カツラの葉っぱ 大好き!

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気になるイラストレーターR3

<気になるイラストレーターR3>
和田誠さんの「仕事場対談」という本を読んだのですが、一歩間違えば変人と言われかねない規格外の人がいたりして、面白いのです。
これをきっかけに、イラスト作品が気にいっている人、その生き方が面白い人など・・・ネットからイラスト作品を探してみました。

なお 東京イラストレーターズ・ソサエティ(略称TIS) の顔ぶれを見てみると・・・和田さん交遊関係や私のご贔屓は旧世代になっていることがわかります。当然かもしれないが。

気になるイラストレーターの作品を並べてみます。

・ショーン・タン『夏のルール』
・ジョン・テニエル
・ヤン・シュヴァンクマイエル
・ベン・シャーン
・横尾忠則
・テリー・ギリアム
・沢野ひとし
・下谷二助
・宇野亜喜良
・ささめやゆき
・田島征三
・安西水丸
・和田誠
・山本容子
・佐野洋子
・山藤章二

R3:「平野レミ、和田誠を偲ぶ」、「ショーン・タン」を追加


<夏のルール>
図書館で『夏のルール』という本を手にしたが・・・・
おお ショーン・タンの新刊の絵本やないか♪


【夏のルール】
夏

ショーン・タン著、河出書房新社、2014年刊

<「BOOK」データベース>より
きょうだいがいる人もいない人も大人も子供もみんなの心にじん、と残る『アライバル』『遠い町から来た話』のショーン・タンが描くあたらしい夏のものがたり。

<大使寸評>
すばらしい作品がならぶ、ショーン・タンの絵本の最新刊(2015年時点)です。
不安感と郷愁が垣間見えるのは・・・・ディアスポラあるいは移民としての原点が見えるようです。
ついでに、持論をひとこと・・・・
強大な漢族と対峙するニッポンも、ディアスポラの不安感は他人事ではないわけです。

rakuten 夏のルール



<ジョン・テニエル>
図書館で『図説不思議の国のアリス』という本を、手にしたのです。
ぱらぱらとめくると・・・
この本にはアリスとキャロルのポートレート、キャロル自筆のイラスト、ジョン・テニエルの挿絵、アーサー・ラッカムの挿絵などがてんこ盛りであり、まさにビジュアル本という感じでおます。


【図説不思議の国のアリス】


桑原茂夫著、河出書房新社、2013年刊

<「BOOK」データベース>より
おかしな住人の出自を探り、奇妙な論理を読み解く、魅惑のワンダーランドの完全ガイド。
【目次】
序章 不思議の国への招待(『不思議の国のアリス』の成立/地下の国こそ不思議の国 ほか)/第1章 アリスの「不思議の国」へー『不思議の国のアリス』を読む(ウサギ紳士に誘い込まれたアリス、深い穴を落下/いきなり小さくなったアリス ほか)/第2章 アリスの「鏡の国」へー『鏡の国のアリス』を読む(アリス、鏡の国でチェスの駒を驚かせる/鏡を通して見ればちゃんと読める文字 ほか)/第3章 アリスとキャロルと写真術(キャロルにとっての写真術/キャロルの時代の写真術 ほか)

<読む前の大使寸評>
この本にはアリスとキャロルのポートレート、キャロル自筆のイラスト、ジョン・テニエルの挿絵、アーサー・ラッカムの挿絵などがてんこ盛りであり、まさにビジュアル本という感じでおます。

rakuten 図説不思議の国のアリス
『図説不思議の国のアリス』1





【ヤン・シュヴァンクマイエル】

【不思議の国のアリス】
ヤン

ヤン・シュヴァンクマイエル, ルイス・キャロル著、国書刊行会、2011年刊

<「BOOK」データベース>より
幻想芸術の魔術師が描くルイス・キャロルの夢の王国。新装版にて待望の復刊。

<読む前の大使寸評>
シュールでインパクトのあるイラストが、ええやんけ♪
借りたのはエスクァイア マガジン ジャパン社2006年刊の初版です。

rakuten 不思議の国のアリス
不思議の国のアリス byドングリ




【ベン・シャーン】
社会派画家としても、クロスメディア・アーティストとしても別格ですね。
ベン

ベン・シャーン クロスメディア・アーティスト



【横尾忠則】
この人も別格ですね。天井桟敷のポスターを描いていた頃がいちばん元気だったかも。
横尾

横尾忠則の日記



【テリー・ギリアム】
映画監督なので、イラストレーターと並べるのは失礼かもしれないが・・・
監督の描くコンセプトボードはイラストとして、立派なものでんな♪
テリー

テリー・ギリアム監督アンソロジー からジャバー・ウォッキーの挿絵を、おまけだ♪
ジャバーウォッキージョン・テニエルによるジャバウォック
若きテリー・ギリアム監督はジャバー・ウォッキーの詩と絵にインスパイアされたそうです。



【沢野ひとし】
独特の哀愁がただようが・・・・へたうまで、「これなら俺でも描ける」と思わせてくれるイラストレーターである。
(実は、椎名誠との2人3脚という強力なメリットを生かして、今の地位を得たものである)
でも、シロウトにやる気を起こさせたことは、社会に貢献できたのかも?

沢野



【下谷二助】
破天荒な海外生活を経験しながらも、本筋のアートに辿りついたようです。
下谷



【宇野亜喜良】
このイラストは・・・うまいとしかいいようがないでぇ♪

宇野

宇野



【ささめやゆき】

よだか

ささめやゆき:絵本ナビ


【田島征三】
田島征三の生き方に惹かれるものがあるのです。
田島


田島征三オフィシャルホームページ より
1940年 大阪府堺市で兄征彦と一卵性双生児として生まれる。
6歳から19歳までを自然豊かな高知県(6~11歳 芳原村(現春野町)、11~19歳 高知市朝倉)で暮らす。この時期に、小川で魚を手づかみで持ったりした時の、生き物が掌の中で暴れる感触は今も創作の根になっているという

1989年に日の出町に残る最後の美しい谷間が第2の巨大ゴミ処分場計画候補地になっていることを知り、夫婦で反対運動をおこすことを決意する。森の中で反対運動をしている間に森の植物や小動物との連帯を強く感じ、インスピレーションを得る。
胃がんを患い、胃の2/3を摘出する手術を行う。転地療法のため、伊豆高原(静岡県伊東市)に移住する。(1997年)手術後、体力をつけようと森の中を歩いていた時、シロダモ大木に呼び止められた気がしてふと立ち止まる。翌年の秋、その実を集めて制作した絵本『ガオ』を出版する。

「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」は、新潟県十日町市の鉢集落にあります。
JR十日町駅から「鉢」行きの路線バスに揺られ、市街地を抜け、信濃川を渡り、山を越え、谷を越え、また山を登ると現れる、すり鉢の形をした集落。
ここ「鉢」にある、2005年に廃校になった真田小学校が、2009年7月26日、空間絵本美術館として生まれ変わりました。




【安西水丸】
村上春樹と組んで文庫本に登場することが多い人ですが、東京イラストレーターズ・ソサエティ(略称TIS)の理事長なんですね。偉いんだ。
村上



【和田誠】
多くのイラストレーターとの交遊があり、人徳があるのでは。
和田

平野レミ、和田誠を偲ぶ「なんで私をすきになったのか、聞いてみたかったな」
和田誠:東京イラストレーターズ・ソサエティ



【山本容子】
この人の銅版画もええなぁ♪ この人から教わった著名イラスレーターも多いそうです。これは、虫愛づる姫君のようですね。
山本

山本容子美術館



【佐野洋子】
絵本「100万回生きたねこ」の作者として、また作家として有名ですね。
ねこ

amazon 100万回生きたねこ



【山藤章二】
おっと 山藤章二さんを抜かすわけには、いかないだろう。(あと何人も抜けているかも?)
山藤

週刊朝日 山藤章二の似顔絵塾 掲載作品一覧



和田誠さんの「仕事場対談」という本を紹介します。

【仕事場対談】
仕事場
和田誠著、河出書房新社、2001年刊

<「MARC」データベースより>
和田誠が仕事上影響を受けて来たイラストレーター24名の仕事場を訪れ、制作から過去・日常・趣味までさまざまな話を聞き出し、創作の秘密に迫る! 巻末に番外編・同世代3名との対談つき。『イラストレーション』連載。

<大使寸評>
27人との対談なので、和田さんが嫌う人でなければ(笑)、古手の著名イラストレーターは、ほぼ網羅しているのかも。

一歩間違えば変人と言われかねない規格外の人がいたりして、面白い本である。
個人的に気になる人は・・・
下谷二助、沢野ひとし、安西水丸、南伸坊、田島征三、横尾忠則、ささめやゆき、山本容子、長新太、宇野亜喜良、etc

Amazon 仕事場対談


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