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今日も昨日に引き続きイースター休暇のキリスト教徒たち。友達の子供さんも、先週の木曜日から今日までイースター休暇で、学校が休みです。けっこう大型の連休ですよね。
そこで今日は、この小学生の兄妹が我が家に遊びに来ることになりました。子供たちにとっては休暇ですが、お父さんもお母さんも働いています。せっかくの休みに子供たちだけで家にいるのは可哀そう。ということで、「おいでよ」と誘いました。
ひとしきり UNO やトランプ、折り紙をして帰って行きました。子供たちは実は、とてもいいアラビア語の先生なのです。興奮してくるとアラビア語しか話さないし、こちらが分からなくても気にせず話しているし、大人みたいに気を遣う必要がないので子供って好き(笑)!
いつもケーキを買っている「フェイルーズ」で、彼らのためにケーキを買いました。ここのおやじさんとは顔見知りで、最近はケーキを必ず1個食べさせてくれるのです。どれにしようかな・・・と悩んでいると、「これ美味しいから食べてみな」とどれか1つを差し出してくれます。やったぁ。ガラスケースの前でムシャムシャと立ち食い。
地元の人に人気の店です。特に男性陣が買いに来ます。
ところで今日は、このフェイルーズの近くで両目の見えないニャンコに出会いました。ニャンコがいたのは、チキンと卵を売っているボロい店の前。店主はよぼよぼのおじいちゃま。数十年、この地区に店を構えているそうです。この店のおじいちゃま、出会うといつも挨拶をしてくれ、手にキスをしてくれます。
このおじいちゃまは、いつも店の前にイスを出して座っています。おじいちゃまの足もとには黒白模様のニャンコが1匹。でもこの猫ちゃん、なんかおかしいのです。目が異常に大きい。瞳孔が開ききったような眼をしています。瞳の色も不自然なほどの黄緑で、一瞬不思議な猫だなと思いました。かわいいのですが。
おじいちゃまが説明するところによると、このニャンコは両目が見えないのだということ。なぜかというと、何と、ナイフで両目を刺されたからだそうです。でもこれって、ありがち・・・・ここアラブ世界では動物嫌いの人も多く、野良猫を殺してしまうケースもたくさん聞きます。子供たちも凶暴で、動物を平気で痛めつけたりするのです。もちろんすべての子たちがそうではありません。でも粗野で野蛮な子供たちも本当に多いのです。
おじいちゃまに介抱されて、すでに5年だというこのニャンコ。ちょっと怖がりですが、なでると気持ちよさそうにしていました。動物を平気で痛めつける人あり、こうして拾う人あり。こうして動物に愛情をかける人を見ると、ホッとしますね。
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