないよね?・・・何を言ってるかわからない?、さて天神様にお参りするのに不都合はありますか?、日本の神社は何も善神だけを祀っているわけではない、祟りをおこす神、祟神も祀る・・・強大な力を持つもの、祟るもの、その力、祟りを恐れながらもその力を国を守る力として祀ってきたのが日本の神社です、反乱を起こしたもの、逆賊、悪人、果ては妖怪、化物の類まで祀ってきたのが日本の神社です。いまさら戦犯を祀ったところで何が悪い・・・悪人を祀ったらダメなどと言いだしたら日本の神社の半分は参拝できませんで。。。何を祀るか、何に祈るかなど個人の自由、行きたいと思う人間が行けばよろしい、行きたくないのなら行かなければよろしい、誰に何を強制されるものでもないそもそも靖国神社は国のために戦って死んだ者を祀る神社で戦犯だけを特別に祀っている神社ではない、その一部に極わずか戦犯「だった」者が含まれているというだけのこと。国のために戦って死んだ者にこの国の後世に残った者が手を合わせて何が悪い・・・第一に日本に戦犯はいないということ、第二に仮にいたとしてもそれを祀ることに問題はないというこ、第三に靖国は戦没者を祀る神社であって戦犯を祀る神社ではないということ。参りたいなら参ればよいし、参りたくなければ参らなければよい、他人が口をはさむべからず。こんなことを政治家が言うと大問題になるからね・・・かわりに私が書いておきましたよ。。。まあ批判反論はいつものように・・・ではまた・・・
2015年07月22日
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今日の日記は雑記、読み飛ばしていただいても構わない、酒も入っているので若干酔いも回っている、ある地方都市の話である、炉端焼きの看板に引かれある居酒屋に入る、入ってすぐに分かる、この店は高い!!、酒の値段は普通だが料理の値段が高い、2~3品たのんでみると味は良い、まあそういう店なのである、よくあることだ・・・まあこういう店は数品たのんでとっとと出る、よくあることだ・・・ふっと見ると私と同世世代くらいであろう焼き場の青年がえらく真剣、美味そうな焼き鳥を焼いている・・・すぐに出る予定であったが気になる・・・こういう時は私ははっきりと言う。。。「あの兄ちゃんが焼いている焼き鳥が美味そうだから焼き鳥を頼む」と・・・私は一人客、カウンター、焼き場の兄ちゃんとは向かい合わせきっと兄ちゃんにも聞こえたことだろう・・・すぐに出る予定であったが焼き鳥を頼んでしまったので追加で酒を頼む。。。下戸のブロ友さんには申し訳ないが料理は酒と合ってなんぼ、酒と合わない料理など、料理としての価値が半減、この点でスイーツというカテゴリーの私の評価が低いのは当然である。その料理に何の酒が合うのか?・・・酒と合わぬ料理に一連の料理の流れとしての組み立てのどこにその料理を組み込むのか?・・・まったくもって問いただしたい議題である。さて、ここは居酒屋、すでに〆の段階に入っている・・・焼き鳥食って酒を頼まぬわけにもいかぬので追加で酒をたのむ・・・さて、出てきた焼き鳥、何か味が違う。。。美味いことは美味いが何か1本目と2本目で味が違う・・・焼き場の青年はこちらを見ているが何も言わない・・・今までのやり取りからたぶん雇われた店員であろう。。。私は客である、客の私に何か悟れと?・・・ずいぶんと無粋な話だ。。。焼き鳥と酒を追加で頼む・・・私も何も言わない。次に出てきた焼き鳥はどちらも美味かった・・・結局何時もより2~3杯は余計に酒を飲んだ、この程度で宵いはしないが財布には痛い・・・料金は・・・まあ予想通り・・・高い・・・料理人というのは一つの店にずっといるものではない、いくつかの店を渡り歩くもの、そして意外に客から声をかけるれることは少ない。。。こんな居酒屋ではなおさらである。。。私はあえて声をかける、「兄ちゃん美味かったよ」と・・・きっと彼はこの焼き鳥を一生懸命焼いたのであろう、材料は一緒でも味は違う・・・客から「美味かったと言われることはきっと彼の今後のプラスになる」だから私は声をかける・・・「頑張りなさいよ」という意味を込めて「美味かったと」・・・言わなくてもいい言葉であるが、これが酒飲みのポリシーである。。。不味かった料理に私は何も言わない、努力ができない、工夫ができない、客のことも見れない料理人・店になどもう未来はない、そんな店にはもう二度と行かないだけ、期待もしない、けれどね、何か一片、ひとひらでも期待のもてる店にはもう一度来てみようかなと思うものなのですよ・・・次に来た時に彼がその店にいるかどうかは知らない。。。客と店とは一期一会、それもまた人生、幸あれと思うことはあれ恨みごとを言う筋なし。。。良いではないですか・・・酒と人、人と料理は一期一会、一夜限りの出逢いなのですから。。。今日は単なる雑記です・・・
2015年07月17日
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さて、今日はちょっと雑談です、ブロ友さんに何度か戊辰についてコメントしましたが、コメント欄ではなかなか書き切れないこともありますので、ここで一度日記で取り上げたいと思います。今日はちょっと会津目線で戊辰について書きます、山口県・鹿児島県のブロ友さんは悪者にしてごめんなさいね、維新の偉業を否定するものではありません、会津がなぜ滅ぼされねばならなかったのか、そのあたりをちょっと書きたいので、今日のところは悪者になってくださいね。まず当時の会津藩の立場、会津藩は当時京都守護職にありました、攘夷運動さなかの京都にあってそれを取り締まる立場にあった会津藩はどうしても嫌われ者にならざるを得なかったのですね。当時の天皇は孝明帝です、孝明帝に最も信頼されていたのが会津藩主容保です。当時討幕を画策する過激派の公家は孝明帝を事実上軟禁、偽勅(偽の勅使)を乱発します、それを支持したのが長州藩で孝明帝は確かに攘夷論者ではありましたが討幕の意思はありませんでした。一部の過激派の公家と長州藩に利用されていたのですね、これを快く思わなかった薩摩藩が会津藩と協力し過激派の公家と長州藩を追放します、その後、孝明帝を取り戻そうと長州藩が御所に攻め入ったのが蛤御門の変。これに怒った孝明帝は、長州藩を朝敵とみなします、晩年孝明帝は長州を逆賊と公言していたといわれています。本来孝明帝に最も信頼され、朝廷に対して何の反抗も示していない会津藩が逆賊であるいわれがないのですね。この後、時代は大きく動き、孝明帝は亡くなり、明治帝の時代となります(一説には扱いにく孝明帝は毒殺されたとも言われています)、犬猿の仲と言われていた長州藩と薩摩藩は坂本龍馬の働きで秘密同盟を結びます。幼い明治帝に政治能力はなく、朝廷は一部の過激派の公家と薩摩藩・長州藩に乗っ取られます。幕府としてはそうした奸臣を追討すべく軍を進軍させます、これが鳥羽伏見の戦い。薩長連合軍側は錦の御旗をあげ勅命を受けた官軍であることを主張、これに愕然とした幕軍は総崩れになったと言われていますが、実際には正式な勅命は受けておらず、いわば偽官軍でした。何とか幕府を倒したい薩長連合側は過激派の公家をたきつけて、密命による討幕の勅使を取り付けます、しかしそれは大政奉還により討幕の意味を消失し、延期の命令が出されています(事実上中止)しかし何としても幕府を倒したい薩長連合側はこの命令を無視して挑発行為を続けます(実際には彼らがかこっていた攘夷討幕浪人を抑えることができなかったのですね)これはやがて庄内藩の薩摩藩邸焼討ち事件にまで発展し、諸藩から薩摩討伐を望む声が高まりました、こうして起こったのが鳥羽伏見の戦いで、薩長側の挑発に負けて戦争に持ち込まれたと見ることもできますね。しかし戦力、政治情勢からすればまだ十分に勝てる戦いでもありました、ところが当の徳川慶喜に戦う意思がない。戦力の拮抗した両軍が戦えば戦争は長引き国力を疲弊させるという高度な政治判断であったのか、はたまた単なる腑抜けであったのかは今となってはわかりません、慶喜は早々に江戸に退却、鳥羽伏見の戦いは敗北に終わります、その後、江戸城は無血開城、幕府が降伏してしまった以上、会津に戦う理由はなく、容保は蟄居、恭順の意を示します。本来であればこれで戊辰戦争は完結、最小限の犠牲で戦争は終結めでたしめでたしとなるはずなのですが・・・、そうはいきません。なぜか?・・・新政府軍は革命勢力、自らの正当性を示さなければなりません、本来であれば、勅命を受けて江戸城を武力制圧するのが最も効果的だったのですが。江戸城は無血開城してしまったので名目上討幕は成ってしまいそれもできない、そこでターゲットとされたのが当時幕府から最も信頼され最強と言われていた会津藩です。もう読めましたね、そう新政府軍は会津の恭順を認めず、仙台藩、米沢藩などの東北諸藩に会津追討の令を出します。これに怒ったのは仙台藩、米沢藩らの東北諸藩です、会津に何の罪があるのか?、幕府に請われやむを得ず従事しただけではないか、会津は逆賊にあらず、とこの命に従わず、どうしてもというのなら一戦も辞さずとの構えを示しました、つまりここで会津の恭順を受け入れていればなんら無駄な血を流すことなく戊辰戦争は終了したのです。なぜそうまでして幕府や会津を倒したかったのか?、それは薩摩藩も長州藩も藩の規模の割に武士の数が多い、高給取りが多い会社のようなもので新政府を樹立し維持していくだけの資金がなかったのですね、なので幕府や会津藩といった勢力を討伐し大義名分のもとにその資金を没収し新政府樹立の資金に当てたかったのですね。東北諸藩が地方封権を保とうとしたなどというのは新政府軍を正当化するためのまやかしです(そのような側面が全くないとまでは言いませんが)とっとと降伏すればよかったのだ?、会津はそれさえも受け入れてもらえなかったのです、その会津の赦免を支持したのが東北諸藩です、江戸城無血開城から先、北越戦争・会津戦争は新政府軍側の都合でおきた戦争という色彩が強いのです。戊辰を考えたとき主犯はどう考えても徳川です、主犯でない会津が主犯の徳川以上に重い処分が下されるのはどう考えても不自然です。会津23万石、実際の内高は40万石を超えていました、戦後会津に下された処分は斗南藩3万石への移封、斗南は不毛の地、実際の内高は7千8百石にすぎません。石高の98%を没収されるなど常識で考えてありえない処分です。北越戦争の前、長岡藩は獨立特行を主張し新政府軍と奥羽列藩同盟の仲裁を引き受けると申し出ましたが一蹴されています、当然です、新政府側に会津を許す気など毛頭なかったのです、仲裁など不要、何が何でも時代の転換の象徴として滅ぼす予定だったのです。こうして越後の地に無用な血が流れます、そして会津にも。。。江戸城が無血開城した時点で会津には戦う意思はありませんでした、実際に藩主が城から出て蟄居していますので・・・しかし東北諸藩からの支持を受け、どうしてもやるというのなら受けて立つという姿勢へと変わっていきます、もともとがいわれのない罪を着せられているのですから当然と言えば当然です、確かに東北諸藩は兵器の近代化という時代の流れに疎いところがありました、なぜそうだったのか、それは東北という地理条件がそうさせたのかもしれません、なぜ長州がいち早く西洋の近代兵器を取り入れたのか、攘夷運動で無謀な戦争を仕掛け、こてんぱんに叩きのめされてきた長州藩は近代兵器の威力というものを身に染みて分かっていたのです、そのような機会の少なかった東北諸藩が近代兵器というものに疎かったのは当然なのかもしれません。そんな東北諸藩も戦争が続くにつれ近代兵器の威力、新時代の幕開けを否が応でも理解していきます。儀のない戦とは思いつつも、藩の存続をかけてまで会津を守ろうとする勢力は次第に弱まり、離反が続いていきます。北越戦争以降の戦争を旧時代の制度を守ろうとした地方政権と新政権の戦いと言われることがありますがそんなものではない、あれは新時代の幕開けを告げるデモンストレーションです、その犠牲となったのが会津藩です。歴史とは勝者が作るものです、この時点で敗者の正義は徹底的に排除されます。これは戊辰戦争でも一緒で、今に伝えられる歴史の多くは明治新政府が作り上げた歴史でもあるわけです。会津はその後も逆賊として差別され続けます、通常県庁所在地というのは大藩のあった場所に置かれます、しかし会津23万石の本城のあった、会津若松は完全に無視され大学などの重要機関は福島に設置されます。会津は近代化の波から完全に取り残され差別されていきます、これが後々まで禍根として残っていくことになるのですね。会津がなぜ征伐されたのか?、もう一度冷静に考えてみてください。会津が滅ぼされた理由は3つ。 1、長州藩は攘夷運動のさなか京都守護職にありことごとく対立した会津藩が憎かったのです。 2、現政権である幕府を倒した革命政権である明治新政府はその正当性、正義、平和は我にありということを全国に知らしめる必要があり、そのための生贄が必要だったのです。 3、現政権を潰し新しい政権を立ち上げるのには莫大な資金が必要だったのです、その資金を確保するためには潤沢な資金を持つ藩を大義名分のもとに叩き潰し、その資金源を横取りする必要があったのです。会津戦争を会津藩主容保の愚かさから起きた戦争だと主張する人もたくさんいます、しかし過去を知る現在の我々が時代を飛び越えて藩主になり替わり、会津を存続へと導いたとしても、千回歴史を繰り返しても会津戦争を止めることはできないでしょう。時代の歯車は複雑に絡み合い大きなうねりとなって会津を破滅へと導いていきます、もはや藩主一人で止められるものではない。会津は時代の波に飲み込まれ滅ぶべくして滅んだのです、それを止めることなど誰にもできなかったのです。明治維新が成り日本は近代国家への道を歩んでいきます、その偉業は誰も否定するものではない、しかし明治新政府が行ってきた行動がすべて正しかったわけではない、「廃仏毀釈運動」や「マリアルーズ号事件」などこれまでにも取り上げてきましたね・・・戊辰戦争もまたしかり、新政府軍側が常に正しく正義であったわけでは決してないのです。。。この後、明治新政府は天皇を神格化し、国家神道保護の名のもとに靖国神社に特権を与え、宗教と結びつきながら軍国へと傾いていきます。太平洋戦争の種がこの時すでにまかれているのですね・・・歴史には二面性があります、この軍国の動きは次の日露戦争をはじめ、西洋列強各国の脅威に負けず日本が植民地となるのを防いだというのもまた事実です。戦争の正義とはいずれにあるのか?、いずれにもないのです。そもそも戦争という行為に正義などというものは存在しない、起こした時点で勝とうが負けようが悪であるのです。人殺しに正義などというものはないのですよ。。。
2014年10月05日
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さて、先日あるブロともさんの日記にマリア・ルーズ号事件について書いたら、「ようまあそんなもの知っとりますな」と・・・マリア・ルーズ号事件てマニアックな話題?。。。以前明治維新の偉業の影に隠れた蛮行として「廃仏希釈運動」について書いたことがありますが、このマリア・ルーズ号事件も明治の闇の一つ・・・今日は明治維新の光の影に隠れた闇について書いてみましょう・・・光と影のテーマにふさわしく今日は年末年始のイルミネーションの写真です・・・いや~、タイミングを外していつ掲載しようかと思っていたのですよ。。。マリア・ルーズ号事件はマニアックなようなのでまずはその概要を説明しましょう・・・1872年、中国からペルーに向かっていたペルー船籍のマリア・ルーズ号が修理のため横浜港に寄港しました、同船には中国人230余名が乗船していました、横浜に帰港中過酷な環境から逃れるため一人の中国人が海に逃れイギリス海軍に保護されました。イギリスは同船を奴隷輸送船と判断し日本政府にその救助を要請しました。日本政府は人道主義と日本の主権独立を主張しマリア・ルーズ号に乗船している中国人の救出のための手続きの開始を決定しました。マリア・ルーズ号は横浜港からの出航停止命令を受け、出航の条件として中国人の解放を要求しました、マリア・ルーズ号の船長はこの判決を不服とし、中国人の「移民契約」履行請求の訴えを起こし、中国人のマリア・ルーズ号へ戻すよう要求しました。裁判が行われ移民契約の内容は奴隷契約であり人道に反するものであり無効であると、要求を却下、これに対しマリア・ルーズ号側の弁護人は「日本が奴隷契約が無効であるというなら、日本においてもっとも酷い奴隷契約が有効に認められて、悲惨な生活をなしつつあるではないか。それは遊女の約定である」として遊女の年季証文の写しと横浜病院医治報告書を提出しました。日本国内においても娼妓という人身売買が公然と行われており、他国の奴隷売買を批判する立場にないというのが言い分です。これにより日本は公娼制度の廃止を余儀なくされ芸娼妓解放令が出される事となりました・・・っとこれが事件の概要です。しかしこの芸娼妓解放令、人道とは程遠い形で発表されることとなります。公娼制度は人身売買そのものではないかと追求された日本政府は、あわてて太政官布告第二九五号で人身売買の禁止を確認するとともに芸娼妓を解放し、その借金問題は裁判でとりあげないことを決定します。それを受けて司法省省令第二二号・・・「芸娼妓は人身の権利を失う者にて牛馬に異らず、牛馬に物の返済を求むるの理なし」として芸娼妓の借金は無効で、返済を求めてはならないと命令しました。さて、何を言っているかわかりますか?娼妓は借金で自由を奪われたもので牛馬と同じ、牛や馬に物の返済を求めるわけにいかないから借金は無効ですよということです・・・激動の時代を必死に生き抜いてきた娼妓たちを牛馬と同じ、娼婦は「女」でなく「メス」であると言い切ったのです。日本政府に公娼制そのものを廃止する意図はなく、遊郭はその後貸座敷と名を変え、貸座敷業者は自由意思によって娼妓に座敷を貸すという形式に改められました。娼妓を縛る身代金はその後前借金と名を変え、娼妓には遊客選択の自由、療養休業の自由、外出の自由、通信面接の自由はなく、本当の意味での解放には至りませんでした。これが、マリア・ルーズ号事件の顛末・・・なんとも人道的な対応ですな。。。呆れてものも言えませんね・・・これは明治維新の偉業のなか、忘れられてしまった闇の一部です・・・明治維新の偉業は誰も否定するものではありません、しかしその光の中で「廃仏希釈運動」「芸娼妓解放令」と闇は存在したわけです。。。光あるところ闇は生まれるもので、繁栄の中に腐敗は生まれていくもの・・・明治新政府の行ってきた改革もその全てが正しかったわけでは決してないのです。今日はなんとなく書きたくなったのでこのお話・・・ではまた・・・
2014年01月20日
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お盆休みは過ぎ去りましたが、私のブログのお盆はまだまだ終わりそうにありません、遅れがちな私の日記ようやく13日となりました・・・13日はお墓参りの日、皆様お墓参りには行かれましたか?今日はちょっと硬い日記となります、今日はお盆・お墓参りということについて考えてみましょう、我が家も今年妻の祖父が亡くなっております、今までは本家の墓はあれど我が家の墓は仏のない空の墓だったのですが、今年からは妻の祖父の眠る墓となりました、墓参りというと「ご先祖の供養のためにやってあげている」と思ってはおりませんか?、墓参りというというのはそのようなものではありません、亡き故人を忍びその面影を求めるものであると一緒に、亡き故人を縁として日頃の生活を振り返る機会でもあるのですよ、人の世というのは縁によって導かれるもの、良き縁を持つことが良き人生に結び付くといっても過言ではないかもしれませんね。人の心は移ろいやすく、とかく易きに流されやすいもの、そんな自分の人生をもう一度振り返り、怠惰に流されてはいないか、怒りに身を任せていないか、妬みに囚われてはいないか、嫉妬にくるってはいないか・・・もう一度考えてみるそんな機会の一つでもあるのですよ。三毒という言葉をご存知ですか?、人間の悪の根源である3つの心です 「貪欲」という必要以上に求めむさぼる心 「瞋恚」という怒りに任せ人を憎み恨む心 「愚痴」という心理を理解しようとしない愚かな心悪人というのはこの三毒にとりつかれ、それに身を任せてしまったもののことですね、しかし人は誰しもこのような心を持っています、これが人の原罪「業」というものです。キリスト教では7つの罪原として同様に7つの心をあげていますね、 「傲慢」な心・「憤怒」の心・「嫉妬」の心・「怠惰」の心・「強欲」な心・それに「暴食」と「色欲」・・・どれも人間が生まれながらにして持っている「業」ばかりですね、これそのものが罪ではないと反論されるかもしれませんが、違うんですよこれそのものが罪であり悪であるのですよ、そして心がこれらに支配された時、人は悪人となるのです。人の心は易きに流されやすいもの、誰しもこれらの心に囚われがちなんですね、本来は日々の心がけなのかもしれません、けれど我々凡人は聖人君子のようなまねはできませんからね、せめて盆・正月、亡き故人に手を合わせるときに、故人に胸を張って会える生活をしてきただろうか?奢り高ぶった態度をとってはいないか?、怒りに囚われてはいないか?、暴食はしていないか?、欲にまみれてやいやしないか?・・・と振り返ってみるのも故人の弔いになるのではないでしょうかね。なぜこんなことを書いたかと言いますと、これが私の宗教観でもあるのですね、実家の菩提寺の亡き先代の住職がこんな説法をしておりました・・・亡き故人がその人生をかけて残ったものに伝えたことはなんだったのか?盆や法事は亡き故人の為にしてあげるものではない、亡き故人の縁によって進むべき道をもう一度考える機会をくださっているのだと・・・人の死は避けては通れぬもの、故人の縁を大切にするということも供養の一つの形であるとは思いませんか? それ、人間の浮生なる相をつらつら觀ずるに、 おおよそ儚きものは、この世の始中終、まぼろしのごとくなる一期なり。 されば、いまだ萬歳の人身をうけたりという事を聞かず。 一生すぎやすし。今に至りて誰か百年の形体を保つべきや。 我や先、人や先、今日とも知らず、明日とも知らず、 遅れ先立つ人は、元のしずく、末の露より繁しと言えり。 されば、朝には紅顔ありて夕には白骨となれる身なり。 すでに無常の風きたりぬれば、 即ち二つの眼たちまちに閉じ、一つの息ながく絶えぬれば、 紅顔むなしく変じて、桃李(とうり)の装いを失いぬるときは、 六親眷属あつまりて嘆き悲しめども、さらにその甲斐あるべからず。 さてしもあるべき事ならねばとて、野外に送りて夜半の煙となし果てぬれば、 ただ白骨のみぞ残れり。あわれといふも、なかなか疎かなり。 されば、人間の儚き事は、老少不定のさかいなれば、 誰の人も早く後生の一大事を心にかけて、 阿弥陀仏を深く頼み参らせて、念仏申すべきものなり。 あなかしこ、あなかしこ。さてさて坊さんの説法のような日記となりましたのであとはお斎に・・・(笑)我が家のお盆のお料理です、これも故人のご縁のおかげですね、合掌「いただきます・・・」え~と・・・作ったのは若竹煮と酢の物、南瓜の煮物とお刺身だけです・・・後はスーパーのお惣菜・・・、時間がなかったの・・・こちらは・・・息抜きの光君、意外と似合うサングラス・・・「おもちゃじゃない!!」失礼しました・・・・送り火の替りに13日の加茂市の花火でも・・・これは最後のナイアガラ・・・無難に撮れるやつしか撮影してませんよ~今日はお盆のお話・・・最後に性善説のブロ友さんに一言・・・私の性悪説は宗教観念まで結びついた心の根幹からのもの、簡単には変わりませんよ~おっと煩悩にとりつかれておりますね・・・凡人・凡人・・・ではまた・・・
2012年08月20日
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ずいぶん古い4月22日の日記に、下記のようなコメントを頂きました。「原発と一緒にお前も消えてくれ」(以上全文)楽天の方ではないようですが「123さん」という方です、何度か日記にも書いているように私は原発推進派でも反対派でもありませんが、この日は反対派に対する批判的内容でしたからね、で、一応私の返信がこちら・・・「こんなコメでは何が言いたいのか全く分かりませんが、 このコメから言えることが一つあります、 それはあなたの考え方では原発を止めることなど絶対にできないということです、 このコメからは、原発を止めても問題ないという根拠も無ければ、 最悪は停電も辞さないという覚悟も全く感じられないからです、 ただ、原発のリスクだけを上げて駄々っ子のように反対しているだけ、 それでは原発は止まりません、 本気で止めたいと思うなら、稼働することのリスクだけでなく、停止することのリスクにも目を向けねばなりません。 それがなければ・・・、無理ですね・・」(以上全文)私が推進派でも反対派でもないのは、私は原発を止めても電力に問題が出ないという根拠もなければ、停電しても良いという覚悟もないからですよ。私は原発を止めることによる問題から目をそむけただ止めればよいという考えは間違えていると思います、原発を止めても多くの問題はそのまま残るし、止めたことによっておこる新たな問題もあります。まず一つ、現在多くの原発は停止状態にありそのため電力の大半を火力に頼っています、火力が限りある資源を使用していることはお分かりですよね、日本は新たに石油を利用した火力発電所を作ることはできません、作るなら混合燃料になるのですが・・・これも無限なわけではないし、CO2排出の問題もあります、以前にも日記に書きましたが原発が増えた背景にはこのCO2と天然資源の問題があるのです、いずれは原発にも火力にも頼らないエネルギー作りが必要になってくるのですよ。その中で我々はよりベストの選択をしていかなければならないのです。原発を稼働することによるリスクはもう嫌というほど解ったでしょう。では、止めることによるリスクは無いのか?ということです。原発稼働によるリスクだけを論って、止めることのリスクには目を向けない、ましては原発立地自治体の現状になど興味もない・・・こんなことで原発を廃止などできるはずがない。福井県の大飯原発は現在稼働の方向に進んでいます、このままいけば全国の原発も右ならえでしょう。本気で原発を止めたいと思うのなら、止めることによるリスクから目をそむけてどうするのです、その議論を無しに原発は止まりません、リスクを理解したうえで、ならどうするのか?、を考えねば絶対に前には進まない。電力が不足する、ならそれを賄う方法があるのか?、それとも停電する覚悟はあるのか?それとも不足しない根拠があるのか?代案も覚悟も大丈夫であるという根拠もなくただ反対する、これでは駄々をこねる子供と一緒・・・原発立地自治体の問題はどうするのか?、「そんなものは知らない」それでは虫が良すぎる・・・そんなことを各自治体の知事、市町村長が、住民に説明できると思いますか?原発立地自治体は直接原発と関係していない宿や商店までも原発を中心に回っているのですよ、原発が止まればその地域の産業が止まるのです、本当に分かっているの?進むべき道、代案がなければ、その地域の人はたとえ原発稼働によるリスクがあっても賛成に回るしかないのですよ。その現状を解っているのですか?リスクから目をそむけ都合の良いことだけをいくら論っても無駄です、きちんとリスクに目を向け、議論がされない限りこの原発再稼働の流れを止めることはできない・・・言っておきますが私はどちらかと言えば原発には反対です、ただ・・・この状況では一時再稼働はやもうえないかもしれませんね。大丈夫だという根拠もなければ、原発に代わる即電力供給できる代案もない、停電して産業が停止する覚悟もないのですから・・・反論は大いに受け付けます、123さんも詠んだらぜ~ひコメント下さい。この日記は本人からのコメントがありその真意が分かり、削除するのが妥当であろうと判断した場合にはその一部または全部を削除いたします、あらかじめご了承ください。ではまた・・・
2012年06月01日
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数日前、妻の祖父が亡くなりました、80才を超えており大往生と言えるかもしれません、死は生きとし生けるものすべてに訪れる絶対の存在ですこれから逃れることは不可能・・・末期癌の宣告を受けており、昨年末に体調を崩して入院、覚悟はしておりましたが・・・いろいろあって書こうと思っていた日記が全く書けていません、今日はそのうちの一つ小さな命について書いてみようと思います。実は野良猫の餌やりについて「餌をやるなら飼ってあげて」という旨のコメントをブロ友さんの日記に残したら、「レベルが低い」と叱られコメントも削除されてしまいました。こんなやりとりをしていたら昔飼っていた猫の「ミコ」を思い出しました、黒の虎猫で捨て猫でした、当時バイトしていたスーパーの物置にまだ目も開いていない子猫が3匹捨てられていました、見るに見かねてバイト仲間3人で1匹づつ持ち帰りました、「ミコ」はこの捨て猫の中の1匹です、父は意外にも飼うことを許してくれました、最初は一人でミルクを飲むこともできなかったこの子もやがて成長し成猫となりました、この子は避妊させました、実家では複数の猫を飼うことはできなかったからです。この子を捨てたのはバイト先のスーパー近くの猫屋敷の方だとその後人づてに聞きました、自宅で無計画に野良猫に餌付けし繁殖させ、増えすぎて困るようになって今度は捨てたようです。猫というのは意外に繁殖力が強く生涯で十数匹の子猫を生みます、無計画に繁殖させるととても困ったことになる危険性を多分に含んでいます。野良犬の数はここ数十年減少傾向にあり捕獲される野良犬の数は1970年代には120万頭近い頭数だったものが近年では10万頭近くまでに減少しました、一方野良猫は横ばい状態が続き一向に減少する兆しは見えません、放し飼いの多い猫は野良との境界線が曖昧であるということもあります、保健所は野良犬は捕獲しますが野良猫は捕獲しません、にもかかわらず処分される猫の数が十数年ほど前に処分される犬の数を上回るようになりました、一般の人に捕まえられて保健所に連れ込まれた猫の数が捕獲された野良犬の数を上回ったのです(原因は野良犬の数は順調に減っているのに対し野良猫は全く減少していないからです、猫の数が増えたわけではないので誤解なきように・・・)、実際に生息している野良猫の数が野良犬の比ではないことがよくわかります・・・。飢えた野良猫がかわいそうに見える気持ちはよくわかります、ならこの処分される犬猫達はかわいそうではないのでしょうか?犬猫の殺処分の方法をご存知でしょうか?多くの自治体ではコストの安い二酸化炭素を利用したガス殺によって処分しています、これは安楽死とはちがいます苦しみを伴う殺害方法です、処分した犬猫はそこから機械的に焼却炉に落とされ焼却処分されます、呼吸量の少ない子猫、子犬の中にはガス室では死にきれず生きたまま焼かれ、多大な苦痛を味わって死ぬものもいるのです。これはかわいそうではないのでしょうか?現在殺処分される犬猫の頭数は犬で約10万匹、猫で約20万匹です(年間)。このかわいそうな犬猫たちを救うためにはまずは捨てないことです。そして飼えなくなったからといって保健所に持ち込まないこと、次の飼い主は責任もって探してあげてください、保健所に収容されたペットが次の飼い主を見つけ生き残る可能性は10%もないのです、9割以上の犬猫は最終的に処分されます、特に犬の場合捨てるということは殺しているのと同じことと思ってください。猫にだっていずれ同じ運命がこないと誰が言い切れるでしょう?。野良猫に同じ運命を辿らせないためには飼い主が明確でない猫の頭数を減らす必要があります、光君を飼ってみて気付いたこと、ペット禁止の公園が意外に多い、これは飼い主のモラルの低さが招いた事態です、飼い犬の糞尿の始末もできない、野良猫の餌付け禁止も同じこと、あげる側のモラルの低さが招いた事態です、毎日餌をあげる余裕があるならもう一歩進んで、予防接種を受けさせ、避妊去勢の手術をして上げてください、それが飼い主になってあげてという意味です、一人では無理ならグループで地域猫の活動を始めるという手もありますなにも家に閉じ込めて一生面倒見ろと言ってるわけではない、餌をあげるなら猫の頭数を管理しトラブルを回避する責任の一助を担ってくれと言っているだけですそんなに理不尽で無理無謀なことですかね?人が面倒みてあげなければ生きれないのは猫だけではありません、犬だって一緒です、野良になる道が残されているだけ猫の方がまだ幸せかもしれません、犬は生きることすら許されないのですから・・・かわいそうという感情に流されるのではなく、広い視野に立ってもう一度今の野良猫を取り巻く環境を見てください、ルールを批判し、無視する前にそのルールができた背景に目を向けましょう、相手の言い分に耳を傾け、歩み寄りの道を探しましょう、でなければ進展はありません、行き着く先は冷たいガス室の中・・・我が家の「ミコ」は捨て猫でした、けれど野良猫ではありませんでしたよ、我が家の大切な飼い猫でした・・・最後に地域猫の活動を誤解している方も多いようなので参考までに・・・地域猫の活動というのは地域の人が集まって野良猫にえさをあげる活動では断じてありません(そのような似非地域猫グループがないとは言いませんが・・・)、地域猫の活動というのは地域の人たちが集まって飼い主のいない猫を管理し、トラブルを解決する活動です、その中に餌やりが含まれているだけです。猫に避妊手術を受けさせて頭数を管理し、予防接種を受けさせて病気の管理をする、糞尿の始末をし、地域の住民とのトラブルを解決する、飼い主が行うべき義務を皆で共同で行う活動です、餌だけあげてあとは知らないという活動ではないことだけはお間違いなきように・・・書き忘れたので追加です、私のブログは反対意見大歓迎です、私は反対意見、賛成意見、中立意見全てに返信コメントを書きます、本人から削除の依頼がない限り基本的に削除はいたしません、エロブログの勧誘などの明らかに別の目的があるコメントは削除しますけどね。好きなことを書いてください、最も反論はいたしますよ~返信でね。猫の話題が中心だったので・・・最後は猫ダンス・・・ではまた・・・
2012年02月17日
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少し前のブロ友さんの日記がずっと気になっていました。その時は詳しく調べる時間もなくなんとなく流していたような気がします。先週末特に出かける用もなく家にいたので何気なく調べてみました、気になっていた日記というのは、野良猫に対する餌やりに対する是非を問う日記でした。改めて考えてみましても私の見解としては反対という結論です。動物に餌を与えるという行為は飼い主としての責任を伴う行為であると思います、これはまずは餌をやる側のモラルの問題、公共の場で野良猫を集め餌を与えるのであれば最低限、呼び集めた猫の糞尿の始末、食べ残した残飯の始末は義務として行うべきものであると思われます。又、予防接種など一定の健康管理を行っていない野良猫は、伝染病のウイルスを持っている可能性も否めません、このような猫を1か所に呼び集めることは、これらのウイルスを蔓延させる要因ともなりえます、これは人間に対する被害というより猫に対する被害の方が深刻です、一般に家猫の寿命は十数年ですが、野良猫の寿命は4~5年ほど、この要因は餓えや寒さより、病気にかかって死ぬ猫の方がはるかに多いようです、一方でブロ友さんの日記にもありましたが地域猫という動きもあります、これは地域で特定の飼い主の買う飼い猫以外の猫の一部に餌を与え管理しようという動きです、これには賛成です。では野良猫に対する給餌を行う行為と地域猫の動きは何が違うのでしょう、地域猫というのは、地域の猫好きの方が集まり、一定の場所で餌を与え、糞尿・残飯の始末をし、個々の猫を個別に管理し、場合によっては各種予防接種を受けさせ、避妊・去勢の手術も費用を皆で負担しあって行っている猫です、地域猫は地域の猫好きの方々が共同の飼い主であり彼らが飼い主としての責任を果たしています。私は猫が嫌いなわけではありません、ただ餌を与えるのであれば飼い主としての責任も合わせて負うべきであるというのが私の見解です、家猫というのはネズミ避けや愛玩動物として交配繁殖させた猫であり、野生の山猫とは違います、これは犬も一緒です、狩猟や愛玩のために改良された犬は野生動物とは程遠い習性を持っています、批判されるべきは野良猫に対する餌やりを禁止する行政に対してより、むやみに飼い犬、飼い猫を捨てる飼い主の方にこそ向けられるべきものでしょう、この件に対して行政が行うべきことは飼い猫も登録制にし、個体を個々に判別できるようにすること、そして飼い犬、飼い猫を捨てたものに対しては厳罰をもって対処することです。ペットとの相性は飼ってみなければ分からないもの、こんなはずではなかったということもあるでしょう、相性が悪かったとしてもせめて里親に出し次の飼い主を見つける、ここまでは最低限の飼い主の義務です。犬や猫にも感情があります、捨ててはいけません、ゴミではないのですから・・・願わくば、すべての犬・猫が適切な飼い主の下幸せに暮らせる日が来ることを切に望みます。最後に愛犬光君の写真を・・・おもちゃが見当たらない光君は鼻をクンクン・・・息子のベットに飛び乗って枕の下を・・・どうやら息子が枕の下に隠したようですね。元々、嗅覚獣猟犬のミニチュアダックスフンド、臭いで物を探すのはお手のもの・・・そんなとこに隠しても無駄ですね~すぐに発見・・・今日は硬い内容の日記になったので・・・動画は軽めに・・・
2012年02月07日
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もしも4か月と1日前、3月10日に戻れたら何をしますか?避難を呼びかける・・・誰も信じてくれないでしょうね~誰ですか災害援助物資買い占めるなんて言ってるのは、ダメですよ~、けど私も買い占めるかもしれない、そしてその日のうちに被害を受けるであろう地域の避難所となっている施設に送ります、不足すると分かっているものを匿名で「災害対策物資としてお使いください」というメッセージを添えて・・・(送り返されると困るので・・・)被災地に行くという手もありますがきっと現場にいても役には立たないでしょう、5か月前、2月11日ならどうでしょう、何が出来ますかね~原発を止めるのは1月前でも間に合わないかもしれませんね~ひと月前なら何ができるかな~8か月前、昨年の3月11日ならどうでしょう、1年あれば何が出来ますかね~原発の危険性を訴えてなんとか福島第一原発を停止する?、現実世界にはifはありません、過去に戻ることはできません・・・この震災で死亡した多くの方々、死亡の確認すら取れない方々も含め、亡くなったすべての人のご冥福をお祈りしましょう、そして被災地の一日も早い復旧と復興を皆で願いましょう・・・ちょっと硬い内容になりましたね~私らしくない?・・・え、自由自在に過去に戻れたら?、そりゃあ当然、ロト6でひと儲け・・・みなさんなら過去に戻る能力があったらどう使いますか?、まじめな答えも、おふざけな答えも、どちらも受け付けます。ではまた・・・
2011年07月11日
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昨日の日記・・・光君が飲んだ日本酒・・・答えは「一ノ蔵 ひめぜん」でしたShu君さんに、とまはるじさんお見事です、実は酔狂はこれだけに留まらず・・・小学校5年生の息子にも飲ませようと試みました・・・以下そのやり取りです・・・「お父さんまたお酒・・・」「お前も飲むか?」「いらな~い」「ちょっとなら飲んでもいいんだよ~」「お酒は二十歳になってから・・・」「これは米ポンジュースだから飲んでもいいんだよ~」「米ポンジュースなんてないもん」はい失敗・・・うーん息子の方はなかなかうまくいきませんね~新潟では盆暮れ正月とお祭りの時は未成年でも酒飲んでいいことになってるんですけどね~え、そんなことはない・・・、そうでしたっけ・・・おかしいな~それに今は盆でも正月でもお祭りでもない・・・はい、正解・・・皆さんお酒っていくつぐらいから飲み始めました?・・・お正月のお神酒くらいは小学生で飲みませんか?・・・、これ新潟だけかな~で、だいたい中学生後半から高校生くらいで二日酔いというものを経験する・・・そんでもって、20才そこそこの時は自分が酒に強いつもりになっていて、社会人になって化物のように飲む方々にあって、セーブしながら飲むということを覚えていくんですよね~酒は吐きながら強くなると言いますが、そんなことはないですよね~、経験で自分の限界が分かるだけですね~、そうすると限界以上飲まずに周りのペースに合わせられる手段を覚えていくんですよね~私が社会人になってものすごーく酒が強い人たちの中に入って、覚えたこと・・・ある意味最終手段ですが・・・酔っぱらう前に酔わせてしまえ~、ひたすら酒を注ぐ・・・自分が酔う前に酔わせてしまうんですね~いくら酒強いといったって、私が飲む量の3倍飲ませりゃ酔っぱらうでしょ・・・もっとも、通用しない化物もいましたが・・・で、酒の日記ばかり書いていると飲まない人もいますので・・・昨日から本日にかけて自殺について書かれているブロ友さんがおられました・・・(その人が自殺考えてるわけじゃありませんよ~あくまで題材です・・・)自殺するくらいなら、死ぬくらいならほかに方法があるでしょう・・・人の命は尊いもの・・・、そう思いますよね、私もコメントにそう記載しました・・・けれど、他に方法が思いつかないから自殺するんですよね~、死んだ方がましだと思えるから自殺するんですよね~で、そんな人にアドバイスを・・・「お逃げなさい」・・・死ぬくらいなら、逃げなさい・・・たとえば仕事で取り返しのつかないような失敗をしたとしますよね~なーに命までとられやしませんよ~、最悪でも会社首になるくらいが関の山です、死にはしませんて~借金で首が回らなくっなったとしますよね~自己破産でもすればよろしい、これも命までとられやしませんよ~生活が苦しい、仕事がない・・・うーん困りましたね~、まずは生活保護を受けることを考えてみましょう・・・無責任なようですが、思い詰めて自殺するよりなんぼかましですね~生きているからこそ過去の過ちを取り返すことができるんです、死んでしまうくらいなら一度その責任から逃げなさい、人間は死んだら生き返ったりはしないんですよ、ゲームじゃあるまいし・・・死後の世界・・・そんなものありゃしません、誰か見てきた人でもいるのですか?人間は死ねば腐り土に帰るだけ、それが自然の摂理です、死んだ者は生き返らないんです。だからこそ、命は尊い物であり、大切にすべきものなんですよ~今日の日記・・・後半部分の非難は承知の上です、けどね死んだらいけませんね~命は尊いんです・・・ではまた・・・
2011年06月21日
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もしも、働かなくても一生遊んで暮らせるくらいのお金があったとしたら、働きますか?・・・本日はお仕事、まだ出張中です・・・で、先の質問・・・、働くかな~、多分働かないかな~どうでしょう?・・・、働くとしてもまともには働かないかも・・・きっと、利益なんて上がっても上がらなくてもど~でもよくて、世間体のために、趣味で仕事初めて(アウトドアショップとか・・・)それで終わりにするかもしれませんね~張り付けた写真は、宿泊中のホテルから外を写した写真です、もしも一生遊んで暮らせるだけのお金があったら・・・まずはキャンピングカーでも買って、のんびり日本中を旅しようかな~学校の夏休みでも利用してね・・・今週はなんだか気が乗らなくて、日記の更新もてきとーでしたね~しかもおかしな日記ばっかり・・・昨日もほとんど何もせずに寝てしまいましたので・・・これからいつものブロ友さんのところにでもお邪魔しようかと・・・ではまた・・・
2011年06月18日
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昨日以来の原発についての日記について、複数の方からソフトバンク 孫 正義社長の記者会見を見るようにとのご指摘がありました、約2時間の会見(質疑応答含む)じっくりと見させていただきました、クリーンエネルギーも著しい進歩を遂げていますね、大変参考になりました、日本の電力が原子力に偏った原因の一つは補助金なんです、クリーンエネルギーの開発には原子力発電の開発ほどの補助金が出ないというのが現状なのですね、そのため開発が進まないという現状もあるのです、で、原子力発電全廃の論点をもう一度確認したいのですが?今皆様が求めている全廃は、今稼働している原発も含め全てを停止するということがご希望なのでしょうか?それとも新規の原発の建設を止め、40年を過ぎた原発を随時廃炉にしていこうというのでしょうか?、後者であれば、現状の原子力発電の研究に関する補助金を廃止し、それをクリーンエネルギーの開発に関する補助金に充てればよいでしょう、今回この会見を見た後での感想としては、大賛成ですね、そうあるべきでしょう。前者であれば、現実的には現状は30%ほどの電力をまかなっているわけですから(関西電力に至っては約50%)大きなリスクがともなうことは間違いないでしょうね。いずれにしても、大事なことは2つ、1つは知ることですね、http://www.ustream.tv/recorded/14195781?lang=ja_JP今回話題となったソフトバンク孫 正義社長の会見はここで見ることができます、公式の会見の映像ですからここで紹介しても問題は無いでしょう、他にもよく見かけるものですと、多くの原発の建設に現場監督として携わった方の告発文なども・・・、こちらは建設、メンテナンス段階での問題を指摘しています、今は多くの情報があふれています、一つの情報に頼るのではなく、複数の情報を総合的に判断することをお勧めしますが、これも貴重な情報の一つですね、ぜひご覧ください。2つ目は意志表示することですね、地域の方が反対の声を上げること、新潟でも過去に巻原発を建設するという計画がありました、これは住民投票にまで発展し、結果として巻原発は建設されませんでした、反対の意思表示ははっきりと行うべきでしょうで、改めまして、ご意見を募集します、反対意見も大歓迎ですそれによって発生するであろう問題も募集します、大いに議論し、ノーと言える土台を作りましょう。ただこういう話題はコメント少ないんですよね~、ではまた・・・
2011年04月30日
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昨日の日記を書いたあとも専門機関のホームページや他の情報サイトで情報を・・・どうやら廃炉にしてもいろいろと問題は残るようですね、廃炉にしても残る問題・・・原子炉の処理の問題、原子炉には多くの水が使われています、発電を止めても水による腐食を防ぐため、なかの放射性物質が半減期を迎えるまで発電している時と同じように水を循環させ続ける必要があります、さらに運転中と同様のメンテナンスも必要となります、つまりは水の循環メンテナンスに関しては運転中と同様の費用がかかるということですね。次には放射性廃棄物の問題、低レベルの放射性廃棄物であってもドラム缶1本分の廃棄物の隣では5時間で致死量に相当する放射線が発生しているそうです、これがプルトニュウム抽出の為の高レベル廃棄物となると小瓶1本分であっても数分で致死量に相当する放射線を発生させているそうです、プルトニュウムの半減期は300年、何世代にわたって廃棄物を管理し続けねばならないのでしょう、この問題は発電を続ける限り永遠につきまとう問題ではありますね、プルサーマルについてはそもそもプルトニュウムはウランとは比較にならないほどのエネルギーを発生させます、それを通常の原子炉でおこなうのは石油ストーブにガソリンを入れるようなものだそうです、う~ん、こうして問題点を見ていくと原子力には先が無いように思えてきますね~、原子炉は運転を止めても多大な経費をかけて水を循環させ、メンテナンスを続けなければならない、廃棄物に至っては孫、曾孫の代その先の先まで管理し続けなければならない、こんなことが本当に可能なのだろうか・・・今発電を続けている多くの原子力発電所、この運転を継続すべきか否か、皆さんはいかに判断されますか、停止するという決断をした場合は当然以前この場でも議論したようなリスクは付きまといますが・・・皆さんのご意見を求めます、そうではない今の原発は安全なんだという反対意見もあれば同時に受け付けます、一方だけの意見に耳を傾けるのはとても危険なこと、両方の意見を聞くことは大事なことです、反対意見を排除したりはしませんので反対意見もどんどんお願いいたします。連続して暗い話題となってしまいました、撮りためた光君の写真がありますので後でアップしますね~ではまた・・・
2011年04月30日
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いつもコメントくださる悠々愛々さんから浜岡原発3号機の7月度運転再開について問題提起がありました。私は分からないことは調べることにしています、で、浜岡原発について調べてみました。浜岡原子力発電所は静岡県御前崎市にある中部電力の発電所で、1~5号機まで5つの発電施設があり2009年1月に1・2号機は運転終了、その代替えとして6号機の建設が予定されています、場所は何度か横を通ったことがありますので知っていましたが・・・で、問題の3号機の耐震設計はどのようになっているか地震に対しての想定は600ガル(ガルは振動加速度の単位です)津波の想定は8mですただし地震に対しての想定は中越沖地震の時の柏崎刈羽原発の受けた振動が993ガル、それを受けて2007~行われた工事により1000ガルまで耐えられるよう改修済みとのこと、にしても中越沖地震と同等の揺れを受けた場合余裕は7ガルしかありません津波に対しては東日本大震災の津波被害を受け2~3年中に高さ4mの防波壁を作ることが発表されていますが(海抜12m)、いったん海水が浸水していまった後の対策案はなにも提示されていません、しかもこの改修はどう考えても運転再開までの間には間に合いません。さて、とりあえずはここまでで皆さまは地震・津波に対する対策は十分であるとして納得するでしょうか?では次になぜこのような基準となったのか、原子力発電所の耐震基準は建築基準法の3倍となっています浜岡原発の場合、過去の地震安政南海地震のデータがもととなっています安政南海地震は450ガルであったとされています、地震に対してはこれが基準となっています、なので1・2号機の地震想定は450ガルです(すでに運転終了、廃炉手続き中)現状想定される地震東海地震のマグニチュードは東海地震単独で発生した場合M8震度6~7、南海地震と連動して発生した場合M9が想定されています(安政南海地震は東海・南海連動型)津波に対しては津波が斜面を駆け上がった跡から推定して過去の最大は海抜6m、全てこの地域で起きた過去の災害がもととなっており今回の地震のようにその地域で過去にない規模のものとなると想定外となるのですね、で、中越沖地震、東日本大震災など想定外の事態が発生するとあわてて対策として改修を行うということとなるわけです、私は必ずしも原発絶対反対というつもりはありませんでした、今の日本の現状からすれば必要と言えなくもありません、しかしそれは、万全の安全対策がなされていることが大前提です、浜岡原発の構造は原子炉建屋とタービン建屋をつなぐ配管がどうしても脆弱となり、構造上この配管を損傷すると冷却水を失いメルトダウンを起こしかねないとする説もあります、原子力発電所の事故特に放射能に関するものはあってはならない事故です、万全に万全を期して臨むべきです、皆さまは原子力発電所の安全基準どう思われますか?、今日本には全国17ヶ所に50基以上の原子炉があります、無関係といえる方は少ないでしょう、わたくしも、新潟ですから柏崎刈羽原発からは遠からぬ位置に暮らしております、安全基準を見直す時に来ているのではと思いますが、皆さまはいかにお考えでしょうか?
2011年04月29日
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一年ちょっと前にスピード違反と走行区分帯無視(追い越し車線走りすぎ・・・)で捕まり免許停止まであと2点・・・なんとか一年間無事故無違反で過ごし点数も元通り・・・現実に即していない制限速度・・・とってもうっとおしい。40km制限の道路制限速度通り40kmで走ったら渋滞が発生しますよ~捕まった腹癒せに言うわけではありませんが、そんなにスピード違反を減らしたかったら国内で販売される車全てにリミッターの装着を義務づけるべきですね、日本は高速道路でも100kmが上限、言いかえれば100km以上出せる車は必要ないでしょ、で、個人でリミッター外したら違法改造で取り締まればよい、普通の車のスピードメーターは180kmまでありますよ、上限100kmまでならそんなメーターも必要ない、(もっとも目一杯アクセル踏み込んでも180kmも出ない車も多いですが・・・)何のためにメーター180kmまであるんでしょうかね~個人でサーキットにでも行けというのでしょうかね~そんな人めったにいませんよ~どうせ日本の産業の中核を担う自動車業界には逆らえないのでそんな規制は行われないのでしょうが・・・もう一つ不服なのは罰金の金額・・・たとえば同じ1万円でも私のような薄給の人間の1万円と年収数千万・数億の人の1万円では価値が違うと思うのですが・・・罰金が違反に対するペナルティーで、反省を促すためのものであるのなら、アメリカのように年収の何%とすべきですね、でなければ罰金は高額所得者に反省を促す痛みは味わわせられませんよ今の制度は単にお金を回収するためのシステムでしかありませんね~何が交通安全週間ですか、その間だけ安全運転すればいいてものでもないでしょうが、アホらしい、デパートやスーパーの春の何とか祭りと一緒、単に売上(罰金)を上げたいだけでしょうがバカバカしい、「春の罰金回収祭り」に名称変更してくださいだって彼ら取り締まりにノルマがあるんですよ、じゃあ皆が本当に安全運転をして違反者が一人もいなくなったら、そのノルマどうするの・・・もっともそれを取締しているおまわりさんに言ってもしょうがないですが・・・彼らも組織の人間、組織の決定・方針に従ってるだけですから・・・今日の日記は1年前の愚痴日記でした・・・ではまた・・・
2011年04月23日
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東電社長清水氏の会見と、菅首相の会見を聞いて、全く先が見えないというイメージしか持てないのは、私の見方が悪いのでしょうか?具体的な対策が全く見えない、すでに地震から1ヶ月・・・いったい今までなのをしてきたのでしょう放射能汚染に対する補償、風評被害に対する補償、放射性物質の拡散はいつおさまるのか、付近の住民の方々はいつ戻れるのか、何一つわからない、福島第一原発の事故ついには「レベル7」、事故レベルは上がり続けるが政府、東電の信用は下がる一方です、いったいあの会見で、彼らは何が言いたいのか?「私はできる限りのことをやった、私のせいじゃない」と言いたいとしか思えない、彼らに事態を収拾する気はあるのだろうか・・・責任を押し付けあっている場合でもないでしょう、あなた方は会社のトップであり、国のトップであるのですよ、すべての責任は、トップにあります、ここに逃げ道はありません。逃げ道の準備をするのではなく、逃げ道を絶って背水の陣で事態の収拾に全力を尽くす、これが、皆が望んでいる道です、ぜひ本道にたち戻ってほしいものです。ここ数日大きい余震も続いております、皆様もお気を付けください、油断禁物ですね、暗い話が続きますが、明るい未来を信じましょう、明けない夜はないのですから・・・ではまた・・・
2011年04月13日
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福島の風評被害に関するコメントをいくつか見ていました、怒りをおぼえるような内容のもの、心温まる内容のものいろいろとあるようです、その中で福島の風評被害に対する愚痴に対し、同じ福島県の方がこうコメントされていました、東北が過酷な状態であることは、ネットでくどく書かなくても十分報道されています。福島に対する差別発言は顔が見えないネットの世界なので、そういうことを面白半分に書く奴がいるのは仕方ないから、無視するしかない。ネットで誹謗中傷が読める状態にあるだけでも、まだ幸せだと思ってください。いや、暇だからできるのかもよ。自分は今日書き込んだら、このあと書き込む時間ない。東北に戻ったらボランティアに参加するかもしれないです。被災県に住んでて女々しい書き込みしてる人達はボランティアでもしたらどうでしょうか。すぐにかけつけられる場所にいるのだし前後の文章は省略しましたが、この文章の前後で、風評被害のなか物資を運んでくれる人もいる、救助に来てくれる人もいる、愚痴を言う前にやれることをやりましょう、というようなことが書かれていますちょっと過激な書き方をされていますが、「いじめないで」「差別しないで」と訴えるのではなく自らが自立し差別されないように強く生きようと訴えておられます。とてもまっすぐな人なんだろうなと思い、目頭が熱くなりました、きっとご苦労もされているでしょうに・・・一方で風評被害を増長するような書き込み、目を疑いたくなような誹謗中傷も確かにあります、こちらは気分が悪くなりますので具体的な掲載は控えさせていただきますが・・・私は福島に住んでいるわけではありませんが、ここで一つはっきりとさせておきたいことがあります、福島第一原発はどこの発電所なのでしょう?そこで作られている電気の多くはいったいどこで使われていたのでしょう?福島第一原発は東京電力の発電所です、福島は東北電力の管轄地域であるにもかかわらずです、インターネットの書き込みに「福島のために関東が被害を被っている」というような書き込みを見つけましたそれも多数・・・、なにを言っているのですか?首都圏の電力を確保するために作られた東京電力の発電所が、この地震で事故を起こしたために福島が被害を被っているのです、この点をはっきりと認識してください、それでもなおあんな書き込みができるのでしょうか?最初に紹介した福島の方のコメントと比べれば、わたくしの日記も暇人の愚痴にすぎませんが、あまりにも自分勝手で的外れな書き込みは見るに堪えません、また攻撃的な日記となってしまいました、お詫び申し上げます・・・ではまた・・・
2011年04月02日
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この未曽有の大災害を受け被災した発電所の停止、特に福島の原子力発電所の問題は電気の供給という面において非常に大きな痛手となっています、各電力会社の中期的な電力源の確保としてはやはり火力発電によるものとなりそうです(まだ問題はあるようですが・・・)では長期的な計画としては何が望ましいのでしょう?、現在、電気事業連合会の統計上2009年のデータで 火力発電所総数160施設 最大出力122347438kw 原子力発電所総数15施設 最大出力 46230000kw 水力発電所総数1163施設 最大出力 34897634kw 新エネルギー総数17施設 最大出力 494950kwです火力発電も、最新のものは発電効率が格段にあがています、従来の汽力のみに頼る発電方法(お湯を沸かし蒸気によりタービンを回す方法)からガスタービン(燃焼によって発生するガスでタービンを回す方法)を併用したコンバインドサイクル発電というものが開発され、発電力は50年前の2~3倍となっています、つまり同じ量の燃料でも50年前の2~3倍の電気を作り出せるということです。それでも燃料の多くは化石燃料に頼らざるを得ないということに変わりはありません、電気を起こすということは単純にいえばタービンを回せばよいのです、その方法として蒸気の力を利用しているわけですね、タービンを回せれば、お湯がわかせれば、電気は起きるということですね、で、何か新しい発想で、安定した電力を起こせそうな物って無いですかね~実は以前の問いかけに「青年男女の夜の営みのエネルギーを転換できればエネルギー問題は永遠に解決しますよ」というような面白い回答もいただきました、実は振動発電というものもありまして・・・、振動の力を電気に変えるというものですね、上記エネルギーも、ベットの下に振動発電の機械を取り付ければ、微力ながら電気を起こすことができます(真剣に考えることかという突っ込みはやめましょう、笑)参考までに、太陽光発電と風力発電がいまいち普及しない原因は、太陽光発電は半導体を必要としその半導体の作成に大きな費用がかかるから、風力発電は日本には風力発電に適した安定した風が常に吹いていて、風車の起こす騒音の影響の少ない場所が少ないから、というのが原因の一つですがけどどちらも根本的な問題は、発電力が弱いんですね、まとまった量の電気を作り出すためには、膨大な土地が必要となるんです。まあ今回は自由な発想でおバカな発電方法をまじめに考えてみませんかということです、たとえば・・・各スポーツジムにある自転車をこぐ機械あれだって電気起こせますよ~極端なことを言えばハムスターの回し車だって電気起きます(もっともその機械作るための電気の方がかかりそうですが・・・)基本的には回るもの、お湯が沸かせるものなら電気は作れますよ。ということで、何かありますかね~今回は軽い気持ちでどうぞ・・・何だかこの手の話題もシリーズ化してきましたね~ではまた・・・
2011年03月27日
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この未曽有の大災害による原発事故、今後原子力推進派は影を潜め、反原発という動きがおこることは容易に予想されます、仮に原発反対が強まり、脱原子力という動きとなった場合、どうなるのでしょう、最初に言います、わたくしも分かりません、ただ、大きな転換を求められることは間違いないでしょう、それは少なくとも節電で済むような問題ではありますまい、現在原子力でまかなっている電力は約30%、この電力を無いものと仮定すれば、単純に30%の電力削減を行う必要があります、ここで心配なのは日本は工業国であるということです、果たして成り立つのでしょうか?・・・、仮に規模を縮小して成り立ったとしても大幅な人員削減が必要となることは間違いないでしょう、雇用の調整も必要となります、それと・・・この便利な社会になれてしまった我々日本人が、さまざまな制限の出る不便な暮らしに果たして耐えられるのでしょうか?、原子力を捨てるという決断をした場合、それは短期間の話ではなくなります、長期にわたって電力が不足するわけです、新たに効率が良く、クリーンなエネルギーが開発されるまで続くわけですから・・・しかも国内では電力が不足した状態での開発となりますから現在のような恵まれた環境下のようなペースでは開発は進みません、何年、何十年かかるか分かりません、その間、我々は耐えられるのでしょうか・・・私は別に原発に賛成しているわけではありません、脱原発、原発廃止にはかかるリスクもあるということです、しかもその決断は、すごく先にある話ではありません、福島原発の再起が難しいとなれば、すぐにもかわりとなる電力の供給元が必要となります、そこで我々は、選択を求められることとなるのですから、火力発電に頼るという方法もありますが、火力発電にも問題はあります、CO2の問題、燃料高騰、枯渇する天然資源の問題、今後のエネルギーについて真剣に考える時が来ていると思うのですが、皆さんはいかにお考えでしょう・・・広くご意見を求めます・・・私としても、日帰り温泉にでも行って、いつものようなばか話でもしていたいところなのですが、この状況下、考えさせられることは山ほどあり、大好きな日帰り温泉にもなかなか行く気にならない、まずは一日も早い復旧を、復興を望みます、一日も早い原発事故の終息とともに・・・ではいつものご案内・・・ポイントでの義援金はこちら。【期間限定楽天ポイントでの決済OK】緊急災害募金2011年3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地...価格:1円(税込、送料込)失効間際の期間限定ポイントや、不要なポイントをお持ちの方は是非、ではまた・・・
2011年03月20日
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以前紹介したスノーピークが本日の三条新聞(地方紙)に載っていました、かなり大きな記事です真ん中に写ってるのが同社の社長です実に1000点以上の寝袋が届いたそうです、遠くはオーストラリアから送ってきた方もいたそうです、(社長が持ってる寝袋がそれ)その下に写ってるのが、同社社員のボランティア隊、実は被災地に、何の装備もなくただ行っても足手まといになるだけなんですね、食い扶持を潰すだけです、気持ちだけではどうにもなりません、それなりの覚悟と装備が必要になります。その点、彼らはベテランキャンパー、自分の衣食住は自分でなんとかできるわけです、さすがはアウトドアメーカー大手ですね・・・それはさておき、ある方のブログで、いわき市の悲痛な叫びがのっていまいた、食料もない、病院に薬すら届かない状況なんだそうです、各病院、避難所との連携をもっと密にしてほしいものです、コミニケーションをとる手段がないのでしょうか、連絡が取れない状況なのであれば、ヘリコプターか何かで、物資と一緒に無線機を投下するとか、方法はあると思うのですが・・・各被災地の情報不足が言われていますが、本当に情報を収集するつもりがあるのだろうか・・・と疑いたくなる部分もありますね・・・こういう事態です、不要なところにいらないものを送っても仕方がないし、逆に切羽詰まった状態の所は優先的に物資を回さなければ、大変なことになります、大変なのは分かりますが、きめ細かな対応を期待したいですね・・・追記しますこの記事につきましてはその後、いわき市だけが特別ではない、というご批判もいただきました、確かに事実の分からない状態でそのまま流した私が不用意でした、(物資が不足しているのは事実です)被災地全般で物資の不足が起きているのは事実でしょうが、特定の地域をあげるべきではありませんでした、大変申し訳ありませんでした、この記事は教訓も含め、お詫びとともに残しておきます、ブログに書くというのも難しいものですね~コメントの方もぜひご覧になってください、実に冷静に分析された上で、的確にご批判されています、返す言葉もございません、ただただ、お詫び申し上げるだけです、ではいつものご案内・・・ポイントでの義捐金はこちら。【期間限定楽天ポイントでの決済OK】緊急災害募金2011年3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地...価格:1円(税込、送料込)失効間際の期間限定ポイントや、不要なポイントをお持ちの方は是非、ではまた・・・
2011年03月19日
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今、東京電力で深刻な電力不足に陥っています、原因はご存じのとおりです、この機会に電気について考えてみませんか、と、言っても私も詳しいわけではないので、ネットで調べたりなんかしてみました、現在日本の主力となる発電方法は、火力発電です、約60%を占めています、次いで原子力、約30%、水力が9%です、つまりほぼ99%はこの3つで占められているんですね、クリーンエネルギーと言われてる風力や太陽光は1%にもなりません、これを念頭に置いて、それぞれの発電方法のメリットデメリットを・・・まず火力発電簡単に言うとお湯を沸かしてタービンを回して発電する方法ですね、基本的にタービンが回れば電気は起きます、これはどの発電方法も基本的に一緒、で、タービンを回すもっともポピュラーな方法がお湯を沸かして蒸気の力で回す方法です、お湯を沸かすわけですから、当然火で沸かすという発想は出てきますよね、これが火力発電、メリットは容易に電力の調整が出来ること、電気が余れば燃やさなければいいだけですから・・・、デメリットは排気ガスが出てしまうことですね、CO2の排出量が増えるんですね~、次に原子力発電基本的には火力発電所の熱源を原子炉に替えただけです、メリットは排気ガスが出ないこと、燃料の再処理、再利用が出来ることですね、燃料をほとんど使わず、排気ガスを出すことなく発電できるんですね、これが原子力が急激に増加した背景です、デメリットは、放射能が発生することです、これの処理がこの発電方法の最大のネックです、うまく処理できればよいのですが、今回のように災害などで処理がスムーズにいかないと、こういう事態となるわけです、万一の時、深刻な事態を引き起こすのが最大の欠点です。次は水力これはお湯を沸かすのではなく、水の流れを利用してタービンを回します、通常の川の流れを利用したり、ダムを作って高い所から水を落として回したり、メリットは、排気ガスが出ないこと、燃料を必要としないことですねデメリットは、ダムなどの施設を作る必要がありますから、生態系を破壊する危険性があります、ちなみにお湯を沸かすタイプの発電所はその後冷やす必要があるのでたいがいは海のそばに作られます、海水を利用するのですね、原子力発電所も大概は海のそばですよね、水力発電は、水の流れを利用していますので、山奥だったり、川沿いだったりします、建設できる地形に制限があるのも欠点でしょうか、ここまでで約99%の電気が作られているわけです、つまりこの先は少数派ということです風力発電風の力を利用して、タービンを回す発電方法です、だいたい風の力の40%ほどが電気エネルギーに変換できるそうです、エネルギー効率が悪いのも欠点でしょうか、メリットは、ほとんど燃料を使うことなく発電できること、排気ガスも出ませんデメリットは、気象に左右されること、設置できる場所が限られること(風が吹いてない所に設置しても意味がないですから・・・)クリーンエネルギーではありますが、あまり効率のよい発電方法ではないですね、得られる電力が少なすぎます、太陽光発電これはタービンを回すのではなく、電子が動く力を利用して電気を作っています、詳しく説明できません、すご~く面倒くさい理屈が書いてあります、これのメリットは、燃料がいらないこと、排気ガスも出ないことですね、欠点は、やはり天候に左右されること、最も問題なのはシリコンなどの半導体を使用しますので、製作コストがかかります、ある意味最も高い電気と言えます、これもクリーンエネルギーですが、これを主力にするのは今のところ難しいでしょうね、次は太陽熱発電これは太陽光発電と違い太洋の熱でお湯を沸かそうという発想です、これもクリーンエネルギーですが・・・メリットは燃料がいらない、排気ガスも出ないデメリットはすごーく広い土地が必要です、簡単にいえばレンズでお湯を沸かすという発想ですから・・・これも国土の狭い日本では、ちょっと現実的ではないですね~あとは、潮力発電潮の満ち引きを利用するわけですね、メリットは排気ガスが出ないこと、潮の満ち引きですから計画的に発電できること、デメリットは常に海水にさらされることとなりますので、設備の維持修理にコストがかかること、比較的大きな設備を作る必要がありますから(河口付近に堰を作るなど・・・)生態系に影響を与える可能性もあります、これも日本では非現実的・・・似たようなのだと、波力発電波の力を利用するわけですね、これもクリーンエネルギーですメリットは他のクリーンエネルギー同様燃料がいらず、CO2も排出しないこと、デメリットは波の力を利用するため発電が不安定、設備の維持修理にコストがかかること、なのですが、今のところ最大のデメリットは、「新エネルギー促進法」の対象になっていないため、国からの補助が受けられないことです、まだマイナーすぎるということですね、ただ24時間発電でき、建設場所も比較的限られず、発電コストもクリーンエネルギーのなかでは安い、日本は島国ですからね~、まずはもっとメジャーにしてあげないと・・・あとは・・・地熱発電簡単に言うとマグマなどの地熱の力でお湯を沸かそうという発想ですねこれもクリーンエネルギーメリットは他のクリーンエネルギー同様、燃料がいらずCO2も出ないことデメリットは、建設場所が限られる(火山の近くとか・・・)発電単価が高いなどでしょうか、クリーンエネルギーは大概に出力が低い、まだまだ研究が必要ですね、ただ、地熱なんかは、地球が壊れない限り半永久的に使えますから、良いような気もしますがね~ちょっと変わったものだと、振動発電これはタービンを回すのではなく、圧電素子の力を利用します、また難しい理屈が書いてあるので説明はパス・・・メリットは燃料がいらない、排気ガスも出ないデメリットは発電力がひくことですね、高速道路の下に設置して、車が通る振動を利用して発電なんて構想もありましたね、いずれにしても発電力の低さを量で補う必要があります。思いつくのはこんなとこ、調べて出てきたのもこんなとこ、あとなんかありますかね~こうして見ても、なかなか難しいですね~クリーンエネルギーは今のところ発電力が低い、これの効率を上げるための研究開発や、これらの設備を建設するためにも、電気は必要なわけですしね~、皆さんは今後発電所はどうあるべきだと思います?ではいつものご案内・・・ポイントでの義捐金はこちら。【期間限定楽天ポイントでの決済OK】緊急災害募金2011年3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地...価格:1円(税込、送料込)失効間際の期間限定ポイントや、不要なポイントをお持ちの方は是非、ではまた・・・
2011年03月19日
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スノーピークのキャンプ道具を被災地に送ろうという活動、一時募集を中止しました、これは予想より多くの物資が短時間で集まったためです、見てくださいこの大量の寝袋・・・被災地の皆さま頑張ってください、ここ数日は雪も降り、寒かったでしょう、あと少し頑張ってください、これは物資を提供した人々からの応援メッセージです、この活動に限らず、何らかの被災地救済の行動をされた方々、皆さんの善意はきっと届きます、写真はスノーピークのホームページから拝借しちゃいました・・・いいのかな・・・それはそうと・・・、電気不足が話題となってから、夜の道路が暗くなったと思いませんか、それは各企業が、道路わきの看板の電気を消し、店舗外の照明も落としているためです、こういう時こそ、企業の姿勢が出るものと思いませんか・・・イオングループなど徹底しています、セブンイレブンの看板の電気、きっと消えてますよ、少なくとも我が家の近くのセブンイレブンはそうです。こういう時にその程度のこともできないような店・・・この国が災害から立ち直ったあとも、買い物などしてやるものか・・・と思いません・・・こんな時に看板の電気まぶしいくらいにつけている保険会社の保険、誰が入ってやるか・・と思いません・・・経営者の方は、店舗外の照明、看板の電気、確認してください、こんなこと考えるバカもいますから・・・ではいつものご案内・・・スノーピークは物資回収を中止しているので・・・ポイントでの義捐金はこちら。【期間限定楽天ポイントでの決済OK】緊急災害募金2011年3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地...価格:1円(税込、送料込)失効間際の期間限定ポイントや、不要なポイントをお持ちの方は是非、楽天ショップの中には売り上げの一部を義捐金にあてているショップもあります買い物するときには検討してください。ではまた・・・
2011年03月17日
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今、楽天市場で義捐金というワードで検索をかけてみてください、各ショップでの義捐金の受付を行っています。【期間限定楽天ポイントでの決済OK】緊急災害募金2011年3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地...価格:1円(税込、送料込)これの良いところは楽天ポイントを利用できるところです、失効間際の期間限定ポイント、不要なポイント等ございませんでしょうか?ございましたらこのポイント寄付に回してみませんか、寄付というと抵抗のある方も多いでしょう、実は私もそうです、使う予定のないもの、失効してしまうものであれば、負担は0円です。そうでなくともポイントであれば比較的抵抗は少ないのでは?まずはこのような形から始めてみるというのもありかと・・・無理をする必要はありません、できるところから始めましょう、小さなことからコツコツと、やがて大きな力となります。スノーピークの不要なキャンプ道具を集める活動もご協力いただける方がいればぜひ今、スノーピークで集めていますのは 1、テント 2、シュラフ(寝袋) 3、インナーマット・銀マットです、詳しくはスノーピークホームページまで私のブログ、ブックマーク(スノーピーク)からもアクセスできます。私のブログでは少ない負担で、無駄になっているものを利用した支援活動を探していきたいと思っています、それなら抵抗なく参加できる方も多いのでは?思いついたらまた紹介します、情報があればぜひ・・・私の日記いつも通りに戻しますと言いながら、2回に1回はこんな話題ですが・・・まあ、それもてきと~な私のこと、ご勘弁を・・・ではまた・・・
2011年03月14日
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先日来、地震の話題を耳にしていない方はいないでしょう、私たちで何か力になれることは無いか?、と思っていたのですが私のブログにある企業の取り組みを紹介してくださる方がおりましたので・・・皆さんスノーピークという会社をご存知でしょうか、実はこのブログでもたびたび商品を紹介している会社なんです、で、この会社が、今回の災害に対し、救援物資として、ご家庭で不要となったキャンプ道具を被災地に送ろうという活動をしております、キャンプ道具は災害時には救助物資ともなるわけですね、微力ながら協力しようと思い朝から物置きをゴソゴソ・・・テント1張り、寝袋3個、銀マット1個が出てきました、微力でも個々人で出来ることを積み重ねていく・・・大切なことだと思います、で、被災地以外のキャンパーさんにお願いなのですが、一度物置見ていただけませんでしょうか・・・それともう一つ、私のブログはそうアクセス数の多いブログではありません、どなたかアクセス数の多い方、この活動を皆様にお伝えしていただけないでしょうか・・・送り先、必要な添付資料等はスノーピークのホームページに出ています、分からない方は、私のブログ、ブックマーク(スノーピーク)からもアクセスできます、今現在受付しているのは、テント、寝袋、銀マットの3つです、我々の負担は、スノーピークまでの運賃だけです、ご協力できる方はぜひ・・・ホームページに出ていることのなのですが、きっとみんな知らないと思い、ここに紹介いたします、知ってた方はごめんなさい・・・
2011年03月13日
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私は近くに私と近い思考回路の人間がいると、よく他愛のない話をします、「金でも落ちてないかな~」とか「宝くじ当たんないかな~」なんてのはよくありますよね、けれどそれも度を越して・・・「家の庭から石油でも出ないかな~」「けど石油て出てきたら個人で所有できるの?」「国に持ってかれるんじゃない?」「さあ?」なんて話が続いていきます・・・なら、家の庭から出てくるなら何が良いか・・・ 2、ダイヤの鉱脈これで、国の経営が成り立つくらいなんだから、とりあえずは末代まで遊んで暮らせる、けど石油やダイヤの鉱脈が出たら世界規模で命狙われそう・・・なら、何がいい 3、金鉱脈ダイヤと変わらんだろう、いずれにしても命狙われそう・・・なら、何 4、埋蔵金(大判小判系)この手のものは、良いものであればとても高値で取引されてますね~けど、新潟県央地区の片田舎に、誰の埋蔵金があるんだ?あとは・・・ 5、良質の温泉う~ん、設備投資にお金がかかりそう、元取るまでけっこう時間かかるような気も?本当に他愛のない話ですが・・・家の庭から出てくるなら、みなさん何がいいですか?さらに他愛のない話一年に1回、国民全員で100円ずつ出し合って、国民全員参加でじゃんけん大会、最後の一人が総取りという企画をやってほしい、けどこの大会、最後の2人になった時点で、持ち金、約50億円、50億賭けてじゃんけんして、負けたら一生立ち直れないかも・・・さらに、最後の一人は100億円持ってるのがバレバレ、命狙われそう・・・今日はものすご~く、他愛のない話でした・・・ではまた・・・
2011年03月10日
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昨日、悠々愛々さんのブログで性善説、性悪説について議論させていただきました人様のブログで持論を展開してしまい大変失礼なことをしてしまったと反省しています、しかしながら善悪というものについて大いに考える時間をいただきました、で、最終的な私のなかの結論はやはり自分のブログで紹介いたします悠々愛々さんにも見ていただけると嬉しいのですが・・・やはり私の考えは性悪説でかわりません。私の考えでは人間の持つあらゆる欲求・欲望は、本来生物が当然持っているであろう自己防御。種族保存の本能に起因するものであると思います、その根本を無視することはできないと思います、だからこそ人間の本質は悪だと思うのです。ただし勘違いしないでください、人間の本質が悪だから悪人でいいと言っているわけではありません、その本能から沸き起こる衝動を理性で抑えることができるからこそ人間は人間たりうるのだと思います。そして善悪・正義・道徳・倫理といったものも決して普遍的なものではなく、その時代、環境によって日々変わっていくものだと思います、言い換えれば、私のなかの善悪と悠々愛々さんのなかの善悪は違って当たり前だと思います、育った環境が違うのですから。日々変化する善悪のなかで理性を利かせて誤った判断をしないように行動できるからこそ人間なのだと思います、今回の議論の中で私のなかの善悪も多少なりとも変化しているのかもしれません。まあ、あくまでも私の持論です、押し付けるつもりはありませんし、違う考えがあるのも当然のことでしょう。もう止めましょうと言っておきながら、こうして記入しているわけですが・・・最終的な自分の結論はご報告しておきたかったものですから、お許しください。今回は、てきと~な私にしてはいつになく重い話になってしまいました、次回からはたぶんいつも通りです、それではまた・・・
2011年02月26日
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