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ヨルダン生活2年目にして、初めてお医者さんのお世話になることに。眼科です。
昨日は楽しいピクニック・・・・のはずが朝からチクチク目が痛い。というのも昨日の夜、なぜか何ヵ月かぶりにスクラブで洗顔をしてみようと思い立ちました。久しぶりにスクラブ洗顔をし、念入りにマッサージ。ところがどうも目にスクラブが入ったらしく、ゴロゴロとした違和感が残りました。
まぁ大したことないか、と思ってその晩は眠りについたのですが、朝起きても針を刺すみたいに痛みます。それでも、まぁじきに治るだろうと気に留めず、ピクニックへ。でも夕方頃には、瞼(まぶた)が腫れてきて、痛くて痛くてたまらなくなりました。目薬を浴びるようにさしても効果なし。
とうとう友達が、「絶対に眼科に行かないとダメ!」と無理やり引っ張って行ってくれました。
飛び込みで診察を受けました。小さな異物が上まぶたの裏にひっついていたらしく、そのために瞬きするたびにキリキリした激痛があったようです。眼科医が異物を取り除いて入れ、痛みはあっという間になくなりました。この間、約3分。
さて気になるのが値段の方。提示された診察料は40JD (5800 円)!!!!!!! マジ? 着いてきてくれた友達も唖然。信じられん、ハラーミー(ぼったくり)やん! と口々に囁きましたが、どうしようもありません。
処方された強い目薬。これは約4.5JD (640円)。
ここヨルダンでは、健康保険などはもちろんなく、医療費はすべて自費です。診察費といっても、診療明細もなく、医者のモラルにかかっています。外国人も保険に入ることができますが、そもそも保険などに入っている現地の人は少なく、さらに保険といっても入院した時だけ適用されるケースがほとんど。通常の通院なら、保険料を支払うのと、その都度病院で支払うのとどっこいどっこいの料金なのです。でも40JDは取り過ぎ! 日本の感覚からするとまぁまぁの値段やん、と思われるかもしれませんが、平均のお給料が300JDのこの国で、1回の診察に40JDもかかるのは法外です! 絶対に倍の値段は取られていますね。
私は入院した時だけ適用される現地の保険に入っています。まさか病院のお世話になるとは思っていませんでしたから…。あああ・・・・スクラブ洗顔で眼科行きかぁ。アホなことしたもんや~と後悔の嵐。
このようにヨルダンは、お金さえあれば住むことができる国ですが、反対に言うとお金がないと暮らしていくのが本当に大変な国です。社会保障も整っておらず、お金のない人はきちんとした医療も受けられず、死ぬまでひたすら働かねばなりません。お金さえあれば、一流の快適な生活ができます。
こうした問題はヨルダンだけではないのですが・・・人間が作り出したこの無意味な格差、本当にどうにかしてほしいですね。
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