2005.03.17
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カテゴリ: □日本酒
いつも日本酒をどこで買っています?
気軽に入れる専門店が近くにない方、失敗しないお店選びの目安です。

近くのコンビニエンスでおでんの前で生酒を売っていたことに
ショックを受けて書いちゃいます。

1,店外に一升瓶を出しているお店
 これは番外。太陽のサンサンと当たる店外に日本酒を置く。
 値段が安い高いうんぬんの前に日本酒が痛んでいます。
 日本酒は温度と紫外線にとてもデリケート。
 一日日光にさらされればアルコール水に早変わりします。


 ほとんどのデパート、コンビニエンスが入れていません。
 驚くべき実態です。実に最悪です。
 ではいかに最悪かを少々言わせてもらいます。

 日本酒でも、ビシッと発酵を止めていない生酒というものがあります。
 実際には普通のお酒にない魅力があるめちゃめちゃ美味しいのです。
 しかし、魅力的なものには弱点があるものです。
 それは、温度!
 冷蔵庫でキンキンに冷やしている分には発酵はほとんど止まっていますが、
 店内の20°ぐらいの温度では勢いよく発酵を開始します。
 発酵しすぎると、味が崩れるぐらいではおさまらず、

 良い酒は水のように飲みやすいと言いますが
 管理が悪い日本酒は、本当ににごった水になるのです。
 なんで日本酒コーナーのスタッフがこのことを知らないんだろうか・・・

 にごり酒でない日本酒を光に透かしてみたときに


 デパートで購入するお酒はワインだけにとどめておいてください。
 ワインはしっかりとセラーで温度調節たり
 ワインアドバイザーを置いたりしているものですが、
 日本酒に関してはほとんどのデパートでまともに管理していません。
 こんな悪習がなくならないと、日本酒っていつまでも
 低い位置に見られたままなんでしょうね・・

3,ディスカウント店の穴
 以前からよく言われていること。
 ビールが安いからといって全部安いわけではありません。
 地酒、焼酎で美味しく名前が売れているものは数倍の価格で売られています。
 よく言われますが、簡単な例で
 八海山清酒 2140yen → 4000yen
 百年の孤独 2800yen → 12800yen
森井蔵   2400yen → 30000yen
 といったもんです。
 名前が売れているお酒はだいたい美味しいですが
 それらが安売り店におりることはありません。
 この値段で美味しいものではないので
 知識がない人は ディスカウントで地酒・焼酎を買うのはさけましょう。

4,なるべくテレビで宣伝している日本酒以外
 日本酒最大の弱点
 それは、大手メーカーほど営利目的に走っていることです。
 (焼酎メーカーは大手白波が一番しっかりしています。この事はまた今度) 
 あまりに営利に走ったために、お米を使わずに 米ぬかを使用したり
 アルコールをジャンジャンつぎ足して、量を増産し、
 糖類、調味料で味付けをしています。
 日本酒=二日酔いするお酒 として根付いたのはこのおかげ。
 そりゃ、毒をつぎ込んだお酒を大量に飲んだら頭も痛くなります。
 ちゃんとしたお米を使用して、美味しいお酒を造ろうと思えば、
 一升瓶で1,600円前後が目安。
 どうせ飲むならちょっと高くてもワンランク上の
 健康にいい日本酒を美味しくのみましょ♪

さしあたって思い浮かぶのはこの辺です。
お近くにある酒屋さんが
美味しいお酒とお客さんを結ぶお店であることを願います♪
では、お休みなさい。

明日は蔵元出張。





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Last updated  2005.11.07 19:33:38
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